@関東軍防疫給水部(その1)


方向性   投稿者:BECK   投稿日:2003/09/09(火)23時48分13秒   ♪   ♯ 

      私はワシントン州シアトルのはらわたから生まれたへヴィ・ポップ/
      パンク/葬儀屋サイト、Experimenting out!をやっている
      安東洪次である(古巣のRemix系と言う事で昔のハンドルで出ています)
      結成からわずか4年にも拘わらず、彼はシングル1枚とLP1枚をリリースし
      あやしいWalkerコンピレーションにも多数収録されており、成功と名声
      そして、何百万というファンを獲得していない
      今の所、彼の大脳新皮質と冷凍遺伝子がヒット商品だが、将来的には:遺書
      肋骨の骨、墓石の欠片、鎮静剤、対戦車砲なども店頭に並ぶ予定。

      ここの主旨としては

      1.731のレクチャー
      2.寝言
      3.失神
      4.痙攣
      5.徘徊
      6.予約
      7.逃亡
      8.諦念
      9.再起

      本音は1だが、現実は2だろう。穴場として5あたりが予想されるが
      それらを加味して要楽しめ

      それでは今宵は以上にて、、



理想的徘徊   投稿者:BECK   投稿日:2003/11/17(月)00時07分01秒   ■   ★ 

      ここの趣旨は日々の回想と個人的な音楽趣向を絡めつつ
      乾いた語り口で己の現状を戯画化しようと試みる
      いつも通りの起きて放つ寝言、という形で進める以外の道は無かった

      11/16(Sun) 起床 AM11:00

      朝8時に起きてゴミを出して部屋の掃除をして外出という計画を
      昨晩の27時に立てたが寝坊した
      4つの目覚まし時計はたやすく突破され、1日の始まりから強烈な敗北感を味わう

      気付けの為、外に出て缶コーヒーを購入
      カフェイン剤を絶ってからアタマを完全に覚醒させるのに腐心する
      煙草を吸いながら飲むが猛烈に体がだるい
      細胞が生きるのを拒絶しているとしか考えられない程にだるい
      TVを付けてみるがアンテナ線が外れているようで砂嵐が映る
      直す気がまったくせずそれを30分ほど眺めて外出準備、目的地は腐れ大須
      復活した音楽的パッションに過給を加えるため携帯MP3プレイヤーを購入しようと思った

      駅まで行く途中に本屋に寄ってHELLSING(6)を入手
      移動時間中に読むがアンデルセン神父がとても格好良い、私も髪が伸びたら
      逆立てて丸眼鏡をかけよう、だが俺は背が低い

      鶴舞で降下したが地下鉄には乗らない、自分の足で歩くのは人類の基本だが
      ようは乗車賃を惜しんでのこと
      関東に居た時分は金欠と暇に任せて歩いて渋谷新宿間その周辺を徘徊しまくり
      そのためか短期間で地理を把握できたし、クソな物を色々と鑑賞できた

      大須はヒップホップや糞オタやゴスロリ女やパンクスや軍服や
      イイ顔の親爺やクソババアがガチャガチャと暮らしている犬の糞より
      馬鹿が多い街でなかなかに気に入っている

      私が糞オタの縄張りであるGOODWILLに行って然るべきコーナーで目的のブツを
      物色していると白人観光客が
      「★◎◇※↓#♪!????! MP3 is ▼□●$@¥┃? yeah!!」
      とかデカイ声でほざいていた
      そいつは異国の旅でとても楽しそうだった、俺はお前になりたいと思った

      私は悩んだ挙句、一番安いヤツを入手してとっとと帰った
      途中、ふと見かけた円盤屋とかいう輸入レコード店が閉店セールらしく全品50%OFFだった
      ここは比較的に私の好みの物が多くMY BLOODY VALENTINEのよく分からない
      海賊盤に高値が付いており、買うか買わないかで1時間ほど店内で悩む
      という馬鹿をやった経験がある
      なので私は期待に胸を弾ませて入店したが、モノはほとんど売りさばかれており
      ひいきにしているバンドのコーナーはどれも空っぽになっていた
      仕方が無いがせっかくなので、売れ残っていたBECKの見たことが無いジャケットのを
      1枚購入し撤収、なんであれ本屋やレコード店の閉店するザマを見るのは寂しい

      消費による経済的貢献を果たした私は満足して帰宅した
      こうして1日のメインの幕が降りるわけだが、そろそろやってくる毎日が日曜日を
      どうすべきか悩んだり悩まなかったりしつつ消灯する

      参考URL:Remix@大名古屋帝国
      http://www.strangeworld.cx/cgi-bin/remix/bbs.cgi?area=region07



殺戮!鮮血!全て滅多打ち!!(日本語の魅力) 投稿者:BECK  投稿日:2003年11月30日(日)23時43分13秒 ■ ★

      11/29 豪雨のなか帰宅。

      こういった雨の日には道路に転がっている犬・猫・その他の轢死体はよりみじめったらし
      くその醜態をさらすだろう。
      それに匹敵する醜態を生きながらに晒す人間が土曜の夜に向かった先はヴィデオ屋だった。

      性的処理のための西洋ポルノと、そこから生じる人間的尊厳の低下を防ぐための何がしか
      哲学的でかつ己の放蕩生活に大いなる悩みをもたらすような、そういったひとりの人間を
      成長させるような映画を一本あわせて借りて帰ろうと思った。

      洋ポルはとっとと決まった。
      「チェコ発、少女に襲いかかるネオナチ・レイプ集団!
       逃げまどう処女のアソコに電撃作戦(ブリッツクリーク)侵攻!!」

      という欧州の文化や歴史、その他人間の尊厳を根こそぎ踏みにじったコピーの付けられた
      物だった。

      この作品からもたらされる人間的パラメーターの低下はかなり大きな物になると予感した
      為、生半可な物ではとても相殺することはできないと判断。現状で唯一、対抗できるのは
      「東京裁判全中継 全3巻」あたりしか見当たらず、そんな物を見るくらいならどうしよう
      もない馬鹿の起こしたチンケな犯罪の裁判でも傍聴した方が得る物は多いと感じた。

