フサフサ祥子さま(その1)


胸騒ぎの月曜日  投稿者:   投稿日:2004/01/25(日)23時02分00秒  ★  ◆  

      > 「お待ちなさい」
      >  とある月曜日。
      >  銀杏並木の先にある二股の分かれ道で、祐巳は背後から呼び止められた。
      >  マリア像の前であったから、一瞬マリア様に呼び止められたのかと思った。
      > そんな錯覚を与えるほど、凛とした、よく通る声だった。
      >  声をかけられたらまず立ち止まり、そうして「はい」と返事をしながら、
      > 身体全体で振り返る。不意のことでも、あわてた様子を見せてはいけない。
      > ましてや顔だけで「振り向く」なんて行為、淑女としては失格。
      >  あくまで優雅に、そして美しく。少しでも、上級生のお姉さま方に近づけるように。
      >  だから振り返って相手の顔を真っ直ぐとらえたら、まずは何をおいても
      > 笑顔でごきげんよう――。
      >  しかし残念ながら、祐巳の口から「ごきげんよう」は発せられることはなかった。
      > 「――」
      >  その声の主を認識したとたん絶句してしまったから。

       おびただしい数の、そして長い毛に包まれたこの世のものとは思えない
      生き物がそこには立っていた。
      「タイガー、漫画売ってよ」
      「えっ?」
       祐巳は思わず間の抜けた声で聞き返してしまった。
      「タイが曲がっていてよ」
       その形相に驚きのあまり聞き違えてしまったことを祐巳は恥じた。


  投稿者:   投稿日:2004/01/26(月)02時11分38秒  ★  ◆  

      > オナニーするのでレズ文章を貼り付けてくれ

      「そこは寒いでしょ、いらっしゃい。祐巳」
       言われるがままに、祐巳は祥子のそばに寄り添った。
      「ほら。こんなに震えちゃって」
       違う、違うのよ。お姉さま。この震えは寒さじゃないの。
       勇気を振り絞って祐巳は祥子に尋ねる
      「お姉さま、どうしてお姉さまは、そんなに、─あの、その、毛が──」
       ようやくそこまで口に出すことが出来たが涙があふれて言葉が出ない
      「祐巳、どうして泣いているの。あなたには涙は似合わないわ。」
       祥子はそっと指先で祐巳の顔を拭いた。
       祐巳の顔には信じられないほどの本数の抜け毛が張り付いた。


>   投稿者:   投稿日:2004/01/26(月)02時24分40秒  ★  ◆  

      > > 志摩子は第一話でレイプされて狂って死亡でいいよ(´ー`)
      > 殺しちゃいくらなんでもまずいだろ(;´Д`)
      > 第二話以降は銀杏並木でぶつぶつ独り言呟きながら銀杏を拾い続けているんだよ
      > そして最終話では銀杏を焼こうと焚き火していた火が強風に煽られて薔薇の館に
      > 飛び火して炎上するのを薄気味悪い笑みを浮かべながら眺めるんだ(;´Д`)

      「これ、祐巳の首にかけてもいい?」
       それはいつか見た、祥子さまのロザリオだった。
      「だって、昨日はくれないって――」
       祐巳が言いかけると、祥子さまは「当たり前でしょう?」と遮った。
      「シンデレラを交代してくれようとしているあなたに、ロザリオを受け取ってもらっても
      嬉しくなんかないわ」
      「え、それじゃ……」
      「賭けとか同情とか、そんなものはなしよ。これは神聖な儀式なんだから」
       輪に広げられたそのロザリオを見ながら、それが自分にふさわしいのかどうか、と考えた。
      でも、祐巳を選んだのは祥子さまで、自分がふさわしくないと思うことは、祥子さまの人を
      見る目を疑うことになる。
       昨日、祥子さまを追いかけた、あの時の気持ちを思い出せ、と思った。祥子さまを追い
      かけるのは自分なのだ、と。未熟な部分はこれからいくらでも努力すればいい、と。
       それ行け。祐巳は自分に号令をかけた。
      「お受けします」
      「ありがとう」
       祥子さまは、そっとロザリオをかけてくれた。目を閉じて儀式が終わるのを待つ。
       どうも様子がおかしい。祥子さまはブツブツとなにかつぶやいている
      「あれ?おっかしーわね、なんではずれないのよ。あぁ、もうっ。絡んじゃってる…」
       体毛が祐巳の首を絞める
       祐巳は次第に意識が遠のくのを感じた。祥子さまの毛で死ぬなら本望だわ。
       最後の瞬間、そう思った。

       月と、マリア様だけが二人を見ていた。

                      -第一部完-


>   投稿者:   投稿日:2004/01/26(月)22時28分34秒  ★  ◆  

      > > 銀杏ってどんな匂いよ?
      > 志摩子臭い

       やっぱり無理、と拳を下ろした時、二人の背後から異臭がした。
      「山百合会に、何かご用?」
      「はっ!?」
       祐巳と蔦子さんは、匂いに気づいて振り返った。
      「あら、ごめんなさい。驚かせてしまったかしら」
       そこに立っていたのは、藤堂志摩子さんだった。
      「祐巳さんと私、紅薔薇のつぼみにお話があって。志摩子さん、取り次いでいただけ
      ないかしら」
       蔦子さんはちょうどいいとばかりに、クラスメイトの志摩子さんに話をつけようとした。
      「あら、そういうことだったら、お入りになったら?祥子さまは多分二階にいらっしゃる
      と思うし」
       志摩子さんは銀杏の匂いを漂わせながら、扉を開けて怖じ気づく二人に手招きをした。
      「こちらよ」
       志摩子さんはプリーツの襞を階段で擦らないように押さえながら、器用に階段を上って
      いった。祐巳と蔦子さんは顔を見合わせ、「うん」とうなずいてから、その後に続いた。
      「よかった。祥子さまいらっしゃるみたい」
       志摩子さんはドアの下に落ちている毛束を両脇に寄せながらドアノブに手をかけた。
      「えっ!?」
      「ということは、この毛は祥子さまの……」


