@文学系 〜宇多田レイパー語録〜(その1)
(無題) 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/26(日)07時56分59秒
> 投稿者: 投稿日:2000/03/26(日)01時43分34秒
>
> 文学青年ってバカだよな。
> 自分は出版の世界にそこそこいたからわかるんだけど
> 文学にはもう未来なんてないと断言していい。
> ペンクラブは言論暴力団みたいな組織だし、
> 若手の才能のある人間は小説なんか書きたくもないし
> 書こうとも思わず漫画やアニメに流れてる。いい状況だ。ぷぷ。
> 本が売れない理由を「若者の活字離れ」なんて言葉でごまかしてるが
> 単に作家たちの影響力が低下してるだけなのにね。
http://クリ島
一通り読んだんですけど、これは文学とかそういう話ではなくて、たんなる
よくある三流エロ出版編集者の劣等感入った愚痴にすぎないと思うんですが。
笑い。文学が死んだという常套句は百年以上前から言われ続けていたことで、
その不毛さは手垢のついたぁゃιぃ論と同じです。
文学を、マンガやその他のメディアと比較すること自体がナンセンスであり、
異種格闘技戦で相撲とプロレスどちらが強いかと問うようなものとたとえれば
わかりやすいでしょうか。実際に勝負した場合K-1が強いんでしたっけ? まあ
K-1でも虎でも何でもいいんですが、そうなると試合のルールを無視した何でも
アリの末期的なドラゴンボール状態、バイオレンスな喧嘩闘技になってしまい、
最後に勝つのは兵器をもつ傭兵や、戦争に象徴されるところの支配的な力です。
それが今文学を引っぱり出してきた異種格闘技メディア議論の基となっている
資本主義的価値観ってやつです。芸術とは本質的に何の関係もありません。
売れればいいのならコンビニ弁当で充分ですよ。笑い。小説やその他作品を
商品として扱い、その形式でなければならない必然性が皆無という前提にある
ならば、読む快楽は食べる快楽でも抜く快楽であってもよろしい。むしろ文学
的なメディアの立場にとっては邪魔でしかない、笑い。ビアホールでビールが
苦くて飲めないから甘い甘いサワーをもってこい、サワーは売れているからう
まいのだ、ビールに未来はない、ビールは死んだ、カルピスサワーお代わり!
こんな気違いが文学について語ろうとすること自体が、オウムの存在なみに
犯罪的なことです。
で、いつも結論として「じゃあお前が好きな小説やマンガ提示してみろ」と
言われると議論が沈下する光景が微笑ましいんですが、ようするに文学を批判
しておきながら全然文学については無知で、ただ「文学」という権威的なイメ
ージを批判しているだけなんですよね。スレッド読んでいると文学が屑だの悪
だの、いや実は屑や悪の極みを目指すのが文学なのかもしれないんですが、そ
ういうのを見ているとまるで昔PTAが一律的にマンガを屑だの悪だの誹謗中
傷していたことが思い出されて、いったい彼らは子供の頃のピュアな気持ちを
どこに忘れてしまったのかと悲しくなります。
売れてるからいいというのは、PTAが「この小説は文学的に価値があって
すばらしいからよろしい。マンガは一部の馬鹿が読むものだ」と権威に隷属し
ていたのと同じことですよ。天皇と同じく、文学という権威が利用されていて
その形が変わったにすぎません。
作り手としても、小説が売れないからマンガやアニメに走ろうだなんて程度
の人間が、面白いものを作れるとは思えないですね。俺のような文学青年きど
りの者はよく「レイパーさんはベストセラーとか嫌いでしょ」なんて言われる
けど、結局文学とか創作芸術に無縁の者にとっては文学的なこと一切を内容で
はなくて自分勝手な権威的なイメージで定義しているだけなので、文学=純文
学=難解で面白くない=売れない=ベストセラーが嫌いなんていう短絡的な図
式でしか理解してもらえない。そういう人間と話すたびに世の中が嫌になって
人と話す機会が減り、まだしも自分の意見が言いっぱなしでOKの個人的世界
であるネットに引き籠もることになる。笑い。
売れる売れないは資本主義的な戦略と結果ですんで、あまり文学とかそうい
うのとは関係のない話と言い切ってもいいでしょう。ちなみにガルシア=マル
ケスの百年の孤独はベストセラーです、笑い。ポール・オースターの最新邦訳
「リヴァイアサン」も平積みになっていますね。売れることはいいことです。
マスコミ的な事情でいえば、小説だけでなく、全般的に本というのは売れてい
ません。編集者ならそのへん俺より骨身に把握している筈なんだけど。笑い。
まあ売れたらいいなと思いつつ文学に必須のエンターテインメントを磨きつつ、
現代小説の傾向としては読み物としての面白さを保ちつつ、文学的な面白さを
二重にしていくふうなのがいいんじゃないんですかね。それこそ文学で食える
だなんて幻想は捨てて、売れようが売れまいが文学的に面白ければそれでいい、
金がないなら女をソープで働かせ家の名義を売り払いただただ文学の道を進む
という生活は意外と楽しいものですよ? 笑い。
