だせえ君日記(その6)


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月03日(金)20時07分06秒  ■  ★ 

      5月3日(晴れ)

      デスクの電話が鳴り電話をとるとO原次長からだった。
      「S川君か、後でこっちへ来てくれないかな」『3時頃でよろしいですか?』
      「うん、じゃあ3時でいい。ちょっと話があるんだ」電話を切ってしばらく考えた。
      次長がわざわざ俺に話をするっていうのは、どういう事だろう、人事異動の内示か?
      それなら課長が話をするはずだ。俺も叩けば多少、埃が出るので嫌な予感がしてきた。

      最近で言えば、女性社員がミスった仕事を無かったことにするために何件かコンピュータ
      からデータを削除してしまった。普通はそんな事は出来ないようになっているのだが、
      俺のアカウントは管理者権限のままになっているので、直接データベースにログインして
      生データをいじる事が出来るのだ。どことどこのテーブルをいじれば完全に消せるかも
      分かっているので完璧なはずなのだが、それでも完全にバレないという保証はない。
      コンピュータのデータは消せても人間の記憶までは消せないのだから誰かが余計なことを
      すればバレないとは限らない。

      他には宿直勤務の時、夜中に役員室で盛大に酒盛りをやったのがバレた可能性もあった。
      きちんと掃除はしたのだが後輩のN川が酔っぱらって調度品を壊してしまい、接着剤で
      直したものの良く見ればバレバレなのである。それがバレなくても朝来た時に部屋が
      酒臭かった可能性も考えられるのだ。

      それと首都高速の高速券を使ったことにしたり、収入印紙をごまかしたり、でっちあげの
      交通費請求をしたりして、みんなで飲むコーヒの豆や砂糖ミルク等の代金を作っている件も
      あるが、そんなのは俺が異動してくる前からやってる事だし課長が管理責任を問われる
      問題だろう。しかし一番金を集めているのは俺だし首謀者として俺の名前が挙がる可能性は
      否定できない。

      考えれば考えるほど恐ろしくなってきた、何とかしてO原次長の用件を探りたいと思い、
      次長と同じ部屋にいるH美という女のところへ電話をかけた『ねえ、O原次長から呼び出し
      受けたんだけどさ』「ええ?次長から直接ですか?」『そうなんだよ、何か変だろ?最近
      そっちの部屋で俺の名前が出てたか?』「それは、しょっちゅう出てますよ問題児だもん(笑)」
      『おいおい(;´Д`)』「ごめんなさい、最近はS川さんの名前は聞いてませんけどねえ、
      次長もいつもと変わらない感じでしたよ」『次長はどこへ行ったの?』
      「専務に呼ばれて出たきりです」『そうか、ありがとう』

      電話を切ると、更に妄想が膨らんできた。最近、懲罰委員会にかかる社員が増えているのだ。
      前だったら上司が庇ってくれれば、始末書で済んだような事でも懲罰委員会にかけられる
      ケースが増えているのだ。それだけに次長からの呼び出しは気になって仕方がない。
      どうせ仕事は手に付かないし3時とは言わずにすぐに次長のところへ出向けば良かった。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月06日(月)01時36分34秒  ■  ★ 

      5月5日(晴れ)

      何とも言えない気分の中、時間が過ぎ約束の3時まであと5分となった。俺は席を立って
      O原次長のいる部屋へ向かった。先程電話で話したH美と目が合い『O原次長は?』と聞くと
      「まだ帰ってません」『そうか、じゃあ戻ったら電話くれるかな?』と言って戻ろうと
      したところへO原次長が入ってきた。

      「おお、S川君」とわざとらしく明るい挨拶を去されて、余計に萎縮してしまった俺は
      軽く会釈で返すのが精一杯だった。ここで「やあ実は新しいパソコンを買おうと思ってねえ、
      君に相談したかったんだ」とか、そういうくだらない用件を切り出してくれるかもしれない
      という俺の期待を裏切って「ここじゃ何だから近くでお茶でも飲みながら話そう」
      そう言って俺を外へ誘った。

      社内の会議室でも良いと思うんだが、わざわざ外の喫茶店に呼び出すなんて・・やはり何か
      悪事がバレたに違いない。エレベーターの中で次長は「S川君は何年入社だっけ?・・そうか、
      それじゃあ○○君と同期か?」等と話しかけて来たが、動揺を悟られないように普通に
      受け答えしつつも半分上の空といった感じだった。

      店に入って次長がアイスコーヒーを頼んだので、俺も同じものを頼んだ。ウエイトレスが
      去った後も次長は暫く世間話をしていた。なかなか用件を切り出さないところを見ると相当に
      重い話のようだ。そして数秒の沈黙が訪れた。俺はストローを包んでいた紙を指で丸めながら
      黙って次の言葉を待った。

      「ところで話と言うのは・・」『・・・・・』「言いにくい事ではあるんだが・・」『はい・・』
      O原部長は腕組みをしながら口をへの字に曲げて黙ってしまった。
      俺は黙ったまま次の言葉を待つしかなかった。(データ改ざんの件か、それとも役員室の件か・・)
      「こんな事を言うのは私としても不本意なんだけどねえ・・」『・・・・(;´Д`)』
      もうダメか、こんな腐れ会社自分から辞めてやろうとか思っていたが、懲戒委員会にかけられる
      のはサラリーマンとしてはやはり辛い、いったい何がバレたのだろうか?

      一呼吸置いてO原次長の口から出た言葉は「その茶髪、何とかならんか?」だった。
      『は?・・』体中の力が抜けていくのを感じた。「いや君の気持ちも分かるんだ、どうして
      仕事の内容でなく髪の毛の色で文句を言われるのかと言いたいんだろう? しかし社内には
      うるさい人がいるんだよ、今回は相当上の人から私のところにクレームが来てねえ・・
      私もホラ昔は髪を長くしてただろう?」

      そういえばO原次長は、昔ロマンスグレーという感じの白髪をちょっと長めにして、
      パッと見た感じ気取ったオヤジ風だった。それがいつの間にか短くなっていたのだった。
      やはり役員から注意されて渋々短くしたんだそうだ。「そういうわけで君の気持ちが分かるだけに、
      私から直接話した方が良いと思ったんだ」『それはわざわざ・・お手数をとらせた上に、
      お気遣い頂きまして申し訳ございません、早速直してきます』

      これだけビビって結局茶髪に関する注意だけだったので、何だか心が軽くなり速攻で髪の毛を
      黒くしてしまった。しかし社内を見渡すと俺よりも激しい茶髪の女がたくさんいる。
      女は良くて男はダメというのは如何なものか?