 投稿者:   投稿日:2004/01/29(木)21時22分02秒  ★  

       しかし、待てども手の平に痛みはやってこず、代わりにごそごそと祥子さまが
      自分のポケットを探る音が聞こえてきた。「あれ?」なんて思っていると、暖かい
      手応えが手の平の上に訪れた。
      「これ――」
       目を開けてみると、そこには毛束がもさっと二束のっていた。
      「こんな物でもないよりましよ」
      「え……?」
      「上着を着られなかった急いで来たのはわかったから」
       祥子さまは踵を返し、祐巳に背中を向けた。
      「あまり恥かかせるんじゃないの」
      「祥子さま……」
       最後の段を飛ばして駆け上ると、祐巳は後を追いかけた。
       自分の妄想が馬鹿みたい。でも、まさか祥子さまが寒さをしのぐために自分の毛を
      くれるなんてこと、考えもしなかったものだから。


 投稿者:   投稿日:2004/01/29(木)22時35分26秒  ★  

      「祥子さま」
      「え?」
      「どうなさったんですか?」
      「どう、って?」
       いつもと変わらないつもりでいるのだろうか。
      祥子さまは「何をいっているんだろう」というような顔で、祐巳の顔を見た。
      「えっと、だから悩み事か何かあるのかな、って」
      「あったら?助けてくれるの?」
       逆に真顔で聞き返されて、祐巳は怯みそうになりながら「私にできることなら」と
      がんばって答えた。
      「じゃ、毛生え薬使って」
      「えっ!?」
      「できることならやってくれるんじゃなかったの?」
       祥子さまは「ほら」と言って、薬を載せた片手を祐巳の目の前に掲げた。
      改めて見ると、ふさふさしてとてもきれいだった。でも、これにはもれなく重い副作用が
      ついてくるので、簡単にもらってしまってはいけないのだ。
      「他のことでは――」
      「祐巳に頼みたいことがあるとすれば、それだけよ」
       毛生え薬は呆気なく、祥子さまのポケットにしまわれた。ただ試しに言ってみただけ、
      そんな感じだった。


>   投稿者:   投稿日:2004/02/06(金)01時55分49秒  ★  ◆  

      > > はい(;´Д`)
      > きこえな〜い

      「今後、私は祐巳に『祥子さま』と呼ばれても、返事をしないことにしましたから」
      「えっ」
      「だって。いつまで待っても、あなた呼び方変えようとしないんだもの」
       言いたいことは言ったという風に、祥子さまは祐巳に背中を向けて
      どんどん歩いていってしまった。
      「祥子さまぁ」
       追いかけても、宣言通り振り返りはしない。
      「無視されたくなかったら、ちゃんとお呼びなさい」
       わかっているでしょ、って目を見ないですまして歩いていく。祐巳は、
      ぽりぽりとこめかみをかいた。何だか、無性に照れくさい。
      「……えさま」
      「聞こえなーい」
       こうなったら、絶対言わせるつもりらしい。
       祐巳は、観念して辺りを見回した。幸い、マリア様しか見ていなかった。
      「お姉さま!」
       銀杏並木の中で、祐巳の声は妙にはっきり通った。するとマリア様のように
      きれいな毛並みのお姉さまは、よく響く声で「はい」と振り返って、満足げに
      自慢の胸毛をなびかせたのだった。


>evaluly  投稿者:   投稿日:2004/02/06(金)02時05分44秒  ★  ◆  

      > > 最後まで読んだ瞬間に特製カルピス噴いた(;´Д`)コマル
      > お前らはフイタが過ぎる(´ー`)たまには漏らせよな

       お姉さまがただ憧れの上級生だった頃に比べて、祐巳の「祥子さま病」は
      完全に、そして確実に進行している。
      『決していい状態ではありませんね。お薬を出しておきますから、毎食後
      必ず服用してください』
       白薔薇さまの顔をしたお医者さまの幻覚が現れて、意地悪くニヤリと笑った。
      ハッとして顔を上げると、すでに三年生の入場も始まっている。
      「祐巳さん、じき始まるからそろそろ起きた方がいいわよ」
       隣の椅子に座っていた桂さんが、小声で注意してくれた。――どうやら、
      五分かそこら居眠りしていたらしい。
       祐巳は欠伸をかみ殺した。ちょっと寝不足気味だった。理由は、言わずと知れた
      お姉さま。何日かぶりにお姉さまに会えるかと思うと、昨夜は興奮してあまり眠れ
      なかったのだ。そして、ちゃんと朝食の前にヒゲを剃ったはずなのに、もう三つ編み
      が出来るぐらいの長さになっている。やっぱり、かなり重度の「祥子さま病」だ。


 投稿者:   投稿日:2004/02/19(木)01時26分04秒  ★  

       祐巳は祥子さまを見つめた。
      「なぜ黙るの。あなたの心の中にある言葉を、どうして私にぶつけないの? 
      それじゃ、私には何もわからない」
       お姉さまは今、とても怖い顔をしている。
      「ごめんなさい……お姉さま」
       それだけ言うのが、やっとだった。お姉さまにこんな顔をさせて、ここまで言わせる
      自分が情けなかった。
       何が起ころうとも、祥子さまを嫌いになるはずがない。
       それなのに祐巳は。次第にぼやけていく大好きな人の輪郭線を、瞳の中に揺らめかせる
      だけしかできないでいた。
      「あの、祥子さま?」
       ただならぬ気配を感じたのか、志摩子さんが扉の側まで駆け寄って声をかけてくれた
      けど。二人の間に漂う緊迫した空気というのは、誰にも修復することなどできなかった。
      「……志摩子、おいで」
       察した白薔薇さまが、志摩子さんの肩を抱いて連れていく。
      「なぜ、泣くの」
       二人きりになった薔薇の館の玄関で、祥子さまが小さく言った。
      「やめて頂戴、これじゃ私が一方的に後輩いじめしているみたいじゃない。
      泣きたいのはこっちの方よ。妹に避けられて、その理由すら教えてもらえなくて――」
      「うっく」
       祐巳の喉から、奇妙な音がした。言葉を発しようとしたのに、まるで喉の肉が
      盛り上がったみたいに声帯をつぶして声が出ない。
      「なぜ、話してくれないの? あなたにとって、私ってその程度の存在なの? 
      毛深いのがそんなに嫌なの?」