      店内の徘徊を続け慎重にタイトル吟味していたが、運に頼りすぎたのか気が付くとホラー
      コーナーの一角に迷い込んでいた。私の体は巨大な安堵感に包まれ、まるでその場所が自
      分の身体の一部にも感じる。並べられたテープの背表紙に記される下品なタイトルの中に
      覚えのある物を見つけるたび、鑑賞時の光景や感情の記憶が鮮明によみがえり、アタマの
      中でアドレナリンの濃度がはね上がるのが分かる。

      もはやさっき持ってきた洋ポルを元に戻して、この中から思うままに5〜6本ほど借りて夜
      が明けるまで見続けていたい衝動に駆られたが、その日の免疫力の都合を考えて諦めるこ
      とに成功した。私の集中力や精神力の航続距離は短く、その場の欲求で一度に詰め込むと
      食あたりを起こし、それが名作であっても駄作に見えてしまう自体に陥る。

      それはこの世をドブにするが如く、腐った映像作品を産み出す非人どもへの不敬にあたる
      ので慎むことにした。低級ホラー映画を愛好する者が、駄作をいかに己の中で名作に昇華
      させるか、という錬金術のような能力を求められるのはこの辺りから来ているのかも知れ
      ない。

      その中でアルバトロスがまた奇怪な作品を出していたので、画像の貼り付けテストを兼ね
      て出しておく。

      「静寂が包む夜、無残に殺された一人の少年。
       息を引き取る直前、彼が目にしたものは古ぼけた案山子。
       行き場を無くした魂は案山子にかりそめの聖地を見つける。
       そして生命を宿した案山子は夜毎血祭りをくり返す!!
       殺戮!鮮血!全て滅多打ち!!
       アルバトロス・コア発!前代未聞の殺人鬼がここにいる!!!
       案山子男の血みどろ殺戮開始!」

      
      アイアンメイデンのジャケットではない

      最終的に2本目は借りなかった。かったるくなり、すべてがどうでも良くなった為である。
      こうして私の人間性はまた一歩、デグラデーションしていくのであった。



死体画像がもたらす、屍脂を塗った神経の安息 投稿者:BECK  投稿日:2003年12月06日(土)00時49分43秒 ■ ★

      くだらない事になった。
      夜中に頭がテンパり、ベッドの上で速度の速い音楽にあわせて痙攣していたら
      誤って携帯電話を蹴り壊してしまった。
      昨今、不要な出費を慎んでいたため自分の愚行を罵ったが、携帯電話が無いと
      時報・天気予報・目覚まし時計といった生活に必要不可欠な項目が抜け落ちて
      しまうので、だるいが新しいのに買い換えた。

      古い機種のを長く使っていた為、最新の機種など縁も興味も無かったがカメラ
      が付いているのには驚いた。

      使い勝手が良く、ふと街中で小動物の轢死体を見かけたり、うっかり殺傷事件
      などを犯しても、それを持ち前の直感映像素質だけでカヴァーするのには限界
      があり、その一瞬の貴重な映像を素早く鮮明に記録するのにこれはうってつけ
      の機能であった。

      やはり人間の記憶には限りが有りその貴重な容量は、

      「人間の体内から無数の寄生虫が食い破って出てきた」
      「幼女が無数のクソオタに金属バットで撲殺されている」
      「犯人のアリバイを崩すため、ババアの墓を掘り返したら孫の死体が入ってた」
      「眼前に水爆が投下され、その瞬間に生じる物理学的奇跡」
      「一ヶ村、焼き尽くし皆殺し犯し殺し吊るし殺し、エル・トポまたはポル・ポト状態」

      と言った、ここぞという時にのみ使用した方が後々より人間としての深みが増
      す因子となるだろう。トラウマと経験は同義である。

      私は空気銃を手に入れた中産階級のクソガキのような気持ちになり、これから
      出遭う楽しいできごとを思い、胸が震えていた。
      この感情が淡く消え去らないよう、私は枕の裏に仕込んである最新の死体写真
      集を読み始めた。
      こいつは南蛮渡来の根こそぎイカレたブツで、どいつもこいつもヤバイ状態で
      五臓六腑を床にブチまけている。

      オマエの頭を開いてちょっと気軽になって楽しめ〜、などと口ずさみながら、
      私は割れた頭部から白い脳味噌のはみ出したワンショットじっと眺めていた。
      久々に神経のトブ音が聞こえて、それを皮切りに携帯電話のカメラ機能をONに
      し雑誌の中からお気に召すまま、何枚も慎重に撮影していった。
      アタマの中のフィールドが軽い紛争地帯と化し、私はネクロフィリアックな戦
      場カメラマンか、または餓え果てたハイエナと成りまして、そこをご機嫌よろ
      しく徘徊し自由気ままに死体を探す。

      簡素なヘッド・トリップを終えた私はいくつかの画像を吟味し、己のセンスを
      信じてもっともクールな一枚を選び出し、携帯電話の待ち受け画像に設定した。
      見ると、適度に質の悪い画像が被写体をよりよく引き出している。
      暫くの間はこれを身に潜ませての生活が続くのだろう、私はこの感覚を味わい
      たかった。

      併せて、ポケットに刺突用ナイフやスタンガンを忍ばせるのに飽きたり、時代
      遅れを感じたりするような、ワンランク上を目指す芯から頭の腐った青少年に
      以上のような行為についての一考を勧めてみたくもなる夜であった。



PM23OP 投稿者:BECK  投稿日:2003年12月11日(木)23時36分29秒 ■ ★

      私は人間のクズだが、クズにもカースト制のように様々なランクがあり

      「無職」「引き篭もり」「AV」「立ちんぼ」「ポン引き」「芸術家」「身体障害者」
      「老人」「年金生活者」「パチプロ」「在家信者」「出家信者」「中卒」
      「路上生活者」「エイズ」「共産党員」「学会員」「密猟者」「アル中」
      「用務員」「体育教師」「ラグビー部員」「空手家」「レスラー」「ロックンローラー」
      「死体マニア」「下着マニア」「軍事マニア」「鉄道マニア」「女装マニア」
      「スカトロ」「小動物殺し」「ロリコン」「ホモ」「レズ」「デブ専」「フケ専」
      「ゴミで家を飾る」「立候補者」「中東出身者」「女」「男」「人間」