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月10日(金)01時20分02秒  ■  ★ 

      5月9日(曇り)

      仕事が終わって帰ろうとしていると、M理から声をかけられた。
      M理の隣にはK子とN美が座っている。「S川さん、今度ドライブしません?」
      『ドライブ?』「うん、S川さんとこの3人で」『・・・・』
      最近M理とK子の関係は修復されつつあるな、とは思っていたが、どうして俺を
      誘ってドライブなのか?

      「S川さんがプジョーがいいっていうから私プジョー307買ったんですよ」と
      言われて思い出した
      以前、M理がクルマを買い替えたいと言っていた時に相談にのった事がある。
      M理の家は駒沢にあって家は自営業であり父親の車はキャディラックと聞いていたので、
      そこそこ金はあるようでM理は就職祝いに現在のVWポロを買ってもらったのだそうだ。
      そのポロも2度目の車検という事で買い替える事になったとかで、
      俺が「BMやメルセデスじゃ何かアレだしボルボは女の子には、どうかと思うので
      プジョーがいいよ」と確かに言った憶えがある。

      『お、いいねえ何色?』「黒」『いくらしたよ?』
      「ええ、わかんない。でも100万は私が出したの」『・・・』
      100万でプジョー307の新車が買えるとは良い身分だ、XSiなら乗り出しで多分三百数十万だろう。
      「慣らし運転を兼ねて御殿場の親戚の家へ行って帰りに御殿場のアウトレットを見て帰るんですよ」
      今まで乗っていたポロを御殿場の親戚に譲るので、可愛がっていたポロを最後に自分で運転して
      御殿場へ持っていきたいのだそうだ。
      『K子もN美も免許持ってるだろ?』「でも高速道路道路だし、遠いし」
      だったらN美の彼氏が付き合えばいいだろう?と言いたかったが、そこまでは言えず
      『じゃあ俺の暇な日だったら付き合うよ』と、とりあえず答えた。

      その次の日M理を捕まえて言った『昨日の話マジか?』「うん」
      『何で?』「え?何がですか?」『何でK子が一緒なのよ・・知ってるだろ? 奴とは仕事
      以外で関わりたくないんだよ』「S川さん、K子と仲直りしてよ」『何で仲直りやねん!』
      思わず関西弁で言ってしまった。仲直りも何もK子が勝手に壊れただけだろう、
      つーか奴は人間として元から壊れてるとしか思えない。

      M理の話では御殿場へ向かう時はポロにM理とN美が乗り、俺が運転するプジョーに
      K子が乗り込むという作戦まで出来上がっているのだそうだ。都内から御殿場まで2人で
      一緒にいれば、わだかまりが消えるだろうという魂胆らしい。K子を隣に乗せて2人きりで
      延々と東名高速を走らせる場面を想像して胃に不快感を覚えた。
      それにしても「私もK子とは関わりたくないんですぅ」と言っていたM理のこの態度の
      変わり様はどういう事か?

      『どうして、そんな作戦を立てるんだ?仕事上は何の問題もなくやってるだろう?
      俺には自分を守る権利があるだろ?あいつと関わると、ヤバイ事になるんだよ。
      関係修復しろと言うけど修復すべきなのは奴の人格の方だろ』いつもは女性職員には
      優しい言葉使いで接するようにしていたが、ちょっとキレた言葉使いになってしまった。
      M理は初めて見せる深刻な顔つきで「どうもスミマセンでした」と言って立ち去っていった。

      俺は激しく後味が悪い気分で会社を後にした。ちょっと大人げなかった気もするし、
      M理がいつの間にかK子寄りになっていた事にショックを受けたのかも知れない。
      M理がどういう風に段階を踏んでそういう心境になったのか自宅に帰る電車の中で考えたが、
      どう考えても分からない、そう言えばM理はB型だったのだ (;´Д`)


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月19日(日)00時01分34秒  ■  ★ 

      5月18日(雨)
      先日腐れ関西への出張から帰ってきた、今回はその話。

      4月の初旬、俺が前の職場で携わっていたプロジェクトの後任者であるN川から
      電話がかかって来た「西宮にあるA社への出張の話があるんだよ、S川もメンバーに
      入ってるんだけど聞いてる?」『聞いてないですよ』「そのうちE課長から話があると思うよ」
      『俺はもう関係ないじゃないですか』「そんな事言うなよ、一緒に行こうぜ」『・・・西宮ねえ』

      西宮のA社というのは、俺が携わっていたプロジェクトの関係で発注した機械のメーカーである。
      実際には大手電機メーカーのM社を通して発注したのだけど、開発段階では俺とA社の担当者が
      直接メールや電話で打ち合わせをしたりしていた。その機械のファームウェアに欠陥があったのだが、
      A社はそれをなかなか認めず直そうとしなかった。相手を納得させるための証拠を出す為の
      切り分け作業にとても苦労したので、証拠が揃って先方がミスを認めた際に俺が『もうちょっと
      最初から誠意のある対応をして欲しかったですね、これじゃ保守契約の意味もないですよ、
      こっちは2日間徹夜したんですよ?』と大げさにクレームをつけたのだった。

      そして新しいファームウェアが完成したので、その検証作業に西宮へ来て欲しいというA社の
      要望があったのだそうだ。担当者として呼ばれたN川は検証作業の際に自分だけでは心細いので
      システム管理課のY城課長に俺を同行させるように泣きついたというのが真相のようだ。

