肝油菩薩語録(その4)


 投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/03/16(土)23時56分36秒 

      夜行バスって思ったよりも結構ムチャクチャな距離でも一本で走ってるのね。
      京都から実家帰るのに使い勝手の良い行路を探ってたんだけど、
      安くて一眠りでついちゃう夜行バスはどれも二週間分くらいは満席。
      他にも遠い友達のとこに行くのに使い勝手の良さそうな夜行バスの路線が
      ゴロゴロ見つかったょ。本買って研究してみてもいいかもわからんね。ゲコハハハ


>   投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/04/05(金)00時19分38秒 

      > クレイジーケンバンドの新譜?を視聴したんだが昭和歌謡なのな
      > 全部こんな感じなの?
      > なぁ肝油・・・いるんだろう? 答えてくれよ(ρ_;)

      昭和歌謡っぽいっつぁあ昭和歌謡っぽいょ確かにね。
      というか、こいつらは世界観を考慮に入れた作曲が出来るから、
      70年代、80年代のダサい感じを表現した歌詞に、同様にその頃っぽい
      曲を書ける、て感じかしらん。というかクレイジーケンバンドは昭和の時代が
      大好きらしく、未だに彼等の中では昭和が続いてるようですな。
      なのでクレイジー的には今は昭和77年らしいですぜ。

      というわけでクレイジーの中で無難にまとまってるオススメCDは
      「goldfish bowl」っちゅうマンモスシングルと
      「青山246深夜族の夜」っちゅうライブCDかな。こっちはゲストに
      野坂昭如を呼んで歌っているので、20世紀最後の野坂節が聞けてレアかも。

      他にも「肉体関係」とか「PUNCH! PUNCH! PUNCH!」とか聞き応えのある
      CDが目白押しなので是非聞けれ。オススメの曲はウォーカーヒルズブーガルとハンサムなプレイボーイ

      ちなみに漏れは最近、鳥肌実のCDを聞いていたりしますですの。ノ(´Д`)ゲコハハハ


>   投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/04/05(金)00時41分10秒 

      > > http://www.shin-bungeiza.com/nichipro.html
      > > 今年も無事に決まりましたょ〜ヽ(´ー`)ノ19日上映の
      > >             「ELECTRIC DRAGON 80000V」石井総互監督 の見に行きたいの。
      > クレしんを入れるならアギトの映画も入れてやって欲しかった(´Д`)
      > 荒いところもあるけどジュヴナイルとしてはものすごくよく出来てたと思う

      クレしんは映画評論家の中ではなかなかの評判を得てるから
      対象になったんだと思うょ多分。つうか4/20日のオールナイトは
      クレしん四本立てなんだょね。ちょっと見たいかもー。(;´Д`)ノ


>   投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時28分28秒 

      > > 結局見れなかったんだよ(;´Д`)無理してでも行っとけばよかった
      > > 漏れの去年のベスト邦画はもう本当言い過ぎだし欲目もあるんでこれで
      > > 打ち止めにするんだがアギトの劇場版でな。自分の言葉じゃなくて悪いんだが
      > > http://l7l.tripod.co.jp/agitomov.html
      > > の後半の方
      > > 「工業的プロダクツとしての映画アギトの成功」ってとこ読んでもらえれば
      > > ちょっと伝わるんじゃないかって思う。
      > > なんか「やってやるったらやるんだよ!」っていう作り手の志の高さみたいの
      > > にやられたのもちょっとある。
      > (略)そんな事をとやかく言う必要の無いぐらい、全体のテンポ(略)
          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
      > これって重要だと思う。意外と成功しにくい。

      最近、それを如実に感じた映画は、劇場版のデジモン第二作目
      細田守 監督作品「デジモンアドペンチャー ぼくらのウォーゲーム」やね。
      たかだか45分の内容なんだけど、
      これはちょっと90年代の映画シーンの中で、一番の娯楽的作品かも知れない、
      と思ったほど面白かった。なんと言っても、話の筋と構成が抜群。
      これはアニメに偏見のある人にも勧めたいくらいのお勧めの一本。(*´Д`)ノ マジデ


>   投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/04/06(土)03時48分11秒 

      > > ちょっとどうかと思ったコメントは、
      > > 「日本は海外大作映画をちょっと規正すべきだ、ハリポタが400館も押さえてる
      > > 状態じゃ日本の若手が育たない。パンアメリカン主義に毒されてる」
      > > 毒されてるのには同意だけど、
      > > じゃあ日本映画ばっかり見たいかといったらそれではそもそも行かない(;´Д`)
      > どうするのがいいんだろうな。
      > もっとしっかり"日本にも面白い映画はありますよ"って事をアピールしなきゃ
      > 駄目なんだよな。先日、知人の自称映画好きが
      > 「日本映画ってホラーばっかりだからやだ(;'-')」
      > とか言ってて眩暈がしたよ。

      まぁ事実、今の今まで日本は確かにホラーブームだからね。
      中田秀夫監督の登場で、リング/らせん のヒットが昨今のホラーブームの幕開けですかね。
      それから、呪いのビデオ関連で、レンタルビデオ屋にその手のビデオシリーズが
      バンバン出始め、黒沢清監督の「CURE キュア」「降霊」や、リングの成功から
      角川が定期的に、「死国」「リング2」などを順じ上映、それと漫画原作「うずまき」
      等、伊藤潤二 原作の映画化などで、まぁホラーモノは順調に定番化してるみたいだしね。
      最近だと中田秀夫監督の最新作「仄暗い水の底から」が記憶に新しいやね(´ー`)ノ


>   投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時23分14秒 

      > 適度にショッキングな映像が入ってて、謎が解明されてく楽しみもあって
      > まあそれは原作に沿って作ればそうなるに決まってるのだが
      > 何も考えずにただ見るには悪くないと思うよ
      > 大林のヌルくてカユくなるセンチメンタリズムよりは

      大林宣彦監督の映画は確かにカユクなるほどセンチメンタルで平和的で、やっぱり
      尾道は美しいのだけど、あの監督の不思議なところは、未だにそのカユク
      なるほどのセンチメンタリズムを貫いて作品を作っているところでつかね。
      文芸座のオールナイトで大林宣彦監督のトークショウを聞いたときに、なかなか素晴らしい
      ことを論じていましたょ。

