西郡彦嗣語録


閑話休題cレヴォ・レポート  投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/05/15(月)07時53分09秒  ■  ★ 

      コミックレヴォリューションというイベントに行った。最終電車に乗り遅れ始
      発までの時間潰しに新宿のネット喫茶で掲示板を見ていてその存在を知った。
      どうせ日曜日で暇だったし眠たくも無かったので行く事にした。自転車で池袋
      サンシャインまで行くとすでに何人かの一般参加者達が並んでいた。時間は朝
      7時前。

      俺はその時800円しか持っていなかった。それは当日、郵便局でお金をおろ
      そうとして暗証番号を3回間違えてカードを使えなくしてしまったからだ。俺
      は悪くない。豊島郵便局の児童預け払い機は壊れている。何度2を押しても1
      になる。挙句、3回間違えて機械から拒絶される羽目になった。なぜ人間の奴
      隷である機械にまで拒絶されなければならないのだろうか。たった800円で
      は、帰りの電車賃を考えるとせいぜい1冊しか買えない。俺は憤慨して曇った
      空の下、佇んでいた。

      9時を過ぎるとかなりの人数が集まってきた。鳩がたくさん居る広場で長い行
      列ができ、到底並ぶ気はしなかった。時間潰しに俺がまだ1300円持ってい
      た時に買ったカタログを読んだ。中にふざけたマンガが載っていた。俺はこの
      イベントの企画者達は馬鹿だと思った。

      11時を過ぎたあたりに開場になったようで列が動き始め、最後尾について並
      んだ。西洋の城郭のような建物をぐるぐると歩かされて止まり、入場規制が行
      われたようだ。なかなか列が動かずとても暇なのでカタログを読んだ。紙面を
      覆うサークルカットを見て、俺はこいつら全員馬鹿だと思った。

      散々待って、ようやくメロンの間とかいうふざけた名前の所に入れた。中は湿
      度の濃さも手伝ってか異常な悪臭を放っている。覚悟はしていた物のやはり辛
      い。直前に石鹸で手と顔を洗っておいて正解だった。この中に居る連中よりも
      少しは清潔であるという事を確認しておかないと遣り切れない。

      会場内をふらふらうろついていると、笑ってしまうような顔や服装をした人間
      を何人も見た。俺はここに居る人間全員馬鹿だと思った。いい年した男達が小
      学生でも拒絶するような絵のマンガに群がっている。酷い悪臭と嘲笑の風景の
      中、紙の中に描かれている愛らしい少女達とそこに居る人間達とのギャップは
      あまりにも大き過ぎた。

      俺はこの会場を去る事にした。こんな時に要らぬ対人恐怖症の発作が出て、ブ
      ースの前で本を選ぶ事ができなかった。サークルの人間を目の前にして本を見
      ていると物の2秒も経たず猛烈に冷や汗が流れ始め、すぐその場を逃げるよう
      に離れる。そんな事を何度も繰り返した挙句、精神的に危なくなってきたので
      もう止める事にした。いつになったらこの症状は治るのだろうか。その日の夜
      は酷く鬱だった。


閑話休題2  投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/05/20(土)21時17分14秒  ■  ★ 

      マンガを買って読んだ。2冊買った。
      話題のSFマンガ、エイリアン91巻(富沢ひとし)と表紙が良かったので買
      ったクイーン・ビー(小山田いく)共に秋田書店刊

      エイリアン9はぺドが頭に謎の生物をひっつけてエイリアンを狩るという話。
      飼育係のような乗りでエイリアンを捕獲して籠に入れてとかそんなのが描かれ
      ていた。どうせならもっとグロテスクな方が好きだ。「ニグチャニグチャ」と
      畸形触手まみれの異生物に次々と小学生が取り付かれてゆき、鼻の穴や耳や口
      からどろどろした触手を何本も出して、3ページに1回は男性器や女性器を連
      想させる薄気味悪い生物を主人公3人の少女に纏わり付かせれば面白いと思っ
      た。1巻しか読んでいないので、これから先そうなっているのかもしれないと
      いう期待を私は持っている
      個人的に頭に取り付き何かする生物という設定では受波脳の方が好きだ

      クイーン・ビーは蜂や昆虫と意思の疎通ができる少女が虫を虐殺するのが大好
      きな子供を改心させたり、虫を操り熊をぶっ殺したりする話。単純に言えば動
      物愛ならぬ昆虫愛の物語。話の内容云々より、主人公の少女を自分の物にした
      いという欲求を久し振りに駆り立てられたマンガだった。
      私的に、マイマイカブリを出したりスズメバチに刺されて死なないのはどうか
      と思った。どうでも良い。ちなみに俺は昔、馬鹿みたいにでかいカマドウマに
      飛び付かれて気絶した事がある

      パラシュート部隊の唇歯輔車と脆性破壊は必読。人間って怖い


 投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/05/23(火)17時07分22秒  ■  ★ 

      さっき何故か原宿駅で鶴見済を見た
      何をしていたのだろうか
      あの辺りで覚醒剤が手に入るのだろうか


 投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/05/24(水)22時48分49秒  ■  ★ 

      もはやこの物語は俺の現実と共に崩壊した
      普通に学校に通って普通に友達を作っていればもっといい物が書けたと思う
      すさんだ生活から生まれる物は支離滅裂な物ばかりだと思った
      後はこの残骸を引きずってどこまでやれるかに賭けるしかない

      working bgm1 NIRVANA[never mind]=lounge act
      working bgm2 NIRVANA[in utero]=milk it
      working bgm3 BECK[mellow gold]=loser
      working bgm4 TOKUSATSU[bakutan]=migawari mary
      working bgm5 DINOSAUR JR[green mind]=the wagon
      working bgm6 SCUDELIA ELECTRO[orange side]=mizudorano namida


 投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/05/29(月)09時03分22秒  ■  ★ 

      僕はアメリカ人に生まれたかった
      世界で1番強い国
      日本なんて嫌いだしアジアなんて最低だと思った
      私の中に組み込まれた遺伝子はそれには成れない
      自分の中には無い物だった
      俺のデスクトップはクークラックスクラン仕様
      血の色がちがう
      今度は日本人の血の色を確かめる


