雪印子さん物語(その1)


 投稿者:   投稿日:2002/02/16(土)09時10分28秒 

      雪印子さん物語1

      「おにくー、おにくー、美味しいおにくはいかがですかぁ?」
      鮮肉コーナーの前で笑顔で叫ぶ女の子、雪印子ちゃん。
      まあ語呂が悪いんであたしはユキちゃんって呼んでいるけどね。
      ユキちゃんは雪印食品のイメージキャラクターで、なんでも培養人間とかいう人工の人間らしい。
      まあ難しい事がよくわかんないあたしにゃ普通の可愛い女の子にしか見えないんだけどねぇ。
      で、そのユキちゃん、最近の不祥事のせいで地に落ちた雪印食品のイメージを少しでも回復
      しようと、提携先のスーパーで肉のセールスをやってるんだって。こんな小さいのにねぇ・・・
      で、提携先の一つであるうちのスーパーにもやって来たわけで、肉コーナーで働いてる私とは
      いわば同僚って感じかね。まあこっちは向こうの手伝いはしなくて良いって言われてる
      んだけど、あんな小さい子一人じゃ大変だろ?まあオバサンのおせっかいってやつで、
      コーナーの設置とか色々手伝ってあげてたんだよ。初日は遠慮して
      「私一人で大丈夫ですぅ〜」
      なんて言ってたけど、無理矢理手伝ってるうちにけっこう仲良くなってきてね。
      二日目からはスーパー閉店の時に
      「えへ、今日は二つ売れましたぁ!」
      なんて教えてくれるようになったんだよ。

      「このおにくは正真正銘の国産牛ですよぉ!雪印をよろしくお願いしますぅ!」
      額に汗をかきながら必死でアピールするユキちゃん。
      隣には肉を乗せたワゴンがおいてあって、ワゴンの周りには
      「このおにくが出来るまで」
      と書かれたパネルが張り付けてある。パネルには牧場主のおじさんと
      一緒に笑顔で映るユキちゃんや、精肉工場を見学するユキちゃん、搬送の
      トラックを手を振って見送るユキちゃんなんかの写真と、説明文が書いてある。
      でもね、そんな風に一生懸命コーナー作って、一生懸命ユキちゃんが声をあげても
      誰も立ち止まりもしない。みんな冷たい目でユキちゃんを見るだけで通りすぎ
      てっちまうんだよ。たまーにまともな人間が同情してくれて一パック買っていったり
      もするんだけど、これじゃあんまりだよ・・・可哀想だねぇ・・・

      今日でユキちゃんが来て五日目。まあ、あたしにだって仕事あるわけで、ユキちゃん
      ばかりも見てられない。で、あたしが仕事に追われてきりきりまいの時に、
      あの事件が起きたんだ。


 投稿者:   投稿日:2002/02/16(土)09時10分45秒 

      雪印子さん物語2

      「おい、おまえ人間じゃないんだろ?お母さんが言ってたぞ」
      そうユキちゃんに向かって言ったのはいかにも頭悪そうな金髪のクソガキ。
      ユキちゃんと同い年くらいかねぇ。小学生であの金髪・・・親の顔が目に浮かぶねぇ。
      「は、はい、そうですぅ・・・」
      「けっ、人間でもねぇのに人間の言葉使ってるんじゃねぇよバーカ」
      「す、すみません・・・え、えっと、おにく、いかがですかぁ・・・?」
      「はぁ?どうせ日本の牛肉じゃねぇんだろ?お母さん言ってたぞ」
      「これは本当に日本の牛さんのおにくなんですよぉ。えへ、美味しいですよぉ」
      「バーカ、雪印のなんか信じられるかよ!おまえの仲間の肉じゃねぇのか?」
      「・・・そ、そんなことないですぅ・・・私、ちゃんと作るところ見ま・・・」
      「うるせぇよバーカバーカ。雪印なんてさっさと潰れておまえも死んじまえ!」
      「・・・ひくっ・・・ひくっ・・・ごめんなさい」
      とうとう泣き出すユキちゃん。さすがに見かねて、あたしはお客もほっぽりだして
      そのクソガキに拳骨くらわしてやったさ。
      「コラ!男の子が女の子いじめるんじゃないよ!!」
      「いってー・・・クソババァ死ね!!」
      そう吐き捨てて走って帰るクソガキ。おまえみたいなのは二度と来なくていいよ!!
      「ユキちゃん、大丈夫かい?」
      「・・・ぐすっ・・・えへ、怒られちゃいましたぁ」
      涙で濡れた顔で無理に笑顔を作るユキちゃん。
      「怒られたって・・・あんた何も悪くないじゃないか」
      あたしがそう言うとユキちゃんはブンブンと首を横に振って
      「うちの会社、お客様を裏切ってしまいましたから・・・仕方ないんですぅ・・・」
      そう言って悲しそうに笑うユキちゃん。
      「でも、あれは上の馬鹿な人間がやった事で、ユキちゃんは悪くないだろ?」
      「私、雪印のマスコットですからぁ・・・会社の責任は、私の責任ですぅ」
      真面目な顔で言うユキちゃん。こんな小さいのに・・・あたしは年甲斐もなく
      目が熱くなったよ。
      「えへ、さーてお仕事お仕事・・・おばさんもお仕事しないと駄目ですよぉ」
      いつもの調子に戻って張り切るユキちゃん。そうだね、あたしもユキちゃんに負けてられないね。
      ユキちゃんに、頑張るんだよ、と言葉をおくり、あたしも仕事に戻ることに。
      あらお客さん、待たせちゃってごめんねぇ。