 投稿者:   投稿日:2004/02/24(火)06時03分14秒  ★  

       お姉さまが手をさしのべて招くので、祐巳はその側に歩み寄った。
      「私は祐巳の顔も、髪も、声も、指先も、すべて好きだけれど。でも、その外見が好き
       だからあなたを好きになったわけではないわ。それを動かすあなたの心があるから、
       それが愛着になっているの」
       祥子さまの手は、祐巳の頬をなで、髪に触れ、手を握り、そして最後に制服のタイの
      結び目で止まった。
      「私の、心」
      「ええ。目に見えない部分よ。もし祐巳らしさというものがどこかにあるなら、たぶん
       それにくっついているのではなくて?」
      「お姉さまは、それを見つけてくださいますか」
       祐巳は答えて欲しかった。奥に隠れている大切なもの、それが祐巳を祐巳たるものに
      している何かだとしたら、それを迷わず見つけられる、と。
      「あたりまえでしょう? 私はね、たとえ音のない真っ暗闇の世界にいても、そこに
       祐巳がいるならすぐにわかるわよ」
      「え……」
      「あと、……そうね。もし祐巳が、何かの伝染病に感染したとするでしょう? 
       担ぎ込まれたという病院には、病気の影響でアフリカのライオンのように全身を剛毛で
       ふさふさになった人ばかりが千人、ベッドに横たわっていたとして、私なら間違いなく
       一発で祐巳を捜し当てることができるわ」


 投稿者:   投稿日:2004/02/27(金)18時00分46秒  ■  

      「お待ちなさい」
       とある月曜日。
       銀杏並木の先にある二股の分かれ道で、祐巳は背後から呼び止められた。
      「あの……。私にご用でしょうか」
      「呼び止めたのは私で、その相手はあなた。間違いなくってよ」
       間違いない、と言われても。いいえお間違いのようですよ、と答えて逃げ出してしまい
      たい心境だった。声をかけられる理由に心当たりがない以上、頭の中はパニック寸前だっ
      た。
       そんなことなど知る由もないその人は、ふさふさと体毛を揺らし、真っ直ぐ祐巳に向か
      って近づいてきた。
       学年が違うので、このように間近でお顔を拝見することなどない。ちゃんとお声を聞い
      たのも、今回が初めてだった。
       地面まで伸ばしたストレートヘアは、シャンプーのメーカーを教えて欲しいほどつやつ
      やで。──あれ?体毛もヘアでいいんだっけ?そんなことを考えていると、
      「持って」
       彼女は、手にしていた骨付き肉を祐巳に差し出す。訳もわからず受け取ると、からにな
      った両手を祐巳の首の後ろに回した。
      (きゃー!!)
       何が起こったのか一瞬わからず、祐巳は目を閉じて固く首をすくめた。
      「根性が、曲がっていてよ」
      「えっ?」


 投稿者:   投稿日:2004/02/13(金)18時54分29秒  ★  

      「バレンタインデー?」
       多大な期待はしていなかったけれど、志摩子さんは「何のこと?」って感じに首を小さく
      傾げて微笑んだ。
      「……えっとね」
       痒くもない頭をぽりぽりとかいて、祐巳は言葉を詰まらせた。
       予想通りというか何ていうか。志摩子さんの対応ったら、どう見ても例年の二月十四日、
      誰かにチョコレートを進呈している女の子のそれとは違う。
      「嫌だ、祐巳さん。私だってバレンタインデーくらい知っていてよ」
       お上品にコロコロと笑う。ああ、よかった、と祐巳はほっと一息ついた。バレンタインデ
      ーの説明を一からしなきゃいけなかったら、どうしようかと思った。
      「この行事は、そもそも昭和二十一年の二月十四日、進駐軍のバレンタイン少佐が子供たち
      にチョコレートを配ったという故事に由来しているのよ」
      「……わりと、もっともらしく聞こえるわね」


>   投稿者:   投稿日:2004/02/15(日)21時54分13秒  ★  ◆  

      > マリみての小説っておもしろいのか?(;´Д`)
      > 貴殿等の印象に残ってるシーンを貼り付けてみろよ

      「……聖さま」
       弱い声で呼びかけたにも関わらず、黒い傘はゆっくりと振り返った。一緒にいたピンク
      の花柄とか黄色の水玉とか紺のチェックとかの傘は、黒傘が立ち止まったことさえ気づか
      ずに校門を抜けて歩いていく。
      「祐巳ちゃん、どうしたの!?」
       聖さまは叫んだ。傘があるのに濡れ鼠となった後輩を見れば、たいていの人は驚くもの
      である。
      「聖さまぁっ」
       祐巳は傘も鞄もその場に捨てて、真っ直ぐ聖さまの胸に飛び込んだ。
      「いったいどうしたの」
       ただ泣き続ける祐巳に、聖さまはオロオロするばかりだったけれど、どうして泣いてい
      るのかを冷静に説明できそうになかった。でも、この前聖さまが「ぶちまけていい」って
      言ってくれたから。もう一人で抱えきれないほど膨らんでしまった切ない思いを、誰かに
      聞いて欲しかったから。
      「ああよしよし」
       聖さまは、しゃくり上げる祐巳の背中を、やさしく撫でてくれた。こうしていると、何
      も考えずにいられそうだった。大きな存在に身を委ねて、疲れた身体を休めたかった。
       やがて手の動きが止まって、聖さまがつぶやいた。
      「……祥子」
       そのことで、祥子さまがそこに現れたことな祐巳は知った。でも、聖さまからは離れな
      かった。力を入れて、しがみついた。祥子さまには返さないでって、無言で聖さまに訴え
      かけた。
       向かい合っている形の祥子さまと聖さまは、どちらも何も言わなかったから、祐巳には
      周囲の状況が見えなかった。ただ祥子さまの足音が、ゆっくりこちらに近づいてくるのが
      わかるだけだ。
      「祐巳」
       静かに、名前を呼ばれた。けれど、祐巳は答えなかった。聖さまの腕の中で、いやいや
      と首を振り、顔を上げもしなかった。
       やがて、祥子さまのため息が聞こえた。
      「お世話おかけします」
       それは、聖さまに向かって言った言葉だったのだろう。祐巳の頭のすぐ上にあるもう一
      つの頭が、小さくうなずく。
      「祐巳ちゃん」
       遠ざかる足音にかぶって、聖さまがそっと囁いた。
      「祐巳ちゃんのおまんこを指で開いてくちゅくちゅしたいよおおーう」


