詩日記(その2) <ダーザイン詩集 Part2>


 投稿者:ダ   投稿日:2001/03/26(月)21時50分31秒   ■   ★ 

      むせ返るような夏草の匂いの中に 僕らは転がっていました
      もしも永遠というものがあるのなら たどりり通せたかもしれない一本の道
      遠い迷い道の途中で振り返れば 土煙の立つ街道に君の姿はすでになく
      存在しない唄が口の辺に浮かび始める

      日が落ちれば
      お月様がブツブツ言ってる 小さな池の冷たい水の中
      風がびょうびょう鳴っている 打ち捨てられた空き瓶の口
      そして男がひとり 叫ぶのをやめる
      昨日と明日の間にあって 湿った枯野に横たわる
      崩折れた意思の階段 石の階段
      メガストラクチャーを超えて 時間の檻を抜け出て
      空中庭園へと至る 星々の道標
      見知らぬ荒れ野にぽつんぽつんと灯された 色とりどりの魂

      神様 神様 教えて下さい 優しい言葉で教えて下さい
      僕は何故この箱の中にいるのですか 僕は一体誰なのですか
      世界の果ての大きな滝の傍で 今日も果ての果てを夢見ている
      すでに真夜中も過ぎた 誰もいない最果ての島


  投稿者:ダー   投稿日:2001/04/12(木)21時48分22秒   ■   ★ 

      女がひとり屋上から飛ぶ 見上げると 
      遥かな空の青みだけがそこにある
      いのちのかたちを測ろうとした 生の残響 
      ビルの隙間の薄闇には 血が溜まっている

      ひとひらの花 ひとひらの花

      太陽は水平線に転がり 光る波頭
      一本の光柱に沿い 投じられた石つぶて
      水面に光の輪を灯し いのちのめぐりを超えていく

      石つぶてひとつ 石つぶてひとつ

      波打ち際に取り残された 一群の空ろな貝殻 干からびた海草
      遠く打ち寄せる声 また声

      日はゆっくりと 海の向こうに燃え落ちて
      男がひとり 見知らぬ荒れ野で燃えている
      神の死んだ世界で 
      何者にも奉じられることのない 末期の祈り


  投稿者:ダー   投稿日:2001/04/18(水)21時32分38秒   ■   ★ 

      世界の果ての見張り台で 永遠とも思われる長年月
      光と風に晒されて 透き通っていったもの
      魂の消し炭に再び火を灯し 飛ぶ鳥の飛影を追ってみれば
      両手を広げ凧のように風を孕み コートの裾に翻るもうひとつの白昼
      ヘ長調 アダージョ 20小節のオーボエによるカンティレーナ
      見知らぬ朝を再び迎えよ 

      いつの日にか 遠く訪れる海の呼び声
      鳥は飛ぶ 無辺際の地平を


  投稿者:ダー   投稿日:2001/05/03(木)21時45分03秒   ■   ★ 

      鬱蒼と生い茂る麻の原を抜けて行くと
      廃棄された飛行場跡地に出る
      いたる所ひび割れて 緑の侵入に身を任せた
      コンクリートの上に横たわり
      白いチョークで自分の輪郭をなぞってみる
      暗黒舞踏を舞う狂人のように 広大な飛行場跡地を転げまわり
      様々なポーズで 幾つもの己の痕跡を陽の下に記す

      永遠とも思われる一瞬の放心の後 静止していた時が傾く

      地平線に転がった 巨大な太陽が割れ落ちて
      光のかけらを拾った者らが 
      見知らぬ明日の方へと暮れていこうとする夕辺 
      がらんとした地下道から顔を出せば
      黄昏ていく世界の一隅で 街灯の明るみを 
      ひとつまたひとつ数えながら なじみのバーへ至る坂道 
      夕辺の名残の群雲が まだ赤く燃えていた


  投稿者:ダー   投稿日:2001/05/12(土)14時42分17秒   ■   ★ 

      「夜警」

      更けて行く夜のなかで
      星たちが何やらさわさわふるえるので
      風がびょうびょう電線を鳴らすので
      コートをまとい電信柱を伝わって
      街灯の無い所まで 
      大きな河のほとりまで
      ゆるゆるとうずくまる真っ黒な水の背中
      星々の痕跡

      夜露に濡れた堤防斜面を銀の風が梳いて行く
      渦巻く草原


      赤銀の
      青銀の
      切れ切れに
      たどられたのは永遠の切片

      あなたの暗い瞳の奥には まだ
      夜警のランプのように星明りが灯っている


  投稿者:ダー   投稿日:2001/04/20(金)21時14分26秒   ■   ★ 

      電気を消して 
      はっか煙草に火をつけて
      夕映えの坂道ゆらゆら
      日々の泡のように 
      消えていく風景

      福寿草見つけて 
      一番星かぞえて
      月の光ゆらゆら
      ガラスの街を流れていった 
      風のアルファベット


  投稿者:ダー   投稿日:2001/05/07(月)23時56分34秒   ■   ★ 

      6月の夜の ヤン・ガルバレクのサックスのように
      7月の大雪山の 広大な稜線をなでて行く風のように
      どこまでもうねり広がる 黄金色の麦畑のように
      深夜の豊平川の 冷たい水の中に浮かぶ月の光のように
      初冬の石狩湾に 打ち寄せる鉛色の気配のように
      更けて行く夜の果てに ひっそりと灯る遠い約束のように
      僕はあなたと 出会いたかった