(´ー`)  投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/06/03(土)16時44分21秒  ■  ★ 

      冷房を効かせたまま眠ったせいか季節はずれの風邪を患った
      筋肉痛になるほどセキが止まらなかった
      逆流した胃液が荒れた喉に触れて酷く痛い
      強い風邪薬を飲むと思考力が低下する
      それを数日続けたため頭が上手く働いてくれない


 投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/06/06(火)10時51分36秒  ■  ★ 

      原宿竹下通り脇にある渋谷区中央図書館に行ったら、閉まっていた
      俺は月曜日は休みだという事を初めて知った
      行く当てを失い、そばの東郷神社で休むことにした
      本殿前の清め水で手を洗い水を飲み、そこで座っていた
      すると、前から薄い真っ白なワンピースを着た女が歩いてきた
      その女の後ろにはヴィデオカメラをスカートの中に突っ込んでいる男がいた
      俺は目を疑ったが、瞬時にAVかエロ本の撮影なのだなと思った
      そいつらは階段を登らせてそこから撮ったりしていた
      女の歩き方がぎこちないのでバイヴレーターを入れられているのだなと思った
      暫くすると俺の存在に気付いたカメラの男が女に何か耳打ちした
      女は男に指示されるまま、俺のそばにやってきて汚い女性器を見せてきた
      その光景をカメラの男が撮っている
      俺はこいつら全員を殺したくなった
      こいつら俺のことを気違いか白痴か魯鈍か精薄かと思っているに違いない
      俺のバッグにはカッターナイフが2本入っていた


趣味  投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/06/10(土)05時10分59秒  ■  ★ 

      [エゴグラムによるあなたの性格診断結果]

      (性格)

      幼児的な発想で、幼児的な依存を他に求めて行くタイプです。これと云った理想も無く、社会や他人
      に対しては、冷たく無関心で有りながら、自分に対しては、数々の欲望を満たして貰おうと媚を売る
      タイプです。それで居て自分の人生に対しては、何の疑念や矛盾も抱かず、澄まし込んで居られる太
      平楽な人でも有ります。体が悪くも無いのにぶらぶらして居て、生活保護を受けているような人や、
      男妾のような場合が、これに当るでしょう。人間の持つべき当然の気概や尊厳を失って仕舞ったこの
      状態は、何処から立て直して行けば良いものか、一寸見当も付き兼ねます。何事にも責任感や倫理観
      に欠ける上に、思い遣りや同情心も殆ど無く、考え方や行動が衝動的で、現実を無視する事が多い為、
      地域社会の余され者になる確立が非常に高いでしょう 

      (恋愛・結婚) 
      貴方がもし、若い女性で有って、しかもかなりの美女で有ると仮定するならば、配偶者捜しに苦労す
      る事は少ないかもしれませんが、それでも結婚後に破綻を招く確率は非常に高い筈です。貴方が男性
      で有ったり、女性で有っても、極く平凡な容姿で有ったりする場合には、平穏な結婚生活を営む事が
      絶望的かもしれません。何しろ、相手に対して負んぶに抱っこを求める訳ですから、相手が逃げ出さ
      なければ、むしろ不思議なのです
       
      (職業適性)
      適職なしと答える事が、最も正しいのですが、強いてどうにか勤まりそうな仕事を捜し出すとすれば、
      極く一般的な単純サービス業か、ラーメン屋、定食屋などの、小じんまりした食べもの屋経営などが
      最も無難でしょう。但し、そう云う道が好きだと云う条件付きです

      (対人関係)
      人の世話になるよりも、自分が他人の世話をするように。人に指導されるよりも、自分が指導出来る
      ように。人を頼って行くよりも、自分が人に頼られるように。例えそれがどんなに難しい性格改造で
      有っても、そう云う目標に向かって少しづつでも前進して行くより外には、貴方の運を切り開いて行
      く道が見当たらないのです

      前より酷い
      http://www.taisei-e.co.jp/seikaku/sin-d.htm


 投稿者:西郡彦嗣  投稿日:2000/07/04(火)01時45分29秒  ■  ★ 

      昼間は蒸し暑かったのに15時を半分過ぎたあたりで雨が降り出した
      猛烈な勢いで降っていて雷の音も激しかった
      雲が消えて太陽が顔を出しても長い時間やまなかった
      私は大粒の雨が太陽の光をきらきらと反射させながら落ちるのをじっと眺めた
      雨がやむと修理に出した自転車を取りに行くため外に出た
      激しい夕立の後はとても涼しいらしい
      汗もかかずに歩き近くのホームセンターで自転車を引き取った

      自転車に乗るととても心地良かった
      壊れてから約10日間どこに行くにも徒歩だったので体に限界がきていた
      何をするにも億劫になり何ら頭を使う事ができなかった
      私は久々に古書店に寄り色々と見て回ろうと思った

      店に入ったらマーダーケースブックという殺人者について書かれた雑誌が
      二束三文で大量に売られていた
      そこにはチャールズマンソンとかサムの息子とかいった面子が顔を揃えていた
      何か1冊買っていこうと思い佐川一政と悩んだ挙句にジョンレノンを殺した奴のを買った
      それから部屋に帰って読んだ
      「バン! バン! お前は死んだぞ!」「バン! バン! お前は死んだぞ!」
      「バン! バン! お前は死んだぞ!」あ゛ー
      お前は死んだぞ


  投稿者:西郡彦嗣   投稿日:2000/08/29(火)22時23分46秒   ■   ★ 

      陽    デ    寝    ソ    母
      ガ    モ    台    ノ    親
      暮    僕    二    時    ハ
      レ    ハ    臥    ボ    買
      ル    ソ    セ    ク    ヒ
      頃    ノ    ッ    ハ    物
      二    事    テ    肺    ニ
      母    ヲ    イ    ヲ    行
      ハ    誰    ル    病    キ
      帰    二    ト    ン    マ
      ッ    モ    前    デ    シ
      テ    言    ノ    オ    タ
      キ    ワ    道    リ
      マ    ナ    デ    マ
      シ    カ    人    シ
      タ    ッ    ガ    タ
           タ    殺
                サ
                レ
                ル
                ノ
                ヲ
                見
                タ