      と、脊髄反射で浮かんだ単語を適当に並べても底が尽きない。
      ちなみに最下級のランクは「天皇家」である。

      私のランクは「エセ・ジャンキー」であるが、もう長くその場に留まっているので
      そろそろただの「ジャンキー」へとランクダウンさせようと思っていた。
      そこで、私はネーデルラントの首都かインドの一部の州へおもむき日本では
      禁じられた遊びに数週間ほどシケ込もうと、ここ一ヶ月ほどその計画の立案に夢中であった。

      私は毎晩寝床に着くと十返舎一九の東海道中膝栗毛のような、そんな東大寺の柱に
      挟まって(大雪山よろしく)S〜O〜S〜身〜動〜き〜取〜れ〜ず〜といった
      紀行文を書くことを夢想したり、携帯MP3プレイヤーの限られた容量にどんな曲を
      ブチ込んで行こうかと悩んだりしては眠りにつき、それだけが唯一の生き甲斐になっていた。
      そんな私の積年の大怨に流血の裁きを下すような願望を実行する日が、ついにやってきた。

      が、恐ろしい事に何らかの手違いで退職の日が一ヶ月以上、延びやがった。
      その事実を当日になって知らされた私は蜃気楼を食わされたような気分になった。
      眼前に広がっていたアジアのクズに向ける白人の冷たい眼差しが遠ざかっていく。
      小銭目当ての薄汚ない乞食のガキが経済大国出身者から逃げ去っていく。

      いつも通り己の希望や期待はこのようにして、
      人生のあらゆる角度から裏切られてゆくのである。

      実行に移せたとしてもどうしようも無いくらいの冬で、望外のだるい思いをする可能性がある。
      「この〜長い冬が〜終わる前に何かを見つけて生きよう〜」
      とかほざく不吉な歌が頭をよぎった所で、投稿数増加の為の等幅改行をしない投稿に幕を閉じる。



 投稿者:BECK  投稿日:2003年12月20日(土)23時07分09秒 ■ ★

      12/20(Sat) 起床PM12:00

      私は今日と明日で2連休であった

      久々に生バンドで音楽が聴きたくなり、ネットで近場のクラブ・ライブハウス
      情報を漁っていたらDAY TRIPいう所で、名大医学部軽音楽部企画による
      有象無象のアマチュアバンドを集結させたイヴェントが入場無料で行われて
      いたので、是幸いと観に行った

      医学部企画というからには、ホール内を人体解剖図ポスターや赤痢・日本脳炎
      といった単語を殴り書きした貼り紙で装飾し、医学生たちが持ち出した
      モルヒネを打ったり売ったりしており、登場するバンドはみな白衣に身を包み
      「解剖室は空いたか!? バラバラになって早く出ろ!」
      といったような歌を連発し、手に仕込んだメスで客に斬りかかるといった
      過激なパフォーマンスが展開されるものだと思っていた

      雪が吹きすさぶ中、私は目的の場所へ向かい凍えながらも静かに燃えていた
      DAY TRIPは汚い雑居ビルの地下にあり、入っていくと受付には誰も居ない
      ホールの扉を開ける前、私はポケットから錠剤を2つ取り出して噛み砕いた
      バス・ドラムを叩く音が胃をゆすり、中に入っている物がグチャグチャ混ざる

      入ってみると何と言うことは無い、ごく普通の小規模の小屋であった
      客はまばらで、いかにも学生といった若者がそこらで固まっている
      巨大なスピーカーからスマッシング・パンプキンズが爆音でかかっており
      想像とは違うが、これはこれでイイ感じだと思っていた

      狭いステージで各々のバンドが楽器の調整をやっており、銀縁メガネをかけた
      糞オタみたいな奴の弾くテレキャスが、なかなか良い音を出していた

      客が増え始め、客電がゆっくり落ちると一番手のバンドが現れた
      ヴォーカル・ギター:男 ギター:女 ベース:女 ドラム:女
      というあまり見かけない構成だった
      ヴォーカルの男はきっと毎晩、後ろの女たちにフェラチオさせてるような奴だ

      さっそくロックの3要素たるSEX・ドラッグ・バイオレンスの1番目を担当する
      バンドの登場に喜んだ
      しかし、やつらが演奏しだしたのがルナシーのコピーであった事が分かると
      私は胃の内包物をすべて眼前のバカ女の頭に吐き出しそうになった
      危うく1番目を担当するのが私になる所だった(排泄物マニアというセクシャ
      リティにおいて)

      絶望した私は人の合間を縫って、灰皿のある場所に行って煙草を吸っていた
      その後に出てくるバンドはどれも青春パンク調ばかりだったが
      私は割り切って、デカイ音での楽器の演奏を楽しむことに徹していた

      時間が経ちMCで打ち上げがどうこう言い出した時点で、元々そうだったが
      文化祭臭いノリになってきた為、私はさっさとその場を去ることにした
      外に出ると雪は止んでおり、なじみの聴覚異常を回復させながら街の中へ
      消えていった



メス豚・犬の餌 工場 投稿者:BECK  投稿日:2003年12月14日(日)22時50分27秒 ■ ★

      12月になり、酷寒の満州で青年期を過ごした父祖の遺伝子が蠢き始めたせい
      か、近頃、猟奇ハンターと化していた私は衝動的に肉が食いたくなり、それら
      を集めて今晩の糧食とすることに決めた。

      肉とは言っても、私の胃は脂肪分の多い物を摂取すると九分九厘、吐き戻す構
      造になっているため、比較的脂身の多い牛肉は食えない。したがって鶏肉や豚
      肉が己の肉食のメインになる。松坂牛などは論外である。

      そこで、私はボウフラのような下級階層民の集うスーパーマーケットで目的の
      ブツを揃えに行った。食料品は量販店でまとめ買いしろ、という他人の発言に
      触発された為である。
      行ってみると、そこは貧困の滲み出る不快な老いたメスブタが大量(実はたい
      した数ではないが)に徘徊しており、私は呼吸するたびに脳細胞が萎縮してゆ
      くような感覚がしていた。
      墓地でつまずいて転んだ後の二足歩行のような、そんな歩き苦しい場所だった。