 投稿者:   投稿日:2002/02/16(土)09時11分05秒 

      雪印子さん物語3

      その日の閉店の時、ユキちゃんはあたしの所にパタパタ走ってきて
      「今日は三つ売れましたぁ!」
      と嬉しそうに報告しにきてくれた。
      「そうかい、良かったねぇ。・・・じゃああたしも一つもらおうかねぇ」
      「ええぇ!?今日も買っていただけるんですかぁ?でも、毎日毎日おにくじゃ
      バランス悪いですよぉ?」
      「いいんだよ。うちの人牛肉好きだから」
      「わーい、ありがとうございますぅ〜!でも、おにくだけ食べても駄目ですよぉ。
      一緒にお野菜を食べることによって・・・」
      さすが企業のマスコットだねぇ。どうすれば栄養がとれるか専門的な解説までしてくれるよ。
      難しい事はよくわからないあたしだけど、ユキちゃんの解説はわかりやすくて為になった。
      おもいっきりテレビよりもいいねぇ。
      「・・・なんですぅ。えと、ご理解していただけましたか?」
      「うんうん、まあようするに肉と野菜をバランス良く食べて健康になれって事だね?わかってるよ」
      「そうですぅ」
      「しっかしユキちゃん、小さいのに詳しいんだねぇ」
      「えへへ、生まれてきた時から頭に入ってますからぁ」
      そうなんだ。この子、こういう目的の為に作られた子なんだよね・・・
      ・・・そういえば、この子、お母さんはいるのかね?
      「ねぇ、ユキちゃん。ユキちゃんにはお母さんいるのかい?」
      「・・・お母さん、ですかぁ?」
      「そう。あたしゃ培養人間なんて言われてもピンとこないもんでねぇ」
      「えっとぉ、私のお母さんは、二人いるんですよぉ」
      「二人?」
      「えへ、一人は、私を産んでくれて、かわいがってくれた雪印ですぅ。もう一人は、
      あそこのパネルに映ってる牧場主さんの奥様なんですぅ」
      「雪印はわかるけど、牧場主の奥さんもユキちゃんのお母さんなの?」
      「えへ、そのパネルを撮りに伺った時、そこの奥様が私のファンだということで、
      とても優しくしてくださったんですよぉ。私の会社のせいで牧場の人たちにも
      いっぱいいっぱい迷惑かけちゃったのに、優しくしてくれたんですぅ・・・」
      「そうかい・・・良かったねぇ」
      「えへへ、それで、その奥様もおばさんと同じ質問をなされて、
      『よかったら私の事、お母さんだと思ってくれていいのよ』って言ってくれたんですぅ。
      ・・・私、嬉しくて泣いちゃいましたぁ」
      「そうかいそうかい、まだまだ世の中捨てたもんじゃ無いねぇ・・・」
      「はいぃ。また会えるかどうか、わかりませんけど、お暇をもらえたら会いに行きたいですぅ」
      「うんうん、さんざんコキ使われてるんだから、休みとったってバチあたりゃしないよ。
      こんな小さいユキちゃんを働かせるなんて・・・」
      「あー、私のもう一人のお母さんの悪口は駄目ですぅ〜。・・・私、雪印、好きですぅ。
      雪印のおかげで、私、生まれてこれたんですぅ。初めてマスコットとしてお仕事した時・・・
      えっと、初めてのお仕事はチーズのCMでしたぁ・・・そのCMが完成して放送された時、
      みなさん、とても喜んでくださって・・・だから、私、雪印の信用を少しでも回復
      する為に役立ちたいんですぅ」
      あたしの目を見て力説するユキちゃん。本当にこの子は・・・
      「・・・ごめんよ、そうだねぇ、両方とも大事なお母さんだもんねぇ・・・」
      「うふふ、でもぉ、もしかしたら、もう一人お母さん増えるかもですぅ」
      「もう一人?」
      「えへへ・・・今は内緒ですぅ〜」
      照れくさそうにあたしから目をそらすユキちゃん。そうかい、ユキちゃんに優しく
      してくれてる人がまだいるんだねぇ・・・良かった良かった。
      「それではお邪魔になっては申し訳ないので失礼いたしますぅ」
      そう言ってペコリと頭を下げ、スタッフの控え室の方にパタパタ走り去るユキちゃん。
      あの子、ああやって全員に挨拶してから帰るんだよ。偉いよねぇ。
      さあて、あたしも帰るとしようか。


 投稿者:   投稿日:2002/02/16(土)09時13分51秒 

      雪印子さん物語4

      そしてとうとうユキちゃんがうちで働く最後の日。夕方から閉店までの四時間しか働いて
      ないあたしだけど、ユキちゃんとは一番の仲良しになれたつもりだから居なく
      なっちゃうのは寂しいねぇ。まあユキちゃんもこうして色々回らなくちゃいけない
      から仕方無いんだけど。
      そんな事を考えながらロッカールームで着替えていると、突然、店内の方から何かが倒れる
      ような大きな音がしたんだよ。あたしは何か胸騒ぎがして駆けつけたんだけど・・・
      こんなの酷すぎるよ・・・