 投稿者:だ   投稿日:2000/12/25(月)23時32分35秒   ■   ★ 

      夕暮れの空に浮かんだ光のテーブル
      神様が注いでくれた一杯の紅茶
      時間の外に佇んでいる孤独な天使の心の切れ端が
      真綿のようにしんしんしんしん降り積む夜は
      神様 神様 優しく頭をなでてあげて
      お日様が沈んだら 今夜も
      まん丸な月の瞳で照らしてあげて
      どんないのちの形の中にも 
      優しいえいえんが宿っておりますように


  投稿者:だ   投稿日:2000/12/31(日)00時16分26秒   ■   ★ 

      しんしん降り積む雪の夜空に
      夏の形見の花火をひとつ
      打ち上げてきました
      えいえんに失われた
      ゼロの夏

      送電線をたどって
      坂道を登りつめても
      遠い記憶の中で微笑んでいる
      青いワンピースの君は
      もうどこにもいなくて
      誰もいない夜空に灯した
      光の花束は
      誰に届けられることなく
      消えていったのです
      さようなら
      20世紀


  投稿者:ダー   投稿日:2001/05/11(金)22時44分11秒   ■   ★ 

      どこまでもいつまでも
      あの夕焼けの坂道には
      淋しいふたりの影法師
      片栗の花なぜた君の手
      今も微かに残っている
      淋しんぼの君の温もり
      今でも僕は君と一緒に


 投稿者:ダーザイン  投稿日:2000/06/06(火)22時08分55秒 ■  ★ 

      えいえんは
      野を分けて行く風
      ほのかに光る夜花の群れ
      どこか遠いところで
      凍てついた
      海の呼び声


  投稿者:だ   投稿日:2000/12/31(日)23時39分20秒   ■   ★ 

      夕べの坂道を登りつめると
      荒れ果てた庭の向こうには
      悲しい暮らしの痕跡が
      ひっそりと佇んでおり
      丘の頂に
      藁色の髪をなびかせた思いは既になく
      飛びたつことのなかった鳥の歌は
      しんしん降り積む雪の丘に
      深く深く埋められて
      化石したいたりするのだが
      雲間から差し込んだ
      冷たい光に照らされて
      何度でもとはけしていえない
      もう一度とはけしていえない


 投稿者:ダー   投稿日:2000/06/07(水)21時25分01秒   ■   ★ 

      燠火

      沈んだ日の名残で
      薔薇色に染まったガラスの街が
      冷えはじめた砂丘の向こうに
      今日も逆立ちした姿で
      燃え残っている

      砂の海は
      時の中に静かに伏して
      風紋は
      化石した潅木の肌
      艶やかなまどろみ

      つきの弓に射抜かれて
      一本の水晶に明かりが灯る
      すると
      あなたのいない世界に
      銀色の鐘の音が響き渡り
      透き通っていく者達の影を
      再び
      夜の果てへの旅へといざなう

      誰もいない宿営地には
      燠がひとつくすぶって
      稜線を伝って行く白い影を
      月だけが
      見ていた


 投稿者:ダーザイン   投稿日:2000/06/10(土)21時39分45秒   ■   ★ 

         邂逅

      眠れぬ夜毎 地図の上を指でたどる
      初山別から遠別
      稚咲内から稚内へ
      廃滅から廃滅
      永遠から永遠へと

      海岸草原と 段丘のうねり
      夏草のむせ返るような匂いと
      過飽和なほどの光に白く抜けた道 そして
      輝く海のほかに何もなくて

      誰もいないバス停に
      風に吹き寄せられた 想いがひとつ
      そっと 寄り添っていた


 投稿者:ダー   投稿日:2000/06/13(火)22時08分44秒   ■   ★ 

      電信柱が 
      地平線の向こうで裏返る夜
      孤独な神が
      永遠のあやとりをしている


 投稿者:ダー   投稿日:2000/06/08(木)21時36分40秒   ■   ★ 

         夜の結晶

      氷が融けだすのを待ちながら
      眠れぬ夜は
      青いジンをちびちび舐める

      想いが漂着するのは きまって
      闇におかされた心を
      遠い路上に置いてきた
      あの街

      黒い鏡面のように
      凍てついた通りを
      廃都を彩る装具のように
      流れていった雪煙

      たどり着くことのない 眠りの向こう
      呼ぶ声も 答える声も無く
      礼拝堂には雪が吹き込み
      石ころと 雪つぶてが
      無言劇を演じている

      題目は
      永遠の切片

      祭壇の上では
      永遠に触れたと言われる者の
      空しい写し絵が
      相も変らぬゼスチャーを繰り返す

       その様ないでたちでは
       さぞや寒いことでしょう
       私の上着を使いませんか

      二千年を待つまでも無く
      私たちのことなど
      誰も憶えている者の無いあの街を
      今日も雪が流れて行く

      暗い夜道にぽつねんと立つ街灯の
      小さな明るみの中
      藁色の髪をなびかせた
      想いがひとつ
      途方に暮れて
      立ちづさんでいたあの街