>空白君 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/27(月)18時45分19秒
> > 実績がなきゃ文学論するなってことらしい(;´Д`)(`Д´;)本気らしいぞ
> 当たり前だろ。売れてない奴が何を言っても無駄。
> 負け犬の遠吠え。現実は厳しいもんだよ。
> ま、アマが何を言っても無害だけどね。
君の論理で言うと、この掲示板という場において空白が何を言っても無駄で
無害で負け犬の遠吠えということになるんだよね(⌒▽⌒ゞ)笑い。空白の分
際で空白としての誇りもなく厨房古参ぶるんだから話にならんよ。まあ、そう
いうんであれば君がどれだけ実績のある人間か見せてもらわないとただの馬鹿
と解釈されてもらうが、やっぱりプロの意見はそう簡単には開陳してもらえま
せんか? ステキ。笑い。方々で調子こいてる新参のようなんで言っておくが、
俺の煽りインテリぶった個人板では君程度の人間は煽り要員としても通用しな
いよ。せいぜいAGStarに弾かれるくらいのスキルを磨いてからもう一度おいで。
笑い。
つーか文学論って売れてるのかオイ。笑い。あんま読んでないけど東浩紀の
例のバルト評論はわりと有名みたいだね。彼の思想はどうなんでしょ、ネット
で解説文はちらりと読んだけどいまいちわからん。
> 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/22(水)01時20分21秒
> レイパーにとって「言葉」って何ですか(´ー`)
> あくまで意思・情報の伝達媒介にすぎないのか
> あるいはそれ以外のものなのか
> 俺は伝達媒介を基礎とするものの構成により強い情動を引き起こす事が出来る
> 概念じみたものだと思ってますが(´ー`)
人が言語学が難解が苦手が記号論が囓ったがあまりよくわからんヽ(´ー`)ノ
あとで弟分の某Jが何か論じてくれる筈なのでそれを転載して話を濁させても
らいます、笑い。
言葉を小説作品の中の言語に限定して話を進めるならば、言語とはまったく
技術的なものだと思う。伝達媒介としてなら別にそれは言葉でなくとも絵でも
音楽でもセックスでも電波でもいいわけで、たまたま人間は言葉を手に入れて
フル活用しているけど、文字をもたない民族がいたりするように、実は言葉と
は人間にとって贅沢なものではないのか。
文学的北朝鮮としての前衛作品の多くがまさしく言語遊戯的であるように、
言葉の本質とは実は遊戯であり技巧によって人工進化させていくひとつの存在
ではないのか。頭上から石が落下してきたら打ち所によってすべてが終わって
しまうにすぎないナンセンスな世界において、死の恐怖と笑いを同時に表現で
きるのはただただ言葉だけではないのか。そんなふうに捉えています。
>所詮は東京新聞 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:1999/12/10(金)18時07分27秒
> 『創』の会社員氏の手記も、あれは単なる客寄せの域を出ない。内容的にも
> 事の顛末の説明になっていなくてがっかりした。情報が情報の後始末をつけて
「俺に書かせればいいものを」と真っ先に思った俺はいよいよネット気違い。
笑い。最近の創るにAKKYのインタビュー出たの? 俺に取材構成させりゃいい
ものを。
ああ、手記か。ならば、ごくごく適当に羅列してみると、
・騒動も少しおちついた現在の心境(マスコミやネットで大問題になったこと
に対するもの)
・東芝とのやりとり(話し合い)の現状
・文春やサイバッチで言われている中傷について事実の確認のみをもって釈明、
及びそれらマスコミやネットへの感想
・同時期にほかの告発サイトが勃発し、「クレーマー」なる表現がはやったこ
とについて、自らの影響をどう思うか。それは好ましいことか否か
・ウェブサイト(ホームページでも可)で告発したことについてどう捉えてい
るか。効果はあったか、どんな影響が及んだか、規模が大きくなって途中でサ
イトを停止したことについて、応援サイトや逆に苦情サイトの勃発、等々。
+事実というか証拠たる写真・文書などの掲載
こんな構成でやらせればいい。これだけの項目で充分枚数足りるだろうし充
分読み物として面白い。それに第三者が一連の経緯を解説する原稿を添えれば
いい。できれば端的な解説よりは、なぜウェブで告発というしだいになったの
か、なぜ「あんなに盛り上がったのか」、そのへんのところをわかりやすく分
析し、まあマスコミ批判くわえるなら文春の中傷記事を筆頭に、現在のネット
事件に対する報道の根本的な偏見や無知についてとか書いて、サイバッチあた
りは相手にすると喜ぶから名前出さずにアホ扱いして皮肉って(こういうのが
いちばん嫌がるだろ)、やっぱウェブの本質こそ「クレーマー」の精神にある
のではないかなんていう馬鹿な結論出して馬鹿な編集者と馬鹿な読者を煙に巻
くのがいちばん理想的ですね。笑い。
うん、どう考えても俺に書かせたほうが面白い。
> 投稿者:宇多田しイパー 投稿日:2000/05/31(水)23時44分59秒
> レイパー居る?