      駆けつけたあたしの目に飛び込んできた光景、それは倒れてるユキちゃんとワゴン、散らばる
      肉のパック、折れてしまったパネル、そしてそれを囲んでいる見覚えのある金髪のガキとその
      連れらしいクソガキ数人。
      「バーカバーカ。ざまぁ見ろ!!」
      「早く潰れちまえ!!」
      「おおぅ、そうだそうだ!!」
      「や、やばいよ、逃げようよ・・・」
      ・・・あのクソガキ、今度はわざわざ仲間を連れてきたみたいだね・・・
      「あ、やべぇ、昨日のクソババァだ、逃げるぞ!!」
      あたしの姿に気付くとガキ共は走って逃げちまった。・・・いくらなんでも
      これは許せない・・・今度あったら叩きのめしてやるからね!!
      そうだ、ユキちゃんは・・・
      「ユキちゃん、大丈夫かい?」
      「ゴホッ、ゴホッ・・・け、蹴られちゃいましたぁ・・・」
      痛そうに目を涙を浮かべながらユキちゃん。
      「ちょっと待ってな、裏に運んで寝かせてあげるからね」
      「だ、大丈夫・・・ですぅ・・・」
      そう言って何とか起きあがったユキちゃん。
      「あ・・・」
      起きあがったユキちゃんの前には倒れたワゴン、散らばった肉のパック、折れてしまった
      ユキちゃんの笑顔が映ったパネルが転がっている。
      へこたれないユキちゃんも今度ばかりはただただ泣いてたよ。
      「・・・・・・・」
      もうかけてあげられる言葉が無かったあたしは、ユキちゃんを抱きしめてあげる
      ことしか出来なかった。ユキちゃんもあたしの胸の顔を埋めたまま何も言わず、
      声もあげず少し泣き続けた。それでもしばらくするとユキちゃんは
      「・・・もう、平気ですぅ・・・」
      と言ってその場を片づけ始めたんだよ。あたしも何も言わず手伝ってあげたさ。
      ワゴンを起こし、肉のパックを入れ、パネルをセロテープで裏から補強して何とか
      元通りになったユキちゃんの仕事場。
      「・・・ありがとうございましたぁ・・・私、もう大丈夫ですから、おばさんもお仕事・・・」
      「もういいのかい?」
      「・・・はい、私、頑張りますぅ」
      真っ赤になった目をしてるにも関わらず笑うユキちゃん。わかった。ユキちゃんが
      そう言って頑張るならあたしがとやかく言うことは無いね・・・
      「無理しちゃ駄目だよ?」
      あたしはそう言ってユキちゃんの頬を両手で押さえてあげた。おや・・・
      すごく熱い・・・
      「ユキちゃん、ちょっと待ってごらん」
      あたしはそう言ってユキちゃんの額に手を当ててみる。・・・凄い熱だ。
      「ユキちゃん、熱あるじゃないか!?」
      「そうですかぁ?でも、平気ですよぉ・・・」
      「駄目だよ!!こんなに熱あるうえに蹴飛ばされて・・・」
      「私、培養人間だから、平気ですぅ・・・たぶん・・・」
      笑顔で言うユキちゃん。でもそう言った途端フラフラと崩れ落ちてしまった。
      「あれ・・・?」
      「あれ、じゃないよまったく!!・・・今日はもう帰ろう。とりあえずあたしの
      家にきなよ。手当してあげるから」
      「で、でもお仕事が・・・」
      「このままじゃ死んじゃうよ!!いいから来なさい!!」
      店長に早退する事を告げ、「困りますよ・・・」の声を無視してさっさと家路に着く。
      なぁに、あたし以外にももう一人いるし、大丈夫大丈夫。
      それより問題はユキちゃんだ。


 投稿者:   投稿日:2002/02/16(土)09時17分50秒 

      雪印子さん物語5

      家に着き、すぐに布団を敷き、娘が小さいときに使っていたパジャマに着替えさえて
      ユキちゃんを寝かせる。
      体温計で熱を計ると・・・38.5度か。これなら病院には連れていくことも無いかね。
      「ユキちゃん、大丈夫かい?」
      「・・・ちょっとクラクラしてなんか熱いですけど、平気だと思いますぅ」
      「38.5度もあって平気なわけないだろ・・・」
      「はぁ・・・そうですかぁ・・・?」
      「そうだよ!!待ってな、今卵酒作ってあげるからね」
      「タマゴザケ?」
      「そう、卵酒」
      そう言ってあたしは台所に向かい、卵酒を作り始める。
      こんなの作るの久しぶりだねぇ。昔、娘が子供の頃風邪引いた時に作ってやったっけ。
      ・・・今は東京に働きに出ちまってたまに電話よこすくらいだけど、あのころは可愛かった
      ねぇ・・・ユキちゃんみたいで・・・
      なんて考え事をしてるうちに卵酒の出来上がり。さ、早く持って行かないと。
      「ほら、出来たよ」
      「これが・・・タマゴザケですかぁ?」
      「そうだよ。飲んだこと無いかい?」
      「はい・・・見るのも初めてですぅ・・・」
      「風邪に効くから、飲んでごらん」
      「はいぃ、頂きますぅ・・・う・・・」
      「ちょっと変な味かもしれないけど、我慢して飲んでごらん」
      「は、はいぃ・・・我慢しますぅ・・・」
      そう言って湯飲みに入った卵酒を飲み干すユキちゃん
      「さ、後は暖かくして寝てな」
      「で、でもこのままお泊まりしたらおばさんにご迷惑がぁ・・・」
      「平気、平気。今はあたしとうちの人の二人暮らしだから」
      「そ、そうですかぁ・・・ではお言葉に甘えましてぇ・・・」
      そう言うやいなやすぐに寝息を立てるユキちゃん。よほど疲れてたんだね。
      考えてみれば、こんな小さい体で毎日開店から閉店まで一生懸命
      働いてるんだもんね・・・雪印があんなになっちゃって心労の方も
      凄いだろうし・・・それにあのクソガキほどじゃ無くても冷たい仕打ちを
      する人間も少なくない。病気にならない方がおかしいよ・・・
      ユキちゃん、今は嫌な事忘れてゆっくりお眠り。