      数日後E課長から電話がかかって来た「話は聞いてると思うけど、N川君たちと一緒に大阪へ
      出張して欲しいんだ。そちらのY田課長には話をしてあるのでよろしく頼むよ」『大阪ですか?』
      「聞いてなかったのか西宮にあるA社の工場だよ」『西宮は大阪じゃなくて兵庫県ですよ』
      「・・・ああそうだったか、とにかくよろしく」『ちょっと待って下さい、無理矢理外された
      プロジェクトの仕事で、何で今さら出張しなくちゃいけないんです?N川という後任者がいる
      でしょう?出張に出ればこちらの職場に迷惑をかける事にもなるので辞退させてもらいますよ、
      Y田課長にもその旨お話しして承諾してもらいましたから』そう言って電話を切った。

      これが世話になったM社の担当者やシステム管理課の課長から頼まれたら嫌とは言えなかったと
      思うが、幸いにもE課長からの要請だったので断ってしまった。N川は初めての出張と言うことで
      張り切っていたが、俺に言わせれば出張ほどかったるいものはない。
      普段の仕事なら9時に出社すれば17時には解放されるのに出張となると、朝5時前に起きて
      羽田空港に集合し現地に着けば眠いのを我慢しながら夜遅くまで付き合わされる。それなのに
      残業手当は出ず、わずかな出張手当だけだ。しかもA社の担当者には思い切りクレームをつけて
      しまったので顔を合わせにくい気分でもある。

      しかし遠い関西の地で恥をかきたくない一心のN川は、そう簡単には諦めなかった。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月29日(水)20時52分17秒  ■  ★ 

      5月29日(晴れ)

      前回の続き

      それから数日間音沙汰が無かったので出張の話は流れたものと思っていた。
      ところが昼飯を食っていた俺の隣に「ちょっといいかな?」とE課長が腰掛けてきて来た
      「例の件さあ、どうしてもS川君に来て欲しいんだよ。N川だけじゃ分からないようだし」
      『引き継いでからもう半年じゃないですか、俺だって忘れちゃいましたよ』
      「あのねえ、これは社命なんだよ。それでも断るのかな?」社命と言われて俺はキレた
      『社命?俺を(プロジェクトから)外したのも社命でしょ?それで都合が悪くなると俺を
      担ぎ出すの?いいかげんにして下さいよ、努力が足りないんじゃないの?
      飯がまずくなるから席を外してくれます?』久々にE課長を罵倒してしまった、
      E課長は顔色を変えて席を立った。

      さすがに後味が悪かった、しかし去年の10月にH川部長とE課長から受けた数々の
      嫌がらせを忘れろと言っても無理な話だ。実際には今回のファームウェア問題をはじめとして
      最近までプロジェクトには陰で関わっていたのだが、残業手当も交通費も請求出来ずかなりの
      持ち出しになっていた。それもこれも全てE課長とH川部長の所為だ。そんな事を思いながら
      自分が今とった行動を正当化して何とか気分を落ち着かせたのだった。

      俺が出張を拒否している話をM電機の担当者が聞きつけたらしく、出張の2日目は関西の
      好きな場所へ案内するという話を持ってきたらしい。この話を聞いた出張メンバーの1人である
      システム管理課の課長代理K井は大喜びで「是非USJへ」と勝手に返事をしたらしい。
      システム管理課のY城課長が俺に再度出張依頼をしに来た時には2日目の予定は既に
      USJ見物に決定していたのだ。

      Y城課長には普段から世話になっているので断るわけにもいかず出張は承諾した。
      しかし2日目のUSJに関しては同行しない旨伝えてY城課長の同意を得たのだった。
      一体何が悲しくてスーツ姿で男同士USJに行かなくてはいけないのか?
      ダークスーツに身を包んだ男同士でデロリアンに乗る場面を想像するだけで薄ら寒くなる。

      ところがUSJ行きを勝手に決めたK井が「USJに行かないとはどういう事だ?」と
      ねじ込んできた。『勘弁して下さいよ、男同士でスーツ来てUSJなんて行けませんよ』
      「これだって仕事の一環だぞ?M電機の方でおまえに気を遣ってセッティングしてくれたんだぞ」
      『俺はUSJに行きたいなんて一言も言ってないですしY城課長からも承諾もらってますよ、
      だいたい仕事中にUSJで遊ぶ方がおかしいじゃないですか』「わからん奴だな!」
      そう言ってK井は電話を切った。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月29日(水)21時18分42秒  ■  ★ 

      関係ないが

      最近のゴルフ練習場は24:00まで営業してたりするのな
      来週もゴルフなので毎晩のように練習してるんだけど、練習のし過ぎで
      手や腕が痛くて仕方がない。それでもバンテリンを塗って、これから練習場
      へ向かう俺はカッコイイと思った。


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:05月30日(木)01時49分24秒  ■  ★ 

      5月30日(晴れ)

      前回の続き

      システム管理課のY城課長から飲みに誘われた。当然出張の話だと分かっていたのだが
      暇なので付き合う事にした。ビールが出てきて一口飲んだところでY城課長が「実は君には
      システム管理課に来て欲しいと思ってるんだ」といきなり言われた。
      「S川君としてはどうかな?」と聞かれたので『それは嬉しいですけど俺に務まりますかね?』
      とか言うしかない。「もちろんだよ、人事部長には既にお願いしてあるんだ」

      そんな話をされて、次に出てくる話を断れる訳がない。「ところで出張の件だけどUSJだっけ?
      その話はM電機の人がかなり気を遣ってくれててねえ、A社の女性社員まで案内役で連れてくる
      そうなんだよ。先方もファームの不具合の件で対応が悪かったことについて相当反省してるよう
      なんだ。ここはひとつM電機の顔を立てる意味でも付き合ってやってくれよ」『はあ・・・私も
      大人げなかったと思ってたところですよ、もちろん最後まで付き合わせてもらうつもりです』
      「そうか助かるよ」