酒の飲み過ぎで、メディア論の原稿が進まないよ。笑い。
現代日本のスペクタクル社会の行く末を案じようと思ったら、それに酷似した
退廃を何処かで見かけた様な気がしたんだけど、やっぱり此処で良かったのか。
まあどうでも良い重要度だが記憶の隅に残ってた。
さて、罵倒上等和気藹藹のあやしいわーるど靄靄の旗が靉靉と晴天にはためいて
いた頃を思えば、哀哀たる情自然に発す、か。独歩だったかな。
乱痴気囃子的スペクタクル社会では厨房を大人が馬鹿に出来るなら、大人を厨房が
馬鹿にして何が悪い、等という真性骸吉破廉恥な思い込みが、論理の様なモノとし
て大手を振ってまかり通るコワイ場所な訳だ。実際に体験している住人には言うま
でも無い事だったかな。笑い。
中立を標榜してたら何時の間にか情報的に潜伏してた私だけど、笑い、まあ見て
ない事もなかったよ。酔い覚まし代わりに適当に分析してたらやっぱり書きたく
なりました。んで結局書き込むのな(>△<;)
文化的簒奪者という者は須く自分の到来が極最近の出来事だという事を記憶から
見事に完璧に抹消する習性を持っているね。というか能力を存分に発揮しているの
ね。笑い。
貧困な見世物社会の規律に身を浸す新参は原理的本質的にこのスペクタクル的な
言語のインフレーションの中で学習して行く訳だから、レトリックとして目前に現
出する敵に対し同じシンタクスで応戦するのをタチが悪いと指摘するのもどうかと
思うよ。少なくとも簡単に解決出来る問題じゃないね。寧ろ狂言の暴走への対応に
梃子摺る事自体よりも、その結果、以前に存在していた語彙が急速に消滅して行く
現状を嘆くべきじゃないのかな。
個性の消失も話題になっている様だが、こういうのもスペクタクル社会的な規範
と不可分である所の経験知の低減に関連があると思うね。本物の経験を知る可能性
を絶たれて個人的な好みを発見する事も、論理的に説明する事も出来なくなったら
そこには「選択」があるだけなんだろう。私も、うさだレイパーとでも改名しよう
かな。笑い。
懐古になるが、かつての住人が持てる能力の限界で自らに課していた絶対的な義
務の厳しさを知ったら新参厨房君達は速やかなる失禁脱糞を免れないだろうね。
自称住人の人々からノスタルジーは消失し、愛国心の拠り所もとい矮小な個人のア
イデンティティはぁゃιぃのシニフィエ的に言ったら不遜な観客としての誇り、
とでも言う物しか無いんじゃないか、等と思う今日この頃な訳だ。
おっと、ぁ論うぜえ(>△<;)……俺は何を書いてたんだっけか?(≧∇≦)笑い
> 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/17(金)05時54分46秒
> 今朝の朝日新聞に赤川次郎の記事が載っててさ
> インタビューもあったんだけどさ
> 結構ワープロ、パソコンだとダメだとか言うダウソって多いのな
この手の話大好きですよ、ギコハハハ。
前にも書いたかもしれないけど今のワープロ手書き論争の、ワープロ批判派
の意見の大方は、たんに道具としてのパソコンを使いこなせてないがゆえの愚
痴にすぎないんだよね。笑い。これは90年代後半のマスコミがインターネッ
トにあまりにも無知で、数々のおかしな報道をつづけていた問題と似ている。
漢字変換の問題、パソコンならATOKなどIMEの技術的な問題ということになる
けど、まあそこらのオジサンオバサンがもたもたと白痴のライン工みたいに必
死の形相でパソコンいじっているようなもので、このレベルで論じられると、
もはや話にならない。
執筆の際の環境、リズム、集中するための技術、頭の中で想起された文章を
道具を用いて書き出す過程においての話ならいいんだけど、それが安易なワー
プロ叩きになるという流れの裏には非合理的な蒙昧主義があるから困る。ああ、
蒙昧主義は最近弟(某J)が使ってて気に入ったからパクらせてもらってます。
説明面倒だから広辞苑より転載。
> もうまい‐しゅぎ【蒙昧主義】
> 〔哲〕(obscurantism) 権威と結びついた既存の非合理的思想を擁護し、自
> 由で合理的な思想に反対する態度。もと、啓蒙主義者が自分たちの闘争の相
> 手の態度を称した語。
まあ、小説や文章は頭で書くもので、自分に合った道具を使えばよろしいん
じゃないんですかと合理的に説明しただけじゃあ、糞くだらねえ屑雑誌の企画
は通りませんし、書家の立場もありませんし、阿呆作家どもは何も語ることが
なくなるでしょうし、俺も煽れませんからねギコハハハ。
>電波親父 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/17(金)13時02分13秒
> > インフォセーキが「ワープロ批判」が検索したよ。
> > http://member.nifty.ne.jp/hakuhyodo/kuzu/warochu.html
> 井上ひさしも最近手書きに戻したってどこかで書いていた。
> 理由までは忘れたけど・・・
このページ保存したよんヽ(´ー`)ノ できたらそのうち、こういうページ
や雑誌キャプなど集めて、あやしい@手書きワープロ論争みたいなの作れたら
いいね。
井上ひさしのは、2月に出た週間朝日の記事だと思う。
立ち読みしただけだけど理由はたぶん似たようなものだったと憶えている。
手書きやペンには暖かさがあるとかいう、なんつーか宮台とかいうテレクラ馬
鹿の「まったり」なみに曖昧な表現で馬鹿ぶり炸裂したコメントだなと読んだ。
記号の恋とかああいうの書いてるような作家までもが……中年男女の機械への
インフェリオリティ・コンプレックスやトラウマはもはや共通するものなのか?