 投稿者:   投稿日:2002/02/16(土)09時20分37秒 

      雪印子さん物語6

      しばらくして帰ってきた旦那にユキちゃんの事を話す。うちの人もあたしと
      同じで、口は悪いけど根は良い人間だからあっさりとユキちゃんを受け入れてくれた。
      「尻にネギ刺してみるか?」
      なんて冗談で言ってきたんでひっぱたいてやったけどね。
      そして夜の11時。あたしもそろそろ寝る時間。でもその前に一度様子を見に
      ユキちゃんの寝ている部屋に行ってみる。
      うんうん、よく寝てる。起こさないように注意しながら額に手を当ててみると
      さっきより熱が下がってきてるのがわかった。これなら大丈夫そうだね。
      「・・・おばさん?」
      目を覚まし、小さい声で言うユキちゃん。
      「あ、ごめんね。起こしちゃったね」
      「すいません〜起きちゃいましたぁ」
      「あはは。・・・具合はどう?」
      「楽になった気がしますぅ。クラクラしてません〜」
      「そう・・・良かった・・・さ、もう少し寝てるんだよ。あたしももう寝るから」
      「あ・・・おばさん、あの、お願いしてもいいですかぁ」
      「ん?なんだい?」
      「あのぉ・・・えっとぉ・・・」
      「いいから言ってごらんよ」
      「はいぃ・・・あのぉ・・・一緒のお布団で・・・そのぉ・・・」
      ユキちゃんのお願い、それはあたしと一緒に寝ることらしい。
      「わかったよ。一緒に寝てあげるよ」
      「わーい、ありがとうございますぅ」
      布団に顔を半分隠し嬉しそうに言うユキちゃん。本当に可愛い子だよ。
      「えへへ〜」
      あたしが布団に入ると嬉しそうに笑うユキちゃん。こんなオバサンでよけりゃ
      いつでも添い寝してあげるよ。
      「なんか娘が帰ってきたみたいだよ」
      「娘さん、いなくなっちゃったんですかぁ?」
      「いや、働きに東京に行っちゃっただけなんだけどねぇ。まあ、たまにしか連絡
      よこさないけど、元気でやってるみたいだよ」
      「たまにしか連絡くれないんですかぁ・・・私ならいっぱいお手紙書くのになぁ・・・」
      「嬉しい事を言ってくれるじゃないか。なんならあたしの娘になるかい?」
      ちょっと冗談交じりで言ってみる。すると
      「ええぇ!?いいんですかぁ!?」
      またも嬉しそうにユキちゃん。
      「ああ、あたしは構わないよ。・・・ロクな事はしてあげられないけどね」
      「そ、そんな事ないですぅ・・・私、すごく嬉しいですぅ・・・」
      こんなに喜んで貰えるとは思わなかったけど・・・あたしもユキちゃんが
      娘になってくれるならとても嬉しいよ。
      「そうかい?そんなに喜んで貰えるとあたしも嬉しいよ」
      「えへへ〜、これでお母さんが三人ですぅ」
      「あはは、そういや昨日そんな事言ってたねぇ・・・あれ、じゃああの時もう一人
      お母さんが出来そうだって言ってたのは・・・」
      「うふふ〜、おばさんの事だったのですぅ」
      そうかい、あたしの事そんなに慕ってくれてたのかい・・・
      「・・・こんな口の悪いお母さんでいいのかい?」
      「おばさん、とても優しいですぅ、そして、とても暖かいですぅ・・・口とかは関係無いのですぅ」
      ・・・こんな事言われたのはいつ以来かね・・・気付いたらあたしゃユキちゃんを抱いて涙流してたよ。
      「どうしたのですかぁ?・・・悲しいんですかぁ?」
      「違うよ、ユキちゃんみたいな優しい娘が出来て、嬉しくて泣いてるんだよ」
      「えへへ、私が優しいのは、おばさんの娘だからでしょうか?」
      にっこりと笑って言うユキちゃん。本当に・・・この子は・・・
      「あはは、そうかもしれないね・・・」
      「えへへ・・・」
      そしてしばらく話を続けた後、あたしとユキちゃんは眠りに落ちたんだ。


 投稿者:   投稿日:2002/02/16(土)09時22分34秒 

      雪印子さん物語7

      一夜あけると、ユキちゃんはすっかり熱も下がり、いつものように元気いっぱいになった。
      今日はユキちゃんが別の街に行ってしまう日。電話で連絡を受けた雪印マークのワゴン車がユキちゃんを迎えに
      来た。昨日、娘になってくれたばかりなのにね・・・
      「おばさん、お世話になりましたぁ〜」
      玄関前でペコリとお辞儀をするユキちゃん。
      「せっかく仲良くなれたのに、もうお別れかと思うと寂しいねぇ・・・」
      「私も寂しいですぅ。でも、私はおばさんの娘ですぅ。離れてても、心は繋がってるのですぅ」
      「・・・そうだね。・・・ユキちゃん、また、会えるよね?」
      「はいぃ!もちろんですぅ。お休みとれたら、必ず伺いますぅ」
      「いつでも来ておくれ。待ってるよ」
      「はいぃ!待っててくださいぃ〜!」
      風のように去ってしまったユキちゃん。また・・・会えるよね・・・

      それからというもの、週に一度はユキちゃんから手紙が届くようになったんだ。
      今日は何パック売れました、とかこんな人がいましたとか、楽しい話題ばかり。
      でも、手紙には書かないけどきっと辛い目にもあってるに違いない。
      優しい人に・・・四人目のお母さんに出会えてるといいんだけどね。
      まれに電話もあった。お金の都合で私用の電話は禁じられてるはずなのに、それでもかけて
      きてくれる。でも、電話の時は大抵さっきまで泣いていたと解る鼻声でかかってくる。それが
      あたしにはとてもつらかった。でもユキちゃんはそんなことおくびにも出さず、周りはいい人
      ばかりで楽しく過ごしてる、なんて言ってくる。あたしもよけいな事は言わず、良かったね、
      と答える。せっかくあたしの声が聞きたくてかけてきてくれてるんだ、つまらない話はせず、
      楽しい話だけしていたいよ。

      そしてユキちゃんが去って半年。ユキちゃんのがんばりも空しく雪印食品は倒産。
      ユキちゃんはお母さんを一人失ってしまったわけだ。
      あれだけの不祥事を起こしてしまった以上当然といえば当然なんだけど、ユキちゃんの事を
      考えると胸が痛いよ・・・それに倒産して以来、ユキちゃんからの手紙も絶えてしまった。
      元気でやってるかな・・・また風邪ひいてないかな・・・
      ・・・会いたいよ・・・ユキちゃん・・・


 投稿者:   投稿日:2002/02/16(土)09時23分00秒 

      雪印子さん物語8

      雪印食品倒産から数ヶ月、待ちに待ったユキちゃんからの手紙が届いた。

      「こんにちは、おばさん。しばらくお手紙が出せなくてごめんなさい。
      ・・・雪印食品は倒産してしまいました。一度裏切ってしまったお客様の信用、
      私では取り戻す事が出来ませんでした。雪印が無くなってしまい、私、とても
      悲しかったです。あんな風になってしまっても、私、雪印が好きだったんです。
      雪印は私のお母さんだから・・・
      でも、一人目のお母さんを失ってしまった私を助けてくれた人が居るんです。
      以前話した二人目のお母さん、覚えてらっしゃいますか?
      あの牧場の奥様が、私を牧場のマスコットとして使ってくださると申し出てくださいました。
      私、とても嬉しかったです・・・今、私は牧場で働いています。朝早くて大変ですけど、
      暖かい人達と牛さん達に囲まれて楽しく過ごしています。
      それで、おばさん、私詳しい日にちはわからないんですけど、近いうちにお休みを
      もらえる事になったんです。それで、突然で迷惑かもしれませんがおばさんのお宅に
      お邪魔させてもらおうと思っています。お話したいこと、たくさん、たくさんあるんですよ。
      だからお休み貰ったら、すぐに伺いますね  雪印子より」

