くずは小説(その1)


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)02時39分13秒 

      転入生の巻

      朝、くずはが教室に着くとさやかが小走りに駆け寄ってきた。
      「ねぇねぇくずは!転入生がくるんだって!!」
      「ふーん。どんなの?」
      「わかんないけど、すごく優等生らしいよ!!」
      「ふーん・・・。」
      ガラッ
      石田が入ってきた。
      「おい、みんな席につけ!ホームルームはじめるぞ!」
      「あっ石田だ。またねっくずは。」
      「今日は転入生を紹介する。あおいくん、入ってきなさい。」
      「おおーっ」
      みんなが騒ぎ出す。
      「みんな静かにしろ!!君、自己紹介を。」
      「あおいと申します。前はおさむ学園にいました。よろしくお願いいたします。」

      あおいは一言で言えば「奇麗」だった。
      清楚な感じとおしとやかそうな雰囲気。

      くずはは思った。
      「気に入らない」と。

      次回予告
      くずはの陰湿ないじめが!!


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)02時46分28秒 

      あおいはすぐにクラスの中心的存在になった。
      あおいは成績もいい。顔もいい。スタイルもいい。
      運動神経もいい。そしてなにより性格が誰とでも
      相性がいい。
      「あおいさん、ここの問題なんだけど・・・。」
      「あおいさん、一緒に帰ろうっ」
      「あおいさん、あおいさん」
      そういう女子の言葉を耳にするたびにくずはの
      イライラはつのっていった。
      「気に食わないわ・・・あの女・・・。」

      くずははその夜、悪戯電話をあおいの家にかけた。
      トルルル
      「はい、あおいです。」
      「ガチャン。ツーツー。」

      すこしすっきりしたのでくずはは寝る事にした。


      次回予告
      いじめはエスカレーター!!


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)02時52分25秒 

      くずはは放課後、あおいを誘ってみる事にした。
      「ねぇ、あおいさん。今日一緒に帰らない?」
      「えっ。いいよ。」
      くずははニヤっと笑った。
      「志保とかあかりも一緒なんだけどいい?」
      「うん。」
      くずはは笑いをこらえるのに必死だった。

      休み時間。階段の踊り場でくずはたちは念入りに打ち合わせをしていた。
      「志保が、奴が暴れたら押さえ付けてね。あかりは見張ってて。」
      「くずは・・・本当にやるの?」
      あかりが嫌な感じの顔で聞く。
      「やるのよ!!やらなきゃ誰がやるのよ!!」
      「私やだなぁ・・・。」
      志保がつぶやく。
      「私はああいう優等生タイプを見ると吐き気がするのよ!!
      殺してやる!!息の根を止めてやるわ!!」
      もう誰もくずはを止められなかった。

      そして放課後になった。

      次回予告
      あおいピンチ!!
      くずはは卑劣な手を使う!!


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)03時00分59秒 

      「ねぇ、あおいさんってどんな音楽が好きなの?」
      「えーっ?なにかな。R&Bかな。」
      くずははニヤリと笑った。志保に視線で合図を送った。
      志保が言う。
      「じゃ、さ。クラブいこうよ。今から。」
      「えっ?クラブ?」
      「R&B好きなんでしょ?西麻布にいいとこあるからさ。いこう。」
      「で、でも・・・私、家の仕事があるから・・・。」
      志保があかりに視線を送り、合図する。
      「い、いこうよ。あおいさん。ねぇくずは。」
      「いこういこう。あおいさんの転入祝いだっ」
      「じゃ、じゃ・・・ちょっとだけ。でも私、そういう所
      いった事ないんだけど・・・。」
      「大丈夫っ。初心者でも和めるところだから。」

      くずはたちがあおいを連れてきたところは
      場末のライブハウスだった。
      「こ、ここ?」
      「そう。なかなかいい雰囲気でしょ。」
      暗い階段を降りると、うめき声があたりから聞こえてくる。
      「な、なに・・・この声・・・。」
      「ただの酔っ払いよ。あおいさん、気にしないで。」
      ドアを開けると中から大音量が響いてきた。
      「な・・・」
      「すごいでしょ。テクノよテクノ。」
      「R&Bじゃないじゃない!」
      「おんなじようなもんよ。さ、入ろうあおいさん。」


      次回予告
      はめられたあおい。
      良心が痛まないくずは!!


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)03時07分50秒 

      「ビールちょうだいビール。ビール4つ。」
      志保が叫ぶ。
      「こ、こんなとこ制服で来ていいの・・・?お酒も。」
      あおいが戸惑いながら言う。
      「固い事言わないであおいさん。あっビール来たよ。
      乾杯しよっ。」
      「かんぱーい」
      「わ、私、こんなに飲めません・・・。」
      「大丈夫だって。志保を見てみなよ。」
      志保は一気のみをした。
      「さ、あおいさんもググッと。ほら。」
      「う、うん・・・。」
      なかなか口をつけないあおいにしびれをきらした
      くずはは無理矢理飲ませた。
      「ウグッウグッ」
      「飲まなきゃ〜ほらほらほらほら」
      「ウゲッ」
      あおいは息が出来ず吐いてしまった。
      「あら〜汚いなぁあおいさん・・・。」
      「ご、ごめんなさい・・・。」
      「優等生が台無しねふふふ。」
      くずははハンカチであおいの顔をふいた。

      「おっ、くずはじゃん。」
      そこに若い男が一人やってきた。


      次回予告
      逃げるあおい!
      追うくずは!!!


