だせえ君日記(その8)


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:09月06日(金)21時39分27秒  ■  ★ 

      9月6日(くもり時々雨)

      M香は表に停まっているクルマの事には触れたくないのか「今日は暑そうだね、
      目標スコアはいくつ?」と言った。俺はそれには答えず『あのクルマ一晩中
      停まってたのかな?』と切り出してしまった。
      M香はタクロウの頭を撫でながら首を横に振った。「違う」という意味なのか
      「分からない」という意味なのか?しかし、俺もそこで話を打ち切った。

      時計を見ると06:50だった、そろそろ出かけなくてはいけない時間だ。もう一度
      外を見るとレガシイはもう停まっていなかった。『じゃ、そろそろ行くね』
      「うん、気をつけてね」マンションの玄関を出る時はけっこう緊張したが、
      無事にクルマに乗り込んだところでほっとした。カーナビに目的地である
      ゴルフ場を指定して、ゆっくりとクルマを駐車場から出した。マンションの周りを
      一周して不審なクルマや人間がいないかチェックしてからゴルフ場へ向かった。
      俺でさえこれだけ緊張しているのに当事者のM香はどれだけ怖い思いをして
      いるのだろうかと思うとストーカー男への怒りが強く込み上げてきた。

      ゴルフは暑さのせいで緊張感がプッツリと切れてしまい散々な結果に終わった。
      それでもパーを3つ取れたのとドライバーショットの調子が良かったので、
      気分的にはまあまあと言った感じだ。
      ゴルフ場近くのレストランでビールを飲みながらの反省会が終わっての帰り道、
      M香に電話をかけた。『今高速にのるところなんだけど、心配だから帰りに
      そっちへ寄ろうと思うんだ』M香は少し間をおいて「今日はダメなの」と言った。
      『どうして?』「あの人からメールが来て、今晩電話をかけてくるって
      言うから、ちゃんと話をつけたいの」『俺がいなくても大丈夫?』「うん」

      家に帰るクルマの中で、今までM香から聞いた話を整理しながら釈然としない
      気持ちになっていた。毎晩前の旦那から電話があると言っていたけど、旦那と
      別れた後あのストーカー男と付き合っていたとも言っていた、しかも2年以上
      付き合っていたとの事だ。旦那の両親の借金の関係で籍を抜いたと言っていたけど
      実際には籍は抜いていなかった。嘘をつくなら最後までつきとおせばいいのに
      簡単にボロを出す。頭のいい女なのに、何故簡単にボロを出すのだろうか?

      千葉西料金所を抜けたところで道路の流れが良くなった。俺は鬱憤を晴らすように
      アクセルを踏み込んだ。だいたい俺はM香のなんなんだ、彼氏じゃないだろう?
      付き合うとか好きだとか、そんな話は何もしていないのだし、俺はどうこう言える
      立場じゃないのだ。それなのに否応なく巻き込まれているのが不思議だった。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:09月08日(日)23時49分00秒  ■  ★ 

      9月8日(雨のち曇り)

      次の日、M香から電話があった。例のスートーカー男は「一方的に関係を終わらせる
      事なんて出来ないんだよ?」と言い張り、話し合いにはならなかったのだそうだ。
      その日も何度も脅迫めいたメールが来て怖いと言っていたので心配になった俺はM香の
      家に泊まることにした。

      M香の家に着いてシャワーを浴びて出てきたところで「ピンポーン」とチャイムがなった。
      M香は顔を強張らせている。チャイムはしつこく何度も鳴った。ただオートロックの
      マンションなので相手は1Fの玄関から呼び出しているだけなのだが、俺まで恐怖感が
      つのってくる。M香に『とりあえずシャワーを浴びて来いよ、あがってくる頃には諦めて
      帰ってるかもしれないし』と言った。

      M香がシャワーを浴びている間もチャイムは何度も鳴った。タクロウがその度に吠えるので、
      なだめるのに苦労をした。暫くするとチャイムの音質が変わった、そしてガンガンガンと
      ドアを叩く音が聞こえて来た。所詮オートロックと言っても誰かが入ってくる時に一緒に
      入ってきてしまえば中には入れるのだ。
      ついに部屋の前までやって来たようだ。シャワーからあがってきたM香は観念した様子で
      「仕方ないから会ってくる」と言い出した。

      俺は反対したのだが、「ドアの向こう側で話すだけだから・・危なくなったら助けて」と
      いうので渋々承諾した。M香が出て行ってから暫くはおとなしかったのだが、数分もすると
      男がドアをガンガン叩き始めた。ドアの防音がしっかりしているらしく外で何を話している
      のかは聞き取れない。男はかなり興奮しているようだ。タクロウが吠えるので、それを
      必死でなだめながら外の様子を伺っていると、突然ドアが開いてM香が入ってきた。
      もう話が終わって戻ってきたのかと思ったら閉じかけていたドアが再び開いて男が部屋の
      中に入ってきた。その時の俺はパンツ一丁でバスタオルを首からさげて廊下にしゃがみ、
      犬を抱いているという全く間抜けな格好だった。男は唖然としている俺を一瞥すると
      黙って部屋の中に入っていった。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:09月12日(木)11時43分05秒  ■  ★ 

      9月12日(晴れ)

      M香から聞いていたストーカー男に関する情報を要約するとこんな感じだ

      ・M香と同じ銀行に勤務し現在30代半ばで本店の課長代理。出世は同期で一番早い。
      ・5年前に結婚していて子供が1人いる。
      ・欲しいものを手に入れるためには何でもするバイタリティと粘着的な性格を持つ。
      ・激昂すると何をするか分からない

      それでも銀行員という事なので、いざとなったら少し脅かせば凹むような奴だろうと
      勝手に想像していたのだが実際に会ってみるとガタイが良く目つきも鋭い感じで、
      ちょっと手強い印象を受けた。後で聞いた話では学生時代は、ずっとラグビーをやって
      いたのだそうだ。なるほど言われてみればバブル期の地方銀行が好んで採用していた
      ようなタイプの奴だ。俺は玄関の近くでパンツ一丁のまま座っていたので、どうしようか
      考えていると部屋の中から「あんたは話が済むまで外で待っててくれ」と男の声が
      聞こえてきた。