      手紙と一緒に入っていた写真には、優しそうな夫婦と一緒に写るユキちゃんの姿があった。
      前までの青いサンタのような格好ではなく、牛をイメージした黒と白のまだらのガウンに身を包んだ可愛いユキちゃん。
      幸せそうに満面に笑みを浮かべている。そう・・・良かったね・・・早く来ておくれ、待ってるよ。
      などと感慨に耽っていると突如インターホンが鳴る。まったく、柄にもなくしんみりしてたのに・・・
      「はいはい、新聞なら間に合ってるよ」
      そう言いながらドアを開けると・・・
      「こんにちはぁ!!!!おばさん〜!!!」
      といって抱きついてくるユキちゃんが・・・
      「ユ、ユキちゃん!?」
      「会いたかったですぅ〜〜〜!!!」
      いつかの笑顔であたしに抱きついてくるユキちゃん
      「えへ、お手紙出したすぐ後に、お休みもらっちゃいましたぁ〜」
      「あはは、そういうことかい。うちはいつでも大歓迎だよ、さあ、おあがり!!」
      「はいぃ〜お邪魔しますぅ、おばさん〜」
      「・・・ユキちゃん、お邪魔します、じゃないだろ?」
      「へ!?」
      「帰ってきた時、何ていうかわかるだろ?」
      「えっとぉ・・・あ・・・ただ・・・いま・・・ですぅ」
      「おかえり、ユキちゃん」
      「えへへへへ・・・ただいまぁ、おばさん!!」
      「もう一つ、ユキちゃん、おばさんじゃないだろ?」
      「あ・・・」
      「さあ、おかえり、ユキちゃん」
      「・・・ただいまぁ・・・お母さん・・・!!」

      雪印子さん物語〜終わり〜



おまけ

>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/02/16(土)11時47分57秒 

      > 雪印子さんを読んだ
      > 目頭が熱い

      いつもバッドエンドものしか書かない漏れは、最終話で雪印子さんが
      ホルスタインスーツを着せられていたので、てっきり最終話で
      おばさんの元に雪印子さんの笑顔がプリントされた牛肉パックが
      宅配便で届いて、おばさんが「よかったねぇ」と写真を眺めていると
      下の原材料名のところに「生肉(雪印子No1354)」と書いてあり、
      「ヒッ!」と悲鳴を上げ、肉パックを地面にポロっと落とすと
      口に手を当てワンワン泣き始めるというストーリーが脳裏に走った。


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/02/16(土)22時35分30秒 

      > ログ読んできた・・・
      > タンポソ小僧・・・
      > あんたは悪魔だ・・・
      > あんな後味の悪いエンドだったらヤダモン並みに呆然となるだろうな(;´Д`)

      悪魔って・・・(;´Д`)
      いやだって最近のゲームも小説も周り気にしてブラックなオチって
      少ないから面白くないんでね



タンポソ小僧の妄想 編集者注:タンポソ小僧氏の語録はこちらにもあります。

>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/27(土)02時08分36秒 

      > > 漏れポンポンがギュルギュルいってるよ(;´Д`)真っ黒い下痢ウエー
      > 真っ黒って出血してるよ(;´Д`)

      漏れは出血は無いけど深酒した次の日は間違いなく下痢だよ(;´Д`)
      しかも、前の晩に酒を呑んでないのにハブラシをしたらゲーって嘔吐感が
      押し寄せてくるし、煙草のきついのを吸うとやっぱり嘔吐感が押し寄せてくる

      もう二十台も半分消化したし、おじさんになってしまったのかなぁ

      でも現像時の酢酸のにおいや定着液のにおいは全く問題ないんだけど
      もしかするとアレルギーかもしれない


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/27(土)02時28分16秒 

      > > 観鈴ちんはパンシを履く暇が無い淫売だと仮定してみる
      > 虐められて脱がされてるんだよ。もう焼却炉で燃やされちゃったからね・・・
      > ノーパンで帰る途中カラスに会ったんだよ

      鉄道も廃止され、街の産業であった漁業も廃れて閑散とした
      海沿いの町を、制服姿の少女が怪我でもしたかのように足を引きづり
      ながらひょっこひょっこと歩いていく・・・

      「いたたた、観鈴ちんぴんち。クラスのみんなひどいよね。おきにいりの
       恐竜さんぱんつは焼却炉に捨てるし、おしっこするところにあんな先の
       とがったえんぴつさしこむなんて、観鈴ちん死ぬかと思ったよ」

      ・・・観鈴と呼ばれるこの少女は時折足取りを不定期に止めると、
      ぐっと下腹部を押さえて痛みをこらえながら家路を急いでいた。

      ・・・・ぉおおおぅ・・・ぉおおおおう・・・

      海岸にうち寄せる波と海風に紛れるように奇妙なうなり声が観鈴の耳に
      飛び込んできた。
      「あれ?あれなんだろう??」
      観鈴は先ほどまでの痛みを忘れたかのように堤防の上の人物を凝視した。

      そこには堤防に腹這いになり、無心で下腹部を無機質なコンクリートに
      一心不乱に擦りつける男の姿があった。
      「ぉおおゥ・・・やっぱり日本海の荒波で揉まれた堤防は違うな・・・ォォウ」


 投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/27(土)02時45分03秒 

      > そこには堤防に腹這いになり、無心で下腹部を無機質なコンクリートに
      > 一心不乱に擦りつける男の姿があった。
      > 「ぉおおゥ・・・やっぱり日本海の荒波で揉まれた堤防は違うな・・・ォォウ」