      実はこのシステムについて最近、年額735万円の保守管理契約が結ばれていたのだ。
      この額はこの規模のシステムにしては額が大きすぎると思っていた。システム管理課の所属する
      部である経営企画部の部長あたりが相当の鼻薬を嗅がされているのだろう。ファームの不具合の
      証拠を見つけた時に先方に『こんな対応じゃ年間700万以上の保守管理費を払ってる意味がない
      ですよね』と言ったことが、その辺の耳にも入ったのだろう。俺がこの件を組合にねじ込んだり
      したらマズイとか思ったのかも知れない。俺としてもこれ以上突っ張ると自分の身がやばく
      なりそうな気がした。金が動くところには色々なしがらみがついて回るものなのだ、大きな
      プロジェクトに関わるとそれがよく分かる。

      伊丹空港へ向かうJAL101便の機内でK井が話しかけてきた「おまえは独身だから
      USJなんていつでも行けるだろうけどさ、俺のような既婚者が家族で行くとなると20万以上
      使うんだよ」『だからって俺を巻き込まないで下さいよ』「おまえシステム管理課へ誘われたん
      だって?」『人事部長が首を縦に振らないでしょ』「そりゃそうだ(笑)」『Y城課長の話では
      K井さんと入れ替えになるような事言ってましたから尚更ですよねえ』「・・・それマジで?」
      『検証印はK井さんが判断した上で押して下さいね、俺は部外者ですから責任持てませんし』
      「ちょっと待てくれよ、今さらそんな事言うなよ」こいつは絶対凹ませてやる、機内で俺は
      誓ったのだった。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:06月01日(土)02時12分57秒  ■  ★ 

      6月1日(曇り)

      前回の続き

      飛行機は定刻通り08:05分に伊丹空港へ到着した。ゲートを出るとA社の社員が
      5人ほど迎えに来ていた。こちらのメンバーの中では俺が一番下っ端になるのだが
      A社のXX技術部長という人が真っ先に俺のところへ挨拶に来た。「この度は色々と
      ご迷惑をおかけした上に、遠路遙々お越し頂き大変恐縮です。また数々のご助言を
      頂いたそうでありがとうございました」『いえいえ、迅速な対応をして頂きこちら
      こそ感謝しております』横で課長代理であるK井が面白くなさそうな顔をしていた。

      A社の西宮工場へ着くと応接室で専務と挨拶をして20分ほど話をしたあと、
      工場長の案内で工場内を見学した。その後昼食をとりに外へ出て料亭みたいなところで
      会席料理をご馳走になった。A社の人が気を遣ってビールを頼んでくれたが、
      俺は眠くて仕方なかったので飲まなかったがK井とN川は顔が赤くなるまで飲んでいた。

      午後になって検証作業が始まったのだが、A社の人もM電機の人も俺にいちいち了解を
      求めてくるので困ってしまった。『私はもう部外者なのでN川さんととK井さんで確認を
      して下さいよ』と言ったが2人とも返事をしない。結局俺が状態遷移マトリックス図や
      自分が書いた要求仕様書と付け合わせしながら1つ1つ確認する事になってしまった。
      頭に来たので、何かある度に『K井さん、これで良いんですよね?』と確認してやったの
      だが「S川君が書いた仕様書通りなら良いよ」と答えるだけだった。
      結局検収書にサインしたのも俺だった。K井の責任を俺になすりつけようとする意思が
      ありありと見えた。

      夜も市内では有名だとされる高級そうな料亭でご馳走になり、その後は「会員制」という
      札が貼られたクラブに連れて行かれた。何故か「九州から取り寄せた究極の焼酎」というのが
      出てきて、それを何杯か飲んでいたらすっかり酔っぱらってしまい俺はK井に絡みはじめた。
      『あんたさあ、何しに西宮まで来たのよ?飯と酒とUSJだけが目的か?さっき昼間から
      酒を飲んでたよな?会社に帰ったら組合にチクリ入れてやるよ、あんたがいなくなれば俺は
      システム管理課に異動できるしな』後でN川に聞いたところ、この後K井はホテルに帰るまで
      一言も口をきかなかったらしい。

      午前1時頃、ようやく解放されタクシーで最近USJの隣に新築されたばかりのホテルに
      送ってもらいシャワーを浴びたあと土のように眠った。

      つづく


だせえ  投稿者:だせえ君  投稿日:06月05日(水)00時37分44秒  ■  ★ 

      6月4日(晴れ)

      前回の続き

      各自朝食をとった後午前9時にロビーに集合と言われていたので、07:30には
      起きなければいけなかった。昨日の疲れがまだ残っていたが顔を洗って32階の
      レストランへ向かう。N川とK井が同じテーブルで食事をしていたが、昨夜の事も
      あってK井と同じテーブルに座る気がせず別のテーブルに座った。

      食事を終えたK井がこちらへ歩いてきた『S川遅いじゃないか、ロビーに9時だぞ、
      遅刻するなよ』昨日と違い表情が生き生きとしている。こいつはマジで、心底USJを
      楽しみにしていたようだ。部屋に戻って、窓から見えるUSJの駐車場に続々と
      観光バスが入ってくるのを見て、俺の気分は沈んでいった。

      出張の打ち合わせの時に『USJに行く時もスーツで行かないといけないんですか?』
      とK井に聞いたところ「当然スーツだろう」と言われたので『じゃあ仕事でゴルフ行く時も
      ネクタイ締めてプレーするわけですか?遊園地でスーツ来てる奴なんて添乗員以外に
      いますかね?』と抗議したのに「先方もスーツで来るようだから」と押し切られてしまった。
      スーツ姿で遊園地に入る・・・俺にとっては裸で街を歩くのに等しい恥ずかしい行為であった。

      ロビーに行くとM電機の担当者やA社の社員も含め全員が揃っていた。A社の女子社員が
      「おはようございます」と声をそろえて挨拶をしてきた。A社の次長に一人一人紹介され
      「このS川さんが××社さんの開発責任者だよ」と言っていたので『いえ【元】責任者です』
      と笑って答えた。別に期待はしてなかったのだが、けっこう可愛い子が揃っていた。
      そして俺の会社から3名、M電機担当者1名、A社次長1名、A社女子社員3名の合計8名が
      紺やグレーのスーツ姿でUSJのゲートへ向かって歩き出したのだ。