即興で「悪口」にすぎない売り買い言葉のくだらん悪口言い返してみれば、
> 1.ワープロは非人間的であって、忘れる、創造するという人間的なことが不得意
> だから、限界をわきまえて使うべきである。(野元)
マカーを見ろ、Macはキャプテン翼君にとってのサッカーボールのように友
達以上の存在だ。ゴミ箱に捨てればすぐ忘れる、たまにHDごとぶっ飛んで死ん
でしまう。勝手にウイルス感染する。プログラミングは創造以外の何であるか。
ワープロもろくにいじれず、思考の限界をわきまえるのは己のほうである。
> 2.ワープロの手紙・原稿には、手作りの良さやぬくもりが感じられない。(野元)
そこらの主婦が出来合の総菜買ってきたり冷凍食品を解凍しただけの手抜き
料理を皿に移し替えるだけで手作りの感じがするなどとほざくがごとき低俗な
感覚であり、そんな障害者かガキの陳腐極まりないゴミ絵やゴミ詩をありがた
がるような被差別蒙昧主義など感じる必要すらない。新聞に投書する団体職員
や70歳の無職なみの言説だな。
> 3.辞書を引く頻度が減り、漢字が書けなくなる。あまり低学年からつかわせるの
> はどうか。(上坂・野元) 基礎的な力を前提としてワープロを与えるべき。(上
> 坂)
CD-ROMの広辞苑その他辞典があり検索機能を生かしてたとえば柳瀬尚紀がジ
ョイスの言語遊戯小説フィネガンズウェイクを日本語に翻訳したことなどは夢
にも思わぬのはしかたないとして、ワープロで漢字が書けなくなったと言う馬
鹿の大半は元から書けないに決まっているだろうが。まあガキは手書きで文字
を憶えたほうがいいとは俺も思うけど。手書きとワープロが混同した過渡期だ
からね当分。
> 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/18(土)01時13分58秒
> ふと思ったが機械入力反対に対する反論として、機械入力を基本とした作家独特の
> 手法なんかの事も考えて論議すると面白いかもしんない
> なんて思ってみた
> バロウズのカットアップメソッドとかさ
> 夢枕漠の小説(つーのかあれは)とかさ
> だいたい機械入力が駄目だ!って言うのは極論の極みに達すれば
> 本は手書きでなきゃ駄目だ!印刷機なんてとんでもない!
> って事になるんじゃないのか。
> と、好きだらけの投稿をしてみて盛り上がるかなぁ、などとネタ振りの練習をして
> みたりする。わらいいいいい
掲示板の最大の特性はふと思いついたことを書いても時間がないとかたかが
掲示板だからという免罪符でもって許されるがゆえに自由な発想を生み出し、
話が予想外の脱線をしていくところにあります。笑い。
http://inscript.co.jp/dan/wsb2.htm
http://www.vacia.is.tohoku.ac.jp/%7Es-yamane/master_thesis/draft.html
http://www.vacia.is.tohoku.ac.jp/%7Es-yamane/master_thesis/Burroughs.html
カットアップという手法はとりあえずこのへん参照すればいいかな。俺はバ
ロウズあたりはあまり詳しくないんだけど、まあパロディとか言及とかある意
味必然的とも言えるほかの小説との関係性である間テクスト性や、バルトあた
りの言ってることで、コラやモンタージュのテキスト版であると極簡単に言っ
ても差し支えない、のか、な?
名前忘れたけど断章形式のテキストを箱に詰めてどれから先に読んでもいい
という実験小説を書いた作家がいる。東京創元社あたりから出てる……真ん中
のページが青い海を表わしていて、二冊の本を上下逆にしてくっつけたような
体裁でどちらからも読み進めることが可能で、ギリシア神話の何だかを枠組み
とした悲恋の物語……題名失念したけどそれを書いた人の作品で、当然翻訳は
されていません。
上のURLちらと見たけど一人称や口語体がタイプライター云々というのは、
ちょっとこじつけすぎのような感じがしたよ。笑い。どうなんだろう。
>相談君Z 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/18(土)02時25分58秒
> 手書き →タイプより時間がかかる。
> 推敲しにくい(大幅に文章を入れ替えたりするのは原稿用紙だと大変)
> その結果→頭の中で推敲しながら書くようになる。
> タイプ →手書きより早い。
> 推敲しやすい(コピーペーストはやっぱり便利)
> その結果→書いた後で推敲するようになる。
> ということで、優劣はともかく結果(作品)には影響してくると思うわけです。
俺は頭の中で推敲しながらタイプした上でさらに読み返しては多少の推敲を
入れているので、手書きワープロ・ハイブリッドな書き方をしているのかもし
れません。笑い。しかも書く速度は高速から休憩までかなりの開きがある。こ
の思考と執筆のインターバルを自在に操れるというのは画期的なことなのかも
しれない(多少の馴れが必要だから、専門的な技巧論になるんだけど)。
そのスタイルはもちろんワープロを使い始めて強まった傾向ではあるけど、
手書きで書く場合も何度も赤入れては新しく書き直し……をくりかえしていた
ので、実に手書きはめんどうくさいというか、実は俺は頭の中で何も推敲して
おらんのではないかというか、少なくとも道具に自分の文体そのものが左右さ
れることはなかったので、今の手書きワープロ議論のスタイルには大いに疑問
であるわけです。「心がこもっていない」なんて言われたら議論は紛糾するに
決まっている。
とまあそのような個人的な事情はさておき、確かに上のチャートのとおり手
段によって何らかの影響を含むのは当たり前で、ハンマーで投打した場合とナ
タで投打した場合とでは死に方や死体に違いが生じる。掲示板の文章が簡略な
口語体で書かれることが多いのはまあいろいろ事情はあるだろうけれどなるほ
ど、タッチタイプによって速く書ければ崩しぎみになるというか、その形式じ
たいがすでに文章に対して簡略化を要請しているのだとも言える。東風荘など
の白痴言語によるチャットを見て痛感したよ。壁の落書きに落書きをつけたす
とき、T.S.エリオットの詩を書く人はいない。バロウズあたりは現代性で
もってフィットするかもしれないけど、笑い。
>空白君 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/02/02(水)23時20分54秒
> あいかわらず寂れまくっているミレニアム
> 起死回生を狙って作った即リンも流行らず(≧∇≦) ブァッハッハッ!!!
(’=’)はぁ? ここは実質本質的にあやしいわーるど@文学系ですよ?