      ぴしりと音を立てて
      氷が割れる
      小さなサファイヤの海が
      煌く

      どこか遠いところで
      再び夜が
      結晶する


  投稿者:ダ   投稿日:2001/03/27(火)01時46分41秒   ■   ★ 

      星屑の停車場で
      あなたに電話してみました
      海の声も 風の音も 眠っている 
      深夜の国道

      どこか遠い所で 
      放電するような音が聞こえています

      オヤスミナサイ コノヨル


 投稿者:ダーザイン   投稿日:2000/06/24(土)22時33分16秒   ■   ★ 

         一脚の椅子

      孤独な旅に早くもくたびれて
      テントの中で アパートの椅子を思う
      食卓に1脚の椅子

      雨に煙った三日間
      バイク乗りは手を差し伸べあうが
      届ける花束は無い

      明日はもっと 寂しい所へ行こう
      誰もいない海岸草原
      海のさなかに取り残された
      一本のか細い道へ

      朽ち果てた木道の脇で
      風露草の桃色が
      霧雨と共に吹きすぎていく風に
      身をふるわせているだろうか

      或いはソープ釧路 ソープ帯広
      その様な辺土の部屋の鏡台の前には
      どのような娘が座っているのか

      誰もいない晩夏の岸辺に
      置き忘れられた一脚の椅子

      そのようにして終える旅もある

      夜半
      喧騒のなごるキャンプサイトを抜け出し
      湖畔へとたどる

      遠く対岸の岸辺で
      単眼のヘッドライトがひとつ
      夜を引き裂いていった


 投稿者:だーざいん   投稿日:2000/06/27(火)23時20分02秒   ■   ★ 

        夜の終わりに

      あの日あなたは
      暗い峠道を
      明かりも持たず
      冷たい雨に打たれながら
      独りで越えて行きました

      私を置いて
      振り返ることもせず
      闇の中に融け入るように

      あれから私は
      明けることの無い
      夜の森番を勤めています

      がらんどうの晶洞にこだまする
      薔薇石英の囁き
      あやしい燐光を発する
      月夜茸の傘の下で
      終わることの無い影絵芝居

      いつの日にか
      夜の終わりには
      白々と冷たい光の降る
      見知らぬ平原が
      広がっているような気がします


 投稿者:だ   投稿日:2001/01/09(火)23時13分18秒   ■   ★ 

      「岸辺」

      その娘は頬を赤らめることができる
      ただそれだけのわけで
      マートのレジをたたく少女をいとおしく思った

      なぜ人は人を求めるのかね

      ひとりではないとゆう幻想
      届くことのないテレパシー?
      真空の宙空に架かる一本の虹が
      わたしの思念を超えて
      なにものかの立つ岸辺へと
      導くだろうとゆう祈り?

      街灯から街灯へ
      長い坂道を登っていくと
      寄り添っていたふたつの影は
      もうどこにもなくて
      昨日とひとしく空ろな夜半
      銭湯帰りの冷えたビールの泡と共に
      日々をもちこたえさせてくれるものは
      誰に読まれることもない
      一編のつたない詩だったりするのです

      一服の紫煙と酔いが
      昨日のごとき幻影を加速させるとき
      無が 
      光り輝くおもてをのぞかせる


光の骸   投稿者:だ   投稿日:2001/01/11(木)21時02分11秒   ■   ★ 

      間遠に灯るガス灯の火を
      ひとつひとつ落としながら
      どこまでもどこまでも
      迷い道をたどってきました

      夜の形をした蝶が
      ぁゃιぃ光の翼を広げ
      しらみはじめた大気の中に溶け込んで
      草原の千の舌が東の空に這いのぼり
      鳥たちと奏でる曙のコラール

      石段をひとつひとつ踏みしめて
      坂道を登りつめると
      羽の無い
      悲しい目をした天使がひとり
      薔薇色に身を染めて微笑んでいる
      あなたとはどこかで会ったことがありますね

      いまだ来たらず既に無い 
      発端と終末をつなげれば
      決して存在することのないひとつの唄を
      唄うことができただろうか
      空の青みを一掴み
      この手にすることができるだろうか

      光の骸を胸に抱いて
      間を歩む歳月を
      悲しい目をした天使がひとり
      そっと微笑んで
      見つめている


 投稿者:だ   投稿日:2001/03/09(金)22時57分35秒   ■   ★ 

      もなむーる
      虚しい言葉が口の中で消えていった
      誰と分かち合うこともなかった僕だけの記憶
      もなむーる
      約束の花束は
      誰に受けとられることもなく
      宙空で枯れ果ててしまったよ
      淋しい記憶だけ抱いて
      暗い夜道をたどって行く青い光芒
      星々の世界へと繋がるかに見えた
      無のかおをを持つ透明な階段
      もなむーる
      雲の割れ間から冷たい月の光が差し込んで
      空っぽの頭蓋を乾いた死の気配が満たした
      ルミネサンス
      もう一度とはいえない
      暗い石狩川のほとりで生がふるえている