      観鈴は生まれてこの方遭遇したの無い地獄絵図に、ただただ唖然と
      おそらく婦女子には見るだけで妊娠してしまうであろう男の奇異なる
      行動をじっと眺めていた。
      「(びょ、病気かな?病気だったらたすけなきゃ!)あ、あの大丈夫ですか・・・?」

      声をかけられた男は一瞬ギョっとした顔で観鈴を見つめると、しばらく
      規則的な動き止めたが、「ち、キチガイか・・・」と恨めしげに一言呟くと、
      視線を元に戻し再び奇妙な前後運動とうなり声を上げ始めた。

      「・・・・ウおおおおぅううう!ぉおおおう!このごつごつ感が!」
      「観鈴は白痴じゃありませんッ!・・・もう!このひとおかしい!」
      「ォオオウおおお・・・白痴少女に罵倒された!おおおお・・ッ!!太平洋セメント万歳!」
      男は断末魔を迎えた海老のごとく最後に反り上がると、時が止まったかのようにパタと
      堤防に満足げな表情で倒れ伏した。

      「ハァハァ・・・・やっぱり床は「ワイルド」な方がいい・・・・」


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/27(土)02時56分24秒 

      > > 観鈴ちん(ρ_;)ノ
      > 観鈴ちんって白痴って設定なの?

      白痴を装う少女はすでに白痴という認識でいるので、
      自分の文章で出てくる観鈴ちんは現実にありえないような
      白痴に仕立て上げています(;´Д`)
      貴殿達の心の中の観鈴ちんは違うかもしれないが、
      それはそれで良いと思う

      あぁ観鈴ちんがおむつをつけられてSH氏に監禁される
      日記形式の文章を書きたい・・・


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/27(土)03時18分05秒 

      > > いろんな陵辱スキルを持った相棒を呼んできて調教するという
      > > スタイルは新しいな・・・
      > > どの住民を使いますか?
      > > ・学歴罵倒
      > > ・床
      > > ・頭蓋骨穿孔
      > > ・四肢切断
      > でじこに学歴罵倒は有効なのか

      うさだ=義務教育
      でじこ=未就学児童

      未就学児童といえばココロたん・・・・ハァハァ(;´Д`)


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/01/01(火)20時59分57秒 

      > > 同情なのかい?ヽ(´ー`)ノそれとももっと傷つけたいと思ったのかい?
      > とりあえず手術跡を見せてほしかった。
      > 嫌がる手を押さえて
      > 指でなぞったり舌で舐めたりしつつ傷の話を延々と囁いて
      > 興奮させてあげたいなと思ったよ。

      嫌がる手を押さえて、傷をいたわるように舐めていると
      その少女がガラス細工のように脆く儚い「もの」のように感じてきて
      きっと貴殿は二度と手放したく無くなるんだろうな・・・

      しかし少女も徐々に成長し、他の同い年の男の子と遊び始めたり、
      自分から遠ざかるようになってくると、今度は一変して脆い
      ガラス細工を綺麗なうちに自らの手で破壊したくなる衝動に
      駆られるんだろうな・・・

      少女の首を自分の両腕で力一杯に絞め、ガラス細工のように白く透明に
      なっていく少女の顔をじっくり鑑賞し、徐々に心音が小さくなっていく様を
      貴殿は涙をぼろぼろ流しながら、はちきれんばかりに勃起するんだろうな


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/01/06(日)00時04分27秒 

      > > 非クネクネ
      > > リアルで会うような香具師等は全員死ねばいいと思います
      > 十分クネクネしてるじゃないか貴殿は

      もしオフをして、自分以外の住民が皆美少女小学生や美少女中学生で、
      中にもひときわかわいい美少女中学生が居て、自己紹介でその娘が
      「私、尿ペットボトラーです!」
      と叫んだとしたら、僕は一体どれぐらい正気を保てるだろうか・・・


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/12(金)23時10分41秒 

      > > 女の足を引きずって股を開かせた。カッターでショーツを引き裂いた
      > > ストラップがジャラジャラついたピンク色の携帯電話のバイブレータをONにして
      > > 産前で緩くなった膣に押し当て振動を与える
      > > 女の反応が乏しかったので「かわいい赤ちゃんにも聞こえるようにしてやるよ」
      > > と言って子宮口近くまで足で思い切り携帯を押し込んでやった
      > > 俯いて泣きながらピクピク震えてやがる。アハハハハ
      > そういや、妊婦の腹が引き裂かれて胎児を引きずり出し
      > その穴に熊のぬいぐるみと黒電話が押し込まれた姿で発見されたって事件があったね・・・
      > 迷宮入りになったはずだけど・・・確か引きずり出された胎児は奇跡的に生きていたはずだけど

      旧ソビエトの連続少女暴行殺害魔は初経前の少女の子宮を
      ナイフで取り出して口でクッチャクッチャしていたらしいな・・・(;´Д`)

      確か死刑だったけな・・


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/22(月)20時54分34秒 

      > > 今日は大阪は27度と暑かったからビールが一杯入ったよヽ(;´ー`;)ノ
      > 「立飲み屋に行くようじゃ人生お終いだな(;´Д`)」
      > というイメージがある

      一人で大吉とかつぼ八とかに入ると非常に恥ずかしい(;´Д`)
      かといってバーに入るとカプルばっかりで劣等感を感じる
      キャバクラに行って毛マンコの機嫌を伺うのもしんどい

      それゆえに立ち飲み屋ののんびりした雰囲気が好きなのですヽ(´ー`)ノ
      人生終わっているようなイメージあるけど、意外と行ってみると
      いいものですよ。住民向きだと思う。


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/01/26(土)22時50分12秒 

      > > なんで帰国子女っていうか、アメリカナイズされた娘って
      > > 体臭に無頓着なんだろうね(*´ー`)ノ
      > > 今でも不思議に思う
      > アメリカ人の生理臭には気づきやすいが日本人の生理臭には出会ったことがない

      電車に乗って、隣の女の子からちょっとでも変な臭いがしたら
      「なんか変な臭いがするな・・・・??」
      なんて勇気を振り絞って大声を出す必要は無い。
      ただ鼻を不思議そうにスンスンと鳴らすだけで、本当に生理なら娘は
      顔を赤らめて下を向いて俯くはず。

      これで貴殿達の通勤は百倍楽しくなる。
      一度試してみれヽ(´ー`)ノ


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/01/26(土)22時39分28秒 

      > > 酸化鉄のニホヒ(;´Д`)成人女性の近くに寄って香水以外の
      > > なんか変な異臭を嗅いだらそれが彼女の異臭と知れ(*´ー`)ノ
      > 普通の血の臭いと違いは特にないの?