      その時M香の言っていた「刺される」という言葉を思い出した。俺が買ってきた梨の皮を
      剥く為にキッチンにはナイフが出しっぱなしだし、奴が持っていたウェストバッグは、
      丁度刃渡り40センチくらいの包丁が収まりそうな大きさである。
      近くを見渡して武器になりそうなモノを探した。最初に目に付いたのはガラス製の大きめの
      灰皿だったが、相手が刃物を出してきた場合の事を考えるとイマイチ使えそうにない。

      玄関にはM香のゴルフバッグが置いてあった。中から5番アイアンを取り出すとそれを
      手にとって部屋の中へ入って行った。部屋の中で格闘するならアイアンよりパターの方が
      いいと思うのだが、その時は一番得意な5番アイアンを無意識に選んでしまっていた。
      しかも気が付くと右手ではなく左手でゴルフの時と同じグリップで握っていたのだった。

      『無理矢理部屋に乗り込んでくるようなストーカー男と自分の女を置いて外へ出れるわけ
      ねえだろ』そう言ってM香の隣に座った。この場合【自分の女】と言うしかない感じだった。
      相手の男は俺の持つゴルフクラブを見て顔色が変わった。
      「そんな物騒なものは仕舞って頂けませんか」言葉使いまで銀行員らしい敬語に変わる。
      『少しでも変な事をしたら、これで頭をかち割るからな。近所の人はおまえの事を見かけた
      だろうしドアを叩く音や怒鳴り声も聞いてるだろう、簡単に正当防衛が成り立つわけだから
      遠慮無くやらせてもらうよ。もしかしたら既に誰かが警察を呼んでるかも知れないけどな』

      さすが銀行員らしく、そこまで言うと男の顔からは暴力的な表情がすっかり消えた。
      男はきちんと座り直して「あなたは何か勘違いされているようですが・・」と言い出した。
      『勘違い?こないだからやってる事は立派なストーカー行為だろ?こういう事は立派な
      犯罪行為になるの知らないの?勘違いしてるのは、おまえの方だろうが』少し間を置いてから
      『10分間だけ時間をやるよ、10分経っても出て行かなかったら110番通報する。その時、
      あんたの名前と勤務先も警察には伝えるからな』そう言うと、俺は時計を見て時間を確認した。

      男は観念したようにM香に向かって話し始めた。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:09月14日(土)05時08分40秒  ■  ★ 

      9月13日(晴れ)

      男とM香の会話はこんな感じだった。「M香、この人とはいつから付き合ってるの?」
      「8月の上旬くらいからかな」「おかしいね、僕に別れようって行って来たのは、
      5日前じゃないか」「もっと前です」「じゃあ先週会った時のキスは何だったの?」
      「・・・・」この会話を聞いて、俺は驚いたと言うよりも納得したという感じだった。
      ずっと前に別れた男が、しつこくつきまとっているようなM香の話ぶりであったが、
      実際には別れ話がもつれていただけなのだ。

      確かに家の前で張り込んだり、しつこくチャイムを鳴らすとか、何度も電話をかけたり
      脅迫めいたメールを送りつけたりしているのだが、先週までは付き合っていた男なのだ。
      向こうに言わせれば「自分の女の家に上がり込んでいる男」は俺の方だという事になる
      わけだ。男は俺の方を見て「先程言った、勘違いとはこの事です。M香とは先週まで
      付き合っていたんですよ、M香があなたと会っていた事も、あなたが家に泊まったり
      していた事も知っていますが、それは全て私と付き合ってる時にやっていた事なんです」
      男は勝ち誇ったような表情になっている。

      「違うよ」M香が口を開いた「それは、あなたに別れ話をしてからでしょ」
      その後M香と男の間で、別れ話の時にありがちな会話が10分くらい続いた。男が再度
      俺に話しかけてきた「話を聞いて分かったと思いますが、この女はそういう女です
      あなただって騙されていたんでしょう?」M香が「騙してないもん」と言って泣き出した。
      男は更に続けた「この女はね前の旦那と別れる時にも同じ様な感じだったんです。
      まさか自分が同じ目に遭うとは思っていなかったですよ、本当にロクなもんじゃない」
      俺は冷静だった。M香は嘘をついてたかもしれないが、この男と別れたいと思っていたのは
      本当だろうし最近久しぶりに会ったばかりの俺に全てを打ち明けろという方が酷だ。
      しかも男の女々しい態度に俺は苛ついていた。

      『これ以上、俺の女の悪口を言わないでくれるかな?』俺がそう言うと、男はびっくりした
      顔でこちらを見た。「俺の女?」『そう、今となっては俺の女だよね?結果としてあんたには
      悪いことをしたと思ってるけどM香の気持ちは、あんたからは既に離れてるんだよ。大体さあ、
      あんた奥さんも子供もいるんだろ?そこのところ自覚してるの?離婚届出す覚悟で付き合って
      たわけじゃないんだろ?』「そうよ、奥さんとは別れてくれなかったじゃない」
      黙っていたM香が恨めしそうに口を挟んだ後、泣き出した。
      『約束の10分はとっくに過ぎてるんだ、悪いけど出て行ってくれるかな』
      俺が言うと男は立ち上がった。

      立ち上がってそのまま出て行くのかと思ったら、男は室内を物色し始めた。
      「何をしてるの?」M香が言うと男は「俺のものや俺が買ったものは全部持って帰る」と言い
      ながらクローゼットや食器棚から色々なものを取り出して紙袋に詰め始めた。
      まるで今までのM香との関係を俺に誇示しているかのようだった。
      「指輪を出して」男が言うとM香はどこからか指輪を取り出して来て男に渡した。
      男は更に室内を探している。俺は男のセコイ行動に苛ついていたが、我慢することにした。
      しかしゴルフクラブを握りしめて苛ついた顔をしている俺に気付くと、さすがに居づらく
      なったのか「後はM香が捨ててくれ、それじゃお幸せに」と捨て台詞を残して男は出て行った。