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)03時16分24秒 

      「あっ、ひろゆきちゃん。」
      あかりが喜ぶ。
      「おうあかり。お前も来てたのか。ん?そこの女の子だれ?」
      「この子は転入生のあおいさん。」
      「ど、どうも・・・。」
      「なかなかかわいいじゃん。どう?俺とエッチしない?」
      「やだぁ〜ひろゆきちゃんったらーもうー。」
      志保が言う。
      「あおいさんは清純派だからねー。」
      くずはがすかさず言う。
      「あおいさんって処女でしょ?」
      「そ、そんなこと・・・知りません。」
      あおいは顔を真っ赤にしてうつむく。
      「うひょ〜〜かわいいじゃん。な、俺とエッチしようぜ。」
      「ひろゆきちゃん!やめてよ!」
      「いいじゃんかよ〜ほらほらあおいちゃん、あっちいこうぜ。」
      「あ、あの・・・。私・・・。」
      くずはがあおいの背中を押す。
      「行ってきなよ。あおいちゃん。さぁ。」
      「わ、私・・・そんなこと・・・。」
      「いいからいいから。」
      「よーし、あおいちゃんこっちいこー。」
      ひろゆきは無理矢理あおいの手をひっぱった。
      あおいはどこかへと連れていかれた。

      「作戦完了ね。ククク」
      くずはは笑みをもらした。

      次回予告
      修羅場!!


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)03時24分20秒 

      ひろゆきがあおいを連れていったのはライブハウスの
      地下の部屋だった。
      「さ、入って。」
      「こ、ここはなんなんですか??」
      「ふふふ。エッチをするところに決まってるじゃないかぁ。
      君もそのつもりで来たんだろ?」
      「わ、私は知りません!!」
      「ほら、そこの人もはじめてるよ。」
      そう、ここはいわゆるそういう部屋だった。
      あおいは恐怖におびえていた。
      「いやぁぁぁっ帰ります!!」
      「おっと逃がさないぜ。ククク。エッチしようぜ〜〜」
      「いゃぁぁっママーたすけてー」
      「ママは来やしないよ。ネンネちゃん。」
      ひろゆきはあおいの制服を脱がし出した。
      「いゃぁぁっいやぁぁぁっ」
      「暴れないでよあおいちゃん。」
      「やめてぇぇぇっ」
      ひろゆきはあおいの首をつかんだ。
      「静かにしないとしめちゃうよ。」

      その模様をドアの隙間からくずははビデオで撮っていた。

      次回予告
      どーなる(どーなる?)


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)03時33分03秒 

      あおいがあまりに暴れるため、
      くずはたちは部屋に入る事にした。
      「志保、おさえつけて。あかりは見張りね。」
      「いゃぁぁぁっこんなのいやぁぁぁっ」
      「すぐ気持ちよくなるよ。あおいちゃん。」
      そこにくずはが竹刀を持ち出した。
      ビシッ。あおいの顔を叩いた。
      「静かにしろっつってんだよ!!この優等生!!」
      「ひいっ」
      あおいは顔が涙でぐしゃぐしゃになっていた。
      「私はね、あんたが気に入らないの。だから
      ここに連れてきてのもすべて私の「ハメ」だったのよ。
      ノコノコついて来たあんたが悪いのよ!!」
      ドクッ。くずははあおいの胸に竹刀を突き刺した。
      「うぐっ」
      「さ、ひろゆき、やっちゃっていいよ。好きなだけ。」
      「おう。いただきマンモス。」
      「いゃぁぁぁぁっ」
      あおいの中にひろゆきが入る。

      「ちょっ、ちょっとやりすぎじゃない?くずは・・・。」
      志保が言う。
      「ばれたら退学だよ・・・。こんなの。」
      あかりが心配そうに言う。


      次回予告
      どーせ私が悪です。すいませんね。ケッ


 投稿者:   投稿日:1999/08/15(日)03時41分35秒 

      「くずは!!もういいでしょ?」
      「そうだよくずは!!かわいそうだよ!!」
      志保とあかりがくずはを説得する。
      「あ〜こりゃええわ〜」
      ひろゆきは恍惚な表情だ。
      「アンタたち、ここに来て偽善者ぶるわけ??
      ここに来てこういうことになった以上、共犯じゃない。
      なんで今更そういうこと言うわけ??」
      「も、もういいじゃない。ねぇ。」
      「もう手後れよ。最後までやるしかないんじゃない?
      あかり、あんた私を裏切る気?」
      「えっ・・・そ、そうじゃないよ!!」

      あおいはなんともいえない悲痛な顔をしていた。
      あったばかりの男に自分の体を弄ばれている。
      床にはあおいの血が見える。

      「く、くずは、私帰る。」
      志保が部屋から逃げようとする。
      「わ、私も!!」
      あかりも逃げようとする。その時、
      「分かったわよ!!」
      くずはが叫んだ。
      「ひろゆき、もう終わりにして。」
      「えっやだよ。まだ続けたいもんね〜」
      バシッくずははひろゆきの背中を竹刀で叩いた。
      「わ、わかったやめるよ・・・。」