       「映画館に足を運ぶということは、例えばそれは往々にして家族連れであったり、
        デートの時であったり、とにかく、外、繁華街へ出向くということであります。
        その時、映画は何をもたらしてくれるでしょう。映画を見終わったカップルは
        喫茶店に向かってその映画の感想を語り合うでしょう。それから繁華街に
        出向いたこともあり、どこかデパートなりでショッピングをして楽しむでしょう。
        家族連れはどうでしょうか。やはりどこかで買い物なぞをして、夕食を家族
        みんなで楽しむのではないでしょうか?
        映画を見るだけなら、よほど安く済むでしょう。レンタルビデで新作でも映画のチケットの
        四分の一で借りて見られます。しかも映画館で見るよりも長くです。

        映画館に行くということ、それは外で映画を見るということにおいて、
        経済的な潤いを保つことにより、ひいては文化的な貢献を果たすのです。

        だから皆さんは是非映画館で映画を見ることを忘れないで下さい。
        映画館で見ることを止めてしまったら、それはただの消費に過ぎません。
        映画を見るということは、おしなべて文化的なのですから・・・」

      みたいな感じです。これを聞いたとき、ああこの監督は本当に映画が
      好きで、映画で生きてきたんだなぁ、と感動してしまいましたヽ(*´ー`)ノ


 投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時02分24秒 

      最近の邦画事情に一言意見を言わせてもらえるなら、去年においては
      漏れ的にはちょっとあまり映画館に足を運ぼうと思う邦画は少ないかも。
      洋画よりも邦画の方が好きだけど、どうも若手の作品が好きになれないんょ。
      何が好きになれないって、主題が合わなさそう。単館上映で映画見に行った
      時なんか、よく邦画予告が流れるんだけど、若手監督の作品の、
      あの結局いきつく先が「自分探しの旅」みたいな青臭いのがちょっと好きになれない。
      「失望感」「喪失感」「茫洋とした」「慰め」「理解」「自己が軽薄」とした
      感じを思わせる「フィルムの処理」「構図」をひっくるめて、ちょっと退屈そう。
      しかもそれらを演じる役者や世界観がやはり「若い」というのが、さらに輪を
      かけて、退屈に思える理由でつヽ(;´ー`)ノ


 投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時08分54秒 

      ちなみに去年見た邦画の中で、一番印象的だったのは
      「光の雨」かな。あれはなかなか面白い試みだと思ったし、
      実際、それは成功しているように思った。今更、日本赤軍の
      浅間山荘事件に行き着く前のあのしょっぱい状況をそのままに
      映画化なんぞしてみたら、ちょっとしんどくて見られなかったかも
      わからんけど、あのように、そのこと自体を映画化する映画、という
      二重構造にしたおかげで、それらを客観的な意見(役者への演技指導・
      途中で監督が逃げ出す、等々の諸事情)を踏まえながら、主観(映画製作)
      となる部分を見る、というのがなかなか刺激的だったょ。(´ー`)ノ


 投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時13分02秒 

      ついでに最近見た邦画で一番頭にくるほどつまらなかったのは
      「スペーストラベラーズ」ちょっと筆舌に尽くし難いほど酷かった。
      たまたまビデオで見たんだけど、途中で見るのやめて、最後の方から
      また見始めて、とりあえずオチだけ堪能したけど、それもムダだと感じたょ。
      あまりにもケチをつける部分が多すぎて、いちいちあげるのも馬鹿馬鹿しい
      映画だった。漏れの趣旨に合わないし、そもそも観客を馬鹿にしてるようにも
      思えてくるほど、見てて辛かった。無理。二度とみたくないヽ(;´ー`)ノ


 投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時36分20秒 

      あと最近見た映画で一番のオススメは「バスを待ちながら」
      ってこれは前に言ったっけ? もしかしたらまだ劇場で上映してるかも。
      すごい人間味あふれてて、最後の終わり方も驚くほど爽快。
      人間の暖かい感情とラテンのノリと音楽とその気候を感じて気持ちよく
      なりたい人にオススメ(´ー`)ノ


>   投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時47分37秒 

      > http://www.cqn.co.jp/NEW_MOVIE/bus/busindex.html
      > ブエナビスタソシアルクラブに近いものを想像してみたヽ(´ー`)ノ

      ブエナビスタソシアルクラブは劇場で見に行こう行こうと思って結局見逃したんだょね。
      最近、友達から面白いと勧められて、ちょっと悔しい思いをしましたょ。
      劇場版で見たと言えば、先日、「π」のDVDを買って見たょ。渋谷の
      レイトショーで見たときのあの興奮に再び触れられて心地よかった。
      基本的に見た映画は見直さない人だったのだけど、
      最近は、映画を見直すということの良さを実感しているょ(*´ー`)y-゚゚


>   投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)05時04分29秒 

      > そういやπも評価がまっぷたつだったね。
      > 見てないのでDVD買おうかな

      πを二回目に見たとき、漏れの大好きなヤン・シュワンクマイエル監督のことが
      浮かんだょ。こういう映像芸術的な雰囲気の作品は、結局のところ
      ヤン・シュワンクマイエル的であったり、「アンダルシアの犬」に見られるルイス・ブニュエル監督的な
      どっちかって感じがするょ。アンダルシアの犬は思想的なものも何もない、
      あの思いつきだけで作った遊び心がありありで大好き。15分と短いしね(*´ー`)y-゚゚


 投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時41分10秒 

      ついでに最近見たレンタルの中で一番面白かったのが「アメリカン サイコ」
      これはこの映画の主題を得ているかどうかわからないが、
      漏れはゲラゲラ笑ったょ。サイコーにファンキーでクールでクレイジーな映画。
      DVDレンタルで見たのだけど、特典映像の劇場版予告の構成は、ちょっと
      この映画の的を得てない感じがしてとても残念だった。昨今のミステリーホラーの
      傾向に流されて、そんな感じでつないだ予告編。すごい残念に感じたょ。(´Д`)