      私は辺境のプチブルジョワジーの末子として世に生を受け、金銭的には何不自
      由の無い生活を送ってきた。が、しかし現在の零落し尽くした己には分相応な
      場所ではあるのかも知れない。いや、私という存在の対義語はクソ・ババアで
      あるから、少し違う。

      店に入って最初の野菜売り場には、まったく目を向けずに通り過ぎた。私は野
      菜が食べられない。
      次の魚介類売り場では足が止まった。せまい水槽に入った無数の貝類が、臓器
      みたいな気味の悪い物体を四方八方に露出させており、食指が沸いてしまった。
      サザエだとかのつぼ焼きは好きだし、入り口のフタに爪を食い込ませて殻から
      内臓ごと引きずり出すという食い方も気に入っている。

      海の食材を使った料理によく「残酷焼き」という名称が付くが、私は見たこと
      も食ったこともなく、その言葉の響きだけで食欲を司る神経が勃起してしまう。
      英語にするとCruel baking、鋭角的なスラッシュ・メタルに乗せる詩が書ける。
      さしずめ、田舎のガキが田んぼの用水路で捕らえたザリガニに、気が済むまで
      ダメージを加えた後、キチガイ・ジジイの起こした不審火にあぶって食らうと
      言った所の物を、私は想像している。

      ところで、先ほどから私の神経を逆撫でし続けているのが、魚売り場のスミに
      置かれた安物臭さいラジカセから垂れ流されている「おさかな天国」とか言う、
      ふざけた動物虐待ソングであった。
      このような歌を聴かされてはせっかくの食欲が減退してしまうし、勢いづいて
      性欲や睡眠欲まで萎えてしまう。喜ばしいことだが。
      日本は不況だとかほざく、中年とその取り巻きはその原因を外国人や国民性の
      堕落になすり付けるが、本当の原因は日本人の頭が悪く商売が下手だからだ。

      一人間のほんのささやかな食欲を踏みにじり、あっさりと購買欲を失わせてし
      まい経済が停滞する。そんな事では今の若い世代やこれから生まれてくるだろ
      う子供たちの将来が危ぶまれてしまう。望ましいことだが。

      ちなみに、私のアタマの中で経営されるスーパーの魚売り場ではTHE STALIN
      の廃魚(※1)が流れている。
      肉売り場ではグレート・ハンティング(※2)と喰人族(※3)とムツゴロウ
      がライオンだか、虎だとかに指を食われているシーン(※4)をサイケデリッ
      クに編集した映像がエンドレスで流されており、奥にひそむ店員はレザーフェ
      イスのコスプレをしたフリッツ・ハールマン(※5)である。

       (※1)「腐った魚が食いたくて〜♪」と始まる嫌らしいナンバー。ア
            ルバムFISH INN収録
       (※2)わくわく動物ランドをスタイリッシュに進化させた映像作品。
       (※3)日本全国、どの場末ヴィデオ屋のホラーコーナーにも必ず置か
           れているお馴染みのタイトル。
       (※4)ムツゴロウ(畑正憲)は地球上のありとあらゆる生物を食う事
           に執念を燃やしているらしい。
       (※5)ドイツの国民的殺人鬼。浮浪少年を自分の経営する肉屋に連れ
           込み、ソーセージにして近所に配ったり(戦後の食料不足で大
           変喜ばれた)闇市に売っぱらったり(戦後の食糧不足で高値で
           取引された)していた。死因は死刑。

      私の様々な思いが去来するスーパーマーケットの中、漸くメインの肉売り場に
      辿り着いた。蛍光灯の光をずらりと並んだ赤色の肉片が反射してか、その区画
      全体が薄いピンク色になっている。そこで新鮮な肉を眺めていたが、くだらな
      い事を考え過ぎたせいか、すでに己の食欲は皆無になっていた。

      それでも来た以上は何がしかを買って帰らないと、食べる物が家には何も無い。
      やむをえぬ理由で売春宿に来て、ヤりたくもない気分なのに、どうしようもな
      くて、無理矢理に女を選んでいるような、そんな時ほど引くのはやっぱりブス
      で病気持ちだったり、する。

      己の目にかなう商品はどれも値が張り、今の食欲状態ではとても値段に見合う
      価値のある物だとは、その時は思えなかった。精肉屠殺業者はボッタクリだと
      思った。
      悩んだ時はいつもの通り、すべてがどうでも良くなってしまい犬のエサとして
      も共用できそうな、安価な魚肉ソーセージと豚の腸詰めを大量に買って帰った。

      −エピローグ−

      家に帰って食ったら吐いた。
      そもそも臭いと色が開けた瞬間でヤバかったし、慢性的な私の胃炎が一口目で
      反応した。その時点で眼前に広がるこの畜肉のカタマリは破棄されるべきなの
      であったが、それでもがんばって食べた。
      知性の欠片も無かったガキの頃に読んだ歴史漫画で親鸞だったか何かの愚者が、

      「人間が他の生物を殺生するのは、それを食する時にのみ許される」

      というセリフを言っていた、私はそいつを実践したようだ。
      そこから見出したものは、猫やハムスターを虐待して殺したら食え、私怨や金
      目当て人を殺したら食え、自動車で誤って人をはね殺したら食え、内ゲバで殺
      したら食え、自殺したら自分を食え。さすればすべての罪が許され、また人間
      に生まれ変われます。私は拒否したい。

      しかし、胃が痛い、吐き気がする、胸焼けがする、我慢ができない、思いあま
      って、居た堪れなくて、口惜しくて、片腹痛くて、末端神経そうじもできない。
      もう、私は家畜用屠殺銃を咥えて延髄撃ってノックダウンしたい(死体)。



胎内キャノンボール部 投稿者:BECK  投稿日:2003年12月31日(水)02時24分42秒 ■ ★

      思うに私は、子宮1歩手前・精子対抗チキンレースで
      調子くれて先行した所、勢いあまって突き破ってしまった
      結果に誕生した生命体であったようだ