追跡   投稿者:だ   投稿日:2001/03/14(水)22時17分08秒   ■   ★ 

      暗い夜道をたどっていくと
      世界の一隅にぽっかりと開いた穴
      そのようなものとして
      たたなわる白い丘の上に立てば
      明滅する星々の下
      シリウスから放たれた
      白い狂気がおまえを射る
      追跡せよ とわに
      存在せよ 現に
      丘の上を這う風が
      白いベールをひるがえし
      立ち枯れた岳樺の梢が
      空に幾筋もの裂き傷を刻む
      一つ尾根向こうの谷で
      何者かが唄う
      存在しない唄を
      存在し得ぬ唄を
      追跡せよ とわに
      存在せよ 現に


  投稿者:ダー   投稿日:2001/05/23(水)22時22分03秒   ■   ★ 

      「屋上の金網にもたれて」

      風の強い午後だった
      君は屋上の金網にもたれて
      空っぽの青い世界を眺めていた
      広大な草原を思わせる 羊雲 羊雲
      心の翼をそっと広げ 空の青みに溶け込もうとした光の子供ら

      遠い異国の丘の上では 子らが地雷に石を投げる
      暗黒舞踏舞う崩壊者の 無の七色の
      激しく燃える言葉のかけら 拾い集めて
      草 
      草 
      切れ切れに 
      野を分けていく炎

      丘から丘へ どこまでも土埃の立つ白い道を行けば
      荒れ野の果てには 水晶の森 
      踏み後をたどり どこまでも深く分け入れば
      真紅の柘榴石が 灯っている
      億年の歳月を経て 路傍に光る
      存在しない者どもの 空を流れていく者どもの 
      胸に煌く 星 

      風の強い夕べだった
      僕は屋上の金網にもたれて
      空っぽの街を眺めた
      地平線には 原子炉を思わせる巨大な穴が口を開け
      世界は激しく炎上している
      赤光の中 死者たちの長い影が屋上に焼き付いて
      世の終わりのロンド舞う廃疾者は
      逆光をにない 黄金色に光り輝いている


  投稿者:ダーザイン   投稿日:2001/05/15(火)22時37分54秒   ■   ★ 

      世界の果てへの旅の途上
      星屑の停車場で膝を抱え
      私はバスを待っています
      来るはずのない青いバス
      道は草むらの中に消えて
      草原は海中に溶け込んで
      夜花を照らす星々の灯り

      貴方の姿を見失ってから
      ずいぶん時が経ちました
      遥かな岸辺の波打ち際で
      化石している鳥達の飛影
      永遠に触れた旅の思い出


のーと   投稿者:だ   投稿日:2001/03/05(月)23時40分57秒   ■   ★ 

      橋の向こうには いつも
      燃える平原が広がっていて
      星のない空の下
      追跡していたのは 一体のボーグ

      あなたとは
      どこかで会ったことがありますね
      決して終わることのない旅の途中
      地平線の向こう側で
      ぴしりと音をたてて崩壊した タマシイ
      燃える 燃える
      おまえも
      おれも
      燃える
      燃える


ノート   投稿者:だ   投稿日:2001/03/17(土)23時22分35秒   ■   ★ 

      裏のどぶ川に張っていた氷が融けると
      数十匹もの犬の膨れ上がった死体が出てきた
      橋の上から石を投げると
      張り皮の緩んだ太鼓のように情けない音を立てて
      次々と破裂していく
      おまえたちがどこからきて
      どこへ行くつもりだったのか
      俺のうかがい知るところではないが
      ここで俺に会ったのは運がなかったな

      #NHKでエンヤが唄ってる。俺はこの箱の中で腐っていく。それだけだ。


ノート   投稿者:だ   投稿日:2001/03/18(日)00時34分05秒   ■   ★ 

      > こころにぽっかりと穴が空いたような感じ。
      > というか空きっぱなしのところに次々と。
      > > その穴を埋めるためには、何が必要なんだろう?
      > 土だよ、きっと
      > 大地がなくなったらきっと僕らは生きていくことはできない。

      天地人 
      そんなふうに生きれたらどんなにいいだろう
      俺は宙に浮いている 下水溝を流れていく 紙くずのように風の中に消える 
      雨がしとしと降れば 電線はしとしとにじみ 死んだ女の声が聞こえる 
      たくさんの声が雫になって 落ちてくる 木霊する 響き渡る 
      落ちていく どこまでも どこまでも 無底の闇の奥深くへと

      アスファルトは水を吸わない
      水は黒い鏡面の上を流れる
      俺は宙に浮いている 
      下水溝を流れていく
      消えろ
      すべて


ノート   投稿者:だ   投稿日:2001/03/21(水)20時38分27秒   ■   ★ 

      日は静々と降り積もり 
      牛車の歩みで空を行く死者たちのロンド
      一本の日時計のように立ちすくみ 
      失われた影について思念するまったき白昼
      凪いだ湾の向こうには 
      原子力発電所が蜃気楼のように浮かんでいる
      日は静々と降り積もり 
      雨鱒の肌のように舞い降りる放射性降灰のカンタービレ
      一体のデクのように打ち捨てられた波打ち際で 
      世界が痴呆のように目を開ける
      指尺ひとつ幅向こうの閉鎖領域で開け放たれる 
      世界への扉
      唄は 
      唄われる者の内で朽ち果てていく