      あおいはやっと悪夢から介抱された・・・。

      次回予告
      しかし・・・。



 投稿者:   投稿日:1999/07/26(月)22時56分24秒 

      学園革命 第23話 「赤い髪@」 

      「いやぁぁやめて!」
      あかりの赤い髪を教師の石田が引っ張る。
      「校則では赤い髪など許していない!丸坊主にしてやる!」
      石田はハサミをとりだした。
      「先生!やめてください!あかりの髪は地毛なんです!」
      志保が石田の腕をつかんで訴える。
      「うるせぇ!地毛なら毛穴をハサミで潰して生えなくしてやるわ!」
      「いゃぁぁ!!」
      そこへ、誰かがやってきた。
      「やめろ!このクソ教師!」
      「くずは!」
      「A組の真行寺くずはか・・・教師に逆らう気か??」
      「女の髪を切るなんて最低だよアンタ!」
      「面白い・・・。お前を叩き潰してやるよ。」

      次回予告
      石田に立ち向かうくずは。
      しかし圧倒的な権力の前に・・・。


 投稿者:   投稿日:1999/07/26(月)23時01分07秒 

      学園革命 第24話 「赤い髪A」

      くずははバッグからトンファーを取り出した。
      「ほう・・・。それで俺とやる気か。」
      「石田、あんたの横暴は許せない!あんたがこの学校に来てから
      校則という名の悪夢が学園を覆っているんだ!私が片をつけてやる!」
      「へへへ・・・来いよ。」
      「うりゃぁぁー!!」
      くずはは石田に渾身の力をかけてトンファーを叩きつけた。
      しかし!
      ドキューン
      「ぐぁぁっ」
      石田の腕のすそから拳銃が火を噴いた。
      くずはは倒れた。
      「くずは!」
      「くずは!しっかりして!!」
      「ククク、これが教師の力というものだよ。くずはくん。」

      次回予告
      銃弾に倒れたくずはは・・・?


 投稿者:   投稿日:1999/07/26(月)23時06分27秒 

      学園革命 第25話 「赤い髪B」

      日が落ちてあたりが暗くなった頃・・・。
      「うっ・・・。」
      「くずは、気がついた?」
      「ここは?」
      「ここは地下の軽音の部室。私がここまで運んだの。」
      「ありがと・・・志保。」
      「かすっただけだったからよかったね。」
      「それより!あかりは?!」
      「・・・・。」
      「あかりは?あかりはどうなったの?志保!!」
      「石田に連れて行かれて・・・わからない。」
      「ええっ?!」
      「多分・・・今ごろ・・・。」
      「ちくしょう!私にもっと力があれば・・・。」
      「くずはは悪くない!あの教師たちのせいだよ・・・。」
      「くっ・・・。」
      くずはは唇を噛み締めた。
      「絶対!あかりを取り返してやる・・・!」

      次回予告
      石田に連れて行かれたあかりの運命は・・・?


 投稿者:   投稿日:1999/07/26(月)23時12分49秒 

      学園革命 第26話 「赤い髪C」

      次の日の朝まで、くずはと志保は軽音の部室に隠れていた。
      「朝・・・。あかりはどうしているんだろう。」
      「うん・・・。」
      二人の顔が曇る。
      その時、学園の8時を伝える鐘がなった。
      アナウンスが流れる。
      「1年A組の神岸あかりの公開処刑をホールで行う。
      登校した生徒から会場に来るように。」
      「石田の声だ!」
      「公開処刑?なんてことを!!」
      くずはたちはホールに向った。
      そこには無残なあかりの姿があった。
      「ククク、お前等が一番乗りか・・・。」
      「石田!あかりをどうする気だ!」
      あかりは十字架にかけられ、全裸で髪の毛はすべて剃られ、
      肉体には生々しいムチで叩かれたような傷があった。
      「志保・・・くずは・・・。」
      蚊の泣くような声であかりがつぶやく。
      「ふふふショーのはじまりだ。ククク」

      次回予告
      神岸あかり公開処刑が執行される。


 投稿者:   投稿日:1999/07/26(月)23時25分24秒 

      次回予告 第28話 「赤い髪E」

      「神様はいないの・・・?」
      くずはは十字架のあかりを見て何も出来ない自分を憎んだ。
      あかりに次々処刑が執行される。
      洗濯バサミを体中の肌のあらゆるところにつけられる。
      頭から塩水をかけられる。傷に染みてあかりは叫ぶ。
      「むごい!むごすぎるよ・・・。」
      志保が顔を手で覆う。
      「クハハハ校則違反はこうなるのだ!」
      「ち、ちくしょう・・・。」
      くずはは唇を噛み締めた。

      次回予告
      あかりの処刑は終わる。
      少女たちに残した傷は深い・・・。


 投稿者:   投稿日:1999/07/26(月)23時32分54秒 

      学園革命 第29話 「革命前夜」

      あかりの処刑は終わった。
      深夜、傷だらけのあかりは軽音の部室で目が覚めた。
      「あかり・・・大丈夫?」
      「うん・・・。」
      志保があかりの唇の周りをハンカチで拭く。
      くずはは黙りこくっていた。
      「くずは・・・もう今日は寝なよ。あかりは私が面倒みるから。」
      志保がそう言うとくずはは
      「明日・・・革命を起こす。」
      「ええっ?」
      志保が聞き返す。
      「明日、全校生徒に向けて革命を宣言するよ。」
      「む、無茶よ。独りで何が出来るの?!」
      「一人でも、こんな学園の独裁体制を立て直す。みんなに訴えれば
      きっと立ちあがってくれる人もいるはず。」
      「くずは!あなたが今度はあかりみたいになるよ!」
      「それでもやる・・・。」