>   投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)04時51分32秒 

      > > そういえばツインピークスを借りてくると言ってた人は
      > > その後どうしたろう
      > 最初の(番号がふられてないやつね)借りてきましたヽ(´ー`)ノまだ見てない
      > 一緒に借りてきた映画はロマン・ポランスキーの「テス」こっちもまだヽ(´ー`)ノ

      ロマンポロランスキーは漏れの大好きな映画監督の一人なのだけれど、
      漏れはその中でも特に「水の中のナイフ」は大変な傑作だと思うょ。
      まずカメラ監督のカメラワークが非常に秀逸だし、物語の構成も良いね。
      派手でも、スピーディーでも、なんの事件も起きないけど、でも最後まで
      じっとりと見せるとても瑞々しくて心地よい作品だったょ。チョーオススメ(´ー`)ノ


>   投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)05時06分45秒 

      > 肝油はマルホランド・ドライブは見た?
      > 漏れは謎解きとかあんまり考えずに「?」と思うところも
      > 「まぁそういうことなんだろう」と適当に受け入れながら面白く鑑賞したんだけど、
      > 帰ってからネットを回ったらなんだかみんな必死で謎解きや解釈をしていて
      > ちょっとびっくりしたよ。
      > 青い鍵と箱が出てくる時点でもう何でもありになっちゃうと思ってたんだけど。

      マルホランドドライブも見に行くつまりが時間がなくて行けなかった作品なんだょ、。
      つうか実はツインピークスも見落としてて、デビィッドリンチ作品はまだ処女だったりヽ(;´ー`)ノ


>   投稿者:肝油菩薩   投稿日:2002/04/06(土)05時15分16秒 

      > 漏れ見てないんだがシュヴァンクマイエルもアンダルシアの犬も大好きヽ(´ー`)ノ
      > ので今度見てみるよ。
      > 個人的にシュヴァンクマイエルのベストワークは「ジャバウォッキー」だと思う。早くDVDで出ないかな。
      > ところでくだらない事で申し訳ないんだが、シュヴァンクマイエルとシュワンクマイエルとどっちの
      > 表記が正しいんだろう。どっちでもいいと言ってしまえばそれまでだけど(;´ー`)

      最近はシュヴァンク表記が発音どおりなのかな、て感じですね。
      漏れは早く短編集の二枚目が出ないか待ち望んでるょ。
      漏れシュワンクマイエルの「ゲーム」が見たい。サッカーの奴。ヽ(*´ー`)ノ


 投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/04/24(水)03時36分15秒 

      半年前から気になってた映画はこれ。
      「光の雨」見たからこの映画は併せてみてみると
      面白いかなぁ、といった感じ。
      http://www.flix.co.jp/title.jsp?tid=T0000893

      ところでこうも次々にこの時代のことが映画化されては
      連合赤軍映画化云々に関しては一言あった長谷川和彦監督のメガホンを
      持つ手はまた一歩重くなりますな。20年振りの新作三本目まだぁ?(´Д`)ノ


>   投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/04/25(木)02時05分43秒 

      > > 指輪物語見に行こうと思いつついってないのヽ(´ー`)ノ
      > > ハリポタの二番煎じかどうか見に行くつもりだったのヽ(´ー`)ノ
      > > でも原作はそこそこ面白かったし劇場で見た予告編も面白そうだったのヽ(´ー`)ノ
      > 原作の確認作業になるなぁと思ってますヽ(´∇`)ノ漏れも見てない
      > ハリポタは読んでてだいたい絵が浮かんだし、そのとおりに撮られてる印象だけど
      > 指輪は訳がアレなのかぜんぜん浮かばなかった

      指輪物語は逆に原作のファンは必見らしいょ。
      原作読まないと理解できないお約束ごとというか、
      魔法の基礎知識とかを説明しないで話が進むそうです。
      アイテム数も半端じゃなく多いから、そういう美術的な面でも
      原作ファンを喜ばせる作りになってるみたい。まぁかく言う漏れも
      原作も映画も見てないのでこれ以上の批評は避けますですハイ(;´ー`)ノ

      旬を逃すと映画館へ運ぶ足が遠のくよねー よねー


 投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/10/07(月)12時23分46秒 

      漏れのすごい好きな映画の中に
      "バスを待ちながら"っていう映画があるんだけど
      早くDVD化しないか心待ちにしてるんだな。
      公開は今年の2月頃なんだけど単館上映のマイナー映画
      だからビデオ屋にも置かれてないかも。でも
      みんなに見て欲しい傑作なの。ヽ(´ー`)ノララン♪


 投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/10/08(火)06時22分41秒 

      お金がなくなったので、小銭をかき集めて野菜ラーメンの
      食材を買いに行ったんだけど、その集めた小銭が
      買い物合計額の1235円ピッタリだった時はちょっと感動したょ。
      その1235円で、ねぎ、キャベツ、にんじん、もやし、チャーシュー
      ラーメン四袋に安いオレンジジュースを買ったょ。
      メンの量が少なくても野菜の量がバカみたいに多いので
      ほどなくおなかも良い感じ&ヘルスィーで健康になれるのかしら。
      でも野菜が美味しい季節なのは良いのだけど今年は不作で
      ちょっち野菜の値段が高いのよね。それでも安いヽ(´π`)ノ一食300円


 投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/10/11(金)22時00分55秒 

      漏れは非常に胃もたれしやすい体質で、
      中学生の頃から、食べ過ぎるとすぐに胃もたれして、
      何時間も胃がもたれる感じがしてて不快なのですょ。
      でも小食というわけでもないので結構ジレンマ的なところがあったのですが、
      金がなくての苦肉の野菜ラーメンを摂取し始めてからずっと胃の調子が良いょ!
      汁物なのが胃の満腹感の調整にちょうど良いんですかね。
      野菜をいっぱい摂取してるから体の調子もどことなく良い感じ。
      一生野菜たっぷりのラーメンを食べて生きていきたいのぅヽ(´ー`)ノ


> 少将  投稿者:肝油菩薩  投稿日:2002/05/10(金)03時20分53秒  ■  ★  ◆ 

      > > 青い地球をバックに黒い宇宙を漂う乗組員とか、
      > > 無重力を楽しむクルー達とか、ジュースをちゅるちゅるって出して、
      > > 玉状に浮いたそれをちゅるんっと飲むような感じの宇宙体験を
      > > 見られるんですょ。ヽ(*´ー`*)ノ見Teeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!
      > ・・・・・・・・・・・・・・・・・(;´Д`)想像しただけで酔います
      >                    川
      > 肝油様はアメリとかの系統は見ないのですか?