>   投稿者:   投稿日:2004/02/11(水)05時27分53秒  ★  ◆  

      > > マリみての話しようよ(;´Д`)
      > きこえなーい( 'ー')

       一度アニメって物を見てみたかったのよ、なんて。さすが祥子さま、言うことが違う。
      趣味といえばイコールアニメ、っていう感覚の祐巳とは大違いだ。
       まあね。もともとアニメってオタクの自己満足だった、って聞いたことがあるから、お
      金持ちのお嬢さまにはご縁がない物かもしれないけれど。
       そんなお嬢さまをこっちの世界に染めちゃっていいものかどうか祐巳が思案しているう
      ちに、祥子さまはさっさと店の中に入っていった。
      「祐巳、ぶつぶつ独り言いっていないで案内してちょうだい」
      「は、はい」
       祐巳は腹をくくった。コスプレショップを克服したのだから、アニメショップだって構
      わないだろう。しかしドール専門店とか言われたら、それだけは断固断ろうと思う。あそ
      こは祐巳だってテリトリー外だ。
      「アニメショップって、本とか小物とかも売っているのね」
       ゆっくり奥に向かって進みながら、興奮気味に祥子さまがつぶやく。
      (本当に初体験なんだなぁ……)
       でも近頃は専門店といっても、そればかりしか売っていないお店って珍しいと思う。○
      ○バーガーや××チキンという名前のファーストフードだって、ポテトや飲み物売ってい
      るし。CDショップではカセットテープやビデオテープ、お肉屋さんではソースを売って
      いたりもする。――ちょっと脱線しちゃった。
      「買い物を干渉されないのはいいわね」
       祥子さまは歩きながら、買い物客が店内の商品を目の色を変えて物色するようすを見て
      感心する。そういえば、先のコスプレショップでのウインドウ・ショッピングでは、商品
      を手に取ろうものならすかさず店員さんがやって来て素材の説明をしたり試着させようと
      したりするお店が多かったから、こういうのがかえって新鮮なのかもしれない。アニメシ
      ョップの店員さんは、あまりお客さんにつきまとったりしない。ぐるり見渡してみても、
      レジ係の他は、せっせと品物を並べているか、POP書きしているかどっちかだ。
      「これだけある中で、どうやって自分が欲しいアニメを見つけられるの?」
       祥子さまはその品揃えの多さに怯んでいた。それもそのはず、その店は奥のスペースが
      すべてアニメの棚で占められていて生半可な量じゃない。多少実写ビデオが混じっていて
      も、そのほとんどは似通った絵柄である。
      「……私、自信がなくなってきたわ」
       畳んであれば、尚更わからない。こういう時にこそ、声をかけてくれる店員さんの存在
      がありがたいのに。
       不安げに、祥子さまは辺りを見回した。
       店内は賑やかだった。軽いアニソンと沈んだ客同士の会話、日曜の午後のショッピング
      を楽しむ若者や中年男性。
      (まずい)
       祐巳は気づいた。祥子さまは落ち込みかけている。初コスプレショップは何とか無難に
      やり過ごすことができたからよかったが、初アニメショップでうまく買い物ができなかっ
      たりしたら、今後のオタク人生に大きく響くのではないだろうか。トラウマ、っていうの?
       それは困る。
      「しっかりしてください、お姉さま。私がついていますから」
       祐巳は祥子さまの両手を自分の両手で握って、励ました。ここは妹の自分が何とかしま
      しょう、と。
      「……祐巳」
      「ここにはたくさんありますけれど、でもお姉さまにピッタリの作品は限られています。
      まず、全年齢向けの棚以外は見なくていいです。それにロボットモノと子供向けは除外し
      ましょう。」
       手を引いて、女の子のイラストが描いてあるコーナーに連れていく。
      「はい。これで品物が半分以下になりました」
       それを聞いて、祥子さまは少しホッとしたような顔をした。よかった。さっきは、乗り
      物酔いした人みたいな顔色していたから。
      「で、好きな監督や声優を選んで、自分にあった作品を買えばいいんです」
       祥子さまだったら何十万円もするレア物なんかも買えるだろうけれど、この際無視。今
      は、できるだけ迷わせないことが大切だ。
      「好きな声優……?」
      「えっと。池澤春菜とか、豊口めぐみとか、能登麻美子とか。ほかには…ええと、簡単にい
      うと、そういうことです」
       他にも井上喜久子とか色々あるけれど、全部省略。初心者にあまりたくさん言うと、頭
      が爆発しちゃうだろうから。
      「祐巳のは」
      「は?」
      「今、祐巳のが好きなの。そういうのがいいわ」
      「えっ!ギャラエンですか!?」


>   投稿者:   投稿日:2004/03/27(土)01時35分00秒  ★  ◆  

      > > 祥子様はおなかがすいてぐだぐだで必死に祐巳に夜食を作るようせがむんだけども
      > > 祐巳は激しく祥子様に対していらついていてむーっとしたまま相手にしないとか萌えるな(´ー`)
      > 祐巳はもっと祥子さまに対して唾を吐きかけたり靴を口の中に突っ込んだり
      > きつく当たるようにするべきだと思う

      いつものように、大五郎を煽った祥子様は、掘り炬燵で御肴を強請っていた
      凛としたすれ違う人が皆振り返るほどの美しさを持つ祥子様が、よりによって
      するめの足を口から除かせながら、マイセンのカップに注いだ焼酎をちびちびと
      喉を鳴らして飲む様を想像できるだろうか
      油揚げに刻み葱と納豆を詰めて軽く焦げ目をつけたものと、檸檬を振った目刺しを
      食卓に持っていくと、祥子様は遅い遅いと炬燵の天板を強くたたく。たたくたびに
      カップから透明でつんとした香りのする液体が、漆塗りの天板に毀れた