      俺が玄関の鍵を閉めて部屋に戻るとM香は「帰ってもいいよ」と言って泣いている。
      男としては、こういう時は黙って抱き寄せてやるしかない。「あの人、きっとまた来るよ。
      これくらいで諦める人じゃないもん」M香はそう言ったが俺の考えは違った、これで諦める
      だろうと思っていたのだ。しかしM香の言うとおりだった、そんな事では終わらなかったのだ。

      もう少しつづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:09月19日(木)02時25分30秒  ■  ★ 

      9月19日(晴れ)

      予想した通りM香の携帯に、例の男から怒りのメールが入った。
      「あの男を使って汚い真似をするな、脅迫で訴えるぞ」脅迫で訴えられたら累犯になって
      しまうので困るなあと思いつつ、自分のやっている事を棚に上げて「訴える」とか言ってる
      彼に対して激しく怒りを覚えた。M香が「いったい何をしたの?」と心配そうな顔で聞くので
      『ちょっと挨拶してきただけだよ』と答えたら、M香は「私のために無理をしないで、
      自分で決着をつけるから」と言った。俺は何も答えられずに黙っているしかなかった。

      それから3日後、9月15日にM香と2人でゴルフに行く約束をしていたので、その日は
      ラウンドに備えて2人で練習場へ行く約束をしていた。仕事を早めに切り上げてM香の家へ
      向かう途中、M香から携帯にメールが入った。やけに長い文章だったので何事かと思って
      読んでいるうちに、俺は完全に固まってしまった。

      「メールで言える様な事ではないんだけど、とても直接会って話せることではないので・・・
      結論から言うと、あの人の元へ戻ることにしました。あの人は奥さんと離婚するそうです、
      そこまであの人を追い込んだのは私ですから、私にも責任があります。決して貴方への愛が
      無くなったわけではありません、ただ貴方には私よりも相応しい人がいるはずです。貴方を
      2回も裏切ることになってしまいました、本当にご免なさい m(_ _)m」

      「あなたには私よりも相応しい人が・・・」昔と同じ台詞がそこにはあった。
      っていうか最後の【m(_ _)m】っていう顔文字が何故かとても悲しかった。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:09月27日(金)07時58分36秒  ■  ★ 

      9月26日(曇り時々晴)

      M香ネタは、現在激しく進行中なので少し休みます。

      人事異動の季節がやって来た。通常は何か問題が無い限り3年〜5年は異動される事は
      無いので今回は高見の見物の気分でいたのだが、8月の下旬に労働組合の委員長から声を
      かけられた。「S川、こんな暇な部署そろそろ飽きただろう?△△事業部なんてどうだ?」
      『あそこは忙しくて大変そうだから、ここで良いですよ。やっと慣れてきたところだし』
      と言うと委員長は険しい顔で「選り好みしないで、今回の異動で動いておけ」と言った。
      『もしかして、あの噂は本当なんですか?』「それは分からないよ、ただ一応、異動者
      リストにS川の名前を載せるように人事部に頼んでおくからな。△△事業部が嫌なら
      異動先は人事部へ一任する事になるけどいいか?」少し考えてから『それで結構です、
      お気遣い頂きましてありがとうございます』と答えた。

      数ヶ月前から、俺の所属する部の仕事が丸ごと子会社へ移管されて、そこで働いている
      人間もそのまま子会社へ転籍になるという噂が流れていた。委員長ははっきり認めなかったが、
      それは本当の事なのだろう。俺の予想では転籍ではなく出向扱いになるんじゃないかと
      思っていたのだが、そんなに甘くはないようだ。ここ数回の人事異動で上からのウケが良い
      社員や、役人のコネで入社した社員が他の部署へ異動している事も、そう考えれば納得がいく。
      恐らく俺のことも子会社へ転籍させるつもりで、ここへ移したのだろう。

      所属する部署が丸ごと子会社へ移管されることのショックと、自分はそれから逃れる
      ことが出来そうな安堵感が入り交じって、それからしばらくボーッとしていまい仕事が
      手に付かなかった。まわりで仕事している人間を眺めながら、こいつらは子会社へ転籍される
      ことを知っているのだろうか?と考えていた。
      しかし委員長は、どうして俺のことに、あそこまで気を遣ってくれたのか?
      転籍させられる組合員は他に何十人もいるのだが、とても全員の救済は無理だろう。

      人事異動までの一ヶ月間、俺はあらゆるコネを利用して情報を集めることにした。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:10月01日(火)15時54分30秒  ■  ★ 

      10月1日(雨)

      情報収集の為には、まず労働組合の地区長であるK村から話を聞きたいと思った。
      仕事面での付き合いは全くないので喫茶室の前を通るたびにK村の顔を探すように
      していたら5日後の昼休みに会うことが出来た。K村は俺に気付くと隣の椅子を
      勧めながら小さな声で「また名前が出てますよ」と言った。『異動のこと?』
      「ええ」『△△事業部って話?』「知ってるんですか」『それは委員長に断ったんだ』
      「断っちゃマズイでしょ」『でも、今のところからは出すと言ってた』「ああ、
      それなら良いんじゃないですか?」『委員長は第一組合員全員を救済するつもりなの?』
      「それは無理でしょう、せいぜい数名ですよ」『どうして委員長は俺のことを気にかけて
      くれたんだろう?』「以前の活躍があったからじゃないですか?」『そうかなあ・・』

      他の会社はどうか知らないが、うちの会社は労働組合が人事に関してある程度、
      注文をつける事が出来る。何かの取引材料に使われる事がほとんどなんだけど、俺も
      組合の執行部にいた頃は昇進が遅れている人をリストアップして人事部へねじ込んだり
      した事があった。