7月のノート  名前:ダーザイン  2002年7月30日(火) 22時40分42秒 [107]  ■  ★ 

      ノート2002.7.29

      工事車両の下によもぎ色の猫が一匹入りこんだ
      知っているかい?
      猫はエンジンオイルのこげた匂いなんかが好きなんだ
      ときどき思うんだ
      トラックの下にもぐりこんだまま
      どこか遠いところに行っちゃう猫もいるんじゃないかと
      見知らぬ街での新しい生活は
      親元をはなれて都会で暮らし始めた少女のように
      りんとした心持で迎えられるのかもしれない

      空を見上げると太陽にうっすらと羊雲がかかる
      すると周囲の青空に
      いくすじも いくすじもの光の帯ができる
      この光の道標は
      俺をどこへ呼び招いているのだろうか


      ノート2002.7.15

      驟雨が通り過ぎると
      公園の樹木の枝葉の陰から
      2羽のすずめが降りてきた
      チチとさえずり
      道路端に頭をたれた草の穂をついばむ

      アスファルトのゆがみには
      水たまり
      空をよぎる電線が映っている

      私の足もとの
      鉄柵ごしの排水口をのぞきこむと
      流れ込む雨水
      降りそそぐ空の色
      いくつもの
      いくつもの
      光の輪がひろがり
      果てしなく膨張しつづける宇宙のように
      遠く輝いていた 


 投稿者:ダーザイン   投稿日:2000/06/17(土)00時39分58秒   ■   ★ 

      夜の心臓

      ボサノバ
      紫煙
      幻影の海

      常緑樹のプランターに
      凍てついた いく粒かの水滴

      霧の向こうには
      流氷


 投稿者:だ   投稿日:2001/03/20(火)23時05分10秒   ■   ★ 

      今夜も更けていきますね
      電信柱を伝わって 海岸草原まできてみれば
      月の光に照らされて 夜花の群れがほのかに光り
      パラボラのある丘の上へと ハマナスの香りをいただきながら
      石段をひとつひとつ踏みしめて あなたの姿を探せば
      大きなもみの木の上で ゆらりゆらりと風にそよぐ首吊り縄

      静かに凪いだ海に 星の光が映っている
      海の底では 見知らぬ者がブツブツつぶやく
      日々の泡のように 消えていった風景

      壊れてしまえばよかったのか なにもかも
      最初から 存在したことなどなかったかのように 
      あとかたもなく

      海の背中は黒々と光り 空と交わるところで裏返る
      果ての果てには何があるのだろう
      日々の泡のように 消えていった風景


 投稿者:ダ   投稿日:2001/03/27(火)02時08分17秒   ■   ★ 

      今夜も更けていきますね
      どこか遠い所で 見知らぬ明日が燃えています
      あの時僕に何ができましたか?
      今のボクなら何ができますか?

      世界の果てには何がありましたか?

      あなたのいない世界で
      風の音を聴いているボクは
      ヤハリ今日も寝れないわけで
      えいえんと呼ばれる一過性の歳月の
      とある一瞬
      吐き捨てるような言葉 言葉


夜警  名前:ダーザイン  2002年8月13日(火) 18時01分07秒 [118]  ■  ★ 

      風の強い夜だ
      下弦の月のまわりに
      虹色の光の輪を作っていた薄雲が通り過ぎる
      窓辺に焼きついた油色の日々が
      ガラス板から流れ落ちる

      星々がさわさわ震えている

      明滅する交通誘導棒をもって
      人明かりの消えはじめた
      薄ら寒い夜の街角に立てば
      ビルの影が微かにゆがみ
      闇がほのかに光り始める

      夜の精たちの
      永遠のあやとり遊び

      人通りがなくなると
      思いはどこか遠いところへ
      寂しい海辺へ 
      或いは
      懐かしい見知らぬ景色

      草原の千の舌が
      湿気った夜風にざわめき
      存在しない女の形をした塔が
      しずかに
      しずかに
      燃え上がる

      夜もふけて
      深夜便のトラック乗りが
      時たま通るだけになる
      永遠の合図を待つ歩哨のように
      赤い光の警備棒を振りながら
      テールランプの明かりを見送ると
      頭上の電線が
      かすかに 
      かすかに
      ざわめきはじめる

       あなたはどことどこを繋げているのですか
       あなたは神様のいる場所に繋がっていますか
       
       あなたは知っていますか
       つながれることのない手のぬくもりを

      風の強い夜だ
      俺のサイフには
      黄色く色あせた写真が一枚入っており
      きっといつまでたっても
      捨てることはできないんだろうと
      そんなことを思う 


風が唄っていた  名前:ダーザイン  2002年9月13日(金) 16時00分22秒 [127]  ■  ★ 

      使っていない電話器が時々鳴る
      コードは何処にも差してない
      その受話器が持っていた番号は
      もう何処にもないんだよ
      遠い昔つながっていた
      あなたの電話番号も
      もう何処にもないんだよ