      目刺しの乗った器を引っ手繰るとまたカップにペットボトルから焼酎を注ぐ祥子様
      私は小声で「もう、ここに姉は居ない・・・」と一人ごちて、聖様から受け取った
      鉄錆の侵食を受ける拳銃の引き金を引いた

      乾いた音と共に、目の前の飲んだくれが、炸裂した


>   投稿者:   投稿日:2004/04/10(土)21時01分47秒  ★  ◆  

      > > そのうち10枚刃とか出そうだな(´ー`)
      > 人類が皆山百合会の皆様のようになったらな(;´Д`)

      「お土産は何が良いですか、って私がうかがいましたよね。そしたら、お姉さまは」
      「『あなたたちが無事に戻ってくるのが、何よりのお土産よ』って言ったかしら?」
      「はい、そう答えられました」
      それは祐巳にとって、ものすごくうれしいお言葉だった。一週間後の自分が「何よりのお土
      産」になれるわけなんだから。けれど。
      「それじゃ何を買って帰ったらいいかわかりません、って私が言ったところ。お姉さまは、
      『強いて言うなら』と前置きなさって、あの、おっしゃいませんでしたか」
      聞き違いだと思う。だから聞き返したのだ。「今なんて言われましたか」と。
      「何て?」
      「ローマ毛抜きもしくはフィレンツェバリカンと」
      控えめに尋ねると、祥子さまはさらりと言った。
      「言ったけれど?」
      言ったんだ。やっぱり。
      どうしよう、ここは笑うところなのかな。祐巳は迷った。笑いをとろうととして統べるのと、真
      剣に言った言葉を笑い飛ばされるの、祥子さまにとってはどちらが厳しいことだろう。


>   投稿者:   投稿日:2004/04/29(木)01時37分16秒  ★  ◆  

      > > 地中に埋めるなんてありかよ(;´Д`)
      > 祥子様はいじわるだからな

      「私の妹になってくださるかしら?」
      突然の申し出に祐巳は戸惑った。ひょっとしてからかわれてるのかしら。
      「え?あの、妹にって・・・いきなりそんなことは・・・」
      「私のことお嫌い?」
      祥子さまの左まぶたがヒクヒクと痙攣を始めた。
      「えっ!ちょっと待ってください。・・・そうじゃなくて、まだ、その、
       なんていうか、好きとか嫌いとか・・・は」
      「やっぱり嫌いなのかしら」
      祥子さまの左目の眼輪筋がピグピグと動いている。
      「え?違いますよよ。だから、いきなりそんなこと聞かれても」
      祐巳が答えに迷っていると、祥子さまは突然立ち上がって叫んだ。
      「どっちなの!?わたくしのこと!愛しているの?!愛していないの?!
       さっさと答えなさいよ!こんなに言っているのに!!」
      祐巳はビックリして志摩子さんの入れてくれた紅茶をこぼしてしまった。
      真っ白なテーブルクロスが緋色に染まっていく。
      「あーっ!紅茶こぼしたわ!あんたのせいだからね!」


>   投稿者:   投稿日:2004/04/29(木)01時44分12秒  ★  ◆  

      > 毛は?

      祐巳は思い切って切り出した。だって、すごく気になるんだもん。
      「き、昨日の『体毛』のことだけど・・・。あ、あれは一体。」
      祥子さまはさほど特別でもないようにさらりと答えた
      「びっくりさせてしまったかしら?そうよね、いきなり見た人はびっくりして
       しまうわよね。
       昨年の事よ。お姉さまに『ロザリオ』をいただいたの。自分でも知らないう
       ちに全身いたるところに毛が生えていたわ。先祖返りってものなのかしら?
       どうでもいいけど」
      祥子さまのお姉さまって、ロサ・キネンシスのことだわ。他の薔薇さまはどう
      なのかしら。
      「ほ、ほかにそういうことできる人知っていますか?」
      「知らないわ」
      祥子さまはさらりと答えた
      「それと、逃げだそうとしない事ね。あなたの頭皮に私の毛を何百本かすでに
       埋め込んでおいたわ。」


>   投稿者:   投稿日:2004/04/29(木)21時10分35秒  ■  ◆ 

      > > 聖「あの女は魔性の女…
      > >   志摩子をまどわす夢食い妖婦バンプ
      > >   少女の仮面のその下は獣盛りの東洋毒婦
      > 祥子:こんな虚飾の学園二人でひっかき回して逃げてしまいましょう?
      >       「ごきげんよう」って!?

      「私の妹になってくださるかしら?」
      突然の申し出に祐巳は戸惑った。ひょっとしてからかわれてるのかしら。
      「え?あの、妹にって・・・いきなりそんなことは・・・」
      「私のことお嫌い?」
      祥子さまの左まぶたがヒクヒクと痙攣を始めた。
      「えっ!ちょっと待ってください。・・・そうじゃなくて、まだ、その、
       なんていうか、好きとか嫌いとか・・・は」
      「やっぱり嫌いなのかしら」
      祥子さまの左目の眼輪筋がピグピグと動いている。
      「え?違いますよよ。だから、いきなりそんなこと聞かれても」
      祐巳が答えに迷っていると、祥子さまは突然立ち上がって叫んだ。
      「どっちなの!?わたくしのこと!愛しているの?!愛していないの?!
       さっさと答えなさいよ!こんなに言っているのに!!」
      祐巳はビックリして志摩子さんの入れてくれた紅茶をこぼしてしまった。
      真っ白なテーブルクロスが緋色に染まっていく。
      「あーっ!紅茶こぼしたわ!あんたのせいだからね!」
      祥子さまは全身の毛を逆立たせて怒りをあらわにした。祐巳はあっけにとられて、そ
      んな祥子さまを見上げるしかなかった。



おまけ

>   投稿者:   投稿日:2003/07/11(金)00時58分09秒 

      > > http://cobalt.shueisha.co.jp/osusume/maria3/index.html
      > でマリア様はどれですか?