      そして、うちの会社は組合が2つあって、俺が所属する第一組合(強硬で多数派)と
      第2組合(会社寄りで少数派)に別れている。俺は、本社管理部門としては少数派の
      第一組合所属である。考えてみたら今回の子会社転籍で大きな痛手を被るのは第2組合の
      方だった。ただえさえ組合員が少ないのに、大勢の第2組合員が所属する部署が丸ごと
      子会社へ移管されてしまうと彼らにとって大きな打撃となるのだ。第一組合の執行部は、
      そこのところを計算して第一組合員数名の救済と組合員の比率が高い現業部門の擁護を
      条件に、既に水面下で会社側と合意しているのではないかと勝手に想像した。

      それから一週間後、暇だったのでグループウェアにログインしていた俺はある事を思い
      出した。前の部署が本社ビルに移るまでは俺がシステム管理者だったので、自分のアカウ
      ントは管理者権限になっていた。もしかしたら今もそのままになっているのではないか?
      と思い管理者メニューに入ってみると、思った通り俺のアカウントは管理者権限になった
      ままだった。

      人事部のディレクトリから【10月の人事異動】という題名のファイルを見つけた時は、
      思わず緊張してしまい操作を間違ってファイルそのものを削除しそうになってしまった。
      そこには人事担当常務、人事部長、人事部次長、人事課長の4人が、それぞれ意見などを
      書き込んであったり、異動対象者の一覧表があったりして、名前の横には【確定】【検討】
      【未定】といった印がついていた。俺は自分の名前をリストの中から探した。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:10月27日(日)19時23分16秒  ■  ★ 

      10月27日(晴れ)

      異動者リストのほとんどは現業部門での定年退職による管理職の補充の為の昇格などだった。
      一番下の方にやっと自分の名前を見つけた。

      ┃【検討】┃氏名:S川Y雄┃現職:○○部○○課┃役職:××┃異動先:××部 ××課┃備考:T村┃コメント:

      俺は目を疑った、××部というのは俺が以前所属していたところだ。
      部長は俺の天敵H川から営業本部から来たU田に変わっているがE課長は、相変わらず
      俺が夜中に後ろにずらしてスペースを狭くしてやったままの机に座っている。
      俺があれほど問題を起こした××部に戻すなんて人事部はいったい何を考えているのだろうか?
      しかもコメント欄には「システム管理課より配属要請あり」と書かれている。
      システム管理課の課長が、俺の事を欲しいと人事部に要請をあげているのだ。それなのに
      どうして古巣の××部なのか?備考欄に書かれている「T村」というのは人事担当常務の
      名前である。要するに、これはT村常務の考えだという事だ。常務の考えに部長や次長が
      異論を唱えることは出来ないだろうから【検討】となっていても【決定】と同じと考えていい。
      俺は古巣の××部への異動を覚悟するしかなかった。

      10月1日付で異動の発表があるので、通常はその2週間前に内示が出る。
      ところが一週間前になっても5日前になっても内示が出ない。どうやら、俺だけが異動に
      よって子会社転籍を免れる事が面白くないので、上司が内示を出し渋っているようだった。
      不安になった俺は組合本部に連絡をとって、会社から自分の異動について内示があったか
      問い合わせた。電話に出た書記長は「え?S川さん、まだ内示もらってないの?組合には
      10日前に来てるけど」『そうですか、それならけっこうです』「人事の方にクレーム
      入れておこうか?」『いえ、私から話してみますから』そういって電話を切ったが
      ついに2日前になっても内示は出ないままだった。


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:01月25日(土)21時22分02秒  ■  ★ 

      1月25日(晴れ)

      人事異動の話はつまんないので、今日で終わりにしよう。結局前日になっても
      内示が出ないので、俺は次の異動先の上司のところへ一人で挨拶に行く事にした。
      通常うちの会社では前の上司が新しい上司の所まで異動する本人に付き添って挨拶に
      行くのが慣例となっているのだが内示をもらえない以上、一人で行くしかなかったのだ。

      新しい職場は千葉県内のとある工業団地内に7年前に建設された事業所内に事務所がある。
      そこの事業所長の補佐役も兼務になっていた。新しい上司のI島は事業所長としては
      会社では一番若い人で、将来は間違いなく役員になると思われる人物で、もう一人の
      上司であるM課長は、なんと社内では珍しい女性課長だ。サバサバとした性格で以前から
      好感を持っていた人なので今回は上司に恵まれたといって良いだろう。

      俺が菓子折を持って尋ねると「あれ、一人なの?」とM課長が言った。
      『ええ、実はまだ内示が出ないので・・組合からは聞いたんですが』M課長は事情が
      飲み込めたようで、それ以上は何も聞かずI島事業所長のところへ案内してくれた。
      同じ質問をしようとしたI島を遮るようにM課長が「まだ内示をもらえないらしいですよ」
      と言うとI島は笑いながら「じゃあ、私が内示します、明日から、こちらへ通勤して下さい。
      人事には今電話しておくから」

      そのまま本社戻り、管理職以外の人たちに挨拶をして私物の整理をしていると課長が戻ってきた。
      「あ、S川にまだ内示してなかったなあ、忘れてたよ。もう知ってるんだろう?」『ええ、
      もうI島所長から内示を頂きまして明日から、あちらへ勤務します、お世話になりました』
      「ちょっと待てよ、明日からって誰が決めたんだ?」『I島所長と人事で話し合って決めた
      ようですが』「勝手に決まられちゃ困るんだよ」大きな声で怒鳴ったので課内は静まりかえった。
      ここで挑発に乗っては負けである、俺はわざとらしく神妙な顔つきで『困りましたねえ、
      私の件で組合が人事に問い合わせしたりしたので、この件は人事部長もご存じのようなのですが・・
      新しい上司が言う事と、課長の命令と、どちらのいう通りにしたらいいんでしょうかね』