      大好きですょ。あいにくアメリは時期を逸して見逃したけど、
      「バスを待ちながら」という、キューバのすんばらしく牧歌的で
      小粋に泣かせる、ラテン系の明るいノリで見せるイカした人情映画なぞ
      今世紀最強の映画と言ってしまいたいほどそういう映画は好きですヽ(´ー`)ノライフイズビューティフルとかね


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/01(土)23時05分37秒 

      日々ダラダラと映画なりビデオなりを見てると何を見たか思い出せなくなるので。笑
      それとついでに感想など適当にヽ(´ー`)ノ

      ちゅうわけで今日見たのは
        ・DVD  「MAED IN HOHGKOHG」
        ・ビデオで「IWGP」の四巻目(TBSの回/洋七の回)
        ・DVD「Pat & Mat」なにがなにやら(四巻目)

      IWGPは相変わらず魅せる内容で面白いょ。去年から今年にかけて
      放映されてた木更津キャッツアイはDVD買っても良いカモー。

      パットとマットは相変わらずの展開ですが少々食傷気味です。5巻目が
      買ってまだ見てませんが、恐らくあとDVDで二巻分出るので
      ここまで来たら買う予定ですけどね。

      香港製造は劇場で見たけどDVDで買っておかないと恐らく二度と見られる機会を
      逸すると思い取り寄せで購入。相変わらず完成度が高い。ちゅうか
      映像的にも内容も非常に瑞々しくて見てて気持ちが良いのです。傑作ですな。
      国際映画祭で招待状英された「THE LONEGEST SAMMER」を結局見に行かなかったのを
      見ててちょっと後悔してみたり。自分のお気に入りのDVDは
      なるべく手元においておきたいものですな(*´ー`)


  投稿者:肝    投稿日:2002/06/06(木)02時43分47秒 

      ここ二、三日ちょいと忙しくて何も見る暇ならずも、
      今日は朝方に見ました。

       ・ベンヤメンタ学院
       ・モンティパイソン(映画版) 30分だけ

      ベンヤメンタ学院の瑞々しさと設定の妙はなかなか目を見張るものがありましたょ。
      一瞬だけ(ほんの一瞬だけですょ)シュバンクマイエル先生への畏敬の念が見えたように
      感じました。

      モイティパイソンは初見でしたが、なかなか笑わせてくれました。残りを見るのが
      楽しみです。つうか酔ってますのであとは明日っちゅうことで。

      今週の後半戦はちょっと相当の数のビデオなり映画なりを見る予定です。
      何と言ってもフルーツチャン監督の二作目、三作目をDVDで購入してしまいました。

      ちなみに今日は「少林サッカー」見に行きます。楽しみ。


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/07(金)01時56分12秒 

      今日見たのはこれ。

      ・少林サッカー(劇場)

      感想はもうバツグンに面白かったです。大ぶりのネタの間にちょこっと挟まる
      小ネタとのテンポが良くて大変楽しめました。そのくせ、いちいちカッコイイとかは
      えらく決まってる。とくにキーパー戦は見ものでしたね。
      恋の話のウェイトがそんなに多くを占めていないし、その辺りのやりとりも
      コメディ的な演出で包んでいたので、退屈もしませんでした。
      なお、漏れが考えるかぎりでこれと似たようなことをして最低の作品に
      仕上げてしまったのは、去年ほど上映された「赤影 ザ・レッド・シャドウ」で
      しょうか。映像センスだけが先走って、物語は感動的なものに集約されれば
      それでなんとかなるというなめきった脚本とそれに順ずる演出には
      見てて腹が立ちました。閑話休題。
      ちなみに漏れが一番好きなシーンは、二番手の証券マンの兄貴がキーパーした
      時、ゴール前で構える兄貴が突然、携帯電話を取り出して言うせりふが良いです。

      ププッ・・・
      「ああ、母さんか、私だ」
      「実はお前に・・・・・・・二十年間隠し続けてきたことがある」
      「お前を、愛してる」 ガチャ

      かっこいい!!ぬぬぬぬ(ノД`、)


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/08(土)04時49分14秒 

      今日は

      ・「ウォレス & グルミット」〜ペンギンに気をつけて〜 ビデオ
      ・モンティパイソン−人生狂騒曲 (前回の続き見)   ビデオ
      ・「花火降る夏 〜THE LONGEST SUMMER〜」    DVD

      の3本をダラダラっと見ました。
      モンティパイソンはなるほどその後のコメディ番組や漫画アニメ等に大きく
      影響を及ぼしたほどのそのコメディセンスぶりに蛇足で見た感じ。
      これを見て、漏れの大好きなサウスパークへ及んだ影響の計り知れなさを
      感じてみたり。テレビシリーズの方も見てみたいもんです。

      ウォレスとグルミットは、漏れ的にはダメでした。面白くもなんともない。

      花火降る夏はフルーツチャン監督の香港返還三部作の二作目。
      なんつうか、話自体が解りづらくて、面白くないはずなのだが
      なぜか面白いのょ。不思議だ。すごい展開がめまぐるしいと思ったら
      妙に情緒的で、物語の筋は難解なようでいて、そんなでもない。
      見終わったあとにちゃんと映画見たって感じにさせるし。
      見てて飽きが来ない不思議な魅力に溢れた作品でした。(´Д`)ムゥ