      大前提:祐巳たちはマリア様に見られている
      小前提:お前は祐巳たちを見ている
      結論:お前がマリア様


 投稿者:   投稿日:2004/02/08(日)23時36分36秒  ★  

      祥子さまはフサフサで
      聖さまは祐巳ちゃんのおまんこを指で開いてクチュクチュしたくて
      令さまはインポテンツで
      志摩子さんはワキガなのか(;´Д`)


>   投稿者:   投稿日:2004/02/21(土)00時46分10秒  ★  ◆  

      > > もいっかいネタ書いてみるヽ(´ー`)ノお題プリーズ
      > 蟹

      「ロサ・・・カニーナ?」
      初めて聞く名に目をまるくする祐巳。
      由乃は答える。
      「蟹江敬三に似てるから、ロサ・カニーナと呼ばれているらしいわ」

      またヤッチャッタ・・・(;´Д`)文才ZERO


>   投稿者:   投稿日:2004/02/24(火)22時59分16秒  ★  ◆  

      > > 白薔薇さまはしずかに座り込むとあぐらをかいた。
      > > 祐巳が白薔薇さまったら、スカートなのに...と思った次の瞬間、
      > > 白薔薇さまこと佐藤聖さまは空中浮遊した。
      > WJの道場で受身の練習させるよ?

      「志摩子、受け取ってもらえるね?」
       白薔薇さまは右手に巻いた数珠をそっと差し出した。
      梵字でオウムと文字が入った綺麗な数珠だった。


 投稿者:   投稿日:2003/02/11(火)13時21分10秒 

      リリアンに通いたい(ノД`、)
      祥子さまと祐巳さんの仲睦ましい様子を隠れてみつめながら
      ハンカチをかみしめて「なんであんな娘が(#T皿T)キー」ってやりたい


 投稿者:   投稿日:2004/02/19(木)23時06分43秒  ★  

      聖さまにマリア様の前で呼び止められたい
      タイが曲がってるよ、って注意されてタイを直されたい
      なんか祥子と祐巳ちゃんみたいだね、って微笑みをかけられたい
      普段ほかの人のタイなんて直したりしない聖さまの手が滑って
      首をしめられすぎてあたふたしている聖さまの顔を見つめながら窒息死したい


>   投稿者:   投稿日:2003/03/05(水)13時45分53秒 

      > > 祥子さま・・・なんてはしたない
      > マリみては脳内のエロフォルダから一番遠いところに分類してあるよ(;´Д`)

      服の上から祐巳の胸に手をあてると柔らかいというよりも
      ブラジャーのごわついた感触がした。
      祐巳が恥ずかしそうに顔を背けると、揺れた髪からシャンプーの香りが広がる。
      良い香り………、思わずそう呟いてしまった。
      こんな妄想だけで充分オナニュができました(*´Д`)


>   投稿者:   投稿日:2004/01/18(日)18時24分44秒  ★  ◆  

      > > 女の子がものすごい恥かしがりながらソフトに陵辱されていくエロマンガが読みたいです
      > 「うっ……うっ…」て嗚咽を漏らしながら自分から脚を開かざるを得ない状況とか

      ああ それは漏れも最高に萌えだよ
      そういうシチュエーションの得ろ同人っていうと、マリみてのエロ同人で祥子様ふぁんの
      女子ぢもの策略で万引き犯の濡れ気味をきせられてしまった祐巳が、店員さんに
      「学校に連絡しないわけにはいかないからね そうしたら退学だよ」って脅されて
      「うっ…うっ…」って泣きながら「祐巳の身体検査をして下さい」って一枚づつ
      脱いでいって恥かしがりながら脚を開くってヤシかな 
      もう何度も何度も抜きまくっているよ(;´Д`)


>   投稿者:   投稿日:2004/01/18(日)18時28分23秒  ★  ◆  

      > そうか、万引きしたものを膣のなかに隠してるかもしれないからな

      そうなんだよ 本当に万引きしたものを隠してないかどうかしっかり
      見えるように広げるんだって店員さんに命令されて、指でおまんこを
      広げる祐巳は死ぬほど萌えるよ(;´Д`)漏れも店員さんになりたい


>   投稿者:   投稿日:2003/05/21(水)03時59分47秒 

      > > ありがとう(*´ー`)
      > > 貴殿らがある日寝ていると突然お布団の中でもにゃもにゃと柔らかい感触がして
      > > なんだぶっ殺すにゃのと目覚めたらぱちくりとナナス君がびっくりしたような
      > > 顔をして「あ、あのごめんなさいっ急に気がついたらこんな所にいて…」
      > > とかあうあうしてそのまま貴殿らが押し倒しちゃいますように(;´人`)
      > 俺はマリみての祐巳ちゃんがいい(;´Д`)

      ぎにゃー(;´Д`)
      明くる日貴殿が何ともなしにだんだんと親密になっていた祥子様が
      「空白さん…」と肩を寄せてきたのをすっとかわして「ごめん」と
      悲しみにみちた視線にも振り返らずツライ気分で帰宅したところ
      いつの間にかあがりこんだ祐巳ちゃんが「食べてね」というメモを残しつつすやすや寝息を立てていて
      貴殿のために用意したお夕飯のラップに冷えた水滴がついて
      (こんなに待っていてくれたのか…)と嬉しい気持ちになれますように(;´人`)


>   投稿者:   投稿日:2004/02/29(日)15時19分28秒  ★  ◆  

      > > 祥子様は実は淫乱とかそういう設定はないのか(´ー`)
      > わき毛の処理はしないので夏は臭い

      むしろ祐巳がわき毛を処理しないでそれを(ちょっと臭いな……)
      と思いながらもついついその匂いをかごうとしてむやみに近寄ったりしていたら
      ある日祐巳に体を押しつけられて「お姉様。どうしていつもそんな風にかぎ回るんですか?」
      「この匂いが好きなんですか?」とか辱められて
      「あなた何いってるの?!おやめなさい!」とか気丈に抵抗するも
      既に濡らしてしまっているのを祐巳にいぢられて以下略みたいな感じでエロゲを作ってよ


>いたずら糞うさぎ  投稿者:   投稿日:2003/11/27(木)15時47分24秒  ★  ◆  

      > 祥子様は散歩と称して犬のうんこを集めてきた後
      > それを祐巳の身体に塗りたくって熱い抱擁を交わすので好き
      > とかそういうのか(´ー`)