      自分が家電店で自作パーツを売っていた頃は
      帰国子女の20歳の娘が
      「今日は生理だから躯臭いーーー!」
      って毎回躯の臭いをかがせにきてたから、なんか
      鉄臭い臭いがしたら生理臭で間違いないと思っている
      のだが・・・(;´Д`)


 投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/01(月)19時07分52秒 

      カメラを持って小学校に行ったらいやらしい女子児童どころか
      人っ子一人居なかった・・・・そうだ春休み中なんだ・・・・

      僕はとりあえず靴箱を撮影した


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/01(月)19時21分11秒 

      > > 作業着にデジカメ現場監督、小道具として黒板もっていれば
      > > 公園で女児を撮影しても誰も不審がらないので精神的ヽ(´ー`)ノ
      > では俺は掃除のオバチャンの格好で
      > 女子トイレにCCD仕掛けに行くか

      普通の掃除のおじちゃんの格好でいいと思われるが・・・

      住民は三角コーナーの下に穴を開けデジカメを仕込む


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/01(月)19時37分00秒 

      > 備え付けているものと同じ汚物入れに仕込んで
      > すりかえると完璧だな。
      > あとはジュースの缶あたりに仕込むのもいいな。
      > 上にタバコの吸殻のせると自然な感じ

      小学校の女子トイレにジュースの缶は不自然だな(;´Д`)

      観鈴ちんなら吸い殻が乗っていてもいじくりたおして
      カメラを転かして、最後には自分の経血まみれのナプキソと一緒に
      汚物入れにほりこまれそうだ・・・・


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/03/10(日)13時28分47秒 

      > > ああ、ようじょ撮影には6x6で撮影するのが一番きれいだからな・・・
      > > しかもデヅカメではようじょの親にも警戒されるからな
      > > http://www2.strangeworld.org/uedakana/sahra5722.jpg
      > ついでに学校から持ち帰ったタンポソもアプお願いします(;´Д`)

      タンポソは小学校の三角コーナーに入っているからこそ美しいのだよ

      慌てたのか天然なのかティッシュにくるまれることなく三角コーナーに放り込まれた
      観鈴の鮮血とおりものでぺとぺとになったナプキソなどは芸術の域に達する

      マグナムフォトの連中も絶賛してくれるだろう・・・


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/02(火)22時20分35秒 

      > > ネガだったから町中のスピードプリントに出してきたヽ(´ー`)ノ
      > > 今度はスペリア使って写してくる
      > 受け取りのときに「こちらのでよろしいですか?」って1~3枚ぐらい中身確認するっしょ
      > その時にペドばっか写ってると怪しまれないかい?(;´Д`)
      > つかペドのためにF5+レンズ買うタンポン小僧マジェ畏れ

      背広で写真を取りにいって「確認してください」と言われたときに
      「かわいく写っています、娘も喜びます」と言えば何の疑いも無い事実

      前後に広角で公園全体を撮影しておくのも良し
      母親も一緒に写しておくとなお良し


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/14(日)11時51分37秒 

      > 下校途中の小学生を撮影するのが楽しみ

      最近は父兄の監視の目が厳しいので望遠レンズで撮影するのだが
      望遠だとどうしても背景がボケてしまってどうしようもない写真に
      なってしまうな・・・

      というか最近の小学生はいいもの着せて貰ってますね・・吃驚(;´Д`)


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/14(日)12時04分35秒 

      > > そんな田んぼの一本道が通学路になっているところ
      > > なんて近所に無いです(;´Д`)
      > > 擬古鹿の近所の小学校に至っては登下校に父兄が付き添いだから
      > > ほとんど撮影は無理
      > それはよっぽど治安が悪いんじゃないのか(;´Д`)
      > 関東だけどウチの近所は一人で帰ってる女の子とか普通にいるよ

      電車で通学しているみたいだからね(;´Д`)
      駅の中まで先生が誘導してきて、駅の中で父兄の代表が待っている感じ

      たまたま集団登下校中の小学生を満載した車両に乗り合わすと何故か
      車内がなんともいえない牛乳のような臭さが充満していて精神的


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/03/09(土)01時53分07秒 

      > > 昔は窓から糞尿を撒いたのでそれをかぶるのを避けるため
      > > 同様のものにマントもある
      > 窓からうんこ投げてたのか(;´Д`)尿ペットよりたちが悪いな

      窓から人糞やゴミが投擲され、雨になると道の中央部に浅く掘ってある
      下水はすぐに溢れかえり、晴れて乾くと粉末となった人糞が舞い上がり
      衣服に付着してシミになるという・・・・

      しかし窓から投擲された人糞や尿が、こころんやあかはたんの尿道や
      肛門から生産されたものだったら、喜んで窓の下に向かう住人も
      居るのだろうか?