      課長はいまさら引っ込みが付かないようで「おまえは、まだ俺の部下なんだよ」と怒鳴った。
      もうここが限界だった『ああ、そうですか。じゃあ、明日の朝になったら人事へ電話して
      どちらに勤務したら良いか聞く事にします。俺としてもこんな形で職場を後にするのは
      後味悪いですが仕方ないですね、内示が出なかった件については組合が強い関心を持ってる
      そうなんで、せいぜい頑張って釈明して下さい』
      久々に上司に楯突いたので心臓の鼓動が激しくなり最後の方は舌が回らなくなっていた。
      俺はいつもこうだ、俺だけが悪いんじゃない。品の悪いガキがそのまま大人になったような
      糞オヤジの下で働かされているから反抗したくなるのだ。まともな上司の下で働かせて
      くれれば新入社員研修のテキストに出てくるような模範的社員みたいに働いてみせるのに・・
      なんて心の中で世間並みの愚痴をこぼしている自分に気付き、なんか俺も普通のリーマンに
      なったなあと思ったりしたのだった。


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:02月16日(日)20時59分11秒  ■  ★ 

      2月16日(雪のち雨)

      暇だし、M香ネタの続きを書かせてもらおう。

      メールで、元彼のストーカーとよりを戻すと言われた俺は、すぐにM香に電話をかけた。
      不思議と考え直して欲しいとは思わなかった。M香はすぐに電話に出た「ごめんね・・」
      『M香がそう決めたならいいんだ・・あ、そうだ。ゴルフはキャンセルしていいんだよね?』
      「行くよ」『え?』「行くもん」『あいつは・・』「ゴルフは行くって言ってあるから」
      『納得してないだろ?』「いいの納得しないでも」
      別れたばかりの女とゴルフをするなんて体験はそうそうできるもんじゃないだろう。
      さらにM香は「今から練習場行かない?」と言った。別れ話の最中に、何を言ってるのか?
      しかし俺は反射的に『いいよ』と答えていた。

      M香のマンションについて携帯から電話を入れるとM香はゴルフバックを持って降りてきた。
      いつもより、ちょっとだけ硬い表情に見えた。クルマの中ではごく普通の雰囲気、お互いに
      冗談を言ったりする。練習場について玉を打っているとM香の携帯が鳴った、M香の反応で
      あの男からだと分かる。M香は平然と「今?Y雄とゴルフの練習場にいるの・・仕方ないじゃ
      ない、来週はコースに出るんだもん」M香は俺に対して、こんな態度をとった事はないので、
      ちょっと驚きながらも、気付かないふりをして玉を打ち続けていた。

      帰りに居酒屋に寄って軽く食事をする事にした。M香は話の途中で俺にもたれ掛かって
      きたりする、別れたばかりのカップルにはとても見えないだろうなと思った。
      「あの人、独占欲が強すぎるのよ、しかも自分の思い通りにならないと狂った見たいに怒るの」
      だったらどうしてよりを戻したんだ?と聞きたかったが、口には出来なかった。
      考えてみたら俺は一度もM香に、つきあってくれとか好きだとかは言ってなかった、なのに
      別れ話になっているのだった。M香を手放すのは当然寂しかったけど、そんな事もあって
      自分にはM香を引き留める権利がないような気がしていたのだ。

      M香をマンションまで送りエレベーターホールまでゴルフバッグを持っていった。
      別れ際M香の手を握ると、当然のようにキスをした。今日別れ話が成立したカップルは
      来週のゴルフの日の集合時間を確かめ合い、お互いに手を振りながら笑顔で別れたのだった。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:03月02日(日)21時48分58秒  ■  ★ 

      3月2日(晴れ)

      それからもM香とのメールや電話は普通に続いていた、それどころか別れる前よりも
      頻繁になり中身も濃くなっていた。俺は初めてM香の人生観や男に対する考え方について
      真剣に耳を傾け、M香は俺には何でも打ち明けるようになっていった。
      俺的には正直ほっとしている部分もあった。このまま付き合っていけば自然と結婚の話にも
      なるだろう、M香は口では「もう結婚はコリゴリ。一人で生きていく事に決めたの」と
      言っていたが本心はそうでは無いだろう。あの男とよりを戻してくれたお陰で、
      中途半端な形ではあるがM香と友達として繋がっていられる今の状態の方が好都合な
      気がしていた。

      ゴルフ当日の朝、7時にM香のマンションへクルマを付ける。
      M香は手作りのサンドイッチとポットに入ったコーヒを持ってきたので、それをつまみながら
      高速道路のインターへクルマを走らせた。この日だけはM香は自分のものになったような感じで
      嬉しかった。誰でも一生思い出に残るような女との思い出がいくつかあると思うけど、この日の
      ゴルフは間違いなく、その一つになるものだったと思う。最終の18番ホール、グリーンまでの
      残り180ヤードを池越えで狙ったのだが力みすぎでダフってしまいボールは見事、池に落ちて
      しまった。『畜生!池越えを狙ったのに』「池越えを狙ったの?池を狙ったのかと思った」
      『・・・』チャットやオフ会でしか女と会話した事がない、白デブ眼鏡ヲタクには理解出来ない
      だろうが、2サムで回る女とのゴルフは、こんな会話がとても楽しいのだ。

      帰りのクルマの中でM香は「やっぱり、あの人とはやって行く自信がないの」と言った。
      俺はやはり覚悟を決めるしかないんだと思った。あの勘違いストーカー男とM香を引き離し、
      高校の時に別れたM香ともう一度やり直す事が定められた運命であるように感じていたのだ。


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月30日(日)18時51分25秒  ■  ★ 

      2004年5月30日(曇り)

      最近の俺の趣味は「写真」だ。もともと中学生の頃はNikonの一眼レフを
      首から下げ、自宅には引伸機を備えた暗室を持つカメラ小僧だった。
      制服を来たM香の写真などで数回雑誌のコンテストに入選した事もあった。
      しかし高校に入ってバイクに興味が移り、機材を全て売り払ってしまってからは
      旅行用にコンパクトカメラを何度か買った程度で写真からは遠ざかっていたのだ。