      つづく



番外編

だせえ  投稿者:たせえ君(騙り)  投稿日:06月05日(水)23時13分43秒  ■  ★ 

      6月5日(曇り)

      前回の続き

      とりあえず俺達はゲートのすぐ脇にある観覧車に乗ることになった。乗車待ちの
      行列に並んでいる途中でK井が「お前はあまり乗り気じゃ無いようだな。ちょっ
      と話があるから俺と一緒に乗れ」と耳打ちしてきた。
      冗談じゃない。俺は男と二人っきりで密室に閉じこめられる趣味は無いのだ。
      いや、正確に言えばトラウマになってると言ったほうがいいだろう。

      知ってる人は知っていると思うが、俺は中学生のとき近所の乞食にレイプされた経験がある。
      いきなり背後から羽交い締めにされ、3人がかりで犯されたあの夏の日。
      俺はこの出来事を一生忘れることができないだろう。毎月、肛門科に通うたびに、
      そして緩くなってしまった括約筋から糞便が漏れ出てくるたびに、あの悪夢を思い出すからだ。

      『冗談じゃありませんよ。俺がレイプされたことをK井さんも知ってるでしょ?
      男二人で密室にいるなんて耐えられませんよ』「そうか・・・。いや、それなら
      いいんだ。ただ、もう少し楽しそうな顔をしてくれよ。先方に失礼だからな」
      『わかりました』

      だが結局、俺はA社の次長と一緒に乗ることになってしまった。
      そして、それが悲劇の始まりだったのだ・・・。

      つづく



おまけ

痴女の話  投稿者:まぐろ子  投稿日:12月28日(金)00時26分38秒  ■  ★ 

      今から、かれこれ28年ぐらい前、昭和50年の話
      当時、大阪東京間に夜行急行「銀河」というのが走っていて
      その列車に、2両、座席指定車が連結されていた、ちなみにその車両は
      スハ43とスハフ44でかつての東海道の特急用2等車だった。
      この車両のシートは2列のクロスシートで、まあ、今で言う関西なら
      JRの213系と同じようなものだと考えて貰ったらいいと思う。

      で、貧乏学生だったオレは東京旅行に出かけるのにその列車に
      大阪から一人で乗車したのだった。

      俺の席は通路側、窓側は空席だったが、京都から土産物袋を抱えた
      いかにも京都旅行帰り、と言う20代の色白、太めのおねぃちゃんが
      乗ってきた。


・・・  投稿者:まぐろ子  投稿日:12月28日(金)00時26分48秒  ■  ★ 

      その後、社内は消灯になり名古屋あたりまでずっと寝ていたら、そのうちに
      そのねぃちゃんが、俺の手を握り始めた。そしてしばらくしたら俺の手を
      胸に当てるではないか。

      しめしめと思ったオレは、おねぃちゃんの胸を揉み始めた。
      内心、抵抗されるんではないかと思ったが、抵抗する様子もなかった。
      で、オレは図に乗ってブラウスのボタンをはずして、ナマで胸を触り始めた。
      すると、おねぃちゃんは俺の手をはじき、網棚の上に置いてあった鞄の中から、
      膝掛け様のものを取りだし、自分にかけた。そうなったらサワリ放題である。

      エスカレートしたオレはついに、オメコも触り始めた、実に15才、オメコとの
      遭遇第一段階である。それ以前小学校低学年の時に、同級生の女の子の家で
      一緒に風呂に入ってさわったことはあったが、濡れたオメコは初めての体験だった。
      そうこうしているうち、今度はおねぃちゃんが俺のチムポを触り始めたのだ。
      ガマン出来なくなったオレはいろいろ考え、初めてそのおねいちゃんに
      隣の寝台車に行こうと話しかけた。確かその時期は季節はずれで寝台車には
      殆ど誰も乗っていなかった。で、その寝台車でしたのが初エッチだったのだ。
      ただしすぐに出てしまった(W

      そのあと、俺を襲ったのは猛烈な恐怖だった。もしかしてこれは美人局??
      ヤー公が乗っていて、金でも取られるんじゃないか・・・・!!
      静岡あたりからは恐怖心でいっぱいになっていた。
      隣のネェちゃんは寝たままだ。と言うことで、本当は東京に行くはずが
      オレは富士で朝方こっそりと途中下車してしまったのだ。

      今となっては、あのとき多分東京までついていけば良かった・・・・・
      と思う。そうすれば俺のオメコ人生はもっとバラ色だったはずだ・・・・

      どんな展開になっていたか、ifはあり得ないが時々思い出すのだ。

      ちょうど中学卒業前の学校無断欠席による3月初めの出来事だった。

      そして、男子校に進学したオレは、大学生になるまでの3年間
      寮で悶々と暮らさなければならなかった!!!!



愛しのセレナーデ

愛しのセレナーデ〜序曲〜  投稿者:徳島zin(KKKの元彼)  投稿日:11月29日(木)21時06分54秒  ■  ★ 

      キーワードは共通性
      始めは彼の異常性から来るものだった
      僕には見えない、しかし必ず存在するであろう世界
      それこそが彼の目の当たりにした現実では無かったか
      僕がありきたりの一般論を振りかざしても彼には関係が無かった
      彼と僕は同じ世界にいながら違う世界の住人同士だから
      だけど悲愴感はない
      寧ろ彼の異常性に触れた僕はかつてないほどに昂揚している
      これは恋ではなかろうか、そう気付いたのは極最近のことだ
      僕と彼は遠いようで近い関係
      案外僕が彼で彼が僕になる日も近いのかもしれない
      だせえ君は僕を愛してる
      僕もまた彼を…