      お前らは精子だった頃(さかのぼり過ぎた過去として)
      果たして勝者だったか、敗者だったかを自問するがよかろう
      よって私は先天性敗北者

      以上、本年最後の寝言

      では、ちょっくら琵琶湖で入水してくる(´ー´)

      俺および、その他にありとあらゆる不幸が降りかかるのを願いつつ
      ではまた来年 @臓物より



琵琶湖岸ヴァニシングポイント 投稿者:BECK  投稿日:2004年01月02日(金)07時18分36秒 ■ ★

      731シアトル支部による実験忘年会が琵琶湖岸で開催された。
      当初、京都で密かに決行されるはずであったがメンバーの反対
      を受けて滋賀で行われる。
      主宰の安東洪次(BECK)が怠惰により12月31日当日になっ
      ても宿泊先を決めておらず、しかも群馬の草津と滋賀の草津を
      混同しており、温泉宿で一泊というエサに釣られた他の研究員
      たちを絶望の底に叩き落とす。

      ・琵琶湖(日本最大の湖)
      ・群馬の草津(日本有数の温泉名所)
      ・滋賀の草津(普通の地方都市)

      代償案として滋賀隋一の温泉地帯である雄琴での開催を狙うが、
      すべての旅館・ホテルから宿泊を断られ、情けで外来入浴を許
      可された高級旅館では色んな意味で浮いていた。
      やけくそになった一行は大津に引き返し、市内の宿泊施設を総
      当たりしてようやく1泊4000円のビジネスホテルに宿泊許
      可を受ける。

      ・雄琴(日本有数のソープランド地帯。ケバい)
      ・高級旅館(お上品なババア徘徊。シアトル支部、極端に浮く)
      ・宿泊許可(この時点で12/31 17:00に達していた)
      ・大津(滋賀県の県庁所在地)

      安息の地を見出し以後の実験計画を練る、琵琶湖入水は天候悪
      化のため無限延期される。車で市街へと出るがゴーストタウン
      と化しており収穫なし、年越しそばを食べるため適当な和食屋
      に入るが、メンバー全員そば食わず。安東洪次うなぎを食べる。

      ・琵琶湖入水(壮絶な濃霧のため中止)
      ・ゴーストタウン(人口30万都市とは思えない)
      ・そば(喰うな)

      ホテルで年越しを向かえる覚悟を決めチェックイン、室内のテ
      レビでエロ番組が見れるカードをフロントで購入。新年のカウ
      ントダウンをアダルト放送でキメた結果、その一年の動向がど
      う出るかという実験計画を提出するが否決される。
      ホテル室内の暗さに驚嘆するが、あらゆる手段を使って光源の
      強化を行う。

      ・エロ番組(912ch ピンクチェリー放送)
      ・カード(滞在中は時間制限なし1枚1000円)
      ・光源の強化(電球のカバーを外す、非常灯をつける)

      以後、数時間は格闘技番組の観賞にあてられる。2b30aの
      ヤツの試合が一番ウケる。後、アケボノの敗北に触発され死ん
      だふり大会開催。
      無難に祝杯をあげる事で年明けを迎える。突如メンバーのひと
      りが初詣に比叡山に行きたいとかほざき始めるが、酷寒のため
      黙殺される。ビジネスホテルの前にあった神社に参拝、賽銭箱
      に50円ほどを入れて願いをかける。地元住民にまぎれ、安東
      洪次だいこんを食べる。

      ・比叡山(京都の鬼門に位置する守護寺院)
      ・神社(天孫神社という)
      ・だいこん(なぜか参拝客にふるまわれていた)

      アダルト放送に突入するが長旅の疲れが出始め全員、半覚醒の
      状態で実験開始。律儀に突っ込みを入れてるヤツや、一人でウ
      ケてベッドを殴ってるヤツがいる。安東洪次、外にジュースを
      買いに行きたがるも、オートロックに締め出されることを恐れ
      て室内から出られず。
      翌日、チェックアウト時間直前にアダルト放送からのあえぎ声
      で目が覚める。大慌てで仕度して出発、車の中から初日を反射
      する琵琶湖を遠目で眺めながら、決消点へと走り去っていった。

      ・オートロック(8桁の番号の入力が必要。覚えるのが面倒)
      ・チェックアウト(午前10時だった)
      ・目が覚める(まぬけなファックシーンが展開されていた)



万能文化・腐乱犬 投稿者:BECK  投稿日:2004年01月04日(日)05時30分25秒 ■ ★

      ロクに宣伝しなかったのに数名の客が来てるようなので
      何がしか投稿して茶を濁させて頂く

      本屋に行った。正月は守銭奴に徹して一族郎党とほぼ顔をあわせず
      あらゆる視覚を封じ、あらゆる死角が発生するよう、改造した個人
      部屋に入って、お歳暮で贈られてきた高級肉を以前への中てつけと
      ばかり、一人で食らい尽くしていた。

      ・改造した個人部屋(すべての行動が病院直行のため)
      ・高級肉(日本ハム製 一塊1000円)
      ・以前への中てつけ(メス豚・犬のエサ工場 参照)

      守銭奴いうのはお年玉をあげる金が無かったため。
      本当はあげたいけれど、何せ自分と同年代の人間たちは今頃、就職
      活動や卒研なんかに精を出してたり、留年んなって腐ってたりして
      他人どころではないと踏んでるんで、姪甥その他には我慢してもら
      い、代わりに叔父が本格的に家系の汚点になる前にくたばることを
      祈っていて欲しい。
      貴様等には輝かしい未来が待っているし、俺には陰惨な過去の報復
      が待っている。未来を失えばそこに罪は無いと申しますが、ゴッド
      セイヴザクイーンを新年一発目に聴覚へと取り込むのが真のパンク
      スであるとするならば、俺はボヘミアンラプソディーを聴いておこ
      う。CD持ってないが。

      ・ボヘミアンラプソディー(ママ、僕、今日、人をぶっ殺した)
       ※クイーンに関しては色々言っておきたい事があるんでまた何時

      要するに本屋に行った。最近の若者がどういう文化に浸って、頭を
      イカレさしているのか調査するためだ。ヤポンスキーの趣向がいよ
      いよ頽廃的になってきてるのはNHKが年末、数分間に渡って死体
      映像を流し続けたことからも判断できる。アレ、見たか??