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/08(土)14時46分51秒 

      今日は起き掛けにまず一本。

      ・(ビデオ) ファンタスティック・プラネット  仏1973

      フランスのアニメーションです。人間よりも高度に発達した巨大生物と人間の話。
      人間狩りを、巨大生物からの知識をしたたかに吸収した人間達との
      戦いの歴史みたいな感じです。SF的要素が大変強い一方で、
      その惑星の風俗、自然環境を丁寧に説明してたりで、大変興味深いです。
      指輪物語の一冊目の大半がドワーフの生活習慣にページを費やしているのに
      似てますかね。読んだことないけど。ワラ
      それと絵画的な写実的なというか点描の点を無くした絵というか、
      そんな感じのアニメーションで大変リアリティに富んでいました。まぁとにかく面白かったですヽ(´ー`)ノ


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/09(日)08時17分11秒 

      ちゅうわけで今日は新文芸座にて映画三昧でした。

      ・おもちゃフィルム集 <阪妻剣技殺陣集> トーキー 30分
        (*昔の夜店で売ってたフィルムのきれっぱしだけ集めたモノ)
         雲母阪/神変香猫/忠治子守唄/尊王/お好み安兵衛/王政復古/血染めの十字架
         /剣士桂小五郎/大楠公/護国の鬼/新釈清水一角/浪人祭/潮に乗る北斗/夜明け烏
         /からす組/水戸黄門廻国記/牢獄の子守唄/国定忠治

      ・坂東妻三郎の生涯
      ・雄呂血
      ・決闘 高田馬場

       で、そのままゴダールオールナイトに突入。

      ・新ドイツ零年
      ・万事快調
      ・中国女
      ・アルファヴィル
      ・女は女である

      合計九本見ました。(´Д`)プハ


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/09(日)08時29分58秒 

      感想など・・・

      おもちゃフィルムは殺陣だけ集めて文字でストーリー説明してるだけの短い
      ごく短いフィルム集です。三十分無音でしたので微妙に辛かったょ。

      雄呂血は、トーキーに活弁仕様の音声が挿入されてたのですが、
      活弁と小気味の良い音楽で見る映画もなかなか気持ちが良いものです。
      ストーリーは正義漢の主人公が、理不尽な振る舞いを受けて侍から浪人へと
      落ちぶれていく話。単純に主人公に魅力がないだけのようです。つうか
      不器用に真面目に生きてるヤツ!? みたいな感じで酷い目に遭う話ですな。

      決闘 高田馬場は三大仇討ち物のうちの一本です。逆恨みを買って果し合いに
      しぶしぶ出向いた唯一の親類の叔父を追って、阪妻がひたすらに高田馬場に
      向かって走る話。というかもう少し真面目で重い雰囲気かと思いきや、
      非常にユーモアに溢れて、最後の殺陣のシーンもなかなか愉快痛快。終わり方も
      こざっぱりしてて楽しめましたょ。ちなみに三大仇討ち物の一本は有名な
      忠臣蔵ですね。もう一本は解りません。デヘヘ

      ゴダールは、新ドイツ零年の時は途中で考え事をしてしまい、ほとんど
      頭の中に入ってませんでした。万事解決や中国女は非常に政治的、思想的な
      内容ですが、注意深く見ればまぁ普通に理解できると思いますが、ちょっと
      たまに油断して話がついていけなくなります。それでもなかなか面白かった
      ですょ。万事解決の出だしは興味深いです。
      アルファヴィルは普通に面白かったですし、女は女であるは、見るのが二回目なので
      半分ちょい寝てましたが、喜劇なだけあって大変楽しめます。というか、
      主演女優のアンナ・カレリーナの髪を二つに縛ってバジャマ姿が悩殺的。キャワィイっす。

      つか勢いで7/6のバゾリーニオールナイト第二弾の前売り買っちまったヽ(´ー`)ノダリィィィィィィイイイ


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/10(月)04時29分13秒 

      ・「ブラザーズ・クエイ短編集」
        レオシ・ヤナーシェク/ヤン・シュヴァンクマイヤーの部屋/ギルガメッシュ/魔法のほうき
        / ストリート オブ クロコダイル /失われた解剖模型のリハーサルから

      ・「裸のランチ」 クローネンヴァーグ監督

      ちゅうわけで今日見たのはこの二本。ベンヤメンタ学院を見てても思ったのだが
      ブラザーズクエイのあの幻想的な空間は見事ですな。
      しかしながら、何かが確実に起こっているのですがその行動の真意を理解
      するのはやはり不可能なのでしょうか。それともその行動の不可解さも
      含めて、幻想的な世界をあらわしていると言えなくもないのですが・・・。
      それともただ単に、ベンヤメンタ学院のようにただ思わせぶりなだけで、
      その実ストーリーは非常に単純なものなのでしょうか。
      その辺りの解釈は大変むつかしいところだと思います。むぅ。

      「裸のランチ」もまた難解ですね。適当なレヴューを漁ったのですが、
      原作本の雰囲気を還元して映画から感じ取れるようにと勝手に感じ取ります。
      これもまた同様に、何かは確実に起こっているのですが、その行動の真意は
      常に解りかねます。結論よりもずっと結果の強い作品だと思いました。もう寝ます。


>    投稿者:肝   投稿日:2002/06/10(月)04時30分49秒 

      > 天下の三大仇討といえばもう一つは曾我兄弟の仇討ちですな、
      > これを題材とした映画にどんなのがあるのかは知りませんが。

      あれから調べましたが「曽我兄弟の仇討ち」というタイトルで
      映画にはなってるようですが、1900年前後の作品のようで
      今見られるかどうかは疑問です。恐らくトーキーの白黒ですな。
      つか情報提供クスコヽ(´ー`)ノLove


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/11(火)05時47分27秒 

      ・「フェリーニの81/2」    (ビデオ)
      ・「奇跡の丘」 パゾリーニ  (ビデオ)
      ・「Pat & Mat 〜なにもそこまで」 (DVD)

      フェリーニは初見でしたが、まぁ一番有名そうな81/2をば。
      パゾリーニの「奇跡の丘」は大変面白かったですょ。
      つかパゾリーニはなんとなくビデオばえする作品、て感じが
      するんですが。アポロンの地獄もビデオならもう一回見ても
      良いかも、て感じです。やっぱりあるもんですかね。
      劇場で見て面白い作品、ビデオの普通のテレビで見ると面白く
      感じる作品、なんて。不思議です。
      それとパゾリーニ作品を見てていつも思うのですが、
      「パゾリーニはフィルムのみ前において、常に誠実である」なと、切に感じます。