愛しのセレナーデ〜愛〜  投稿者:徳島zin(KKKの元彼)  投稿日:11月29日(木)21時45分34秒  ■  ★ 

      異常性を住みかとしている彼にとって普通の僕は受け入れ難かったらしい
      (無論彼にとっては僕が異常で彼が普通ということになる)
      しかし前に述べた通り僕と彼は遠くにいるようで極めて近い存在だった
      彼はもしかしたら待っていてくれたのかもしれない
      悪態をつきながらも僕に抱かれることを
      彼と僕が初めてセックスしたのは去年の暮れだった
      終わった後にやってくる倦怠感はいかんともしがたかったが
      充実している気がした
      セックスはしたもののキスはできなかった
      彼が執拗に拒んだためだ
      僕もそれ以来求めなかった
      だせえ君の秘密に続く


愛しのセレナーデ〜だせえ君の秘密〜  投稿者:徳島zin(KKKの元彼)  投稿日:11月29日(木)21時56分35秒  ■  ★ 

      僕が彼と別れたいと思うようになった頃彼は自分から去っていった
      最後に君も普通になってしまったねという言葉を残して
      驚いたことにこれは僕も感じていたことだった
      彼は普通になっていた
      僕と彼どちらが本当に普通になったのかは解らない
      ただ僕も彼も同じ理由が元で不信感を抱いたのだろう
      僕があっちへ行ったのか
      彼がこっちへ来たのか
      今となってはもう解らない
      それは僕が最後に思った微かな記憶
      遠い故郷の僅かな記憶
      徳島ラブストーリー〜完〜

      次回予告
      見え無い敵と戦う時代遅れの哀れな第三者


僕と彼のラプソディ〜ジェラシームーン〜  投稿者:慶応KKK(zinの元夫)  投稿日:11月30日(金)15時56分57秒  ■  ★ 

      心と心が通い合い、身体と身体を重ね合う
      そんな僕と彼の関係を妬む者があった
      Aはその最たる人物であったが
      僕と彼に面と向かって語り掛ける勇気もなければ
      語り掛けるための語彙すら持たなかった
      Aは決まった定型文で僕らを批評することに躍起になった
      僕は呆れ彼は意に介さなかった
      僕は言った
      Aは可哀相な人だと
      彼は答えた
      Aってどちら様?
      僕と彼はいつしかAを見なくなった
      Aは気付くだろうか
      己が他を糧にしなければ話題を提供することもできない
      無能だということを
      冬が訪れる度に思い出す
      淡い光の揺らめきを


僕と彼のラプソディ〜歪んだ形〜  投稿者:慶応KKK(zinの元夫)  投稿日:11月30日(金)16時12分29秒  ■  ★ 

      Bは人気があった
      どうして人気があるのか僕は知らなかった
      僕にとっては他愛のない人物の一人でしかなかったから
      彼はBと仲が良かったように見えた
      ある日彼とBは啀み合い憎しみ合った
      僕はその頃Cを憎むことで精一杯だったから事の本質までは見抜けなかったのだが
      後から聞いた話によるとBは彼に嘘を付いていたらしい
      僕も彼と付き合いだしたこともあってBを憎んだ
      そこで憎しみの輪は完成した
      いつしか後悔する日が来ると思いつつ僕は眠るのだ
      今となっては弁明する機会すら与えられることはないのだから


僕と彼のラプソディ〜溺れた害虫〜  投稿者:慶応KKK(zinの元夫)  投稿日:11月30日(金)19時43分05秒  ■  ★ 

      Cは病気だった
      人からどう思われているかが気になって仕方なかった
      半端な知識を得てはそれを自慢することで脆弱なアイディンティティーを糊塗した
      僕はそれを承知していたから滑稽で仕方なかった
      そして無知による反体制(実際には体制側なのだが)を標榜し
      そう振る舞うことがかっこいいと信じて疑っていなかった
      僕がそれを指摘すると答えに窮し言い逃れに終始した
      僕はそんなCを追及することで無常の喜びを得ることができた
      彼がαに於いて救いを求めていたとき僕はそこで
      一部始終を眺めることができた
      Cは僕の前で裸になった



おまけ

だせえ君と俺(実話)  投稿者:劇作家高田先生  投稿日:12月11日(火)02時00分36秒  ■  ★ 

      だせえ君 おい、言い加減にしろよ(;´Д`)
      俺 だせわーを盛り上げるためにやってるのに…
      だせえ君 わ…わりぃ。言い過ぎたよ
           そうだよな、掲示板盛り上げるためにやってるんだよな… 
      (淋しそうな顔をするだせえ君、そして両者沈黙)
      俺  ほっ…ほんとは…だせえ君の為にやってるんだ!
        おっ俺、だせえ君が好きだー!
      (だせえ君満面の笑みで)
      だせえ君  知ってるよ、煮え切らないおまえを試したんだ
      俺 ヒッドーイ(プンプン)
      だせえ君  ははは、うい奴め
      俺  もーだせえ君なんか知らない
      ダセエ君 ははは
      おわり


恋のライバルときめきラブダッシュ編  投稿者:劇作家金田一先生  投稿日:12月12日(水)00時00分38秒  ■  ★ 

      尼崎子 だせえ先輩!
      だせえ君  なんだい子猫ちゃん
      尼崎子  あたしだせえ君がめっちゃ好きやねん!付き合ってえなあ!
      だせえ君  …気持ちは嬉しいけど俺には思ってる人がいるんだ
      尼崎子 長田子さんなんかのどこがええねん!?
      だせえ君  彼女はちょっぴりおっちょこちょいでドジだけど、
          俺にとっては太陽のような人なんだ!
      尼崎子  ふふ…あなたたちには叶わないわ
          あなたたち最高にお似合いよ
      だせえ君 尼崎さん…
      (目に涙を蓄めながら走り去る尼崎子さん)
      尼崎子  恋のバカヤロー