      次回予告
      全校生徒に向けて校内放送で演説するくずは。
      学園の革命を訴える。


 投稿者:   投稿日:1999/07/26(月)23時43分26秒 

      学園革命 第30話 「革命の日」

      くずはは放送室をゲリラジャックして、
      マイクを奪った。
      「真行寺さん!こんなこと教師たちにばれたらたたじゃすまないよ!」
      縄で縛られた放送部長が言う。
      「えー、マイクテステス。みんな、聞こえる?」
      校内に流れるくずはの音声に生徒たちがざわめく。
      「みんなに聞いてほしい事があるんだ。みんな私の事は知ってるよね。
      くずはだよ。昨日のあかりの処刑を見て、マイクを取りました。」
      「なにをしてるんだ貴様ら!」
      教師たちが放送室のドアを叩く。
      志保が必死でドアを抑える。
      「あかりがあんなことになって怒らない訳にはいかない。
      私は暴力を許さない。独裁を許さない。悪を許さない。
      特に、マミー石田を私は許さない。石田を学園に呼んだ
      学園長もゆるさない。」
      くずはは少し気を落ち着けた。
      「しば前学園長が死んだ理由は分からない。でも、何か
      裏があるからに決まっている。だってあんなに元気だったもん。
      みんなも覚えているよね。しば先生の事。みんな好きだったよね。」
      そこでくずはは切り出した。
      「私は闘います。この学園の悪と。勝つまでやります。
      負けても、死んでも絶対勝ちたい。だから力を貸してほしいの。
      私と闘って!革命を私は起こします。もう一度平和な学園にしたいから。
      私を信じて・・・。」
      くずはの一世一代の大演説は終わった・・・。

      次回予告
      くずはの次の行動は・・・?



 投稿者:   投稿日:1999/08/07(土)21時36分39秒 

      注・エクストラにいた方以外は話が分かりません。
      ベスト盤のリリースをお待ちください。

      〜前回までのあらすじ〜
      テストでまたカンニングして親を呼び出されたくずは。
      両親は不在なのでかわりにきずはが行く事に。

      「どうも先生、すいませんでした・・・。」
      ぺこぺこ丁重に謝るきずは。
      「しっかりお姉さんの事頼むよ。本当に。
      まったく学校では問題起こしてばかりなんだから・・・。」
      「はい、どうもすいませんでした。きつく言っておきます。」
      「まったく。くずは、もう次はないぞ!わかったな。」
      「へいへい」
      「お姉ちゃん!!しっかり先生に謝って!!」
      「ごめんなさいっと・・・。」
      「もういい。帰れ。まったく反省どころじゃないな・・・。」
      「先生大変申し訳ありませんでした!!」

      帰り道・・・。
      「もう!お姉ちゃんなんでカンニングなんてしたの?」
      「答えわかんないんだもん。」
      「それに大体私を学校に呼ばないでよ!!なんで妹が
      姉の保護者をしなきゃなんないのよ!!」
      「あんたが勝手にきたんじゃない。」
      「あの先生やさしいからよかったけど、他の先生じゃわかんなかったよ。」
      「それより晩御飯なに?」
      「お姉ちゃん!!少しは反省してよ!!」

      次回予告
      ダメな姉を支える妹の苦悩


 投稿者:   投稿日:1999/08/07(土)21時47分36秒 

      姉妹喧嘩が家ではじまった。
      「いい加減にしてよ!!このバカ姉!!真面目に生きてよ!!」
      「うるさいわね!!私は私が一番正しいのよ!!私以外の人間は
      指図しないでよ!!私が生きることを邪魔しないでよ!!」
      「なんて身勝手なの??さんざん人に迷惑掛けておいて!!」
      「うるさいっつってんのよ!処女で男性恐怖症のくせに!!
      ガキのくせに人の世話なんかかけるな!!」
      「なによ!!!頭からっぽで男に体を売ってるだけのくせに!!」
      「あんたが何を言おうと勝手だけど私の生き方を拒む権利は
      ないわ!!私は自分さえよけりゃいいのよ!!」
      「ばか!!」
      パシンきずははくずはを殴った。
      「お姉ちゃんは人間のクズよ!!クズ!!」
      「ああ私はクズさ。どうしようもないクズ人間よ。
      だけどあんたも同じ血が流れてんのよ!!クズ姉貴の
      クズ妹よ!!」
      くずはがきずはの肩に手をかけた。
      「ねぇ〜きずは〜お互いクズ人間なんだから仲良くしようよ〜
      ねぇ〜ねぇ〜ってばぁ〜ん」
      「や、やめてよ!!気持ち悪い!!」
      「姉妹でちちくりあおうよ〜したことないんでしょ〜?」
      「この変態!!!」
      「うりうり。うりうり。」
      「いゃぁぁぁっやめろ!バカ姉貴!!変態!!」