      パット&マットはいつも通りです。DVDで出てる最新作五本目ですね。
      相変わらず突っ込みながら見てます。思わず声が出てしまいますね。
      あまりにも浅はかなので。こんな生き方は幸せだと思いますょ。眠いのでもう寝ます。


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/13(木)02時48分39秒 

      ・「サウスパーク」vol.1/vol.13 (ビデオ)
      ・「IWGP」 第五巻    (ビデオ)
      ・「日本黒社会」 三池崇 監督 (ビデオ)

      の四本見ました。サウスパークはあいかわらずだ。好き。
      本国の方では4thシーズンまで放映終了してるみたいね。
      日本だと2ndシーズンまでしか出てないけど。ムゥ

      IWGPも面白くなってきましたょ。あと一巻。
      つか木更津キャッツアイのビデオ化まだぁ?

      日本黒社会は中野でリアルタイムで見たのですが再び
      見たくなったので借りてみました。面白かったょ。
      つか三池 崇は当たり外れが激しい中でも、黒社会三部作の
      この作品が一番好きです。ちなみに去年、一番映画撮った監督
      ですけど、今更ながらその職業監督っぷりがナニですね。(*´Д`)ノ


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/14(金)03時27分01秒 

      ・スキャナーズ2 (ビデオ)

      クローネンバーグ監督作品かと思いきや、脚本とか
      監修とかではなくてただの"原案"扱い。
      つまんなかったょ。ヽ(´ー`)ノアッハハーッ


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/18(火)05時38分59秒 

      最近映画見るのさぼってたけど今日返却日なので。

      ・未来世紀ブラジル  テリーギリアム監督 (ビデオ)

      近未来SFかなたぶん。ハードSFかなと思ってみてみたらテンポはコミカルで
      2時間20分あるわりには見やすかったです。86年の作品だから今見てみて、
      結構予見的な部分もあったりしてなかなか楽しめましたょ。
      それと機動隊の姿かたちが 押井 守のケルベロス、パイプの絡み具合が
      大友克弘を彷彿とさせましたが、この辺りの小道具はSFの常套句だから
      ですかね。あとどこかテレビゲーム的ニュアンスを強く含んでる部分も、なかなか興味深いです。

      つか眠いので寝ます(´Д~)


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/19(水)18時17分40秒 

      ・サウスパーク 15巻- 2nd シーズン終了 -    (ビデオ) 
      ・親指タイタニック             (ビデオ)
      ・ナイト・メア・ビフォア・クリスマス/フランケンシュタイン・ウィニー (ビデオ)

      サウスパークは何ゆえこんなにも面白いのかというのを考えた時に、
      可愛らしい切り絵風アニメーションに悪意のあるブラックジョークのミスマッチ
      さだけがその要因ではないに違いないな、と、親指タイタニックを
      見て思いました。要約すると親指タイタニクつまんねヽ(´ー`)ノ

      ナイト・メアビフォアクリスマス、ティムバートン監督作品かと思ったらプロデューサーや
      美術で携わってるだけで監督は別な人。でもいかにもバートン作品
      みたいな題材で面白いです。つかバートン作品はまだ未見なので、
      映画評論で読んだ程度の知識しかありませんが云々。
      あと、バートンが携わった作品ということで20分の短編映画がオマケで
      付いてましたょ。ちょっと得した気分でつ。

      ところで何でサウスパークは面白いんですかね。その魅力はもちろん
      人それぞれです、ケニーが死ぬところを見るところを毎回よだれを垂らして
      食い入るように見る人もいるかと思いますが、漏れはサウスパークの、
      最低な大人たちに囲まれた生意気なクソガキ共とたまに作者の個人的感情
      で繰り広げられる性悪のブラックコメディの中にも、物語に教訓を語らせている
      ところが好きです。クソガキ共がしんみりと親や人生や親友のことを語るところとかもね。
      つかポポロクロイスやりてけ。


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/25(火)06時28分42秒 

      IWGPのネタバレを含む感想を述べようかなと思います。
      せっかく全話観終わったのでね。

      まぁ、全話っつうか一部の場面だけなんだけど、
      結局最後、ブラックエンジェルズとの抗争に決着が付き、
      お決まり通りに後日談が語られる部分で、一人だけ、
      ヒカルの後日談が妙に頭について離れないのですょ。

      彼女が治療中なのはあの場所(どこか海の見える丘のある診療所)
      にいることではっきりと解るのですが、問題は彼女が
      どっちのヒカルだったのか? ということです。
      これは非常に問題だと思うのですょ。この物語の趣旨に大きく
      関わってきますからね。つまり、あのヒカルがいつもの元気で明るいヒカルで
      あるのならば、「ああ、ヒカルも無事に養生中で頑張ってるんだ」で済む話
      なのです。思い出のこけしをギュッと握り締めるシーンは、闘病生活に
      おいて苦しむヒカルの唯一の希望ですね。

      しかし、しかし、あのヒカルが大人しい方のヒカルだとしたら
      どうでしょうか? 主である人格を完全に遮断し、明るく自分勝手な
      (本来の自分とは全く異なる)ペルソナを形成した。だが、このペルソナに対して
      嫉妬心を出す、という悪循環に到ったことになるわけでなのですが、
      かりに無事治療が済み、本来の彼女の姿を取り戻したとき、マコトとの恋人としての
      関係が切れてしまうわけです。そう考えた時、結局この話はマコトが大切な人を
      最後まで失って終わってしまう物語となるわけですね。
      しかしその中でも養生しているヒカルがぎゅっとにぎった
      二人の思い出のこけしは、マコトに対して希望になりえます。