      あなたが消えた夜の果てにも
      光の粒子が寄り集い 今は
      幾つもの明かりが灯っている
      銀の砂粒
      金の砂
      青い炎の衣をまとった
      星の子供ら

      こんな夜にはベッドを抜け出し
      コートのポッケにウイスキー入れて
      丘の上まで行ってみようか
      とっても寒い夜だから
      コートの襟立てマフラー巻いて
      冬枯れの野を
      ゆっくり ゆっくり歩いていこう
      零れ落ちた星を拾って

      空っぽの電話が再び鳴る
      受話器を取ると
      どこか遠い所で
      風が吹いている
      目を閉じると
      果たされることのなかった
      約束の花束が
      風に舞い散り
      宙空に
      色とりどりの星座を灯す

      いつもお電話ありがとう
      天気輪の丘へ行く道は 今夜も
      星屑でぎっしりだよ
      青く光る道をたどって
      丘の頂きに立てば
      僕はもう
      ここにいるのか
      そこにいるのか
      わからなくなってしまいそうだよ

      受話器は何も答えなかった ただ
      どこか遠い所で
      風が唄っていた 


  投稿者:だ   投稿日:2001/01/02(火)22時53分49秒   ■   ★ 

      お月さまぁ お月さまぁ
      まんまぁーる お月さまぁ
      銀屋ぁ根の上 笑ってる

      お月さまぁ お月さまぁ
      電線の 譜読んで
      お空ぁのオルガァン 弾いてくれる?

      お月さまぁ お月さまぁ
      クロームメッキの ぴかぴーかお月様ぁ
      まるまぁる太った ドラ猫抱えて
      お月さまぁ お月さまぁ
      踊ろぅよ 踊ろぅよ わるつぅを踊ろぅよ
      お月さまぁ お月さまぁ・・・

         Λ Λ
      ヽ(´ー`)ノ<お月様のワルツだよ
        (     )      
        ノωヽ



番外編

  投稿者:    投稿日:2001/06/05(火)08時24分32秒   ■   ★ 

      だーざいんの詩を読み下してみたヽ(´ー`)ノ

           空無通信

      題名だと思われる。「空無」という語は存在しないので、
      おそらくは造語であろう。空無の意味については後述。
      「通信」…空無からの通信なのか、空無への通信なのか、
      空無を媒介としての通信なのか、その他の意味なのかは不明。

      1   放棄された埋立地を
           一体の透き通った者と
           連れ添って歩く

      1連から3連までは「放棄された埋立地」の写生であると思われる。
      「一体の透き通った者」…後述。

      2   雑草に覆われはじめた
           アスファルト面のそこそこに
           立ち上る無の陥没痕
           ほつれた放心の縫い跡から
           冷気が放たれる

      「立ち上がる無の陥没痕」
           …不明、「無の陥没痕」とは、「無」が陥没した痕(理解不能)なのか、
           「陥没痕」が「無」なのか。「無の陥没痕」が「立ち上がる」とは、本来
           陥没しているはずのところが出っ張った状態になっているのか。
           道路の穴をアスファルトで修復した痕であろうか。
           または、煙のようなものにも「立ち上がる」という表現を用いるので、
           陽炎のことであろうか。しかし、すぐ後ろの「冷気」との整合性に難がある
           と思われる。
           「無」について言及されている個所なので、単なる写生ではない可能性が大きい。
           「立ち上がる」については12連にも用いられている。

      「ほつれた放心の縫い跡から」
           …「ほつれた」が何に掛かるのか不明、「ほつれた放心」を縫い直した跡なのか、
           「放心の縫い跡」が「ほつれた」のか。「放心」は後にも出てくる語である。

      「冷気が放たれる」
           …次の連の「永久凍土」に繋がるものと思われるが、仔細は不明。

      3   孤絶の語り部たる永久凍土

      「孤絶の語り部たる永久凍土」
           …擬人法であると推測される。本来聞き手が必要な「語り部」が
           「孤絶」しているという矛盾から、「永久凍土」を起想させようと
           しているのであろうか。そうであったとしても、「孤絶の語り部」の矛盾と
           「永久凍土」の関連は不明。「永久凍土」が何の暗喩であるのかも不明。

      4   遺跡化した新造建築物の合間を
           一瞬の襲撃が
           鳴りとよめかす
           コーラ缶の放擲軌道

      「コーラ缶」を投げた音の描写であろう、蛙が古池に飛びこむといったところであろうか。

      5   瓦礫の中の坂道を下る中央基線
           片道3車線の
           三位一体の
           空無

      「中央基線」…ミシンの用語と思われる。が、不勉強につき不明。
      「片側3車線の」…「三位一体」を修飾しているものと思われる。意味不明。
      「三位一体」…「3」という数がこの詩では重要な意味を担っていると思われる。
      「空無」…7連において、「空無が通り過ぎていく」「風が」とあるため、
             「空無」とは「風」そのものか、「風」のある側面を表しているものと
           思われる。また、そこから1連の「一体の透き通った者」とは「風」である
           という推測ができる。「三位一体」との関連は不明、であるが、
           おそらくこの詩にとって重要な部分であろう。