突撃インタビューはっちゃけ乙女のウエディングベル  投稿者:マイク・エドワード  投稿日:11月30日(金)22時42分11秒  ■  ★ 

      俺っち難しいことはわからないけど、だせえ君が絶対正義って思想には共感を覚える。
      だってここはだせえ君のテリトリーなわけだし、だせえ君は俺っちを常に監視してるんだもん。
      つまりだせえ君に見られることによって性的興奮を覚えてる俺っちがいるわけ。
      だせえ君なくして絶頂を迎えることは不可能になりつつあるのが現状っすね(笑)
      と爽やかにインタビューに答えてくれたzinさんも今や一児の父です。
      時代の流れを感じますね。

      次回突撃インタビューはKKKさんを予定しています。


突撃乙女のはっちゃけ松ぼっくりインタビュー  投稿者:突撃インタビュー  投稿日:12月11日(火)01時43分45秒  ■  ★ 

      (だせえ君に対する執拗なラブメッセージについて)最初は
      ネタのつもりでやってたんですが、書きまくってるうちに
      だせえ君を思うたび身体が火照って胸が高鳴る俺がいたっすよ!(笑)
      と顔を赤らめながら語ってくれたKKKさんも今となっては
      だせえ君一筋30年の恋のベテランです。
      時代の流れを感じますね。


ときめき乙女の突撃ラブってインタビュー〜番外編〜  投稿者:66/25  投稿日:12月19日(水)00時38分23秒  ■  ★ 

      いやー、最近は苛々した時にだせわーに書き付けてストレス発散するんですがつい
      つい匿名でもないのにマズイこと書いちゃって投稿前には消したり修正してます。
      ネガティブなときに投稿するほうがいいものはできるんですがしがらみが許してくれ
      ませんからね。ははははは。

      と語ってくれたマイクも最早齢23です。時代の流れを感じますね。

      次回のインタビューはお休みです。御了承下さい。



尼崎と府中には共通項があるのか?  投稿者:ネ研アブナイ支部  投稿日:12月21日(金)23時41分48秒  ■  ★ 

      かつてネットの大蛇女(おろちおんな)として恐れられた魔神女ねね。
      仕事から帰るとすぐに床につきテレホの時間に起きだしてチャットに
      興じる異様な光景は家族ですら安易に近づけない不気味さを漂わせて
      いたという。
      そして今、関西地方でも同様の現象が見られるようになった。尼崎市民
      は「大蛇ねねの再来か?」と不安を募らせている。

      尼崎市内にすむ引き籠もり女性Kさん、彼女は仕事から帰宅すると食事
      を済ませ10時には床につく。ところが早朝4時頃布団からのっそりと
      這い出してパソコンのスイッチを入れネットゲームに熱中する。母親の
      A子さんによるとゲーム中は部屋に入ろうとするだけで激怒し暴力を
      ふるうのだそうだ。

      Kさんの身を案じたSさんが「ゲームなら夜に一緒にやろう」とメール
      を出したが返事は無いという事だ。Kさんはネットゲームの為に新しい
      マシンを組んだ。このマシンが朽ちるまでKさんのネットゲーム人生も
      終わることはないのだろうか(ネ研日報社会部 有島浩二)


れいら栄光の日々  投稿者:西島町三丁目  投稿日:11月20日(火)18時30分03秒  ■  ★ 

      れいらは悪の秘密結社ゲスッの構成員だった
      れいらは煽りで様々な一般市民を陥れた
      そんなある日、れいらは幹部に取り立てられた
      組織への忠誠心が熱かったれいらは一層煽った
      しかしれいらはゲスッに反旗を翻した
      れいらがありす、弥太郎、マグロ、漬け物石と争う切っ掛けを作ったのは
      齢三十にして妖艶な美貌を誇る悪女ねねだった
      ねねに心を奪われたれいらは誰もがねねを狙っていると錯覚し
      ねねのバージン死守を宣言
      れいらの孤独な戦いが始まった

      次回  bfmの裏切り



立ち上がれ!同胞達よ!  投稿者:(o^ー^o)ノ  投稿日:11月28日(水)14時55分56秒  ■  ★ 

      「だせえ君の為」を金科玉条の如く唱え、
      それにより自分が喜びを感じるという。
      これがだせえ君をネタにしたマスターベーションでなくして何ぞや!
      だせえ君の為を思い、だせえ君に真に尽くすならば
      だせえ君を独り立ちさせるためにもだせえ君を甘やかすことなく、
      だせえ君の米を燃やし、刺客を差し向ける筈である!
      幸い在野に真にだせえ君を思う志士は多かった。
      だせえ君の周りでだせえ君を補佐する昨今の重鎮共こそ君側奸である!
      立ち上がれ!在野の志士よ!共に自己保身に陥った俗物共からだせえ君を救うのだ!


愛の鞭  投稿者:ヽ(o^ー^o)ノ  投稿日:11月28日(水)19時50分43秒  ■  ★ 

      だせえ君は漏れにギャグを書いたメールを
      送ってくれた(ギャグだけじゃなく愛もこもってた)。
      ただそのギャグはあまり笑えるようなギャグじゃなかったんだ。
      漏れは笑いの道には厳しいからだせえ君と言えど厳しく添削した。
      無論その厳しさが愛故なんだとだせえ君は気付いてくれた。
      だせえ君はその後なんて言ったと思う?
      ふふふ…
      言うと恥ずかしいし自慢してるみたいだから言うのやめとこっと(o^ー^o)ノ【禁煙】


だせえ解放機構(DLO)  投稿者:ヽ(o^o^o)ノ  投稿日:11月28日(水)23時36分49秒  ■  ★ 

      だせえ君はただそこに在るだけで価値があり、
      それを担いでいるあたしは絶対正義也と言わんばかりの暴論暴言!
      未だかつてこのようなだせえ君に対する侮辱を見たことがあろうか!(いやない・反語)
      彼が本店で誰よりも愛され固定空白問わず絶大な支持を得ているのは、
      彼の血の滲むような努力の結果である。
      だせえ君の実直さ、汚れを知らない愛くるしさ。
      それを守るためにどれだけ彼が努力しているのか存じないのか!
      それをそこにいるだけで価値が発生するとは、これはカルトである!
      カルトの手からだせえ君を取り戻せ!ジーク・ダセエ!