      また第三の観点として、人格が悪化し、分裂してしまった場合です。
      闘病中に治療方法が芳しくなく、人格が大きく分裂してしまった場合ですが、
      もしかしたら彼女は二人のヒカルのうちのどちらでもない可能性が高いのです。
      しかしその中でも唯一、自分との明確な関係を知る手がかりとなるこけしは、
      マコトのことを全く知らないヒカルにとって、大きなメッセージ性を含んでいます。
      自分自身の立場のひとつを明確にするアイテムです。それをギュッと握るシーンと
      いうのは、ヒカルの希望であり、またマコトにとっての希望でもあります。この場合の
      こけしを握るヒカルの心境は、そのマコトという人物とそのような関係に戻りたい
      という願望であり、自分の本来の姿を知る大きな手がかりとなります。ですから、
      これは二人にとっての希望のシンボルとなるわけです。

      IWGPの劇中、最終的に一番の疑問を抱いた点はそのシーンでした。
      あの養生中のヒカルの無機質な視線は、一体誰の視線なのでしょうか。謎です。


      つうかポポロクロイスをプレイしていたりしたので一週間くらい何も見てなかったな。
      今週は何本か観なきゃな(;´Д`)阿部サダヲ萌え。ハァハァ


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/26(水)03時39分18秒 

      ・エレクトリックドラゴン80000V  石井聰互 (DVD)

      去年の夏に劇場で見ようと思って見逃したヤツ。
      TUTAYA行ったら新作棚おろしされてるの気付いて
      ついでに借りてきたの。

      始め二十分くらいは、美術がキチンと作られ過ぎてる感じがして
      美術的な荒々しさでいうところの「鉄男」や「π」みたいな
      迫力がないから、まぁ良い意味で職人的な作品だな、
      と思ってたのですが、後半になればなるほど、
      (ストーリーをセリフで語らせてないために) 美術的にキチンとしてる
      のが段々観てて気持ち良くなってきました。大変丁寧に
      作られている作品ですし、51分という尺の短さもあいまって、
      まぁなかなか面白かったかな、と。
      つか浅井忠信は嫌いだけど永瀬正敏が好き(*´Д`)ハァハァLove

      石井聰互は「狂い咲きサンダーロード」を観たいのですがあいにく
      漏れの通ってるTUTAYAにはおいてないのでちょっと不満。


>    投稿者:肝   投稿日:2002/06/26(水)16時16分39秒 

      > 肝油はテレビドラマなんかといって馬鹿にしないので好き

      まぁ面白いものに貴賎は問わないのでね。
      深作欣二や工藤栄一がテレビドラマやってた頃は
      全部16mmとかフィルムで撮ってたわけだから毎週が映画みたいなもんだし。

      そんな多く観てないけど必殺シリーズの「必殺必中仕事屋家業」
      は面白すぎるし、「傷だらけの天使」なんか好きでつね。
      リアルタイムでドラマはほとんど観ないんだけど、「カバチタレ」とか
      は面白くてビデオで借りて全部観たし、「ウソコイ」もちょっと観て
      ましたかね。あまり数多くはないけどね。

      まぁなんかオススメでもあれば暇だからバンバン観ますょヽ(´ー`)ノ多分


>    投稿者:肝   投稿日:2002/06/27(木)01時21分16秒 

      > > まぁ面白いものに貴賎は問わないのでね。
      > > 深作欣二や工藤栄一がテレビドラマやってた頃は
      > > 全部16mmとかフィルムで撮ってたわけだから毎週が映画みたいなもんだし。
      > 深作欣二は意外性のジジイだと思ってたのにバトルロワでゲンナリ(;´Д`)
      > タケシ映画チャカバンバンはもういいっす
      > タケシ物は映画っていうレベルじゃねーしな
      > 最近見たので萌え萌えが少林サッカーだったんだけど
      > ミスクリで少林寺なんて落としちゃって捨てる前にちょっと見てみたよ
      > ヤパーリBGMを大事にしてない時代だけあって音楽的要素は萎え萎えだけど
      > カット割は最高にいいなヽ(´ー`)ノ勉強になる
      > 今のジャッキーチェン作品に通じるものがあるね
      > ところで貴殿が最近の洋画で感動したのって何?

      「バスを待ちながら」ですかね。キューバの映画なのですが、
      これはなかなか素晴らしい映画でしたね。バスを二日も三日も
      待ち続ける人たちの喜劇なのですが、これには深い感動を
      覚えましたね。キューバのラテン的なノリと気候を最後まで存分に
      味わうことのできる素晴らしい映画でした。監督はファン・カルロス・タピオ
      という人なのですが、同監督作品の「苺とチョコレート」も観てみたいですね。 


>    投稿者:肝   投稿日:2002/06/27(木)02時07分28秒 

      > マニアックだな
      > つーか静的なものに感銘するんだねヽ(´ー`)ノ
      > 漏れは静的すぎると寝ちゃうからA.I.で限界
      > あれですら前半は寝ましたょ
      > 最近のだとハムナプトラ2がお気に入り
      > 一応メジャー映画のお気に入りも聞いとくか(´ー`)フシシ

      メジャー映画のお気に入りですか(´Д`)ムゥ
      「ライフ・イズ・ビューティフル」は好きですかね。
      ハリウッド的なドタバタモノはあんまり観ないので何とも
      言えないのですが先日放映してた「MASK」は当時劇場で
      観たくらいだからお気に入りでつかね。
      基本的にえらく忘れやすいので心に残らない映画は
      スルーしちゃう傾向があるのですがあー、邦画だと黒沢清ですかね。
      「回路」「CURE」それと三谷幸喜「みんなのいえ」
      周防監督「shall we dance」長谷川和彦「太陽を盗んだ男」
      中原俊「桜の園」辺りはメジャーでつかね。
      あとチェコアニメが好きだからなぁ。シュヴァンクマイエル信者なので。テヘ


>    投稿者:肝   投稿日:2002/06/27(木)02時28分45秒 

      > ノ(´д`) ライフイズビューティフル始まった直後5分で寝ましたょ
      > むぅ・・ぁゃ風呂だと貴殿の映画観がよく分からんので訊いてみたけど
      > 漏れと丸っきり逆なんだな・・
      > 漏れはハリウッド的ドタバタしか見ないでつ(´Д`)
      > PVとかは見ないのヶ?