/_1  投稿者:西郡彦嗣 投稿日:11/20(月)08時08分36秒 

      私が関東軍防疫給水部(七三一部隊)に配属されたのは晩秋の時でした。
      先の事変からはや九年の月日が流れ戦況は愈々芳しくない、とのことです。
      こんなことを言うのは本当に憚れるのですが、私はこの戦争にまったく関心が
      沸かないのです。何も戦争に限ったことではありません、自分を取り巻く
      全ての事象が霞の様にぼやけていて何も手に付かないのです。
      両親も近頃の私を気に病んでいるようでしばしば手紙を書いて寄越します。
      毎回返事は出しているのですが、つい余計なことばかりを書いてしまい
      むしろそちらが原因のようなのです。例えば物を食べてもちっとも美味しく
      ないとか、陽の光をもう何日も見た記憶がないとか。そのようなことを無闇に
      長く綴るので我事ながら恥ずかしくて読み返すことができません。
      そんな折、研究所に篭って専ら助手や雑用(と言っても私はれっきとした
      医学者であり患者を無下に扱うようなことはしない)に明け暮れていたところ
      同輩であり友人である吉村君が半ば強制的に満州配属が決定しました。
      病理研究者としてその手腕を買われかの東郷部隊を礎として新たに組まれる
      防疫部隊の研究班員として選ばれたのです。吉村君はその知らせを聞いた時、
      愕然として落涙したほどでした。かのような野卑な地に赴くのは嫌だ、ここで
      ずっと自分のやりたいことに打ち込みたいと嘆きました。私は仕方が無いやと
      適当に慰めの言葉をかけましたが無駄でした。今すぐにでも自死しそうな顔を
      して藁にも縋る勢いでお前も来てくれと哀願するのです。当然、私も行きたく
      などありませんが分かったと言い志願を申し出ると言いました。それで彼も
      踏ん切りがついたのか落ち着きを取り戻しましたが、許可されるとは限らないよと
      言うと再び狼狽を露わにするのです。いい加減呆れてその場を去ると、次の日
      彼は真っ青な顔をして手首に包帯を巻いておりました。
      その日の正午、以外にも私の志願届は認められ部隊への参加が決まったのです。 


/_2  投稿者:西郡彦嗣 投稿日:11/21(火)02時08分25秒 

      それから2週間後、私は対馬南沖に浮かぶ船上でゲロを吐きまくっていました。
      この旅路において一体何回のゲロを吐いた物でしょうか。
      下関から船に乗り釜山へ、陸路京城へ向かい再び海路を採り威海を経由し大連
      そして彼の地満州への到着です。そこから鉄道に乗り新京を越えて遥かハルビンの
      部隊本部を目指します。衰弱し切った私を尻目に吉村君などは、憂さ晴らしと
      291どもに酷い嗜虐行為を加え一人二人不具にしたとかしなかったとか。
      彼は自分に対してだけでなく他人に対してもサデイストなのでしょう。
      しかし、そのようなことよりもこの船酔いでは性処理はおろか半島に着く前に
      去ぬことになるのではなかろうか。こんな殖民の地の片隅で死ぬなどまっぴら御免だ
      死ぬ時は畳の上で誰にも看取られず逝きたいのだ。甲板で一通り戻し終えるたび
      私は半島を越え洛陽の彼方に見える大陸がとても疎ましく思えるのです。
      冷たい海風に当たり私は私の満州配属を告げた時の父母の表情に酷く言い難い
      気持ちになったことを思い出しました。あの、親の子供がほんの些細な外出でさえ
      見せる笑みと不安の混ざったような表情が私はとても苦手だったのです。
      あれを見るたびに無性にいたたまれなくなりその表情を振り払うのに骨を折る。
      何故、私を産んだ時に死んでくれなかったのかと理不尽なことを考え私生児への
      憧れを禁じえなくなるのです。その苦しさに換えたらこの焼けた胸にかかる
      悪心さえもそれを掻き消すカンフル剤として有り難い限りなのです。
      船舎へと戻ろうとすると水平線の真芯から陸が覗き始めました。先程の有り難さなど
      さらと忘れて深呼吸し体を船淵へと乗り出させました。
      そして遠くを見澄め目を落した瞬間、私は薄暗い海面一杯に広がるフカの幻影を見た。 


/_3  投稿者:西郡彦嗣 投稿日:11/22(水)05時35分24秒 

      船舎で暫く待ち惚けを食らったあと私たちは港に降りました。
      それから七三一部隊配属の者は参謀本部に集められ、これからの道程や現在の
      戦況等を伝えられました。そこで軍部外者たちにそれぞれ階級が与えられたの
      ですが、私は軍医少尉の位を受け吉村君は陸軍技師を受けました。私など元より
      大した功績も無かったので相応なのでしょうが、その場に居合わせた中では最も
      低く、ああいう雰囲気は嫌でした。
      次の出発まで時間を貰ったので港をほつほつと散策などをしておりますと、私の
      乗ってきた船の傍で朝鮮人の胃に蹴り入れをつつ怒声を上げている方が居られる。
      荷を落したかさぼっていたのか知らないが酷い蹴りの入れようでした。
      その反抗的な朝鮮人の表情も三、四と蹴られると苦痛に満ちた物となり六回目で
      血反吐を吐いて、死んだのか失神したのか知らないが反応が途絶えてしまいました。
      脇腹にもう一回蹴りつけると指示を受けた他の朝鮮人がそれを引き摺って何処かに
      運んでいった。私はその鋭い蹴りを持つ男に何と無しに声をかけて話しをしました。
      村上という下士官殿で同じ満州第七三一部隊の配属となり警備の任につくとの事、
      九州育ちの彼はこれからの満州は酷寒になり、それならフィリッピンやバダビヤに
      でも回された方が良かったと愚痴をついておりました。吉村君に限らずこの村上某も
      満州行きを嫌い荒んだ暴威を貪っているのですが、私にはまだそのような劣情が
      芽生えません。それはただ私がそれを苦に思うより遠く長く身を移したいという
      私の逃避願望に適っているからなのです。でもいつかその場に慣れが付いてしまい
      彼らのように残酷な行為に走るのでしょう。今の私にはその畜生に変貌してゆく
      己の過程を客観的に眺め愉しむことしかできないのです。
      薄っすら熱気を帯びた手の平を冷まそうと懐中時計を握り開くと針は京城へ向かう
      時刻を指していました。 