      次回予告
      くずは


 投稿者:   投稿日:1999/08/07(土)21時54分42秒 

      「妹が処女だなんて恥ずかしくてご近所言えないよ。」
      「この変態!!離せ!!」
      「うひゃ〜初体験が姉だなんて幸せもんよ〜あんた」
      「やめて!!気持ち悪い!!」
      「うりうり。私よかおっぱい大きいくせに。共学なんでしょ?
      ああ〜い〜な〜。男がいっぱいいて〜」
      「いたたた!!やめてよ!!」
      くずははきずはの胸を爪でつまんだ。
      「憎たらしい!!姉より大きいなんて!!あんたの胸を
      毎日見てるとイライラすんのよ!こうしてやる!!」
      「いたたたたぁぁぁっ」
      くずはは爪をきずはの胸に深く突き刺した。
      「いたい?」
      「ぎゃぁぁっ」
      「もう少し・・・。」
      「ぎゃぁぁぁぁっ」
      きずはの胸から血が飛び出した。

      次回予告
      BGMが過激に!!


 投稿者:   投稿日:1999/08/07(土)22時02分18秒 

      「誰か!だれか助けて!!」
      きずはははいつくばりながら電話台の方に向う。
      しかし、くずはが先回りして電話線を切ってしまった。
      「うふふふ。姉妹の楽しい夜は邪魔させないよん。」
      くずははドアにチェーンをかけた。
      「もうやめて・・・お姉ちゃん、私が悪かった。落ち着いて・・・。」
      「もう怒ってないわよ。そんなことよりあんたを大人にしてやりたいな〜」
      「いゃぁぁっ・・・やめて・・・。」
      きずはの白いTシャツは血で赤く染まっていた。
      くずはは廊下できずはを押し倒した。
      「お姉ちゃん、前からきずはの体に興味あったんだ〜」
      「いゃぁぁっ・・・。」
      「最近、お風呂一緒に入ってくれないもんね〜」
      「な、なにするの・・・。」
      「血を拭いてあげる」
      くずはきずはの胸の血を吸い出した。
      「鉄のにおいがする。」
      「やめて!!」
      「きずは何も香水つけてないから、これはきずはの匂い
      なんだね。きずはの体からいい匂いがしてくる・・・。」

      次回予告
      変態姉!!


 投稿者:   投稿日:1999/08/07(土)22時10分18秒 

      「はぁぁぁきずは!!私の分身!!いい!!素敵!!」
      くずははきずはに体を絡める。
      「これって私なんだね!!私と同じなんだ!ああ・・・きずは好き・・・。
      世界中がきずはを嫌っても私はきずはが好き。」
      「お姉ちゃん・・・やめて・・・」
      きずはの息が荒くなる。
      「生きる意味を私は探したの。そうしたら今日わかった。私はきずは
      の近くにいたいから生きてるんだ。この匂いを感じていたいから
      まだ生きてるんだ。きずはが消えたら私も消えたい。」
      くずははきずはのパンツの中に手を入れた。
      「はうっ」
      きずはの体がのけぞる。
      「汚い他人と触れ合うよりきずはの方がいい。かわいいもん。」
      「あうううっ」
      くずはのきずはへの下半身への「攻撃」は増してくる。
      「こうしてると私しあわせだぁ・・・。こんなしあわせが身近に
      あったんだね・・・。きずはの中ってこんなに暖かいんだ・・・。」
      「やめて!!!」
      「きずは、これ飲んで。」
      くずはが見せたのは「エンジェル」だった。

      次回予告
      ガラスが割れる。


 投稿者:   投稿日:1999/08/07(土)22時18分06秒 

      「これ飲んで」
      「な、なに・・それ・・・」
      くずはは口にエンジェルを含み
      きずはに口移しした。
      「姉妹で天使になろうよ。」
      「なによ!!なに飲ませたの??」
      きずはの体が一瞬震え上がった。
      「キャアアアア!!」
      「きずは・・・愛してる。やっぱりきずはも天使になりたかったんだね」
      「ギャアアアアギャアアアア!!」
      「奇麗」
      きずはは廊下でのたうちまわった。
      「ギャアアア!!ギャアアア!!」
      「きずはは可愛いから。私は怖くないよ。きずはがどうなっても。」
      「イギャアアア!!」
      きずはの体が痙攣し出した。体中のあらゆるところから水分があふれだす。
      「きずはの匂いがするお水が流れてきたね」
      くずはは廊下の水たまりにそっとくちづけた。

      次回予告
      天使になるもんっ


 投稿者:   投稿日:1999/08/07(土)22時44分58秒 

      「待ちなさいよ!!逃げるのね!!えいっ」
      きずはは天使のステッキを取り出した。
      「な、なにするんですか!!」
      きずははステッキで男の頭を殴った。
      「認めるまでやめないわよ!!ウキャー!!」
      「ひいいいっっこわいいいっいたいっ」
      きずはは男を殴りつづけた。
      「わ、わかりました。認めます。弱者です僕は。」
      「わかればいいのよ。はぁはぁ・・・。」

