AGStarの日常


 投稿者:宇多田レイパー  投稿日:2000/01/19(水)11時07分23秒  ■  ★ 

      > >  初心に戻って海外無料鯖でメインを狙う@呂布の心意気や如何に。
      > 鯖の善し悪しなんて大した問題じゃないと思います。
      > ・あやしいのためにどれだけ日常生活を犠牲に出来るか
      > ・あやしいのためにどれだけリスクをかぶれるか
      > この2つがすべて。だから@呂布がメインと言われるのです。笑い
      http://ぁぃぁぃ1月18日

       上の感動的なレスに返歌を作りたくなり、AGStarの日常を綴ってみた。

      7:30
       起床。パソコンに自動で落とさせた午前2時(※AGStar就寝)〜7時30分
      までのぁぃぁぃ及び各種ぁゃιぃ系掲示板ログの印刷音<ギー・ギコ・ギー・
      ギコ>が目覚まし代わり。自室の小さい冷蔵庫からモカ・ブラックを取り出し
      て一気飲みする。低血圧の朦朧とした眠気はまだ冷めない。CCさくらのカレ
      ンダーを見つめながらイタリア製のスーツに着替える。階下に降りて洗顔。出
      勤。

      8:10
       駅構内。キオスクで朝日と日経の朝刊を買う。A4用紙に小さい文字でぎっし
      り詰め込まれたログを新聞に挟み、吊革に掴まりながら交互に読む。ウォーク
      マンから耳に流れる曲は声優の歌。

      9:15
       出社。ブラック・コーヒーを入れて自分の席に着くと、二瓶目のモカ・ブラ
      ックを一気飲みする。朝は頭が回らないという理由でしばらくはログ読みの続
      きと、害虫対策スクリプトのログチェック。同時に主要なニュース・サイト、
      各種情報系掲示板を巡回する。

      10:00
       仕事にとりかかりながら30分置きにぁぃぁぃをリロード。気が向けばネタ
      を振りレスをつける。

      12:00
       昼食。雨の日は地下の社内食堂ですませるが、普段は行きつけの喫茶店でひ
      とりでランチをとる。食べながら会社で購読しているニューズ・ウィークとニ
      ューヨーク・タイムスを読む。

      13:10
       席に戻り、しばらくログ読み。女子社員がコーヒーをもってくる。背は低い
      が端正で知的な顔立ちと、落ちついた雰囲気のAGStarに彼女は好感を抱いてい
      るが、AGStarが童貞でアニオタであやしいわーるどの現管理人だということを
      彼女はもちろん知らない。女子社員は筆者の好みで釈由美子似。

      15:30
       会議。新卒の立場上、過激な発言は控えているものの、無能な上司に対して
      頭の中で「はぁ? 前例がないからとみすみす好企画を逃してしまうような課
      長止まりの給料泥棒は、谷中霊園で猫殺しと誤解されてフォーカスに顔写真載
      せられて路頭に迷えばぁ?」と煽り続ける。少し、うとうとする。

      17:30
       夕方ぶんのログ読みを終えて退社。無駄な残業はしない主義で、同僚の酒の
      誘いも断わり、早めに帰路につく。酒は飲めないこともないが、飲むと人の噂
      話と野球と女の話しかしないような人種を毛嫌いしている。途中、CDショッ
      プに立ち寄り、アニメのDVDコーナーを物色する。

      19:00
       自宅でひとりで夕食。不仲の父親はまだ帰宅しておらず、母親は台所で家事
      を続けている。手短に食べ終え二階の自室に戻る。少しネットに繋いでログを
      落とし、オフラインで閲覧。スクリプトの更新作業。CCさくらのビデオ鑑賞。
      声優の歌を聴きながら文春新書などを読むうちに時間はすぎる。仮眠すること
      もある。たまに自慰もする。

      22:30
       入浴と歯磨きをすませ、コーヒーを入れてテレホに備える。

      23:00
       テレホ開始。心がわきたつ。夜のぶんのログ読み。害虫対策監視スクリプト
      を起動させ、荒らしや攻撃等に目を光らせる。それが忙しくないときや疲れて
      いないときは自分もぁぃぁぃに参加してネタを振りレスをつける。別の窓でア
      ニオタサイトを閲覧。