/_4  投稿者:西郡彦嗣 投稿日:11/24(金)02時37分49秒 

      列車に搭乗し発車してからというもの乗船時のような吐き気は来ないが増して
      退屈でした。この座りの悪い軍用列車からの眺めは、いや私はこの満州への旅路で
      ただひとつの風景も見逃すまいと努めてきましたが、それでもやはり高が海ひとつ
      跨いだだけでは何も変わらずそのような心底を突き詰めると、最早何処へ行っても
      ある種の諦念に縛られたまま何を感ずることも出来なくなるような気がします。
      京城までは至極当たり前に京畿道を北上してゆくのですが、何やら抗日運動も活発な
      ようで物騒です。隷属国の世迷事としては些か度を越しているんじゃないんですか、
      と私は戯れてみた。驕りの気持ちは誰しも持っている物ですし幾らか頭が回れば
      徹底的に他を蔑んでみるくらい雑作も無いことでしょう。私は先刻賜った拳銃を取り
      出し撃鉄を下ろしたり戻したり薬莢を抜いて引き金を引いてみたり弄くり始めました。
      人の死は幾度と無く見てまいりましたが、拳銃を握ると己がひとつの死という物体に
      変貌したような気になり憂屈な病魔に虫食まれる数多の人びとのこめかみにそれを
      突き付けたくなってしまうのです。しかし近い内それと同様の行為を私はもっとも
      蔑み易い物ども相手に容赦無く行なう事になるのですが。
      今何処を走っているのか見当も付きませんが、そろそろ欝々とし始めたので毛布に
      包まり目を瞑りました。夢などは見なかったのですが酷く寝つきが悪く頭の中の
      一部分だけが矢鱈と活発な信号を発するようで腐心しました。この釜山から京城に
      かけての旅は最も詰まらない物になりそうです目覚めれば京城に到着しているでしょう。
      そう思っていたのですが、何故かその日私は少しも眠ることができなかった。 


/_5  投稿者:西郡彦嗣 投稿日:12/04(月)21時18分09秒 

      ハバロフスク裁判における七三一隊員Yの証言

      思えば、私は何か己を解放してくれる何かを望んでいたのかもしれません。
      私、いや私たちがあのような行為に何の呵責も覚えずにいられたのは、時代のせいなのです。
      平房の高塀の内側はまさに地上の楽園以外の何物でもありませんでした。
      そこで私は人の命、死とはかくもちっぽけなの物だと毎日感じずには居られませんでした。
      解放されたとはそういう事なのです。晩学に励み武道を鍛とし己を高めるのも、家族を築き
      子供を育むのも、自らを投げ出して神にすがるのも、全ては死という恐怖を逃れる術を
      模索しているのと同義なのです。マルタの腹を裂き、肉を脱落させ、毒瓦斯を浴びせ、
      疫菌に犯させ、頭髪を剥ぎ、生血を搾り取り、その時、私たちは確かに死の恐怖から解放されて
      いました。人の一生は刹那い物ですが、その一時でさえ苦痛の断片にさいなやまれる自分を
      どうする事も救う事もできないのです。あの場を除いては無かったのです。私は今も悔いては
      おりません。ここでどのような審判が下されようと、甘受する覚悟は出来ています。ただ一つ
      願いが叶うなら、もう一度あの場に帰って死の恐怖という物を取り戻したいと思います。
      矛盾するように思われるかも知れませんが、この時代に生まれた人間は少なからずそのような
      気持ちを、言い尽くせないながらにも抱えている筈だと信じております。

      ハバロフスク裁判における七三一隊員Nの証言

      予めはっきりと言っておきたいのですが、私はよく分かりません。よく分からないながらも
      あの様な非人道的な実験を繰り返したのは、まあ一種の、人生における長い気紛れの一つだと
      思って欲しいのです。初めこそはちょっとやり過ぎなんじゃないんですか、と思いましたが、
      回りの人たちも徐々に昂ぶりを隠し切れなくなってしまい、共通の目標みたいな物ですか? 
      そういう物に酔っていたんじゃないでしょうか。私も人の期待にはなるべく沿えるよう努力する
      人間ですし、実際、愉しさを覚えていなかったとは言えば嘘になります。しかし繰り返すよう
      ですが、私はよく分かっていませんでした。それに付いてはたびたび同僚や上官殿に自覚するよう
      指摘を受けましたが、名前を挙げてしまえば、柄沢さんや川島少将にはよく言われましたね。はい。
      でも私は当時、少し気を病んでいまして自分の意思の決定と言うんですかね、それを放棄せざるを
      えない状況にあったんです。確かに自覚無く人を無闇に殺めたのは責められるべき事ですし、
      弁解の余地は無いと思うんですよ。ただあの頃、まあ事変以来の戦争ですね、あの渦中で已む無く
      捨ててしまわなければいけなかった物は沢山あったと思います。特に、私の場合は特殊な部類に
      入るのかもしれません。未だによく分からないんですが。