たかがネットの掲示板を自分の居場所だと思いこんでちょっと人がいないと
寂しくなっちゃって鼻くそ並の妄言書き散らしてはiria やiSAKURAにぶっこん
だ糞エロゲアニメワレズだけでは飽き足らぬのか数バイトの痴性を垂れ流して
ネット環境破壊に勤しむぁゃιぃを内部から滅ぼそうとするいやとっくの昔に
滅ぼしやがった腐れ糞空白兼没落固定のチャット猿は、しば時代から存在した
いますぐリンクがリニューアルしたためID=strangeをたまたま俺が取り直した
という事情も知らずに己の矮小な井戸端政治でもおばさんよろしくゲハゲハと
笑いながら必死になってぁぃぁぃとクリスマスで地下工作しまくって管理人に
鼻で笑われて島流し食らった挙げ句酋長に心の中でそっと嫌われて誰からも相
手にされずに表チャットででも上っ面の会話で最低限のコミュニケーションを
後生大事に続けていればぁあああああ?
とまあ煽り文はジャズの即興に近いものがあってプレイするぶんには面白い。
>空白君 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/02/02(水)23時37分40秒
> > (’=’)はぁ? ここは実質本質的にあやしいわーるど@文学系ですよ?
> >(略)
> > とまあ煽り文はジャズの即興に近いものがあってプレイするぶんには面白い。
> 考えるのに小一時間は費やしてるくせに…
あれくらいの煽り文では小一時間、ちょっとしたテーマのときは2時間くら
いかけて考えてから書きますよ(≧∇≦) あなたはジャズがどれだけ理論で
構築されているか想像したことがあるのですか? どうせJ-POPみたいな「歌」
ばかり聞いてMP3ばかり落としてカラオケで下手な歌がなっているのでしょう?
あなたのような人は音楽を聴いているんじゃないんですよ、あなたは聞いては
いるが聞いていない、あなたの耳は中耳炎だ! あなたの耳垢は腐っている!
私がどれだけジャズに傾倒しているのかちょっとでも想像できたら絶対にその
ようなことは言えない筈です、あなたは最低だ、メールアドレスも書かないで、
インターネットといえどもモニタの向こうには同じ人間がいるということを
忘れないでください。もう一度言う、あなたはもはや人殺しと同じなんだ!!
まったく本当に。笑い。とまあこれは即興で書いたからあまりよくない。
考えて書くのは楽しいよ。俺がチャットを嫌ってる点はそこにあるんだ。
ネット始めたのもパソ通のだったからなあ。
>空白君 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/02/06(日)01時41分41秒
> なんのネタの無い煽りについてレイパーはどう考えますか?
まさに島流しにふさわしい話題をしていますね(⌒▽⌒ゞ)AGStar風皮肉。
ネタ潰しに固定潰し、実は自分は穀潰しってやつか。
ぁぃぁぃでもAGStarのあおい擁護について「うざいのをうざいと言ってはい
けないのか」という意見があったが、んじゃうぜえと言い続ければいいだけの
話であって、うざいと指摘する奴そのものがうぜえという指摘に対しては拒絶
しているわけで、なんつーか馬鹿は自己矛盾に陥っていることも気づかんから
馬鹿だな。その上ちょっと反論されたら「自作自演うぜえ」「取り巻きうぜえ」
「仲間意識うぜえ」と政治的言説に逃げる。どこまでガキなんだか(⌒▽⌒ゞ)
徹底して自分のうぜえものはうぜえと言い切って戦って死ぬ覚悟もなく包茎の
チンコいじって「ねえ、出してよお。出してよお」と女に迫るが如き情けなさ。
結論としてうぜえ=うぜえであり、人目を気にして煽るなみっともない。笑い。
んで、煽りはぁゃιぃの華だとかヨタこいてる馬鹿が多いんだけど、何の芸
もない煽りってのはそれこそ「厨房」なのであって、インターネットの匿名性
を利用して誹謗中傷を繰り返すユーザーと木村太郎に指摘された挙げ句に名犬
ヨッシーにソーシャルされてテレビカメラの前でオタ顔モザイクつきで晒して
「自分は……たぶん、インターネットという世界にハマりすぎて、よくわかん
なくなっていたんす」なんて謝っちゃうような俗物性の持ち主だから嫌い。笑。
と煽ってもまたむなしいところが現状で。はあ。
>安藤健二 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/02/06(日)04時44分00秒
> うはは。煽りはオープンな掲示板である以上、必要悪っぽいような気もしますが、
> どうせ煽るんなら、あいつを殺しておれも死ぬ!みたいな自分の身をかけた
> 本気の煽りをみてみたいですね。安全地帯からの煽りは、飽きたっす。
> その点AGStarさんはえらいね。(爆)
なるほど、煽りは必要悪ですね。週刊誌が犯人同然の容疑者の顔写真をジャ
ーナリズム的制裁として掲載することと似ている気がします。うざい奴を煽る
のは必要だけど、その繰り返しで煽り土壌が出来てしまうと、たいしてうざく
ない奴までも煽られてネタ潰し固定潰しの傾向になってしまうという問題で。
これは一年前に思ったことなんで今とはまた状況が違うけど。今は何というか
強靱な悪意のある煽りはたいてい初心者の方によるものなのであまり面白くな
いです。レイパー最近おとなしいとよく言われますが(もともとおとなしいほ
うなんですが?)煽りというのは手段選ばず相手の精神に傷をつけることなの
であって、放置(無視)というのもまた最高の皮肉であってね。笑い。私はそ