      祥子様は犬のうんこを集めるなんて下賎な真似はしないし
      興味を示すのは自分のアナルから噴射された排泄物だけ
      そもそも祐巳に塗りたくるのは自らのチンポから吐き出された白濁液だよ(;´Д`)
      固定なんだからもっと真面目にやってくれ


>   投稿者:   投稿日:2004/03/04(木)00時27分39秒  ★  ◆  

      > 祥子さまにはイマイチ劣情をもよおさないのう

      小笠原家が没落して成金になった漏れの家に祥子さまを政略結婚で嫁がせたい
      すごく嫌そうな顔でマグロになって漏れとのセクスに耐える祥子さまを少しずつ
      薬漬けにしていって最後は祐巳の目の前で「祐巳っ!私のオマンコ見て!オマンコ!
      オマンコイクッ!」って言わせたい
      あーいまいち


>   投稿者:   投稿日:2004/04/18(日)01時44分53秒  ★  ◆  

      > > イノメンス〜それは生理〜
      > 祐巳が祥子様の使用済み生理用品を狙って……ってのはちょっとエグすぎるな(´ー`)

      祐巳が実は初潮がまだだと冗談で祥子さまに話して
      本気にしてしまった祥子さまがなにやらいろいろと
      心配しつついろんなことをやるようなそんな感じで


>   投稿者:   投稿日:2003/11/22(土)23時48分27秒  ★  ◆  

      > 祥子だの志摩子だの祐巳だのわけわかんね(;´Д`)

      チンチンが小ぶりだけど堅さでは負けないのが祥子様
      巨根の持ち主だけどマン臭が銀杏に勝るとも劣らないのが志摩子さん
      祐巳はド変態でスカトロ趣味の祥子様を受け入れた変態マゾ女


>   投稿者:   投稿日:2003/11/26(水)23時44分41秒  ★  ◆  

      > > 祐巳!顔はやめてボディにしな
      > まぁ、スケバンネタは誰かやると思うよ(;´Д`)

      父親の虐待に追い詰められた祥子様の母親は自分と子供を護るために父親(旦那)に
      保険金をかけて殺害したが発覚し母親は無期懲役を打たれ祥子様は施設送りに
      母親の仮出所を条件に特別捜査官となった祥子様は悪質な脱税事件のもみ消しと
      引き替えに富豪の小笠原夫妻の養女となりリリアンへ潜入する・・・こんな感じか(;´Д`)


 投稿者:   投稿日:2004/02/02(月)22時24分37秒  ★  

      突然学園にも薔薇の館にも来なくなった祐巳。祥子が家を訪ねるが祐巳は
      出てこない。原因を祐巳の弟の祐麒に訪ねるが祐麒は答えようとしない。
      祐巳が家に閉じこもる理由、それは祐巳が学園の帰り道で男に暴行されたのが
      原因だった。

      というような小説というかSSを書いているよ(;´Д`)


>   投稿者:   投稿日:2004/02/10(火)00時02分10秒  ★  ◆  

      > > 由乃家にいって牛丼大盛に牛皿って頼んで店員に嫌な目で見られながら
      > > 「もう食べられなくなるねしばしのお別れだ(ノД`、)サヨナラダケガジンセイダ」
      > > ってモーモー牛さんにお別れをしてきたよ(;´Д`)
      > リリアンの人間でもそういうとこで食べるのか(;´Д`)

      祥子様がジーンズショップに続いて牛丼屋に行ってみたいと言いだして
      あわあわ言いながら一緒に出かけていった祐巳が
      何故か店内で他の山百合会の面々に遭遇するSSを考えてる漏れが居る(;´Д`)


 投稿者:   投稿日:2004/03/30(火)01時50分00秒  ★  

      ブクオフで100-300円くらいでミステリとかSFとか買ってきては読むのが
      最近の暇つぶしなんだが今日読んだJの神話というのが
      擬似姉妹制度のある全寮制女子高なんていうのが舞台で驚いた
      最初のマリみて単行本より前に出ているけど
      コバルトの読みきりよりは後という出版時期だった
      メフィスト賞物ということでマリみて殺人事件のような気持ちで読んでいたら
      最後はふたなりエロ小説になって呆然とした
      これなんて二次元ドリームノベルスよ?(;´Д`)


>   投稿者:   投稿日:2004/03/30(火)02時08分09秒  ★  ◆  

      > マリみて殺人事件(;´Д`)それは気になる

      全寮制カトリック私立で
      1,2年生は相部屋でいろいろと教えを請うたり導いたり
      ロザリオの授受はないけど姉妹とあったし
      美人ぞろいの生徒会でその中心の人はさま付けで呼ばれたりとか
      お姉さまとか
      そう思って読むからだろうけれど(;´Д`)


 投稿者:   投稿日:2003/10/02(木)18時55分45秒  ★  

      祥子さまは祐巳と瞳子がミルクホールで腕を組んでいるのをみかけて
      その日の午後の授業はすっきりとしない気持ちで過ごすことになるだろう。
      授業が終わってはやる心を抑えながらもついつい急ぎ足になって薔薇の館に
      向かうと瞳子が遊びにきてるうえに祐巳は気を利かせて外出していて
      瞳子に「何しに来たの?」なんて冷たく当たってしまう祥子さまは萎え。
      泣きながら薔薇の館を飛び出す瞳子とすれ違って祐美が帰ってきてくれても
      イライラした祥子さまが怖くて近づいてもらえなくてヒステリーを起こしてしまう
      祥子さまはハリネズミ的でちょっとだけ萌え。


>   投稿者:   投稿日:2004/05/31(月)01時14分55秒  ★  ◆  

      > > 「なあ、ねーやん、うち、もうあかんねん」
      > > 「ほーかほーか、あんたもアホやなあアハハハ」
      > > こんな感じの会話か(;´Д`)
      > 祥子「今日は岩田呉服店まで注文しておりました浴衣を取りに行かねばなりませんので」
      > 蓉子「あら、そう。暇だったら天下一品にでも行こうと思ってましたのに。」