      デジカメを買い替えようと近所のカメラ店で展示品をいじりながら、店員に
      「もっと反応の速いデジカメってないのかな」と聞いたところ「それだったら
      デジタル一眼レフにすれば?」と勧められたのがキヤノンのデジタル一眼レフだった。
      レンズとボディを併せて30万近かったけど、思い切って購入した。

      さて、最初はこのカメラで風景とか花とか犬とか撮っていたわけだけど
      それだけじゃ面白くない。俺がどんなものを撮ってきたか暇つぶしに書いて
      みようと思う。


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月31日(月)00時57分31秒  ■  ★ 

      2004年5月31日(晴れ)

      被写体を変える度に交換レンズや用品が増えていった
      小型軽量のボディが欲しくなり、カメラ本体も買い足した。
      レンズは18-55mm 28-135mm 75mm-300mmのズームと 50mmと90mmのMACROレンズ
      スピードライトにフィルター類、コンパクトフラッシュやマイクロドライブ
      そして三脚など。初期投資と併せ80万くらい一気に使ってしまった。
      銀行口座の残高がみるみる減っていく。三脚だけで8万円とかしたのには驚いた。

      ヒコーキ写真を撮りに成田空港近くの丘へ行き、エアバンドを聞きながら
      新塗装のJALフレイター(貨物機)を狙っていた俺の足下にエロ本が転がっていた
      狙っている機体は、まだ高度11000フィートでタワー管制に入るまで間があったので
      退屈しのぎにエロ本をめくりながら、ふと思った「女の裸が撮りたい・・」篠山紀信
      のように自然光を巧みに使いソフトな感じで、しかもエロっぽく。

      ヒコーキ撮影には75-300mmのズームでは限界があった。Lレンズが欲しい
      400mmF2.8 とか100-400mmのIS付きズームとか・・しかし、なかなか手が出る
      金額ではない。女を撮るなら今の機材で十分。

      俺は帰りの車中で、どうやってモデルを探すか股間を膨らませながら考えを巡らせていた。



番外編

だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:06月24日(月)00時01分18秒  ■  ★ 

      確か4月の上旬くらいからだったと思うけど、最近ゴルフを始めた会社の後輩
      から「S川さんもゴルフやりましょうよ」としつこく誘われていた。

      俺は会社に入った当時ゴルフをやってた友人に乗せられてクラブを買い揃えた
      んだけど結局練習場へ2〜3回行っただけで飽きてしまった。当時で15万
      くらいのクラブセットだったけど無駄使いしたなあ、と思っていた。そんな
      わけで、もう2度とゴルフをやることはないと思っていたのだ。

      なんどもしつこく誘われたので、つい一度だけ曖昧な返事をしてしまい
      結局、俺がメンバーに入れられてしまった。俺のコースデビューは4月下旬
      川崎の河川敷にあるショートコースに決まったのだ。

      仕方なく倉庫からクラブセットを引っ張り出してきて練習場へ行った。案の定
      空振り、トップ、ダフり、どスライスの連続で、周りの目が恥ずかしくて
      参ってしまった。

      もうどうでも良いって感じでコースデビューの日を迎えたんだけど、当日そ
      こにはコースの近所に済む「教え上手」で有名なS課長が様子を見に来ていた
      コースにある練習場でS課長にグリップとアドレス、テークバックの3つを
      教えて貰っただけで、玉が何とか前へ飛ぶようになった。

      この日は「初めてにしては上出来」のスコアで回ることが出来、一緒に行った
      連中から「再来週本コースに行こう」と誘われた俺は2つ返事でOKした。
      それ以来、本屋ではパソコン雑誌などには目もくれずゴルフ雑誌コーナーへ
      行き、日比谷線に乗っても秋葉原で降りずに上野〜御徒町のゴルフショップ
      巡りをするようになってしまった。

      そういうわけで、ここはゴルフ板にします。


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:06月29日(土)09時51分08秒  ■  ★ 

      > ゴルフもお金賭けないと本気にならないでしょう
      > 私は年に数回しかゴルフしませんが
      > その後の麻雀込みで 最大数十万円負けますよ

      今はうまくすると交通費込みで1万くらいでラウンド出来るから
      サラリーマンでも月2回は楽勝だよね。

      ただ握りは上手くなってもやりたくないなあ。ビリヤードも金を賭けるよう
      になってから急につまらなくなったし、麻雀もゲーム性そのものは好きなん
      だけど知り合いの勝ちが自分の負け、あるいはその逆となるわけで、それが
      どうも嫌なんだな。

      どうも精神的にしこりが残る気がするんだ。


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:07月06日(土)13時17分02秒  ■  ★ 

      > > ゴルフって滅茶苦茶ゲスいスポーツだと思いますが
      > 例えばどんなことするのよ

      俺も初心者なんで詳しいことは知らないけど、昔バイトでキャディをやってた
      友人によると凄まじい世界らしいな。

      俺たちの仲間内でも、これが入ればパーというパットでは、他の連中が
      「頑張れよ!初パーだぞ!」「すげえなあ、入ればパーだぞ!!」と
      プレッシャーをかけたり、新しいクラブを買ったやつには「今時PINGの
      アイアンセットなんて買わねえよな」「おまえ騙されて旧型買ったの?」
      などとプレー中何度も冷やかす程度の遊びはやるが、オヤジ達のゴルフは
      それの数百倍凄惨な状況らしいね。


君はクラブ選びを間違えていないか?!  投稿者:猿ゴルファープロ  投稿日:07月18日(木)01時21分04秒  ■  ★ 

      アマチュアゴルフファーの場合はクラブを選ぶときに
      どうしても価格に左右されてしまう。
      しかし価格で選ぶと思わぬ高い買い物になったり、
      安物買いの銭失いになる危険性もある。
      だからクラブ選びは慎重にしたい。 