      ハバロフスク裁判における七三一隊員Mの証言

      昔と今とでは時勢が変わっただけです。満州猿や露助やアカを何匹嬲ろうが殺そうが
      罪ではなかった。だけど今は違う、それだけです。私たちがやった事なんて些細な物ですよ。
      まあ、安達実験場の暴動の時は酷かったですが。でも医学者の連中に比べれは児戯みたいな物です。
      ええ。とくに石井隊長や吉村研究員なんて、ありゃ気違いだ。普通の人間なら逃げ出すか
      大笑いするかのどっちかだろうけどね、あいつ等はね、何か祭礼でもやってるような目付きで
      やるんですよ。氏神様の禰宜みたいな物です。頭のでかい連中っていうのは本当に怖いよ。
      口癖が「人ではない、マルタだ」だからね。それの何が怖いって声なんです。聞けば分かると
      思いますが、隊長や吉村研究員なんかの金切り声が壁一枚隔てた部屋でも震えあがりそうになる
      くらい響くんです。少しでも誰か躊躇ったりすると「馬鹿野郎、愚図愚図するなァッ」「貴様も、
      こういう運命になりたいのか」ってねえ。監獄で大きな暴動が起こった時も、さも大事ではない
      みたいな顔付きで各房に毒瓦斯を流し込んでね、まさに阿鼻叫喚の監獄を特殊硝子の外側から
      眉ひとつ動かさず眺めてるんですよ。私も安達の実験場で、40人轢き殺した時は笑うしか
      なかったんですが。あそこの事はあそこに居た人間にしか分からんよ。

      以上、満州第七三一部隊で取り分け非人道的行為を行なった隊員の証言より 


/_6  投稿者:西郡彦嗣 投稿日:12/08(金)02時05分38秒 

      朝日に照らされながら京城に降り立つと吐く息の白さもいよいよ濃くなって参りました。
      あの研究室の鼻腔を突く臭いが懐かしくも思えますし裸電球を遮って刺し込む陽光の臭いも
      懐かしいです。降車場から慌ただしく行き交う人の群れの中に吉村君を見つけました。
      面長で如何にも神経質そうな顔立ちで長身の彼は何処か男離れした雰囲気を持っていて
      目立ちます。声を出そうとしましたが冷たい空気が咽喉を通る心地良さを味わっている内に
      見失ってしまいました。京城に滞在する時間は限られていましたし特に話すべき事など
      無かったのですが。次の異動先へ向かうには再び船に乗るの訳でまたあの地獄のような
      嘔吐に巻かれるのかと思い憂屈を持て余しかねません。
      そろそろ憂いの吐露をと思い村上君から教わったいびり方を試してみようと思いました。
      適当に愚鈍な苦力を捉まえまず怒声を上げろという事なので上げようとしましたが、先程を
      引き摺って声が出ません。何を言うか決めていなかったのも災いし、妙な息を漏らす形となり
      呼び止められた苦力は訝しげな目を私に向けており、最早収拾が付かなくなったのに併せ
      その目が癪に障ったので、私は何の前触れも無くその苦力の横っ面を殴りました。眼底を
      捕らえるように拳は上手く当たり真赤な血が私の手に付着し苦力はそのまま後へ倒れてゆきました。
      仕方無しに殴った割には考えている以上に勢いを付けてしまったようで、その苦力は白目を
      剥いて立ち上がりません。力み過ぎ故の誤りという物でしょうか、体が小刻み震え知恵熱の
      ような物を覚えました。突然の事に辺りは騒然となり向けられる視線に気恥ずかしくなり
      私はその場を逃げるよう立ち去ったのです。やはり不相応な事をするべきではない物だなと思い
      少し悪い事をしたような気にもなりました。その後、私は大連行きの船の上で一連の出来事を
      見ていた吉村君に笑われ漸く出た声で知らんと答えた。 


/_7  投稿者:西郡彦嗣 投稿日:12/10(日)09時14分16秒 

      実験、開始。
      「岡本さん。少し落ちついてはどうですか」
      「これではどうしても無理だ」
      「焦っても実は結びませんよ」
      「もっと若くなければ駄目なんだが」
      「今度。掛け合ってみます。何分数が少ない物ですから」
      「平気で言われますね」
      「戦時中ですから」

      実験、開始。
      「年齢的には理想的だが」
      「やはり躊躇われますか」
      「代わってくれと言ったら代わってくれるかね」
      「特に断る理由はありませんが」
      「否。やはりいい」
      「大丈夫ですか」
      「心配はいらんよ」
      「すぐ慣れますよ」

      実験、開始。
      「これで最後ですね」
      「ああ」
      「大丈夫ですか」
      「ちょっと休ませてもらえんか」
      「はい」

      濃すぎるホルマリンの臭気が目に沁み手袋を外し指で擦る。
      空っぽの胴体に残る体温が空気に触れ白い湯気を立たせていた。 


/_8  投稿者:西郡彦嗣 投稿日:12/11(月)03時05分51秒 

      黄海での内臓の笹刳れるような嘔吐は端折りますが言葉を絶するという程の物では
      ありませんでした。半島の先にあるこの大連には生暖かい風が吹いており風の行く先には
      髑髏の山が築かれています。この旅、最後の中継地点としてここからは満鉄に乗って
      彼の地ハルビンへ一直線です。旅に勝ち負けが存在するならばまさにこの満鉄の道程こそが
      天王山となるのでしょう。私は絶望的になりながら独り言をつぶやいていおりました。
      列車で同席になったのは村上君でした。村上君とはこの旅ですっかり友誼を覚え
      この人厭いの私も気を許しています。汽車に揺さ振られながら色々と話を交わし過去の逸話、
      身上話、果ては出鱈目な詩歌論に至るまで莫迦莫迦しい限りです。終いに話は人の
      生き死にまで発展し私が「張作霖宜しく爆殺希望」と戯れると余程受けたらしく椅子から
      飛び跳ねて笑います。村上君は何かって言うと引っくり返って大笑いする人で喧しいくらい
      なのです。この自暴自棄の笑いに埋れている内は何ら人は進歩しないのです。
      村上君曰く、我終生酔生夢死也、私西郡曰く、我気触之系譜也、負けじと村上曰く、
      婦女辱足我生命線也、答え西郡曰く、不肖之小去我心捨。ぷ。狂いの賽は振られた、
      酔い腐れの阿呆二人が破顔で笑うもんだから周囲はうんざりと。
      新京を通過した辺りから愈々と気触れの度合いを増し私は鼻から血が出てしまった。
      私どもはハルビンで何をするんですか。私どもはハルビンで戦争をするんです。敵は如何に。
      敵は何時だって己ですよ。敵は何時だって己ですか。それ以外に何がありましょうか。
      それは違うんじゃないですか。私はこの戦争に実が入らないのです。では何に実が入る。
      それが分かれば苦労しません、戦時中ですし。何時かは終わる。終わってそれから。
      気が狂うという意味が最近分かってきました。では今は。狂ってはいませんよ、
      おぼろげながら見えて来たと言う事です。私は何でも出来ます畏れはありません。
      これより至ハルビン。 