      ・ヤポンスキー(露助がいう日本人)
      ・NHKが年末(主にカンボジア系のボディーフィルム)

      その国の文化の高低を計るには、書店のポルノコーナーを覗くと大
      方の判断がつくとユダヤ人の学者が言ってた。よってそれを鵜呑み
      にして片っ端から見ていった。
      写真系雑誌は一時よりSM物が少なくなっているように見えて、や
      はり凡俗な女学生物が大半を占めており、ロリータを意識したキャ
      ッチコピーが目立つ。なお、何気にホモ雑誌が一年に数センチ単位
      でスペースを拡大させているのに恐怖を感じた。

      己の生涯でもっとも長く購読を続けた雑誌がPS山賊版であったこ
      とを含むと、成年コミック誌の存在は外せなかった。私はアニメに
      ははまらなかったが、これに関しては過去クソオタ的に盛り上がっ
      た。何誌か物色するが御時世かペド路線が強く、実用性に特化した
      イメージがあり、誌面に遊び心のような余裕が感じられなかった。
      いまいちストーリーの判然としない、抽象的な物を描いていたある
      時期のおかだまつおかや、おおよそ商業誌に載るのが奇跡と思える
      ような、前衛的作品を発表していたみむだ良雑が見れた時期は己に
      とって文化的に貴重な経験であった。

      ・PS山賊版
      (へびやにおけるガロ、安東における、、と言えば分かる奴には分かるかも)
      ・おかだまつおか
      (ふたりぼっちのきみと、という話が強烈に記憶残っている)
      ・みむだ良雑
      (ガンボールという読み切りが特に秀逸だった)

      先ほど資料探しに検索をかけたが、何ひとつ引っ掛からなかった。
      まったく評価を受けていないのかどうかだが、惜しい気がしてなら
      ない。入手手段を紹介すれば古書店のポルノコーナーで二束三文で
      山積みされている雑誌群の中から探しだすか、私が画像で取り込ん
      で提供するしかない。だいいち、中古のポルノ雑誌を入手すること
      に大抵の人間は抵抗を覚えるはずなんで無理でしょう。ちなみに性
      の移り変わりは時代の鏡でもあるらしいので、中古書店のポルノコ
      ーナーはどこも博物館と化しており、眺めるだけでも秘法館の役割
      を十二分に果たしている。

      ・二束三文(50円くらい)
      ・中古書店
      (潰れたスーパーマーケットを改造しており、書籍文化のはきだめ
       と化し色々とヤバいことになっている)

      次は芸術方面に行く。ゴシック関係や廃墟写真といった物が立て置
      かれており、いかにも薄暗らい頽廃的な臭気を放つ。ゴシック関係
      については、数世紀かけて肉体的にも脱亜入欧を果たした日本人を
      見ない限り私には何も言えない。
      よって廃墟関係について、どの項をめくっても腐乱し尽くした死体
      のような暗灰色に覆われており、こおいう風景を見たり、散策した
      りする奴は屍姦をやっているような物だと思った。

      ・暗灰色(腐ったゆで卵よろしく)

      廃墟の歩き方のようなマニュアル本見て考えたが、そういった場所
      を探したり名所まで遠出するなら、夜に近場の学校校舎内を散策し
      て欲しい。夜の学校校舎ほど背徳的な臭いの漂う場所はあまり無い。
      深夜徘徊癖が頂点に達した中坊の時に、よく母校の小学校に侵入し
      て郷愁の入り混じったアンモラルな雰囲気に酔いしれていた。すべ
      ての物が小さく見えたのは成長という退化のおかげだった。
      なお、現在は当時とは比べ物にならないほど警戒が強化されており
      警察のお世話になる恐れが高いので注意が必要になる。片っ端から
      窓の類を調べてみると、一箇所くらいはカギがかかっていなかった
      が便所から入るのは嫌だった。

      ・背徳的な臭い(幼児臭が漂い、嗅覚的にはかなりキツい)
      ・小学校に侵入
      (名誉の為に言うと当時は14〜15歳なんで勘弁して欲しい。
       なお一人ではやらなかった、怖いから)

      当初、若者文化について意見を述べるつもりだったが空が白んでき
      た為適当に切り上げる。落ちとして、狂ったナチ哲学者ローゼンベ
      ルク教授が60年前に残した予言で終わる。意味は無い。

      「大都会のデパートが、
       きらびやかで頽廃的な贅沢品を並べて女性たちを誘惑するとき
       若者が腕輪や指輪をつけて女性のように腰を振って街を歩くとき
       フリー・セックスが各階層で話題になり、
       ポルノが家庭にまで侵入し、
       ホモセクシャルがあらわれ、
       他方では女丈夫が活躍するとき、、、
       その時こそ民主主義が危機に落ちこんだ時であり、
       一撃を加える必要のある時だ」



ブロッケン使用禁止令(ファミコン)違反により死刑 投稿者:BECK  投稿日:2004年01月19日(月)12時03分29秒 ■ ★

      一年ほどかけて治した夜型気質がわずか4日で元に戻った、素晴ら
      しいことだ。潮干狩りに飽きた後、クラゲその他の海棲生物の死骸
      を弄ぶのにも飽きた後、波打ち際にて丹精込めて作った砂の楼閣が、
      勢い余った波で崩落する虚しさ似ていて。

      以前よりも完璧な形状で昼夜が逆転している、そして睡眠過多。せ
      っかく作った自由な時間を浪費するのは心苦しいので、労働者時代
      に低下した知能をかつての水準にまで戻そうと考えた。だが、読書
      なんぞに耽ろうとしても異常な眠気に強襲され30分も持たない。
      就業中は本格的な不眠症に悩まされたが、今は眠らない努力をする
      皮肉が笑えてしまう。