      2:00
       「あやしいわーるどII 管理日誌」をつける。

      2:10
       ベッドに入って自慰開始。

      2:15
       自慰終了。接続中に落としたさくらちゃんのCGやペド画像で手短にすませ
      る。今日も一日が終わるのだなと実感し、少しまったりする。

      2:20
       就寝。おやすみなさい。ただし害虫自動認識お知らせスクリプトの警告音に
      よって目が覚めることもある。「アリス」「げすちゅ」「π」などのキーワー
      ドが含まれる投稿が30件表示内で3件以上続くか、あるいは「AGStar + ま
      だ or 出 or 早」「荒」が2件以上続くかするなどの設定でアラームが鳴るよ
      うにしている。


       あやしいに関連した夢を見る。しばさんが管理人に突然復帰した夢。自分が
      板を閉めるかどうするかの判断を強いられる。でも、しばさんの様子が昔の彼
      ではない。どこかおかしいとAGStarは思う。固定も空白もみんなその板に集ま
      ってゆく。空白の誰かがモニターの向こうで必死にこう書き込んでいるのが見
      える。「違う、それはしばさんじゃない! それはア」何者かの、この世のも
      のならぬ攻撃によって空白君の電話回線がパソコンごと爆発する。今こそ自分
      があやしいわーるどを再建しなくてはいけないとAGStarは思い、IIの封印を解
      き、あやしいわーるどメイン掲示板に名称を変更する。すさまじい負荷攻撃と
      念仏投稿。他国の神の力を借りているのだなとわかる。ではこちらは大自在天
      の力を借りるのだ。リロードすると500 エラーが続く。モカを飲んでさくらち
      ゃんにカードを飛ばしてもらう。「アリス!」舞台が004040の平面から000000
      の暗黒世界に移り、実体をもたない異形の存在になった二人が、世界最後の戦
      いを繰り広げる。しかしいつもいつもあと一突きというときに逃げられてしま
      うのだ。「グボリュハハ、また会おうエージー君」これは夢ではないのかと思
      い始めた頃、掲示板ではペド画像がリンクされている。あっ、落とさなきゃと
      思ってマウスを握ると、マウスが豆腐のように手の中で潰れてしまう。そのま
      ま体勢を崩して前のめりになる。「ギコハハハ」「ギコハハハ」あやしいのみ
      んなが餓鬼のような薄気味悪い声で笑っている。「ギコハハハ」「ゲコハハハ」
      「ギコハニャーン」「ぶりー、ぶりだよー」「蛆とってつかさい」「ゲドロハ
      ハ」「ギボハハハ」「ギコ」「ギコ」「つーかまんこだよ」「ギコギコギコギ
      コギコギコギコギコ」