  投稿者:    投稿日:2001/06/05(火)08時24分45秒   ■   ★ 

      6   いら草
           コスモス
           取り入れられた二番草の茎

      舞台が埋立地から田園に移ったものと思われる。
      「二番草」は田で一度刈り取った後にもう一度生えてきた雑草のことであろうか。

      7   おまえが通りを行く すると
           空無が通り過ぎていく
           風が
           ただ透き通った風だけが
           野を分けていくのだ

      「おまえ」…「一体の透き通った者」を「風」と仮定すると「おまえ」は
            新しい登場人物と思われる。「一体の透き通った者」が「風」ではない
            とすると、「おまえ」は「一体の透き通った者」である可能性もある。
            しかし、「風」の修飾に「透き通った」という表現を用いているので、
            「一体の透き通った者」が「風」=「空無」である可能性が高い。
            その場合の「おまえ」については不明。

      8   風は三度現れる
           放擲と
           放心と
           今再びの放擲と

      不明、重要な意味を付しているものと思われるが・・・
      「放擲」はうち捨てるの意、何かを捨てて放心しているのであろうか。

      9   振り仰ぐと
           身を捩る陽光

      空を見たら眩しかったらしい。

      10 とりわけ巨大な陥穿の底
           放物線上の斜面から
           見上げる斜面に逆行を担い
           静止する積雲の輪郭

      「とりわけ巨大な陥穿の底」
            …「陥穿」は落とし穴の意、いくつか落とし穴があるうちの、
            とりわけ大きなものにはまったらしい。舞台が埋立地か田園かは不明。

      「放物線上の斜面から」…落とし穴は下向きの放物線のかたちをしているらしい。

      「見上げる斜面に逆行を担い」
            …「逆行」は「逆光」の間違いであろうか、「逆行(光)」を
            担っているのは「静止する積雲」であると思われるが、何故「逆行を
            担い」で区切ったのかは不明。

      11 一筋の冷光がおまえを射る

      「冷光」が「静止する積雲」が担っている逆行(光)なのであろうか。
      「光」が「射る」という表現は単にそのものを照らすことをいうのが普通であるが、
      次連の「光の剣に貫かれた」から、本当に射られたものであると推測される。
      もしくは両方とも修辞か。

      12 光の剣に貫かれた者が その
           放物面の焦点位置へと
           焦点位置へと
           浮遊する
           立ち上る
           脱自する

      「光の剣に貫かれた者が その」
            …「光の剣に貫かれた者」は「おまえ」であると推測される。
            ひとつ空白を置き、「その」とあるが、空白の意義については不明、
            「その」は「とりわけ巨大な陥穿の底」であろう。

      「焦点位置へと」「焦点位置へと」
            …二度続けるのは、ゆっくりと焦点へ近づく様の形容であると思われる。

      「放物面の焦点位置へと」
            …落とし穴の斜面が放物線であることから、「放物面」が落とし穴の面で
            あろうことが推測される。放物面はパラボラアンテナのようなものを
            想像すると分かりやすい、光を当てると反射光が焦点に集中する。

      「浮遊する」「立ち上がる」「脱自する」
            …「おまえ」には実体が備わっていたのだが、光に貫かれたためか、
            実体から幽体離脱のような現象を起こして抜け出してしまったらしい。
            「おまえ」の生死は不明、そもそも生物であるのかも不明。

      13 球面収差にゆがむ視界に
           現れる
           再度現れる一本の線

      「球面収差」…放物面のレンズは焦点が一つに集まるが、球面のレンズだと焦点が
             ずれてしまうことであろうか。望遠鏡を覗いているものと思われる

      「現れる」「再度現れる」
            …強調表現であろうか、「再度」ということは一度消えてしまったもの
            であると思われる。

      「一本の線」…不明、5連の「中央基線」のことであろうか。       

      14 待機する場所
           空無通信

      「待機する場所」…誰が「待機」しているのかは不明。

      「空無通信」…不明。この連では「待機する場所」であるところの「空無通信」と
            いうように、「空無通信」が場所の一種であるとも読み取れる。
            そうすると、「空無通信」とは本来は「空無通信株式会社」などの名称であり、
            「空無通信」はその略語であるとも考えられる。


      意見キヴォリヽ(´ー`)ノ


  投稿者:    投稿日:2001/06/05(火)08時25分59秒   ■   ★ 

      結論を忘れたヽ(´ー`)ノ

      結論はわけがわからん



おまけ

 名前:d  2002年9月03日(火) 19時57分19秒 [126]  ■  ★ 

      野山あるき氏の詩をFOR YUOで酷評してきた(^^;ワラ
      (野山あるき氏のサイト)
      http://members.goo.ne.jp/home/aruki69/main