りゃあもう煽るときは「こいつ朝までに自殺に追い込む」くらいの意気込みで
煽っていますし煽られたら頬がプルプル震えてマウス壊れるくらい力強く握り
しめて唾液垂らしながら必死の形相で「俺はインターネットのアンダーグラウ
ンドの有名固定なんだ、俺の世界を壊すなああああ」と呟きながら空白になっ
て(空白になって)自作自演してそのうちお礼を強要して逮捕されちゃうんだ
から。
途中から何書いてるのかわからなくなった(本当に)。ごめん。
つーか、ぁゃιぃの住民どうしが煽り合うのってもはや馴れ合い以外の何物
でもないような気がします。だって毎晩同じ面子なんだもん……せいぜい、ぁ
ぃぁぃとクリスマスの一部の住民どうしが、目糞鼻糞噂しあって(噂話に火が
ついて)いるくらいでしょ。キチガイ隔離所(ここ、ここ)で俺がうぜえ長文
で嫌みったらしく煽ったりするくらいかあとは。仮想敵が今ほど必要な時代も
ないのかもしれません。木村太郎でした。
>あw 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/02/01(火)00時49分24秒
すべての言論ジャンルに、評論は必要不可欠だよ。それは「今回は九〇点」
「前の作品のほうが良かった」といったごく単純な採点式のものから、その哲
学性や技巧について分析してゆくものまで数限りなく幅広くあるのだと思う。
あやしいのような掲示板をたんなる日常の会話と見るか言論の所産の作品と見
るか、そのテキストを蒐集しているあwはもちろん後者の最たる者でしょう。
まあ評論なんつーのはそもそも的確に作品の本質を言い表わすものであって、
作品が作品それ自体の言葉で何かを語っているのなら、評論はその何かを評論
の言葉で再構成しようというものでさ、俺が好んで書いているパロディと同じ
で、作品を破壊して凌辱して馬鹿にして挙げ句の果てに俺のほうが偉いと宣言
しているわけで、例えば下記のような感じで文句つけられたとしたら、
> 確かに、評される側にしてみればウゼェことこのうえないだろうな。
> オマエ何様?みたいな。人を上から見下ろしてんじゃねぇよ、みたいな。
俺は俺様であってお前のように単純な言動を吐く馬鹿は上から見下されるの
も当たり前だこの馬鹿、評論してやっているにもかかわらずそれをはねつける
とは何ごとだ一丁前の作家にでもなったつもりかアハハハハ勘違いするなこっ
恥ずかしい奴だな読書感想文でも褒められたいのか馬鹿、評論されて裸になる
のが怖いかこの小心者めいじめられるのが怖いかフリースクールでも通って障
害者といっしょにチンポ咥えながら傷舐め合って下手糞な作品を褒め合ってろ
閉塞性自我肥大症の人格異常者め、評論といえば採点式のものしか頭に浮かば
ぬ試験恐怖の負け犬戦後民主主義義務教育のオジカスの如き無教養の百姓家系
の足の短いタスキの長い典型的日本猿、ちったあ自分の至らぬ点を自覚してこ
れからも精進しますってなかわいい科白でもつぶやけばかわいいものを俺が!
俺が!のエディコンありまくり近親相姦自慰経験ありあり野郎はてめえの取り
巻きひしめくお礼は五行以上のドグマ掲示板荒らされて必死になって高卒は高
卒なりの字義通りの意味での三流作品論でも得意げに語って死ぬまで母親の垂
れ乳の横についてた副乳の感触でも思い出しながら人前でオナニーしてろよ、
う゛ぁーか。
ってな具合に煽り返すのが評論的には正しいです。
ええと、トイレに行ったら何を書いているのかわからなくなってきました。
つまり評論行為はうざいんだけどべつに気にすることではないというお話で
した。笑い。
>空白君 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/02/01(火)01時03分22秒
> > 君に時間をかけて長文レスを書いている
> さっきからがんばって読んだが、つまらないので
> 長さはどうでもいいからつまらないのなら書かないでくれ。
だからさっきから君の頭の中へ直接何度も何度も説明してあげているように、
詰まる詰まらない面白い面白くないの単眼昆虫視点的な好き嫌い批評ってのは
いまどき女子高生でもそのような態度が馬鹿馬鹿しいことぐらい自覚している
んだから、詰まらないのならどこがどのように詰まらないのかそのメカニズム
を評論として言い表わしてからそう主張すべきであって、最初から最後まで詰
まるの詰まらないの便所の業者じゃないんだから、詰まりもしない無意味な取
り巻きどもが「面白かったでしゅ、萌え萌えー」糞空白が「つまんねえ、うぜ
え、うぜえ」ってな横レスほど実にみごとに書かなくてもいいものは無いの。
ついでにサー風に言えば「尻馬は失せろ」だ。
(無題) 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/21(火)02時36分17秒
> 投稿者:偽レイパー 投稿日:2000/03/20(月)21時16分22秒
> ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
> さっきまでレイパーを騙ってたのは私でーす!!
> お前ら本当にバカだなぁ。
> 空白の書きこみには無視するくせに
> レイパーみたいなインチキハッタリ人間には
> こびるようにレスするのな。バーカ!!(゚Д゚)
> どうでもいいような内容なのにな!!ギャハハハハハハ
> お前らクソクソクソ!!ギャハハハ!!!