      祥子「今日はあれやで。浴衣や浴衣。すっかり忘れとったわ、えらいこっちゃ」
      蓉子「ホンマに祥子はんはアホでんなあ。ほならうち天一行ってくるさかい」


>  投稿者:   投稿日:2004/03/21(日)22時22分53秒  ★  ◆  

      > > それより由乃さんのプティスールどうするよ(;´Д`)江利子さまとの約束ももうそろそろ期限が来るぞ
      > 漏れは瞳子だと思ってるんだが(;´Д`)気の強い同士で

      「瞳子ちゃん!?」
       目をキラキラさせてにじり寄る祐巳。
      「そうなんだ……私、瞳子ちゃんが歩み寄ってくれるの待ってたよ。祐巳、うれしい」
      「そっちも勘違いなさらないでくれませんこと! 私はこういう勝手なこと言う方、好きになれないだけです!」
      「いいのいいのみなまで言わなくて」
      「ひっ! 擦り寄らないでいただけます!?」
      「ま、それは冗談」
       ぱ、と放してやると、きーっとばかりに歯をむき出して威嚇する瞳子。


>   投稿者:   投稿日:2004/03/31(水)20時29分59秒  ★  ◆  

      > > 瞳子にも祐巳しかいなかったんだよ
      > > だから祐巳は気分次第で選んで、残り物が由乃さんにいくと思えた
      > > だけど 由乃さんは瞳子を選ぶし 祐巳は残り物の可南子を妹にするし(;´Д`)
      > 頼むからネタバレは週明けぐらいまで勘弁しておくれよ(;´Д`)

      志摩子さんが最後の審判の絵をみて泣いたり

      イタリアで祐巳の出した「会いたいという手紙」が
      帰国後、祥子さまに届いてラブラブになったりするよ

      静さまと志摩子さんがペンフレンドであったことも暴露されるしな


 投稿者:   投稿日:2004/03/14(日)01時48分15秒  ★  

      祐巳が電車の中でロサ・ギコンテス様に抱きつかれて乳首をつままれたりパンシの中に
      手をつっこまれていじられたりして我慢しきれなくなって小便を漏らしてしまう
      エロ同人しで抜いて寝るよ


 投稿者:   投稿日:2004/05/29(土)22時01分40秒  ★  

      マリみてのエロ同人で祥子様ふぁんの女子ぢもの策略で万引き犯の濡れ気味をき
      せられてしまった祐巳が、店員さんに「学校に連絡しないわけにはいかないか
      らね そうしたら退学だよ」って脅されて「うっ…うっ…」って泣きながら
      「祐巳の身体検査をして下さい」って一枚づつ脱いでいって恥かしがりながら
      脚を開くってヤシのアプまだぁ?(;´Д`)


 投稿者:   投稿日:2004/03/16(火)08時32分44秒  ■  ★ 

      マリみてワールドに女装して紛れ込む夢を見た(;´Д`)
      周囲は綺麗なお姉様方ばっかりで女装も楽しかったんだけど
      靴箱に昔仕事で履き古したスニーカーが入ってて
      それでバレた(;´Д`)
      恐怖で何も言えなくなってしまったけど、リンチの最中に「ケツ穴だけは許して」と
      心の中で何度も念じたよ


 投稿者:   投稿日:2004/02/23(月)23時28分08秒  ★  

      妹にマリミテを貸してくれって頼んだらマリミテはないけどそれっぽいのならあるよって
      「タクミくんシリーズ」とかいう小説を貸してくれたんだけど、全寮制の男子校で
      寮は全部二人部屋で主人公の人が突然学園のアイドルみたいなモテモテさんのヤシに
      同部屋になってくれって言われて困る話だったよ でてくる男は片っ端から
      ゲイでバンバンとセクスしてるんで最悪だった(;´Д`)読破したけど


>   投稿者:   投稿日:2004/03/23(火)04時50分17秒  ★  ◆  

      > > お前ら適当なエロ小説の登場人物の名前をマリ見てのキャラに置き換えたのでも満足しそうだな
      > キャラの名前と攻・受を指定すると適当なデータベースからエロSSを自動生成してくれるサービスを考えた

      祐巳を開けて祥子さまを出せ。志摩子さんにロサ・ギガン
      ティアしたら命はない。もちろんロサ・ギガンティアを志
      摩子さんしても祐巳がない。だから今すぐ志摩子さんを開
      けて、ありったけの祐巳を出せ。さもなくば、この由乃さ
      んのようなものでおまえの令さまを開けて祥子さまを出せ。
      そうしなければ祐巳をロサ・ギガンティアして由乃さんも
      出せ。こっちにも考えがある。その考えは祐巳の中にある
      から、志摩子さんを読んで考えを考えてから祐巳を出せ。
      祥子さまがなければ由乃さんもない。


 投稿者:   投稿日:2004/03/16(火)09時29分24秒  ■  

      みさくら的マリみて。

      「ごきげんよぉおお!んおっ!んおおーーっ!」
      「ごきげんみゃぁあ゛あ゛ぁ゛ぁぁあ!!」

      さわやかな朝の挨拶っ!挨拶がっ!澄みきった青空にこだましちゃう!!
      マリア様のお、お…お庭に集う乙女たちィィぃーーー!!んおおっ!!
      今日も天使のような無垢な笑顔でっ!!背の高い門をくぐり抜けちゃう!抜いちゃうッ!!
      汚れを知らない心身!お心身包んじゃう!深い色の制服でお心身包んじゃうのぉぉおおッ!!

      スカートのプリーツが!プリーツが乱れちゃうおっ!!うおおぉーーっ!
      白いセーラーカラーも翻っちゃうに!!あ゛みゃ゛あ゛あ〜〜っ!!!
      ゆっくりと歩くのがこ…ここでの…ここでのぉぉおおおたしなみぃぃーーーーー!!!!!
      もちろん遅刻ギリギリ!ほひ!ほひぃ!お遅刻ギリギリでほひぃ〜〜!!
      もう走り去っちゃう!お遅刻ギリギリで走り去っちゃいますッ!!
      はしたない!っぉぉおはしたないっ!!おはしたない生徒です!おほぉッ!!

      あひ!あひィ!し、し…私立!!

      私立リリアン女学園んんぉぉぉおおーーーーッッ!!!!!



     フサフサ祥子 その2 ぷにケオフ りぷりんと シスプリ選挙


あやしいわーるど@みらい からの転載をまとめたものです。


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