      意味不明な言葉の羅列のように見えるので放置しようと思ったのだが、野山歩きさ
      んのサイトに行ってみて絵を見るとなかなか良かったので、酷評になってしまう
      が、レスしようと思う。
      野山歩きさんの絵は抽象(半具象)だが、見る者に何がしかのイメージを喚起させる
      強度を持っている。独自のセンスを持っておられると思う。だが、この詩には残念
      ながら何も感じさせられなかった。これも抽象なのであろうが、焦点が合わないと
      言うか、非常に漫然としており、イメージの連続性も、イマジネーションの強度も
      なく、読み手に何がしかのイメージを抱かせる、何がしかの思いを伝えうる言葉に
      はなっていない。「イメージの連続性」というのは何かひとつのことに付いて詳細
      に書けとばかり言っている訳ではなく、様々なイメージの断片の断続的・継続的連
      続でももちろん良いんだが、そのような抽象が一編の作品に纏め上げられたものが
      詩と言うものだ。野山あるきさんには是非、絵画におけるように、詩の言葉におい
      てもイメージの連続性と、イマジネーションの強度を探求していただきたい。 


 投稿者:d  投稿日:2002年05月08日(水)23時49分07秒 ■ ★

      はて、なむる氏が@詩日記にインターナショナル日本語版を貼ってくれたので猿の
      ように繰り返し繰り返し聞いております。かっこいいです。ちなみに@詩日記と当
      @えいえんなんてなかったはマル共連(マルチメディア共産趣味者連合)の細胞で
      あり、先鋭的革命的掲示板たるべく日々精進する所存です。
      今日はNHKでヒトラー特集の第1回目をやっていましたね。ワイマール体性で疲弊し
      300万人の失業者が飢えるドイツに彗星のように現われたヒトラーのドイツ国民労
      働者党。今日のテレビでもやっていましたが、ヒトラーが政権をとったころには共
      産党も大躍進しておりヒトラーの突撃隊と街頭で激突したりしていたようです。革
      命騒ぎかっこいい!
      現在日本の失業者も150万人。昨年は1年間で300万人以上の自殺者が出ましたが、
      自殺理由の第1位は失業などによる生活苦です。なぜ戦わずに死にますか?死ぬくら
      いなら何故国家に反逆しませんか?何故ヒトラーは現われませんか?暴動と内乱の
      痙攣的な興奮の中でえいえんを受肉するのです!
      自らの脳内で行う精神病院へと至る詩的革命もいかしますが社会も革命するべきで
      す。通りに出て叫びましょう!激しいジェスチャーでアジ演説を打ちましょう!

      起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し
      さめよ 我が同胞(はらから) 暁は来ぬ
      暴虐の鎖断つ日 旗は血に燃えて
      海をへだてつわれら 腕(かいな)むすびゆく

      いざ 戦わんいざ
      ふるいたて いざ
      あゝインターナショナル
      我らがもの
      いざ 戦わんいざ
      ふるいたて いざ
      あゝインターナショナル
      我らがもの



詩集完成 投稿者:d  投稿日:2002年05月20日(月)21時09分08秒 ■ ★

      詩集が完成しました。
      http://members.tripod.co.jp/d_135143835/sisyuu.index.htm
      非常ににシンプルな状態ですが、
      そのうちちょっとだけシックに飾れたらと思っています。

      で、編纂していて思ったのですが、とりわけ耽美詩集にあるようなものは
      ネット上はもとより商業誌にもまず無い美しさをもっているとおもいます。
      最近の才能のかけらも無い詩人さんたちは身辺雑記のような詩ばかり書いており
      芸術的な詩は全く書けません。短歌のほうにはけっこう芸術的な人いるようなのにね。
      そんなわけで、漏れはこれから活字媒体に打って出ることに致します。
      多くの人に読んでもらいたいし、数千円のしょぼい稿料でも欲しいからね。
      自分の才能を信じてがんばります。本気です(躁状態ではありません(^^;ワラ)


 投稿者:d  投稿日:2002年05月22日(水)23時58分08秒 ■ ★

      このところずっとホームページつくりに没頭していたのでここもほとんど放置でし
      たな。詩集や小説集からトップページまで全部自分(remix作という見方のほうが
      正しいか(^^;)でやったので非常に愛着が湧きました。これからここをメインサイ
      トと呼ぶことにします。
      http://members.tripod.co.jp/d_135143835/index.html
      空の写真はhttp://www5d.biglobe.ne.jp/~ta-ka/index.htmのtakaさんの所から
      頂いてきました。
      はて、後カウンターがついたら言い訳がなくなるのでまた職探しです(;´Д`)


 投稿者:d  投稿日:2002年05月23日(木)20時19分09秒 ■ ★

      今回作ったトライポッドのホームペイジはワードで作ったのだけど、リンクを貼っ
      たりソースをいじる時にごちゃごちゃ余計なことが書いてあってサッパリ解らなか
      ったのでremixの人たちの助言に従いメモ帳で最初から自分でソースを書けるよう
      にHTMLを勉強することにした。基本的なことがわかれば後はソースのコピペで大抵
      のことはできるようで、思っていたほどはやっかいではないかも。
      試作品。
      http://members.tripod.co.jp/d_135143835/okibi.htm
      トライポッドのindex.htmlもメモ帳でソースを書いて作り直してみた。
      やりだすとおもしろいね。ホームページ作成ソフトを使わずにちゃんとしたものが
      作れるなんて気分がいいな。はまりそうだ。



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     番外編 光の王 えいえん かなしい ライターズ 地獄の季節


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