      そのためには「自分のスペック」というものを明確にする。
      例えばウッドの場合は自分のヘッドスピード、球の高さ、球質の傾向、
      スイングテンポを知ることでフィットする重量、ロフト、フェースアングル、
      スイングバランスが見つかる。
      アイアンの場合は打点の傾向も知っておけばライ角も決まってくる。 

      パターは軌道とストロークの仕方でヘッド形状がわかる。
      更に自分のスペックに基づくクラブを試打する。
      こうすることでハズレを掴む可能性は減る。 

      注意したいのは「自分のスペック」が分からないのに試打して善し悪しを決めな
      いこと。何故なら調子のいい日に試打すると、普段より厳しいスペックのクラブが
      し打ててまう。
      でもって買ってから打てないという事態に陥らないともいえない。
      だから「自分のスペック」を持つことが大切なのだ。 

      またドライバーなんかに言えることなんだけど「旬の性能をアピールしている
      ものよりスタンダートなものを選ぶ」ことも注意したい。
      例えばつい最近まで超尺ドライバーがブームで48インチなんていうのもあった。
      でも高反発ヘッドブームが来たら消えちゃった(笑)。 

      機種の変更が他人より遅れても別にかまわないからブームに流されずに慎重に
      見極めるのが肝心だね。
      アイアンの場合はウッドより永く使うことになるから長期的なビジョンで選ぼう。 

      また最近、日本製のクラブの逆輸入モデルや平行輸入のクラブが安く出回って
      いる。「同じモデルなら安い方がいい」ということで利用する人も多いと思うけど
      注意したい。 

      というのは日本製のクラブのカーボンシャフトなどは「輸出仕様の方が国内販売
      用よりハードになってる」ことが多い。
      外人さんの体力に合わせてるのよね。
      実際某有名メーカーの国内用と輸出用をシャフトの硬度を調べたら輸出用の方が
      20%も硬かった。ボールなんかは日本メーカーの逆輸入版はお奨めだね。
      性能は全く同じで価格は半額以下だもん。 

      また自分のスペックが明確になればオーダーやコンポーネントパーツで自分専用
      のオリジナルを組むという手もある。
      特にコンポーネントの場合はメーカー品より随分安く上がるから良いかも。 

      お金をかけないようにと言ってもクラブは絶対必要だし、
      自分の合ったクラブを持つことも大切だ。
      だからここは慎重に選んだ上で投資したい。
      他人からもらった「お下がりクラブ」とかは駄目よ。
      だって思い入れが違うでしょ(笑) 


りみくす論   投稿者:    投稿日:2003/08/10(日)15時48分00秒 

      2は嫌いだ
      2は何か話を振られても、広げると言うことをしない
      書いてる人間は、いつも自分を満足させる為に板があると思ってる
      自分を喜ばせるものしか受け入れない。自分を満足させないレスは弾く。
      面白くないなら無視して流すという事をしない。
      面白くないネタも、その後のレスのつけようで面白くなると言うことも考えない。
      嬉々として臭いテンプレで板を汚す。そのくせ、煽られ弱い
      それ以前に、なんでこんな事で大喜びしたり大騒ぎしているのか?
      俺は ζ゚) と言う顔になってしまうことが多い
      ぶっちゃけた話、周波数が全く合わない

      ぁは今はTV番組のチャットと化してる気がする。
      たまに面白いネタも見かけるが、単発で終わってしまう
      ぁwで過去のLOGを読んでるほうがよっぽど面白かったりする
      また、ぁでは流れを無視してネタ振りするのも気が引けるので、
      他に話たい事があってもなかなか難しい。

      そこで私はりみくすを利用することにした
      ぁ界の最も外縁ではあるといえ、2から逃げることができるし
      なによりトピごとに分かれているので、話しやすい
      臭い文字絵は、みんなで叩いてくれるので快適だし
      りみくすは一日たった5分のレスのチェックで済むので簡単だ
      効果は短期間であらわれた。
      いまでは誰も私の事を、貧弱な無能空白とは呼ばなくなった。

      だせえ



番外編

チンカス野郎どもへ 投稿者:ヘルマーダー  投稿日:06月30日(火)00時36分27秒

      楽しい喧嘩の合間の一服の清涼剤として当研究所の研究成果を報告させて頂きます。
      アングラBSSに参加される際の一助として有効活用して頂ければ幸甚です。

      | (笑)(爆)などの多用
      既に常識となった感があるが、一般に、これらを多く使っている方が大抵の場合論旨が
      目茶苦茶で、口喧嘩の内容自体は押されっぱなしのケースが多い。時々、(莫)などとマ
      ヌケな変換をやらかしている人がいるが、それこそ更にケチョンケチョンにやられる危
      険性大なので敢えて使用する場合は十分気をつけてタイピングしたい。

      } 顔文字の多用
      アングラBBSの常套攻撃手段、"冷笑戦術"(参照)のバリエーションのひとつに顔文字
      というやつがある。
      使用例:"(^-^ )?まったく馬鹿だねぇ、友達いないだろ?"
      あんまり相手に対する打撃力がない割りには、その困ったセンスを逆に突かれる危険性
      があるので、基本的にはお勧めしかねる攻撃法である。この他、"♪"などを併用するケ
      ースが散見されるが、女子中学生の交換日記じゃあるまいし、仮にも大学系アングラBB
      Sに参戦するからには、攻撃兵器としてはもうちょっと硬派なものを選択して欲しい。

      ~ タグの貼りそこない
      ちょっと凝ったつもりで、タグが使えないBBSなのに書き込んでしまい"<FONT COLOR=RE
      D SIZE=6>バーカ</FONT>"などとタグの悲しい姿焼きが出来上がってしまうケースもちょ
      くちょくお目にぶらさがる。まさしく、やらかしたご当人が満座で"バーカ"と言われて
      しまう訳だが、そもそも喧嘩BBSでタグを開放する様なヤバイことはまず有り得ないの
      であって、その読みの甘さでは厳しいアングラBBSの世界を勝ち抜いて行くのは少々困
      難だと思う。尚、こういうタグの姿焼きを発見したら、なるべくその後の書き込みは差
      し控え、満天下に長期間サラシモノにしてあげる気遣いを忘れない様にしたい。