      そしてきずはの天使による救済の儀式が始まった。

      「ベッドに横たわって。ズボン脱いで。」
      「は、はい・・・。」
      「パンツもよ!」
      「は、はい・・・。」
      「そしたら、目をつぶって!」
      「は、はい・・・。」
      「いくわよ!!ふん!!ふん!!」
      くずははステッキで男の体を叩きまくった。
      「うぎゃああっうぎゃあぁっ」
      「弱者でてけ!!弱者でてけ!!」

      次回予告
      ああっ女神さまっ



  投稿者:  投稿日:07月28日(水)19時16分07秒

      少女恋愛 第56話 「石田の秘密」

      (前回までのあらすじ)
      国Tで赤点をとったくずはは色仕掛けで教師の石田を
      誘惑して成績アップを計画するが石田はホモだった。

      「い、石田、あんたホモだったの!」
      ブラウスを着直したくずはが石田に指を差し、叫ぶ。
      「そうさ、俺はホモさ。ゲイというやつさ。」
      「こ、この変態!変態!死んじまえバカ!」
      くずはは今までの自分の行為がとたんに恥ずかしくなり
      石田を罵倒し始めた。
      「お前こそなんだ。色仕掛けで俺をたぶらかそうなんて。
      そっちの方が変態なんじゃないか。」
      「ホモよりましよ!この変態バカ教師!変質者!死ね!」
      「なんとでも言え。俺は同性愛者として今まで迫害をたくさん
      受けてきたんだ。お前ごときに言われてもどうでもない。」
      「ふうん、じゃ、あんたがホモだっていうことみんなに言うからね!
      あんたクビよ!ホモ教師!」
      「言え。どうとでも好きにしろ。」
      石田はズボンのチャックをあげて立ち上がった。
      「な、なによ。ほんとうに言いまくるからね。学校に
      いられなくしてやるから!」
      「好きにしろ。」
      石田は教材準備室を後にした。
      「な、なによあいつ・・・。」
      くずははたまらなく悔しかった。

      次回予告
      数Tでも赤点を取ったくずはは
      追試をおとなしく受ける。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)19時25分55秒

      第57話 「追試」

      くずはは国Tのみならず、数T、物理も
      赤点だった。そのため追試を受ける事になった。
      「ふふふこれでばれないはず。」
      くずははカンペンのふたの裏にカンニングぺーパーをはりつけた。
      「これならケシゴムを中から取るふりをして
      答えを見れる。ふふふっ。カンペンのカンペ大作戦。」

      次の日 追試が始まった。
      「ふふふカンペのおかげで楽勝楽勝。」
      その時だった。
      「先生、くずはさんが不正行為をしています!」
      後ろの席の今田が教師に叫んだ。
      「い、今田の奴!!」
      くずはは見抜かれてしまった。
      「真行寺、手をどけなさい。」
      試験監督のぶり(あだ名)が詰め寄る。

      次回予告
      絶体絶命のくずは。
      しかし・・・?


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)19時32分11秒

      第58話 「衝撃」

      「真行寺、どうした手をどけなさい。」
      くずはは絶体絶命だった。
      「い、今田め・・・。」
      今田はぶりの陰からにやにやと笑っている。
      「真行寺!手をどけろ!」
      くずはは祈った。
      「神様!!助けて!」
      その時だった。
      バシュッ
      くずはは一瞬なにが起きたのか分からなかった。
      ぶりの頭が突然破裂したのだ。
      「きゃぁぁぁぁぁ!」
      頭をなくしたぶりはその場に倒れた。
      「きゅ、救急車呼べ!!」
      生徒たちが騒然となる。
      くずははその場に立ち尽くしていた。
      「なに?なんなのよ、なんなのよこれ・・・。」

      次回予告
      力に目覚めたくずはは生徒たちから恐れられ、
      糾弾される。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)19時39分45秒

      第59話 「覚醒@」

      くずははベッドの中で今日の事を考えていた。
      ぶりの頭の破裂、真っ赤に飛び散った血・・・。
      何が起きたのか分からなかった。
      「怖い・・・。」
      くずはは体を震わしながら眠りについた。

      次の日、学校。
      「くずは、おはよう」
      「あかり。」
      「ぶりのこと聞いた?くずは?」
      「私、その場にいたの。突然だった・・・。」
      「ええっくずは追試うけてたの?じゃなくて、その場にいたの?見たの?」
      「うん・・・。」
      「なんだったの?頭が破裂したわけ?」
      「うん。なにがなんだか一瞬だからわかんなかったけど・・・。」

      朝礼が始まった。
      校長が話を切り出す。
      「ええー。みなさんご存知の通り、鰤山先生が
      昨日急に校舎で倒れて、病院に運ばれました。
      悲しいことをお伝えしなければなりません。
      鰤山先生は今朝方お亡くなりになりました。」
      「ええええーっ!」
      生徒がざわめき出す。
      「お静かに。これから一分間鰤山先生のために
      黙とうしましょう。」
      あかりがくずはに話し掛ける
      「くずは・・・。ぶり死んだって・・・。」
      「うん・・・。」

      次回予告
      考え中。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)19時45分32秒

      第60話 「覚醒A」

      くずははやがて校内中から恐れられるようになった。
      「あの子よ、あの子がぶりを・・・。」
      「ひそひそ。あの子エスパーなのよ魔女よ。」
      くずはに対する視線がきつくなってくる。
      「くずは、しっかりしてね。」
      「うん・・・。」
      慰めてくれるのはあかりだけだった。
      同じ遊び仲間だったさやかや志保ですら
      くずはを避けている状態だった。