おまけ

 投稿者:安東洪次 投稿日:03/01(木)04時26分11秒 

      虫歯治療の為、数年ぶりに歯医者へ行った
      今、顔の左半分を麻痺させながらキーを打っているのですが
      あれはもう他の痛みだ
      さらに医者からあなた歯軋りするでしょう? と言い当てられ
      口腔内のレントゲン写真見せられながら遅かれ早かれ親知らずを
      抜かなければならない、と宣告された
      だから病院に行くのは嫌なのだ
      私は体の中枢こそは丈夫なのだが末端部分をやられやすいようで
      口の中は銀歯だらけだし手足の爪は腐っているし
      しょっちゅう瞼にできる腫れ物には10年も悩まされている
      突然、耳たぶに謎の腫瘍ができて切り落としたり
      頭痛持ちだし低血圧だしアトピーだったし神経性胃炎でゲロ吐きまくりだし
      風呂で気絶するし満員電車で泣くし
      これはみな業病でしょう
      私のカルマは私の代で飛躍的に蓄積されているようです

      今まで死んだ私の肉親は、すべて病院のベッド上でその生涯を閉じた
      そして、痛み止めにぼやけた頭の中で医療的安楽死という物について考えておりました 


 投稿者:安東洪次 投稿日:04/08(日)06時19分53秒 

      毎日部屋に引き篭もりろくでもないビデオ見たりしていたら
      窓から見える桜の木がいつのまにか全て葉桜となっていた
      私の部屋の側には三つ学校があり、ひとつは小学校もうひとつは養護学校
      もうひとつは聾唖学校
      どの学校の校門にも何本か桜が植えてあり、たまに外へ出ると
      アスファルトいっぱいに花弁が落ちている

      ある時、前を通ったら入学式をやっているようで母親連れの子供が何人も歩いている
      その群れを縫うようにゆっくり自転車で抜け煙草を買いそのままブラブラうろついていた
      表情は見ていなかったが楽しそうな子供も居れば不安気な子供も居る
      拗ねた餓鬼の脇を横切り部屋に戻って寝転がりながら煙草を吸い
      恵まれた幼年期前半と不遇の幼年期後半とその過渡期についての整理をしていた


氏賀Y太の処女単行本でも買うか  投稿者:安東乞食 投稿日:04/23(月)03時00分24秒 

      米国の猟奇サイトリンク集を見つけて、休み休み面白い所はないかと
      調べているのだがいささか食傷気味になると言うか、もうやめよう
      さすがに最も猟奇的な白人種のサイトだけあって今の免疫度ではきつい物がある
      http://www.sicktop100.com/topsites/

      その中で見つけたのが女が首吊ってる写真ばかり集めたサイト
      http://www.hangingbitches.com/
      有料らしくサンプル画像しか見れないのだがインパクト有り
      アメリカには首吊ってる女を見て性的興奮を得るジャンルが存在するのだろうか?
      ただ首吊りは服着ている方が様になる
      ちなみに我が故郷の村では10年間に半径300メートル以内で5人の首吊り自殺があった
      その5箇所を点と線で結ぶとそのちょうど中心点には...

      コーヒーを飲むと目が覚めるのは
      カフェインが脳の血管運動や呼吸中枢を刺激し瞳孔が開くからだ
      人は血やドクロや内臓を見ても瞳孔が開くらしい
      コーヒーは嫌いだ、飲むと胸焼けがするという人は死体画像を見るといいだろう
      731画像集を見るのも良いかも知れませんが
      朝っぱらからこんな所見てると一日ろくな事がないでしょうね 


 投稿者:安東洪次 投稿日:2001/06/04(月)01時06分38秒 

      今、大酔いしてる。そろそろ吐くだろう
      その状態で何が書けるだろうという実験を今からします。
      私の酒の飲み方は鼻をつまんで一気に飲む。辛くなったら休んで物を食う
      それからまた飲む。
      私は強烈な下戸だ、5分もすれば平衡感覚を失い視界に霞がかかる
      笑い上戸だが一人では笑わない。
      徹底的な抑制体質で全身がだるくなり思考回路は徐々に切断されていく
      私は酔う為にアルコールを飲む。美味しいとは思わない
      この辺りは私のもっとも好きな小説の「今夜、すべてのバーで」のアル中云々のセリフとまったく同じ
      要するにもっとも危険な飲み方。その時さえ良ければ良いという物だ
      私は潰れるまで飲む。最悪のやり方
      吉村寿人の飲み方はもっと末期的だと思う
      奴は潰れても飲む。意識を失うまで飲んだら苦痛に巻き込まれるまま無意識の領域へ
      さすがはMrセルフディストラクトの異名を取る男だ
      今日は近くの森林公園に行って写真を撮った
      陽光にいくつ物の断片に区切られた紅葉の葉が綺麗で水路に乱反射する光がファインダー越しに眩しい
      うろついてたら新潟の蜃気楼が云々と話し掛けてきたジジイが居たが適当に返事を返してしまって
      会話は続かなかった
      ジジイの話は得てして面白く感じる事が多い。自分の祖父はもうくたばったが
      若い頃は満州で兵隊をやってたらしい。今も生きていたならその時を事を聴いてみたいが
      生きてても聞かないだろう、何人か殺ったのだろうけど
      その時の感想を、初めて人を殺したときの夜を
      空襲で破壊された滑走路ういがふjぢうbhんヴぁうんv
      もう限界だ 