       冷笑戦術
      上記|〜~は所謂"冷笑戦術"と言われる、古典的攻撃方法である。一般にはこれらをコ
      ンバインして使用することが多いが、内容の方は支離滅裂でこればっかり必死でやって
      るプレーヤーが結構いるのが最近の特徴。"寒い"という最近爆発的にヒットしている攻
      撃法もこれの変形である。喧嘩の当事者が単にお互いに相手を冷笑し合っているだけ、
      という様な嘆かわしい凡戦も増えている。ともあれ、あんまり笑ってばっかりいると単
      なる馬鹿だと思われるので、たまには違った戦術を使い、観戦していて楽しい喧嘩をし
      て欲しいもの。

      =@無根拠推測攻撃
      内容で論破された場合、或いはボキャブラリーが貧困で、知っている単語は全て使用し
      尽くしてしまった場合、苦し紛れに全く根拠のない推測攻撃で反撃する、というのも古
      典的手法。"友達いないだろ?""童貞""色白眼鏡デブだろ、お前?"なんていうのがその
      パターン。ガキの喧嘩で使う"おまえのカーチャンでべそ!"と同じと考えて良い。ま、
      童貞だろうがデブだろうが、余計なお世話である。この攻撃は、その本人が自分のコン
      プレックスをそのまま打ち込んで憂さ晴らしをやっていると考えられており、その辺り
      を十分認識して使用しないと、書き込んでる本人がデブで童貞で母親がデべそだとバレ
      てしまうので、安易な使用は危険である。ただ、議論で完封された場合、内容から離れ
      た"情緒のリング"に喧嘩場を移動出来るので、論理的にモノを言うのが苦手な人にとっ
      てはなかなか使える戦術だとは言える。

      a@揚げ足取り攻撃
      漢字の変換ミス、英語のスペルミス、ウンチクの誤理解等々の皮相的な誤りだけを徹底
      的に突く、言わばジャブ攻撃。ただ、これだけで相手をKOしようとするのはちょっと無
      理で、逆にそれしか出来ない馬鹿、と簡単にダッキングでかわされるので、やはり強烈
      なフック・アッパーカットといったフィニッシュを決められる武器は持っていたいもの。

      メ@荒らしへの転身
      議論で徹底的に完封されると、悔しさのあまりHNを変えて荒らしに身を落とす人たち
      が多い。江戸の敵を長崎で、というその粘り腰と不屈の根性は実に立派だが、折角のみ
      んなの楽しい喧嘩場を、荒らしで潰すのは勘弁して欲しい、と思う。 



・・・  投稿者:妄想系諸氏に捧ぐ  投稿日:08月24日(土)02時08分08秒  ■  ★ 

      IRC界に於ける妄想についての研究

       IRC界では定期的日常茶飯事的に妄想による人間関係の崩壊が発生するが、これ
      について体系化された研究成果が一切残っていない。チームアブナイの標榜する
      健全な人間関係の為に当研究室では鋭意調査したので皆様方にはご参考にして頂き、
      健全なネットワーキングを堪能して頂きたい。

            ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

      1)妄想の種類

       妄想は大別して下記3類に分類することができる。

       @注察妄想
       他人に自分の一挙一動をじろじろ見られている、等。…一般的にwhois連発を始め
      るのがその初期症状とされる。

       A関係妄想
       同一チャンネルの人たちが自分をあてこすったり変な素振りや噂をする、とか掲示
      板で自分のことをほのめかしたりする、等。…周囲の人の動作や行動、あるいは種々
      の出来事を自分に関係づけたり(自己関係づけ Eigenberziehung )
      −といった一般的な妄想の初期症状。匿名チャンネルや掲示板に於いて記載された内
      容を自分へのものと考えてしまう事が多くなったらこの段階とされる。

       B被害妄想・迫害妄想
       ある個人あるいはある団体からねらわれて迫害やいやがらせを受けている、等。
      …こうなると手をつけられない。粘着煽動の発生やログやオフレコの発言内容をを撒
      かれて終わりという結末を辿る。

            ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

      2)妄想の進行過程

       @Aが初期の妄想であり、ネットワーカーの妄想の進行はここまでが一般的ではあ
      るのだが、一部さらに発展した場合ににはBに辿り着くとされる。

            ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

      3)重度妄想症状の事例分析

       被害的な妄想が体系化してくると、妄想者は常に迫害者に悩まされ、逃げ隠れした
      り、チャンネルマスターに保護を求めたりするが、ときには、刑事民事に訴える事や、
      掲示板での匿名粘着煽動等、逆に迫害者に仕返しを企てたりする場合もある
      (加害的被害者 persecute persecuteur)。

       cf) A氏ログ頒布事件(1999年3月)

       そのほかに、させられ体験や身体幻覚と結びついた 物理的被害妄想 (電波や電気
      で悪戯される)(cf1)や、つきもの妄想(動物や悪霊をつけられる)(cf2)、また 嫉
      妬妄想(cf3)もよくみられるようになる。

       cf1)N譲妄想炸裂事件(2000年3月)
       cf2)D譲言霊言及事件(1999年9月)
       cf3)B氏蜜月崩壊事件(1999年11月)

            ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

      4)最後に
       妄想を克服し、諸兄の健全なネットワーキングに一端の効用でも有れば研究者とし
      て本望である。



     だせえ君日記 その1 その2 その3 その4 その5 その6
     その7 回顧録 おざなり 宵の明星 まほろば ギャハ日記


だせえわーるど@本店 からの転載をまとめたものです。


コンテンツ:びでメール エロゲ 森の妖精 ルーザー 湖畔論 スワティ 替え歌 (゚Д゚)ハァ?

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