上の投稿も含めて「どうでもいいような内容」であるところの投稿に対して、
それが固定の投稿だからレスが貰えるのだという彼の騙り実践に伴う論理はし
かし、そんな彼自身がいちばん固定に対して媚びている証明にもなっていると
ころが惜しい。レイパーというハンドルを選択した時点で巷で言うところのあ
の日本的な俗物根性フル発散した概念の膿である「取り巻き君」だ。ミレニア
ム時代には「空白君とかいう取り巻きうぜえ」と抜かしていた白痴がいたな、
そういえば。笑い。ハンドルの有無でレスするんで拗ね(⌒▽⌒ゞ)
それはさておき、笑い、ネットの掲示板の文章というのは所詮「それが掲示
板だから読む」ものでしかないのだという不毛について再び考えさせられたよ。
そんなこと言っちゃあ、おしまいなんだけど。
> 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2001/08/03(金)09時53分01秒
> > 「フェアリイ・ランド」ポール・J・マコーリイ(早川書房)
> > まだ読んでないけど巽孝之がオビに推薦文書いてたから古本で衝動買いした。
> 本屋にあれば買うよヽ(´ー`)ノクスコ
面白いのでカバーのあらすじを引用するよ。
大天変と呼ばれる気候の大変動により極地の氷が融け、結果、水没地域のア
ジア・アフリカからの大量の移民が溢れ返ることになったロンドン。街全体が
異国情緒に満ち、ロンドンの裏世界はさまざまな人種によって構成され、毎日
が騒然とした雰囲気に包まれている。しかも、「ドール」と呼ばれる人工的に
合成された肉体に電子チップを埋めこんだ一種のロボットの人権を主張するグ
ループが爆弾テロを繰り返していた。
逮捕歴のある遺伝子ハッカーのアレックスは、戦闘用に改造したドールを闘
わせる闘技場建設を試みるギャングと、そのギャングに私憤を抱く刑事の間に
立っていたが、やがていやおうもなく争いに巻き込まれていった。そして、争
いの渦中、現われた謎の美少女ミレーナはアレックスに手伝わせて盗んできた
ドールのチップを入れ替え、知性を持った「フェアリイ」を造りあげ、フェア
リイとともに姿を消してしまった。アレックスはミレーナの後を追ったが……。
> 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/02/26(土)03時23分33秒
> 実験的な作品という意味ではかなり以前から発表していたと思う
> 「脱走と追跡のサンバ」とか「バブリング創世記」とかね
> でもドタバタとパロディを極力薄めたそのあたりの作品が
> 実験小説としてクローズアップされるのは日本人の頭の固さのせいか
> 諸外国でも同じような事情であるのか
俺も筒井関係はなるたけチェックしているツツイストだよ。笑い。紀伊国屋
から出ているビデオで、「関節話法」のパフォーマンス朗読というのがあった。
内容を想像して爆笑しそうになったよ。間接話法のもじりで、関節による言語
をもつ異星人だかの小説ね。観たかったんだけど金欠で……レンタル屋に置い
ていないかな。
文壇事情はよく知らないけれど、ドンドコの子、ドコドコを生み……という
聖書の創世記等に見られる家系説明パロディのバブリング創世記を発表したと
きは、発狂したと思われるのが不安だったみたいなことをエッセイで筒井自身
書いていたように記憶している。このタイプのまさに言語遊戯作品は後年の
「15歳からの名刺による自叙伝」(タイトル失念、確かこんな感じ)という
短篇にもあるね。これは「実験」というよりむしろ「遊戯」であって、普通の
ひとつのジャンル小説なんじゃないかなあと思うんだけど、ほかにこういうの
がないから騒がれるのだろうかな。やってる当人たちもそれゆえに挑発的にし
ようとしているしね。
欧米だとジョイスに始まって一連の意識の流れ小説とか、まあ詩とか、多少
の土壌があるんだと思う。柴田元幸曰く、イギリスだとまだ文芸ドラマが商品
として成立する環境らしい。ほんとかなあ?
>空白君 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/03/28(火)08時22分57秒
> > ちゅうかよ、俺の好きなSFとか歴史小説は文学のお仲間に入んねえよな?
> > なんかブンガクブンガクした難しい本読んでると、全然別世界のように感じるよ。
> > 同じ活字メディアと思えねえ。
> この掲示板も活字メディアの一つなんだけどな
SF及び広義のSF的要素は現代文学以外の何物でもないですよヽ(´ー`)ノ
文学作品という権威的なものがあらかじめあるのではなくて、文学的つまり小
説として技巧的にすぐれているものをそう総称するキーワードが「文学」だと
受け入れてしまえば違和感なくなると思う。
ではなぜ文学という今のように誤解されかねない表現を用いるのかというと、
それを指し示す適当な言葉がそれ以外に存在しない上に、巷のサブカルきどっ
た連中がべつのものに権威性を見出だして、文学云々以上に権威に隷属した物
言いを繰り返す愚を避けたいという事情があるからです。J文学なんかはその
典型ですね。笑い。しかもこうなってくると大抵は「文学論」は語られないで、
過剰反応だとか言われて逃げられちゃう。それでも何か劣等感あるらしく悪口
を言おうとして、馬鹿だから議論の本筋へは一切口を出せず、実績を示せとか、
さながら掲示板の議論についていけなくなった気違いが「オフで会って話せ、
メールアドレスも入れていないような人間の言うことなど無駄だ。ま、そうい
う荒らし君が言うことなんて無害だけどネ」と反応するようなもので。笑い。
新卒厨房君の増える季節にはまだ早いと思ったんだがな(;´;ー;`;)y-~~
>銃夢 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2000/04/27(木)02時40分54秒
> > マンガは映画の著作物だそうなヽ(´ー`)ノ
> > http://iij.asahi.com/0426/news/national26024.html
> > 藤子不二雄(A)氏は「若い作家は雑誌連載だけでは食えない。単行本になり
> > 増刷されることで息がつける。それが難しくなると、マンガに新しい才能が入っ
> > てこなくなる。マンガ文化全体の危機」と訴え、会への幅広い参加を求めた。
> どこに目ついてるんだ?節穴か?A
> つーか素直に「俺のところに金が入ってこねぇからムカつく」って言えよな
> 自分達の頃と比べたら漫画業界恐ろしく変わってるんだからさ
だいたいマンガなんて読んだら即ゴミ箱行きなんだから古本屋は環境にやさ
しいリサイクル事業ですらある、と言ったら怒るだろうなあ。
著作権って金や利権の問題でしかないから、無名無収入無意味な一般サイト
でコピーライト宣言してるとこ見ると違和感が生じちゃうんだな。俺もそうだ
けど日記しかねえサイトで(C)書いたり、パクリとタカリのリンク集ふぜいが
5行以上でネット上の著作権フリーについて滔々と語っていたり。笑い。
弱小作家が雑誌に作品を発表するだけでは食っていけない業界の事情は小説
もマンガも似たようなものだと思うんだけど、これはもうたんに古本屋が悪い
とかそういうレヴェルの話じゃないよね。出版社やマンガ界、社会ひっくるめ
た全体の話で。会の主旨はどのへんまで突っ込んでいるんでしょう?