      眠らない為にはどうするかと考え、悪魔超人ステカセキングの必殺
      技「地獄のシンフォニー」にヒントを得てヘッドフォンで爆音をか
      けながら読めば眠らないだろうと思い、CDラックからなるだけ煽情
      的で、冷たくはやいやつをセットしてやってみたが、PM15:00から
      開始し30分後に意識が掠れ始め、気付いたらPM23:00になっていた。
      悲しい。

      以上の身上話とは何の脈絡も無いが、最近、紀元前の自分に人死と
      暴力のエンターテインメント性を植え付けたのは、キン肉マンであ
      ったという事実が記憶の発掘作業により証明された。なお確実に死
      んでたり、身体に致命的な障害を負ったにも関わらず復活してくる
      キャラクターに私は永劫回帰を見た。

      伝説的なラーメンマンVSブロッケンマンでは、ナチ毒ガス殺法なる
      イカレ技が出現し、身体の自由を奪いカイザーナックルでボコると
      いう卑劣極まる行動が描写され、極め付けてスイッチ入ったラーメ
      ンマンによる凄惨な反撃、キャメルクラッチによる身体切断と挙句
      に遺体を高く掲げ全身に返り血を浴びながらの狂笑、という顛末に
      はドイツ×中国という2大残酷民族の競合カップリングが見受けら
      れる。さらにウォーズマンVSラーメンマンにおいては、ベアークロ
      ーによる攻撃で脳髄をえぐられ植物状態に陥らせるなど、シビアな
      領域まで達しスラヴ民族の存在も外していない。

      悪魔超人の各種技では、以下のハイセンスな殺人遊戯が展開された。

      デビル・トム・ボーイ(身体をスプリングで締め上げ五体をバラバラに粉砕する)
      水芸セントへレンズ大噴火(頭部に傷を付け、そこより血液を噴出させ失血死に追い込む)
      ミイラ・パッケージ(包帯で全身拘束した上で巨大ストローで刺殺、及び吸血)

      資料収集中にやばい物が発見される、これに歌と曲が付くのか、、

      ベルリンの赤い雨(ブロッケンJr.のテーマ)
       
      (セリフ)
      「オレはブロッケン.Jr オレのオヤジはリングで殺された」
      (コーラス)
      ハイル!ブロッケン ハイル!ブロッケン…
      (セリフ)
      「オヤジの名はブロッケンマン、かつてはドイツの鬼と恐れられたファイターだった
       リングで死ねれば本望だった…だがオレは許さん!オヤジの敵をきっと討ってやる」

      オレのハートに 棲みついた悪魔が
      お前を殺せと 叫んでいるのさ
      リングに立つと 復讐の炎が
      回すキックを ナイフに変えるぜ
      ああ ベルリンに赤い雨が降る
      ああ 悲しみの軍靴が今日も響く

      ハイル!ブロッケン 残虐ファイトで
      ハイル!ブロッケン トドメを刺すぜ
      ハイル!ブロッケン 今夜は特別
      お前の暖かい 血が憎い

      (コーラス)
      ハイル!ブロッケン ハイル!ブロッケン…
      (セリフ)
      「オレが今まで葬った超人は数しれない
       その中にもいたさ、オレよりスゴイ残虐ファイトのヤツが
       華麗なテクニシャン、度迫力のパワーの持ち主
       しかし、キン肉マンというヤツは不思議な超人だ
       ヤツと闘っているとなぜか反則技を使うのがイヤになってくる
       フフフ、ベルリンの夜風がやけに身に染みるぜ…」

      軍服を着た 殺人鬼だなんで
      嬉しいことを 言ってくれるなよ
      正義を気取った 超人は
      オレが反則技で 地獄に送るぜ
      ああ ベルリンに赤い雨が降る
      ああ 火を吹いて稲妻が街を焦がす

      ハイル!ブロッケン マットに倒れて
      ハイル!ブロッケン 苦しむがいい
      ハイル!ブロッケン 覚悟していろよ
      おまえの暖かい 血が憎い

      これは放送禁止だろ。以上、何故かブロッケンJr.には技名からし
      て「ベルリンの赤い雨」「ハンブルクの黒い霧」「ブレーメンの日
      没」など、薄暗い黄昏たイメージが漂っており好感が持てる。

      ろくにまとまらず終わります、もうカピラリア七光線で消滅したい。



近代風土精神病「伊勢湾病」のあやしい幻覚 投稿者:安東洪次  投稿日:2004年01月22日(木)14時05分07秒 ■ ★

      禁欲主義者、不幸主義者、嘔吐狂、六文銭常持者、バッドエンドフリークス
      並びに精神的シャム双生・サリドマイド(あざらし)・日本脳炎・アトピー
      性皮膚炎・染色体異常・白血病児の皆様今晩は。安東洪次です、さようなら。

      今年はインフルエンザは流行っているのだろうか? 私自身は罹ってはいな
      いが、ここしばらく情報から完全に遮断されているので、時事的な疾病傾向
      にも疎くなってしまい、SARSはどうなったのかとか、陰惨な殺人事件報道を
      見て夜中まで胸を焦がすような娯楽すら喪失しつつあります。
      ところで、ある特定の単語を聴いてそこから続く言葉を連想した場合、例え
      ば近親ときたらやはり相姦が一番多くて、憎悪は第二位らしい。「喪失」し
      たと言えば無論、処女ですね。

      私は男ですので当然、処女喪失なんて物はありませんが、置き換えれば精通
      になるのでしょうか? でもデモDEMO、精通なんてのは希少価値が無いです
      ね、血液に比べたら、後にいくらでも出てくるわけですし。
      ちなみにこの間、男女共用の公衆便所に入ったら小便器に血液の付着しまく
      った生理用品がブチまけ突っ込んでありましてね、びっくり。長渕わーるど
      で、また一歩デグラデーション、みたいな。で、去来する下品な劣情よろし
      くそいつに放物線を描く液体でどうにかすることもできましたが、まあ下品
      ですね、やめましょう。
      とまれ、だったら心の処女喪失及びその時期に目を向けてろ、実はこの概念
      つい今さっきに生まれたばかりなんで、機会があればまた言い及んでみたい。