返歌  投稿者:ダセエ君と抱擁し隊  投稿日:12月11日(火)01時22分04秒  ■  ★ 

      真夜中に身体を清めしだせえ君の身体を汚す俺の楽しみ(*´ー`)
      だせえ君の汚れを知らぬ肉体を汚すは俺の役目なりけり(*´ー`)
      我が汗と様々な液交じりあいだせえ君を汚す楽しさ(*´ー`)
      だせえ君悶絶叫喚真夜中に二人の夜はまだまだ続く(*´ー`)
      だせえ君再び風呂に入らずば汗かき乱れ寝苦しき夜(*´ー`)


>該当者  投稿者:メアリー  投稿日:10月14日(日)03時58分35秒  ■  ★ 

      だせえ君ってださくないのにだせえ君って名乗ってるのはどうしてか考えた
      以前まではサナダ虫って名乗っててオフでも凄い気に入ってて自慢してたのに突然の改名
      これは誰かに脅迫されてるとしか思えない
      それが誰なのかまではまだわからないけど誰かに脅迫されてるのは確か
      多分あいつのせいなんだけどまだ証拠がないからマークしてるだけ
      あいつが動きだしたらすぐばれるから
      これは深いものを感じる
      いつか思ったのと同じ光景だし


・・・  投稿者:悶絶うにゃ〜ん  投稿日:10月16日(火)01時59分15秒  ■  ★ 

      先週だせえ君にオフで会った。
      相変わらずの太っ腹ぶりで銀座アスターのアンカケチャーハンを
      ご馳走になった。ホントにスケールのでかい人だ。
      そんでなに?だせえ君が自分を煽るってぇ?
      だからなんだってんだよ。確かにそういう時期もあったけど今はもう
      落ち着いているよ。彼は最近また一皮剥けて魅力的になってるよ。大人の男としてね。
      バイ疑惑に関してはここで堅く否定させていただきたい。
      彼の女性に対する好色ぶりは俺の幅広い人脈内でも他に類を見ないくらい
      ずば抜けてるよ。こんなお方がバイなわけないだろ?
      まぁここで俺なんかが多くを語るより近頃後退著しい彼の頭髪が
      それを如実に物語っているよ。


>悶絶うにゃ〜ん  投稿者:ブルドッグ田中  投稿日:10月16日(火)06時40分47秒  ■  ★ 

      女に好色だからバイじゃないという論理は成立しえない
      むしろ女に好色だからこそバイと言えるだろう
      性の放出のためなら男でも女でも構わない
      そんなスケールのでかさがだせえ君にはある
      バイだろうがホモだろうがみんなの憧れの的であることに変わりはないんだから


> ジョニー  投稿者:マイク  投稿日:10月17日(水)00時47分38秒  ■  ★ 

      > だせえ君の情報をオイラにも教えてくれよ!
      > オイラもだせえ君のファンなんだよ!

      筋骨隆々の野生男児って感じ
      こち亀の両津勘吉の背を高くしてロン毛にすればだせえ君になるよ
      背中には双竜のタトゥーがある
      老若男女問わず誰でも性欲の対象になりうる
      差別を最も嫌う男だせえ君
      君も本当の彼を味わいたいのなら千葉のラブホオフに出るといい
      彼をたっぷり愉しめるよ


>だせえ君  投稿者:沙也加  投稿日:11月20日(火)16時17分24秒  ■  ★ 

      だせえ君がおかしくなったのっていつからかな。
      やっぱりあたしがだせえ君の告白を拒んでから?
      だけどあれは誤解なんだよ。あたしはだせえ君が思ってるような女じゃないの。
      だせえ君に相応しい女じゃないって思ったの。
      だせえ君はあたしなんかといたらダメになっちゃうと思って断ったんだよ。
      本当はあのとき凄く嬉しかったもの。
      あれからだせえ君、自暴自棄になってレイプして逮捕されちゃったから言いそびれてたの。
      仲の良かったありすちゃんや初恋のねねちゃんに
      辛くあたるようになったのもあたしのせいだよね…。
      ごめんね…。


旧姓松だせえ子 もうすぐ笹川だせえ子になります(*^_^*)  投稿者:マツダセエコ  投稿日:02月13日(水)15時50分21秒  ■  ★ 

      だせえ君を俺色に染めるのが俺の使命だったわけだけど、もう既にそこまで
      だせえ君が俺に夢中だとは知らなかった。
      これも一重にだせわーの皆さんのお陰です。
      今まで煽り合ったり騙り合ったこともあったけど、こうして感慨に耽っていると
      全てが懐かしく素晴らしかったように思われます。
      俺からだせえ君を奪おうとして本当の愛に気付かせてくれた人、
      俺とだせえ君を合わせるためにオフで幹事を買って出てくれた人、
      そして俺たちの愛を見守ってくれた全ての人にありがとう!
      俺たち結婚します。だせえ君と幸せになります。子供の数はカマキリ


僕のマドンナ  投稿者:雄蕊のあれ  投稿日:02月04日(月)22時03分12秒  ■  ★ 

      新500円硬貨を両替してもらうときや細かい硬貨を100円玉にしてもらうとき、僕の
      マドンナははにかんで微笑みながら硬貨を丁寧に両手で受け取りウェーブのかかった
      肩まである髪を揺らしながら小走りで部屋まで駆けていくんだ。
      その後ろ姿にもぐっとくるものがあるんだよ、兄さん。
      そして彼女の笑顔が実にいいんだ。最高。これって恋かしら(*´Д`)ハァ
      ああ、胸がプラスチック爆弾みたいに破裂しそうだよ。

      恋は人を大人にする魔法のカクテルさ

      ってだせえ君がオフで言ってた台詞の意味が今漸くわかったよ。



     だせえ君日記 その1 その2 その3 その4 その5 その7
     その8 回顧録 おざなり 宵の明星 まほろば ギャハ日記


だせえわーるど@本店 からの転載をまとめたものです。


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