      PVは観ないなぁ。国内と国外のPVの意識は全然違うようで、
      基本的にスポンサーが金出してくれないから国内はあまりメッセージ性を
      出しにくいと聞くね。国外の方だとPVは金を出してしかるべき
      だという認識のもと、相当凝ったPVで面白いという話は聞くのだがな。

      まぁ基本的に漏れはヨーロピアンな映画とか、邦画が好きなのでつょ。
      あと監督で見る傾向が強いからどうしても偏っちゃうしね。(´ー`)y-゚゚


>    投稿者:肝   投稿日:2002/07/07(日)15時30分39秒 

      > 基本ではあるのだけれど邦楽なら川本真琴の「fragile」
      > 洋楽ならケミカルブラザーズの「star guitar」のPVはぜひ見て欲しいヽ(´ー`)ノ

      ケミカルブラザスの方のPV観たょ。あれはすごいね。何回も見直しちゃったょヽ(´ー`)ノ
      「空」「奥の景色」「線路前の風景」「線路/電車」「手前の線路」「手前の風景」
      くらいに分けて合成してる感じなのかな恐らく。
      なんつうか、そもそものアイディアがバツグンにセンス良いし、音とのバランスもスゴイ取れてると
      思いましたょ。ステキでつ。


  投稿者:肝   投稿日:2002/06/27(木)02時51分00秒 

      ええっと、今日見たのは

      ・フルモンティ   (ビデオ)

      イギリスの映画ですね。失業者六人が金を稼ぐためにストリップを計画する
      という話なのです。単館上映で売れた映画。コメディですかね。
      コメディといえども、失業の話ということもあってどこか辛気臭い感じ。
      話の構成も明らかに甘くて、ラストもちょっとバッサリしすぎて逆に切ない感じが
      強く出てますね。つか、基本的にコメディタッチだけどどこか切ない。
      登場人物のどこが変わったって、主人公の成長が最後まで無い話なのですが、
      多分それが一番切ないのかもわからんですが。不思議な作品でした。

      話は変わるのだが、最近カートゥーンネットワークでやってる"ホームムービーズ"が好きだ。
      始めのほうはダラダラ観てたのだが、25分集中して見るとこれがなかなか面白い。
      面白いっつうか、こんな日常を良く25分も描けるなと関心しきり。その中でたまに
      みせる主人公とその母親のやりとりが観てて凄くいいの(*´ー`)


  投稿者:肝   投稿日:2002/07/01(月)02時58分23秒 

      昨日は急遽文芸座のオールナイトに行く気になったので出かけましたょ。
      急だったもので10時半からの"夏目房之介と川崎のぼるトークショー"を
      三十分遅刻して、11時半までの三十分間堪能しました。
      お題目
        ・巨人の星 大ボールリーグ    (1970) 
        ・巨人の星 宿命の対決     (1970)
        ・あしたのジョー2        (1981)
        ・テレビシリーズ「巨人の星」最終回

      の四本見ました。巨人の星は大リーグボールの方は
      観ててうるさく感じましたね。大変楽しかったのですが、
      もはや独白なのかセリフなのかわからないほどみんな
      しゃべりまくり、顔アップしまくりで笑いました。あと
      技術的にでしょうか待ちの構図が多かったり、顔が画面から
      切れても追わない固定カメラっぽい感じの絵のさばき方が目立ちました。
      宿命の対決ではその雰囲気もだいぶ緩和されてて、逆に最後は
      なかなかの感動を呼びましたね。

      あしたのジョー2は、力石が死んでからの復帰して最後の真っ白になるラストシーンまで
      の話でしたが、2時間で大判単行本7巻分くらいを消化したわけですからもう
      さばくさばく。おかげで三十分くらい本編を見せられているというよりも"あらまし"
      を見せられいてる感じがしましたね。ですがやはりカルロス・リベロ編以後の後半の
      見せ場を最大限に発揮させていましたので、ホセ・メンドーサとの試合内容は非常に
      濃くて良かったですね。監督脚本が出崎統、脚本補佐に大和屋竺、高屋敷英夫など
      出崎を始めとする"ガンバの冒険"を手がけた面々が集っていたのが印象的でしたね。

      ちなみに漏れは行けないのですが7/20と7/27のオールナイトが"ルパン三世シークレットナイト"
      と称してTVスペシャル版や旧・新シリーズ問わず数本上映、それと目玉がそれぞれ
      "ルパン三世VS複製人間"と"ルパン三世カリオストロの城"の上映ですので、この二作品を
      再び映画館のスクリーンで観られる喜びぞ如何、と言ったところでしょうか。
      全席指定でチケぴで買えますのでヽ(´ー`)ノ興味ある人は是非っ


  投稿者:肝   投稿日:2002/07/02(火)05時23分37秒 

      七月だな。夏は大好きだ(゚Д゚)好きだぁ!

      ・「戦慄の絆」 クローネンバーグ (ビデオ)

      二人が互いに補完しあっているバランスのとれた関係に
      一人の女性との付き合いのせいでそのバランスが崩れていく
      という話なのです。話の肝心の筋についてではないのですが、
      クローネンヴァーグは執拗に性に対して自分なりのスタンスを保ちつづけているのを
      強く感じますね。もっと具体的に言うとヴァギナやアナスやポコチンなど、
      目に見える性の"形"について常に深く考えていると思いますね。
      なによりもクローネンヴァーグはそれを自分なりの"形"に置き換えることの出来る
      技術を持っていますからね。しかしながらもちろんそれだけがクローネンヴァーグの
      魅力ではありませんが。スパイダーマンは祖父から受け継いだ正義の名の元に
      禁欲的なまで奉仕的に活躍しますが、クローネンヴァーグの主人公はいつも
      その能力に悩まされ、やんごとなき事情に巻き込まれ、
      最後には信じるべき自分の中の正義という孤独なまでの"信念"に従って
      突き進むしか道がなくなってしまうのですよ。



     肝油菩薩語録 その1 その2 その3 その5 その6 その7
     ログ読小町 あきちゃん 浮遊生物 メロンパン 元モス店員


あやしいわーるどNG & Remix & @異端 からの転載をまとめたものです。


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