      何故かこころんのうんこはあかはたんのものより臭そうな気がした


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/06(土)10時54分47秒 

      > > 灰原だったっけ?
      > > あの少女にはチンチンが爆発しそうになるよ・・・ヽ(´ー`)ノ
      > 灰原もいいけど同級生の小学生の娘だよヽ(´ー`)ノ顔赤らめたりしてていやらしかったよ

      あゆみちゃんが惨殺体を発見して
      「あ、あぅああああ・・・・」
      と言いながらへたり込み、足下に黄色い湖がどんどん広がっていく
      映像が見たいなヽ(´ー`)ノ


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/02/06(水)23時20分53秒 

      > > 今日も下のベッドから荒い息遣いが聞こえてくる。そして伝わる細かい振動。
      > > 弟が何をしているかは分かってる。かすかに聞こえる摩擦音がそれを確信させる。
      > > 「んっ・・・」
      > > 声変わり前ボーイソプラノが暗い部屋の中に響いた。弟の深く荒い息遣いがまだ続く。
      > > 私も…してみようかな……。
      > 姉はちょっと怖がりながらもおずおずと自分のおまたに手を滑り込ませた。
      > (や、やだ...まだ何もいじってないのにこんなに...)
      > 姉の秘所は自分でも驚くほど濡れていた。彼女の指は
      > 自分の一番敏感な部分をこすりあげ、そのまま自分自身の中に潜り込む。
      > (あたし...あの子で感じてるんだ...変だよ...弟なのに...)
      > もう指の動きは止まらない。自分の意志に反して。
      > いや、これは彼女自身が望んでいたことなのかも知れない。
      > (や、やだ...声が...漏れちゃう...)

      そんな王道ストーリーでは・・・
      やはりお姉ちゃんはぐっすり寝たままで
      弟がおそるおそるいたづらするストーリーの方が
      いいのでは?

      もちろん超鋼突切バイトは忘れずに


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/02/06(水)23時41分59秒 

      > 横に寝返りをうってパジャマの中に手を入れる。弟の手が一瞬止まる。
      > こっちを気にしているようだ。弟が起き上がる。梯子のところからこっちを覗い
      > ているのが分かる。目を開けちゃダメ……。
      > 「寝てる……よね?」
      > 小さな声で弟がつぶやく。私は反応できない。
      > 「お姉ちゃんのって、どうなってるんだろう……」
      > 弟が一人でつぶやく。私の掛け布団に手が掛けられる。でも、動いちゃダメ…。
      > 手をパジャマのズボンに入れたままだった……どうしよう……。

      弟の小さな手は私の布団を止まっているのか、動いているのか
      解らないぐらいの速度でゆっくりと、しかし確実に下半身から
      布団をめくっていった。
      「あぁ・・・っ!!見えちゃう!パンツに手を入れているのが見えちゃう!
       変態だと思われちゃう!お願い!神様助けて!!」
      ・・・・姉の思いは虚しく、弟の震える手は無情に布団をめくり上げた。
      ひんやりとした部屋の外気がパジャマ越しに先程までの自慰で火照った
      素足に心地よく伝わる。

      「あぁ・・・・」
      顔をすっぽり覆うかのように被った布団の中で姉は絶望のため息を
      ゆっくりと吐き出した。「明日から私は弟から姉ではなく、変態と呼ばれる。
      こんなことならするんじゃなかった・・」と後悔が何度もぼんやりと混乱した
      頭の中で往復する。しかし姉の絶望の予想はゆっくりと違う方向に向かい
      始めた。

      「・・・お・・・お姉ちゃんのぱんつ・・・お姉ちゃんの匂いがする・・」
      布団をめくり上げた弟は、鼻先をゆっくりとパジャマから半分以上覗いた
      薄布に近づけると、まるで子犬のように布地に鼻を押しつけるように
      クンクンと誰にも嗅がれたことのない秘められた香を愉しんだ。

      かわいい少年の鼻先が姉の秘部を布越しにさわさわと刺激を送る。
      姉は布団の端を奥歯が音を立てるほどに噛みしめた・・・
      歯と布団の隙間から流れ出る透明な唾液は、たらたらと少女の
      紅潮した頬を流れるとそのまま下に流れ落ち、温かな枕に湖を作る。


>   投稿者:タンポソ小僧  投稿日:2002/04/21(日)00時07分51秒 

      > > 是非とも今後のネタに聞きたいなヽ(´ー`)ノ
      > > どういう風に狂っているの??頭蓋穿孔?
      > 美少女中学生と同衾して乳揉んで興奮して女の顔を観たらババアで意識飛んだりとか、
      > 妙な時間に目が覚めて、漏れは一人暮らしなのに何故かその時は男のルームメイトが
      > 居ると信じ込んで、そいつは何処行ったんだと探し回ったりとか。
      > どうも貴殿の言うようなサージェリーな夢でないし、特に異常でもないね。

      自分もたまに自室で寝ていて、学校や職場にいる夢を見て
      夜中にはっと目が覚めた時には部屋に同僚や友人がいるような錯覚を
      覚えることがあります。

      ・・・幼女の手をチャックやバイス締め付けて悲鳴を楽しみながら
      同僚と笑いながらお茶を飲んでいるという普通の夢とかはたまに見ますが・・・



番外編

>   投稿者:   投稿日:2002/03/24(日)19時05分32秒 

      > 男子トイレより女子トイレが綺麗な理由がわかった。
      > 女子トイレは男が隣の個室を下の隙間から覗くために
      > 床にねそべる必要があるためだろう

      タンポン小僧が舐め取るからだろ


>   投稿者:   投稿日:2002/02/12(火)15時33分07秒 

      > > にゃす:DVD自慢とか、煽られるのわかってて書き込むネタバレが可愛い。愛してる
      > > あおい:死ね
      > > SH:ぁぃぁぃ最強のネタ固定。ただし空白時だけ。一人称の「私」は見るたびに笑える
      > > U2:SHの息子。親父の域には達していないがまあ使える
      > > aicomm:絵は受け付けないが、固定としては優秀
      > > えここ!:絵はどうでもいいが、固定としてマシュランボー
      > > でかぽと:特権階級。でもどうでもいい
      > > 銭湯君:どうでもいい
      > > 電波親父:好き。いるだけで和む
      > > 美凪さん:萌え
      > hDj:コワイ

      タンポン小僧:気違い



     雪印子物語 その2 ヤダモン 美紗日記 りぷりんと
     タンポソ小僧 ピンサロ君 お兄ちゃん フサフサ祥子


あやしいわーるどII からの転載をまとめたものです。


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