> 投稿者:エンジェリックレイパー 投稿日:2001/06/07(木)06時43分34秒
> おまえらが今まで読んだ小説で一番感動したんは何よ?俺、幼年期の終わりヽ(゚ρ゚)ノ
O・ヘンリーの最後のくずは(ρ_;) 病弱で色白の美少女くずははベッドに
伏せてPCのモニタを眺めながら「書込がない……カウンタの回りも、どんどん
減っていくわ。きっと私が次にリロードしたとき、カウンタが1しか増えてい
なかったら私も死ぬんだわ」と、弱気なことを言う。ルームメイトのつばつば
が「そんなことない、きっとみんなアクセスしてくれるわ。それに掲示板に人
が来ないくらいで死ぬだなんて、そんなばかな」と自分の不安をうち消すよう
に諭すのだけど、病気はどんどん重くなっていく。医者が言うには今夜が「山
だ」とのこと。隣の部屋の山田さんは自分を呼ばれたと思って「はい」と答え
る。くずはが眠っているうちにつばつばがこっそりリロードしてみると、カウ
ンタが1しか回らなかった。その夜はインターネットがどこも重かった。翌朝、
くずはが「リロードして。お願い」とつばつばに頼み、しぶしぶリロードして
みると、なんとカウンタが100も増えていた。その次の朝もカウンタが増え
ていた。くずはの体具合も快方に向かい、これならもう大丈夫だと医者に言わ
れた。「私、スクリプト改造したくなってきたわ」と明るく納豆ご飯を食べる
くずはに、つばつばが言った。「ねえ聞いて、くずは――カウンタが増えたの
は、しばさんがリロードしてたのよ。あのインターネットがすごく重かった夜、
しばさんはダイヤルQ2のバイダに繋ぎ直して、必死に一晩中リロードを続け
ていたの。その夜のうちに自動リロードさせるHTMLを作って、リロードさせて
いたの。そのせいでしばさんは電話代が払えなくなってオホーツクまで逃げて
しまったわ。くずは、あれがしばさんの最後のリロードだったのよ」(ρ_;)ゥゥ
> 投稿者:宇多田レイパー 投稿日:2001/01/11(木)14時46分06秒
> ここらでこの件に関してのレイプさんの意見を長文で読みたい所だが
語彙の話ッスカ(ドキュン敬語)。
語彙は本を読まないと身につかないよね。新聞や雑誌の記事は単なる情報に
すぎないので、本といっても小説のことだけど。どんな糞作家でも作家である
以上は一般人よりも言葉に対してデリケートなので、それぞれに自分の文体と
いうものを作ろうとしている。連載小説を執筆しているとき、広辞苑など辞書
のページをランダムに開いて、そこに掲載されている耳慣れない言葉を必ず
いくつか自作の小説に使うようにしていると、誰だか忘れたけど日本人の作家が
インタビューで言っていた。それがどのように小説の文体に効果を与えている
のかはわからないけど、話としては面白いと思う。
言葉というのは、白痴以外の人間なら、日常的に新語を生みだし、表現の
面白さに感動しているもので、だから本を読まない若いやつでも同世代や
仲間内に通じる範囲ではけっこうな語彙数だとは思う。イケメンとか。笑い。
ただし話し言葉と書き言葉は全然違うので、話し言葉だけで生活していると
言葉=情報伝達手段の域を出ず、それゆえにドキュンの煽りは「死ねよ」とか
「殺すぞ」「お前気持ち悪いな」がせいぜいであって、ネットでは失笑される。
実際に喋る、話し言葉であれば、どんな罵倒だろうが暴力を示唆していれば
脅しの効果はあるわけで、それ以上の言語的発展は必要ないからね。
それに「女とやった」「飯うまかった」「あいつうぜえ」くらいしか考えて
いない人間が語彙を多くしても意味がないというか、むしろ多彩な表現とは
バカにとっては邪魔であり、理解できないものであり、ストレートに「あおいの
オマンコすげー気持ちよかった」「王将の餃子すげーうめえ」「AGうぜえ」
と言ったほうが聞く方も単純にその感情を理解できるものだ。意思の伝達手段に
すぎない言語を日常的に使っていると、人はドキュン化していくのかもな。
何を書こうとしたか忘れた上に遅レスだから死ぬ(^^;ワラ
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あやしいわーるど@ミレニアム(閉鎖) & II からの転載をまとめたものです。
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