      ある日のことだった。
      くずはとあかりが廊下を歩いていると、
      くずはの肩に一年の子がぶつかった。
      すると悲鳴を上げて逃げ出してしまったという。
      くずははショックだった。
      机や教科書には「魔女死ね!」「超能力やめろ!」
      「人殺し!」「出て行け」など落書きがされていた。
      もう校内中がくずはがぶりを殺したものだと
      思っていた。
      そして・・・。

      次回予告
      遂にくずはの力が暴走し出す。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)19時51分32秒

      第61話 「覚醒B」

      くずはが職員室に入ると、
      明るかった部屋の空気も一瞬にして盛り下がる。
      教師たちもくずはを恐れているのだ。
      「あの、レポート持ってきました。」
      「ひぃぃぃっ」
      くずはをあからさまに嫌がる教師もいる。

      そしてくずはは目撃した。
      さやか、志保があかりになにやら忠告している。
      「あかり、なんでくずはとまだつきあってんの?」
      「志保・・・。くずはは超能力者なんかじゃないよ。」
      「あいつと話したらだめだよ。殺されるよ。」
      「で、でも・・・。」
      くずははいたたまれなくなってその場から逃げ出した。
      かつての親友だったさやかや志保が自分の事をあんなふうに・・・・。

      「もういやぁぁぁ!!」

      その瞬間、くずはの足元から光が地面に炸裂した。
      校舎は次の一瞬に大爆発した。

      次回予告
      くずはの力はとどまるところをしらなかった。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)20時06分48秒

      第二部 第63話 「路頭」

      見知らぬ街にたどり着いたくずは。
      「なにかバイト探さなきゃ・・・。」
      その時だった。
      「やあ、君、なにぶらぶらしてんの?」
      男が声を掛けてきた。
      「あ、あの・・・。」
      「いいからいいから。俺さ、芸能のスカウトマン
      なんだよね。君、かわいいね。事務所来てよ。」
      「あ、あの・・・私・・・。」
      「いいからいいから。」
      くずはは車に強引に乗せられて連れて行かれた。
      「バーニング・プロダクション・・・。」
      「さぁさぁ、中に入って。社長、連れてきましたよ」
      「おう、にゃす!なかなか可愛い子を連れてきたな。」
      「でしょ?君、名前は?」
      「く、くずはです。」
      「ん!いい名前だ。萌えるのう。」
      「社長、ユニットの件ですが・・・」

      次回予告
      ユニットを組まされ、芸能界入りするくずは。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)20時11分23秒

      第64話 「ふぁみーる」

      「君に今、紹介する子がいるからね。」
      「は、はぁ・・・。」
      ガチャリ ドアが開き、くずはの前に見知らぬ二人が来た。
      「こっちがてろ、こっちが芝姫つばさというんだ。」
      「こんにちはくずはちゃん。」
      「よろしくね。」
      くずはは困惑する。
      「あ、あの・・・これって?なんですか?」
      「今からユニットを三人で組んでもらう。
      名づけて「ふぁみーる」だ。」
      「ええっ??」
      「僕たちが一生懸命売り込むから大丈夫だよ。」
      「で、でも私芸能界なんて・・・わかりません。」

      次回予告
      一年後・・・。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)20時17分19秒

      第65話 「終わりなきロング・バケイション」

      一年後・・・。
      「ふぁみーる」は大ヒット曲を飛ばしまくり、
      すでに東京ドームまで公演するようになっていた。
      くずはたちはテレビドラマにも、ラジオにも、舞台にも
      雑誌にも、様々なところで取り上げられた。

      東京ドーム公演開演2時間前の楽屋の中。
      「てろちゃん、新聞とって。」
      「ん。」
      くずははてろから渡されたスポーツ新聞を読む。
      「相変わらず下品な記事ばっか。」
      その時、社長が楽屋に入ってきた。
      「おう、みんな。」
      「あっ社長。」
      くずはたちにとってプロデューサー兼事務所社長の
      芝は神も同然だった。
      「今日、ふぁみーるは解散だ。」
      「えええっ!」
      くずはたちが顔を見合わせる。
      「明日からソロだ。いいな。解散宣言をアンコールでしとけ。」
      「ええええっ!」

      次回予告
      書いてて頭がぐにゃぐにゃしてきたよ。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)20時25分32秒

      第66話 「最後の夜」

      「くずはちゃーん」
      「てろちゃーん」
      「つばつばー」
      アリーナからアンコールの声が聞こえる。
      「くずは・・・本当に解散宣言するの・・・?」
      「しなきゃ・・・社長の命令だもん。」
      「私、やだよぅ・・・。」
      てろが泣きじゃくりだす。
      「てろ・・・ふぁみーるが解散しても
      私たちは友達だよっ」
      「くずはちゃん・・・。」
      くずはたちは涙をふりはらい、ステージに出た。
      歓声が巻き上がる。
      「今日は、これで最後なんです・・・。」
      くずはがそう言うと、観客が静かになる。
      「今日で、ふぁみーるは解散します。みなさんとお別れです。」
      観客が泣き喚く。アリーナは轟音に包まれる。
      「みんなっ静かにして!話を聞いて!!」
      くずはたちは必死に訴えるが観客は静まらない。
      「静かにして!」
      何分もたったが一向に静まらない。
      そこでくずはがキレた。
      「いい加減にしてぇぇぇっっ!!!」
      その瞬間、封印されていたくずはの力が解放された。
      次の瞬間、ドームは大爆発を起こした。