      元に戻って、この一年を振りかえって幸か不幸かロクに病気になっていない。
      病気、病院、甘き響きなのか。幼児期の疾病にて誤診後に母親から買い与え
      られる菓子類が楽しみで、飲まされる苦い液体(精液ではない)に耐えてい
      た日。合法的に学校が休める、少しでも見飽きたツラにおさらばがしたくて
      熱雷の如き、目覚めの発熱を祈って眠っていた夜。
      借り物の言葉なのですが”「病気」という言葉は美しい、敗北主義に浸れる
      から、日本人向きですよ。包帯みたいに真っ白で、ベトベト舐め合うのが大
      好き。同病相哀れみましょう。病気から生まれた連帯ほど前向きなのは無い”
      (遠藤ミチロウ・エッセイ集REMIXより抜粋)

      上記のエッセイ集で興味深い項目があった。近代風土病「玉ネギ病」という
      名前で見られるもので、はっきりとした定義まで言及されていないが、掻い
      摘んでまとめてみますと、
      「理由も無く、悲しくもないのに何故か涙が止まらない」「記憶や幻想の中
      でも過去や思い出が年をとり、突然現実にやってくる」「追い詰められて自
      暴自棄になった人間が、自閉症を併発すると玉ネギ病になる」「症状の重い
      ヤツほど体や頭に悪い事しなければならない、放っておくと死ぬほど健康に
      なる」「唯一の治療法は死ぬこと」
      など、己の奇異な精神状態の一角をあらわしている複雑神経と判断させて頂
      きたい。成るほど面白い話だ、詳しくは実際、御読みになって欲しい。値は
      張るが、過激なライヴ映像DVDも付いており @臓物・推薦図書だと思います。

      何よりこういう、どの学会にも認知されていない病気、どんな保険も適用さ
      れないような病気を適当に考えるのは愉快なことだと思った。もはや万人が
      神経症の昨今、ちょっとやそっとの病気では自慢にすらならねえ。
      こうなってしまったら、サイエンス・フィクションみたいに手前勝手な世界
      を作ったり、シュミレーションゲームを箱庭に誤造してみたり、レゴ・ブロ
      ックで拷問部屋やソープランドを作ったり、脳内ガーデニング(pcb氏考案 
      脳内に仮想した空間に思考や記憶などを植物に置き換えるという精神遊戯)
      のような行為を参考にして、この世でただひとつの自分だけのオーダーメイ
      ドな病気を一つや二つ所持しておきましょう。
      でないと、我ら低能屁以下、エセ・キチガイはみな淘汰されてしまう。自分
      はキチガイだと信じ込んでた泡沫の日々も、青春の一ページになってしまう。

      では、お立会い。ルポ・精神病棟風味にお届けする、病名は故郷に因んで。
      今宵はこれにて、、

      近代風土精神病「伊勢湾病」

      極東アジアの便所と言われる伊勢湾に面するM県I市を中心として、その周辺
      地域で14年以上の生活をした者が発症する業病である。元々、高位の霊格を
      誇る土地の為か、出生時点で業(カルマ)が軽減されているのだが、そこで
      あまって行き場を失った業が特定の胎児に宿り、それを受けた胎児は先天的
      に伊勢湾病患者となる。生まれつき、三半規管が弱く乗り物酔いになり易い
      特徴としては人間的に幼年期を超えた時点で老年期に入るため、肉体・精神
      の成長と退化が同時進行する。取り分けて脳へのダメージが大きく、発病後
      約3〜4年で右脳の機能が破綻をきたす。左脳の失調はやや遅れて、発病後約
      6〜7年で勝手に過去の清算を始めだす。それが終わった後は廃人同然になる
      予定だが、直接内臓系への影響は少ないため死には至らないが、細胞レベル
      での憔悴が激しく発病後約10年あまりで、労働、学習、生殖、睡眠、といっ
      た革命的な日常が実行不可能に陥る。治療法は、御約束「死ぬ」ことである。

      ■伊勢湾病患者の記録

      僕の右脳を知りませんか? 行方不明になりました
      左脳との相性が良くなかったんです

      (左脳が腐ってます、右脳は脱走しました、本能が反転してしまった、理
       性が野生化してしまった、もう体が動きません 全細胞がストライキに
       入った、これでは末端神経の地下鉄、動かない)

      指名手配のモンタージュ 街中に配るよ
      しかし脳ミソといった内臓・死体写真を市中でバラまいたら一体、何の罪
      で捕まるんだ? 公然猥褻? 猥褻物陳列? 騒乱罪? ある種の破防法?

      (右脳を右キンタマに置き換えて唱歌せよ)

      今すぐ捜しに行かないと さあ早く見つけないと
      テンパってる時に探し物は何ですか〜見つけにくい物ですか〜とか流れて
      きたら興醒めしますね。性交中に側頭葉を強打して悶絶した女は、痛みを
      快楽に変換できない愚者です。

      (アウターゾーン、物が無くなる妖精は怖かった)

      悪夢に飢えた負け犬 今夜吠えている
      この前、犬との獣姦ヴィデオを見たんですが、お母さん飼い犬の避妊手術
      に反対したのは私の間違いでした間違いでした、ま ち が い で し た 。

      (ま ち が い で し た 。)

      提供:Experimenting out!
      - - - - - - - - - - - - -  切 り 取 り 線 - - - - - - - - - - - - -

      第0回 @臓物 実験OFF Sayonara NAGOYA Noreturn TOUR

      場所:愛知県名古屋市大須
         赤門堂前
         http://at.osu.co.jp/apply_shop/dat/204.htm

      時間:2004.01/25 14:00〜14:30
      目印:黒に赤十字
      資格:日本語必須
      委細:unit731-lj@infoseek.jp

      - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



     防疫給水部 その2 その3 プライベート ワンダーランド


あやしいわーるど@臓物 からの転載をまとめたものです。


コンテンツ:びでメール エロゲ 森の妖精 ルーザー 湖畔論 スワティ 替え歌 (゚Д゚)ハァ?

   gsの野望 AGSの野望 クエスト まったり 文学系 ぴかちう 油日記 ぶり読み ミーシャ


戻る 


inserted by FC2 system