絡まる殺すべき日のランドスケープ 投稿者:安東洪次 投稿日:2001/06/24(日)07時04分44秒   

      身も心もボロボロでもうやめとけって感じなんですけど、健在です
      10日くらい部屋で虚空を眺めていたのですが、ふと電話線が抜けていた事に気付いた
      いつから抜けていたのかは知らないが、最低1週間くらい抜けていたはず
      その間に家族や知人が死んでたりするかも知れないが、それもまた良かろう
      私の知らないうちに誰かが死んでて、本物の死体が見れて楽しいなんてセリフを吐ける人達の存在が頼もしい
      今すぐこの場で私がくたばったなら最低、腐るまでそのままだろう
      隣の住人が腐臭に気付き管理人に届け、スペアキーで入ってみたら
      ガラス越しに真夏の日差しに当てられ、私の肉体を苗床としたウジ虫が元気に蠢いている事だろう
      夏はもっとも死亡にそぐわない季節だが、5〜6月はもっともくたばりたくなる
      もっとも効率良く細胞を腐敗させ一刻も早く土へ返す自然の作用と言うべき物なのだろうか
      5〜6月が農繁期に入るのかどうか分からないが、日本中世期の戦場跡はさぞかし心地良い風景になったのだろう
      道端に転がってる小動物の死骸に興味津々だったりする理由は、それが憧景だから
      主は冷たい土の中にと言うけれど、背後を振り返れば屍の山が脈打っている

      夏はもうそこまで来ています、憧れの死地は自分自身の手で・・・ 


 投稿者:安東洪次 投稿日:09/01(日)00時17分41秒  

      酒飲んで大酔っ払いしてたら床にころがってたナイフを踏んづけて足が死ぬほど切れた
      毛細血管に至るまでアルコールが回っているため、もう血が止まらない止まらない
      もうリストカッターか月経女かと言わんばかりの血が床に水溜りになっている
      応急処置をしようにもアタマがバカになってるもんで、もうどうでも良くなってきた
      3デシリットルほど血が出たような気がした頃に、嗚呼このまま失血死希望などと考えながら
      もはや回りもしない走馬灯をひっぱり出してきて、こんなに生の血を見たのはいつの頃だったか
      と、辿ると飼っていた犬がレールバスにはねられて上半身が吹っ飛んだ映像と
      それ以外は誰かの鼻血くらいしか出てこなかった
      それにしても死体とか内臓とか散々ほざく割にはそんな物たいして見た事も無えなという事実が
      存在し、よく無機物や動きの無い物を死体に例えるような言い回しがあるが
      実物なんて臭いし不衛生なわけで血液図形や死体模型なんかがあつらえ向きなのだと思っている内に寝た

      目が覚めると死んではおらず、適度な具合に固まった血とまだ粘ついている白血球が傷口に触れ
      起き抜けに朦朧としている神経に鈍い痛みを与えておりましたとさ 


 投稿者:BECK  投稿日:2001/03/04(日)14時08分00秒  ■  ★ 

      すいません、歯科医院に行って現実の痛みという物を味わい正気に戻ってしまいました
      俗に言うきちがいが治るという現象です
      剥けていた男性器が包茎に戻るという退化現象のひとつです
      カムイ伝で狂人が拷問を受けて正気に戻るというくだりがありますがあれとほぼ同義です
      もう私は負け犬ではありません
      これから私は人体収集家を目指します、ハンターになります
      髪の毛とか眼球が好きです、あと浅井長政と朝倉義景の頭がい骨(薄濃仕様)を手に入れます


 投稿者:BECK  投稿日:2001/03/06(火)21時44分52秒  ■  ★ 

      10年来の友人が交通事故で死んだので弔問に行きました
      まあこの年齢で同年代が死ぬというのもなかなか経験し難いものなので慰霊半分、好奇心半分で行きました
      通された亡き友人の部屋で大して親しくもねえ同級生たちと座を囲みながら故人を偲んでいたのですが
      次第に会話が乏しくなってきたので私は冗談半分、本気半分で
      「今の内にこの部屋から家族に見られたくない物を私たちの手で始末してやってはどうだろうか?」
      という笑いと実用性を兼ねた発言をしましたが完璧に無視されました
      まあ私の不謹慎ぶりと他の人間の偽善者ぶりをどうこう言うわけではありません
      ただ、亡き友人の部屋に大きく貼られたアニメポスターの前を彼の家族が通るたび
      私の胸は激しく痛むのでした


 投稿者:BECK  投稿日:2001/03/09(金)10時30分20秒  ■  ★ 

      引き続き告別式に参加
      低能旅団ことリチウムグループを率いて出陣しました
      目的は小中学時代の教師および同級生を皆殺しにする為
      現地に着くと同時にこれが俺たちの供養の仕方だと言わんばかりの葬式ネタ連発
      小声で
      それよりもババア連中があまりにうるさい
      恐らく霊柩車が来ると自分たちも連れて行かれると思っているに違いない
      奴等は生きている事を必死にアピールしていたのだ



 投稿者:lithium 投稿日:01/19(金)20時54分56秒 

      どうもExperimenting out!のリチウムです

      今日街を歩いててペットショップの前を通ったのですが
      昼間なのに老若男女問わずにぎわっていました
      猫や犬それに近頃ハムスターとかが流行っているみたいです
      でも私は生き物は苦手ですね〜
      何年か前に弟が拉致ってきた幼女で散々な目にあった事が有ります
      飼い始めの頃は良かったんですが飽きた後の世話は全部私ですからね
      当然死ぬまで世話してやりましたが、弱っているのに知らんぷりで
      死ぬ間際の弟の態度にムカついて殴った事有りましてね
      それ以来ペットの類にはかかわらない主義です
      今でも鎖とか小屋はそのままで捨てれずにいるんですよね
      なんででしょうか
      その幼女は私の事を飼い主だと思っていたんでしょうかね〜
      話それましたが生き物は粗末にしてはいけないって事ですね。 