      次回予告
      人類最後の日。


  投稿者:  投稿日:07月28日(水)20時31分28秒

      第67話 「目覚めた日」

      くずははベッドの上で目が覚めた。
      「ゆ、夢・・・か・・・。」
      そう、すべては夢だったのだ。
      「ふうー。それにしてはすごい夢だったなー。
      私が超能力者で芸能界で・・・はぁ・・・・。」
      時計を見たら3時だった。
      「まだ寝よっと・・・。」
      くずははもう一度ふとんをかぶった。しかし何かに気づいた。
      「ん?冷たいな・・・。」
      そーっと手をパジャマの下の方にさしのべてみると・・・。
      「まさか!!!」
      くずはは青くなった。
      「お、おねしょ、したの???私??高2になって!!!」
      くずはは驚愕した。
      「ど、どうしよう・・・。」
      下のベッドでは妹が寝ている・・・。
      朝、きずはのことだから気づくだろう。
      そうなったら長年培った姉の威厳が崩壊してしまう。
      「や、やばい・・・やばいよ〜〜〜」

      次回予告
      最終回にするよ。くだらなくなってきたし・・・。



番外編

>くずは萌え〜  投稿者:   投稿日:1999/05/14(金)00時35分06秒  ■  ★  ◆ 

      > くずはが生贄山羊にされてしまう可能性が高い。
      > 執拗に陰湿に行われている。
      > おそらくXXの陰謀だ。
      > っていうか、くずは萌え〜

      なにっ
      しば先生の陰謀だな?
      そうなんだな?

      芝先生は俯き加減に言った。
      「私とてこんな真似は本意ではない。だが私には
       やらなければならないことがある。今さら引き
       返す訳にはいかない。」

      「なんなんだよ・・・一体くずはをさらって何を
       する気なんだ!?」

      「復活だ」

      芝先生は目を反らして語り始めた。

      「今から100年程前のことだ。私はストレンジ学園の
      理事長をしていた。そして、あの17日戦争を起こして
      しまったんだ。」

      「17日戦争ってアングラ国最大の戦争って言われてる
       あの・・・・」

      「そうだ。ネットワーカー研究所に始まりあめぞう以外
      すべてを巻き込んだ戦いだ。私はストレンジ学園理事長
      としてゲスッ帝国軍と戦い、負け、そして封印された。

      100年の時の中にな」

      先生にそんな過去があったなんて・・・・。
      オレは芝先生がかつてハッカーだったという話を思い
      出した。

      「しかし私にもようやく復活のチャンスが来た。
       ゲスッ帝国亡き今、現理事長の娘、くずはを亡きもの
       にすれば理事長の椅子は私のものだ!」
      芝先生は拳を握り締め、熱く語った。
      「分かったか?・・ならば早急に立ち去りたまえ。
       でないと私は君を殺さなくてはならなくなる」
      「・・・・・・・・・・・」
      (なんて勝手な論理なんだ・・・)
      オレは芝先生の話を聞いて完全にブチ切れた。



番外編

>   投稿者:萌え〜  投稿日:1999/05/22(土)00時34分13秒 

      > > 最近のくずはって調子に乗ってるよね。
      > くずはも出演ヽ(´ー`)ノふぁみーる公式エロゲ!
      > http://www.pinkpineapple.co.jp/pinpai/court/index.html

      潮乃木葛葉(しおのぎ くずは) 

      基本的にバレーセンスがあるオールラウンドプレーヤーなのだが、必要以上に男に
      対し嫌悪感を見せる。そのため元浦も扱いかねていたが、伊那部尚が入部してきて
      から、俄然やる気を出すようになる(少なくとも本人の前では)。いつも伊那部尚の
      帰り時間を見計らって帰ろうとする。 

      (性格) 
      過去のトラウマ(小・中時代のチカン行為)により男に対し完全に心を閉ざす。男に
      媚びない強い女性のイメージを持つ伊那部尚に強い憧れを持つようになる。行動は
      普通の女性で、男っぽくは全然無い。
       
      (コンプレックス) 
      ”男性コンプレックス”。知識では解っているが、どうしても男の存在を認める事
      が出来ない。それが高じてレズ(扱い)になってしまっている。実際それだと男が
      寄ってこないので”楽”なため、その立場を変える気がしないでいる。しかし内部
      的には相当な男性への興味を持っており、そのタガが外れた時には一気に爆発す
      る。一番いやらしいタイプ。



     くずは小説 その2 くずは萌え さくら入社 菜の花の詩


あやしいわーるどREBIRTH & @ふぁみーる からの転載をまとめたものです。


コンテンツ:びでメール エロゲ 森の妖精 ルーザー 湖畔論 スワティ 替え歌 (゚Д゚)ハァ?

   gsの野望 AGSの野望 クエスト まったり 文学系 ぴかちう 油日記 ぶり読み ミーシャ


戻る 


inserted by FC2 system