キチガイ・カルテル   投稿者:BECK   投稿日:2003/11/17(月)23時13分28秒   ■   ★ 

      爛れた知人と「死体映像VSババアのファック映像」という
      実験を行ったことがある。
      私の率いる特殊精神衛生学集団、731部隊シアトル支部の研究の一環である。
      主な内容はこれらの映像と音声をバックグラウンドとして
      日常生活と人間的コミュニケーションを再現しながら
      そこに生じる精神的乱調の度合いを測るというものであった。

      あらかじめセッティングされた室内に私が訪れる。
      そこで挨拶や互いの近況報告、煙草なんかをくさくさと吹かしながら
      機知に富んだ会話を交わし、果ての無い夢物語を語り語られ
      わずかな諦念と自虐を吐露する。
      そして仕入れてきた飲食物に舌を打ち、座の冷めやらぬ内に外出する
      速度を出す事に重点を置いた自動車内では軽快なロックのレコードを回し
      近場のショッピングモールに流行の映画を見に行って
      道を戻った雑貨屋にて不要な小物を衝動買いつつ
      たどり着けないのは徒労の果てのお前の家なんぞと申しまして。
      実験の開始地点に戻ってくると映像作品のエンドロールが都合良く流れている
      という計画的算段にて実験終了、結果はババアのFUCKの方がヤバかった。

      と言ったことを日常的に試みる私のサイトExperimenting out!が
      この世に存在するのを知っておいて下さい、長い宣伝文でした。

      http://strangeworld.cc/~unit731/

      次回、GTA3について


Drink or die 元・溝の口野郎   投稿者:BECK   投稿日:2003/11/29(土)00時57分32秒   ■   ★ 

      > 【モスクワ19日=夕刊フジ特電】ウオツカ早飲み競争で即死−。
      > タス通信などによると、ロシア南部のボルガドンスクでウオツカの早飲み競争が行われ、
      > 30分で0.5リットルのボトル3本を飲んだ優勝者が死亡、
      > 地元の検察当局は競争を組織した酒店店主を過失致死などの罪で逮捕、起訴した。
      > 「ウオツカ・マラソン」と銘打った競争は、短時間にどれだけ多くのウオツカが飲めるかを争い、
      > 優勝賞品もウオツカ10リットル。優勝した男性は急性アルコール中毒で即死したほか、
      > 参加した5人が重体となるなど超危険な早飲み競争になってしまった。
      > ウオツカのアルコール濃度は40%。いくら慣れたロシア人でも一気飲みは無理があったようだ。
      > ZAKZAK 2003/11/20

      ロシア人カッコイイ
      私も仕事のある前晩にウォッカを一びん空けて翌朝、出社10分後に卒倒した事がある
      別の日にはワインのフルボディ一本空けた翌朝、目覚めたら全身ゲロまみれで
      部屋中にアルコール臭せえゲロが飛び散っており、いつ吐いたかまったく記憶に無かった
      人生でこんなに呆然とした気分になったのは愛犬が散歩中、電車に跳ねられてこっぱみじん
      なったとき以来で、悪い夢を見ているようだという言い回しはまさにこの状態

      こういう人間が実社会に1年半ほど身を置いていたと考えると笑えてしょうがない
      もう、私は電柱に頭を打ち付けている所を警察に保護されたい
      私は夜中、近所の市営住宅のゴミ捨て場に要らなくなったポルノ雑誌を捨てている所を
      住民に見つかりリンチされたい
      私は夜に何度もインターホンを鳴らし、俺の名前を間違えて呼ぶ視聴率調査員を殺したい
      私はドアの郵便受けで束になっている共産党会報誌と読んでねえのは明らかなのに毎度毎度
      ご苦労に突っ込んでくるババアをなんとかしたい
      私は後輩女子社員の結婚式2次会になど呼ばれたくないし、会社の辞め方を相談されたくもない
      私はアフリカ難民孤児のような副社長に「お前はまだ若い、頑張れ」とポジティヴシンキング
      を求められたくない
      私は最近、週一で電話をかけてくるようになった実父の心境を考えたくない
      私は俺のアパートにやってきた引きこもりと6時間も無言では居たくない

      ふと思い出したが北千住で死ぬほど酒を飲み、2時間かけて死にそうになりながら川崎まで
      帰ったことを思い出した
      東京の果てからやっとの思いでクソ東急田園都市線までたどり着き、ようやく帰れると安心したとたん
      用賀あたりから記憶が無くなり、気付いたら中央林間というまた地の果てに戻った
      思い出したくも無いが東急田園都市線は最悪だ、三軒茶屋の駅で殺人事件が起こったのは必然だ
      そもそも二子玉川と高津の間にある二子新地は必要なのか? あんな所に要らねえだろうと思う
      朝の満員電車の中で私は常に思っていた、あの駅の存在理由を誰か教えてくれ
      そういえばアンタ、高津図書館で借りた本を返さないまま下野したのを今思い出した

      とまれ、、

      もう電車はもう一本も出ておらず、どうしようも無くなり駅で寝た
      寝たのか寝てないのかよく分からんうちに朝になり、一人始発の電車に乗って
      当時の私の本拠地であった溝の口へ本当に帰っていった
      私ひとりしか乗っていない車両から目に見える景色が朝陽で白く流れていた
      当時よく聴いていたナンバーガールのOMOIDE IN MY HEADを身をもって
      再現することができて、この日の記憶は比較的に美しい部類のものに区分けされている

      以上落ち無し
      以降、私のショウは下記の場所で行われる予定。よろしく
      http://strangeworld.cc/~unit731/zomotsu/bbs.cgi



     七三一部隊 防疫給水部 黒髪連盟 地獄の季節 ぷちこ殺し
     死シテ屍拾ウ者ナシ プライベート 猫殺し 死屍累々 偽不思議の国


Remix & @臓物 & 731系掲示板 からの転載をまとめたものです。


コンテンツ:びでメール エロゲ 森の妖精 もゃιぃ 湖畔論 スワティ 替え歌 (゚Д゚)ハァ?

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