      7:30
       プリンタのやかましい音で起床。

       あやしいわーるどII管理人、AGStarの日常が今日も始まる。笑い。



>   投稿者:宇多田レイパー  投稿日:2000/07/29(土)03時47分27秒 

      > > 質問に答えられないということはずばり新参かい?
      > こいつはAGで、空白で釣りを楽しんでいると仮定する

       むしろAGStarは現在鬱々とした気分で、ベッドに沈んでいるのだと仮定する。
      これから会議があると報告してからAGStarの書き込みが少ない。何かあったの
      だろうと仮定する。AGStarは原因不明の激しい勃起に悩まされているのだと仮
      定する。四六時中AGStarは勃起していると仮定する。いつもなら朝立ちが収ま
      る頃にもまだ勃起している。電車に乗っているときも勃起している。会社で机
      に坐っていても勃起している。昼食に出かけようとすると勃起がひどく、とて
      もじゃないが歩けないと仮定する。書類入れで隠して缶コーヒーを買うのがせ
      いぜいだ。缶コーヒーを飲みながら勃起している。ぁゃιぃのログを読みなが
      ら勃起している。午後になると連続した勃起のせいでパンツが濡れて気持ちが
      悪いだろうと仮定する。退社する頃には著しい体力の低下を自覚していると仮
      定する。股ぐらを抑えている様子を、通りすがりのドキュン女に怪訝な目で見
      られて自分の勃起が恥ずかしくなる。どうせ勃起しているのならさくらちゃん
      やおんぷたんを見ながら勃起しよう。名案を思いついたAGStarはさっそく自分
      の部屋でビデオを再生したと仮定する。仮眠したあともまだ勃起している。気
      が狂いそうになりながら勃起している。テレホに入り投稿者:あおいの一覧窓
      を常時開いたまま勃起している。ついにAGStarは答えを導き出す。一発抜けば
      いい。勃起した陰茎を握りしめながら深夜にウフフと声を出して笑ったと仮定
      する。一発抜いたと仮定する。これでおちついてぁゃιぃに参加できると思う
      が気づいたらまた勃起していたと仮定する。暗鬱としたままベッドに倒れこむ。
      暑いので裸になってみたと仮定する。天井に勃起したものを向けて、この横に
      もう一本たとえばあおいちゃんの陰茎が立っていたら、あやしいわーるどII
      なんだけどなあと思って部屋に静かな笑い声が響き渡っている真っ最中なのだ
      と仮定する。



Merry Christmas Mr.AGStar  投稿者:宇多田レイパー  投稿日:2000/12/24(日)13時41分44秒 

       AGStar先生は今頃、同い年の、合コンで知り合ったほっちゃん似の女性に、
      伊勢佐木町のモスで株式経済をレクチャーして尊敬のまなざしで見られている。

      「まあ、株を知るのは日本経済のみならず世界経済を知るということでもあって」
      「星さんって博識なんですね。私と同じ歳なんて嘘みたい」
      「もう一時半だ、つい話し込んじゃった」
      「ネットの掲示板の管理は、大丈夫なんですか?」
      「別にどうでもいいです。笑い」

       その横に、偶然隣り合わせたi-moderの住民がいることを、AGStarは知る由も
      なかった。


 投稿者:宇多田レイパー  投稿日:2000/12/24(日)13時58分11秒 

       i-moder住民は部屋の中の孤独に耐えられずに外出していた。しかし外にい
      たところで行き場もなければ居場所もなく、いっそう孤独は深まるばかりだっ
      た。今日はクリスマスだからと思って奮発してモスに来たはいいが客の全員が
      カップルで、せっかく買ったモスチキンの衣も、涙に濡れて湿っぽい気がした。

      「チキンおいしいなあ」
      「よかった。もう一本買ってきましょうか?」
      「うん」

       エージー! うめぇを弾いた頃のお前はどこへ行ったんだ、エージー・・・
      お前なんかエージーじゃない、お前はもう俺たちのボス猿じゃない、山から転
      がり落ちた醜い豚だ! 豚! 豚! 豚! そしてi-moder住民はほっちゃん
      似の女の後ろに並んで、自分の順番が来るまで女の尻を眺めていた。



 投稿者:真性AGStar信者  投稿日:2000/01/23(日)02時49分51秒  ■  ★ 

      今日AGStarが出現していないのはやっぱり週末だから会社の同僚達
      と飲みにでも行って今頃は全員酔いが回ってまったりしてきてる頃なんだろう。

      普段は厳しい目付きでバリバリ仕事をしているAGStarも
      こういう場では穏やかな目つきに変わっている。

      しかし真性引き篭もり、というより極力他者との触れ合いを拒絶する
      AGStarはやっぱり一緒に騒ぐ事は出来ず、せいぜい話を合わせる程度。
      孤立してしまい、大騒ぎする同僚を尻目にひとりで酒を飲んでいた。
      ふと気がつくと隣りには少しぽっちゃりとしメガネをかけた普段目立た
      ない女子社員が居た。2人はどちらからとでもなく話を始めていた。

      常に物事を考えてからゆっくりと話すAGStarだが、酒の影響からか
      いつもより遥かに饒舌になっている。自然と表情に笑みが溢れてしまう。
      自分自身に少し驚いていた。こんなに意識する事無く話せる相手と出会った
      のはいつ以来だろう。。そう思っていた。

      女子社員「○○君て、パソコン詳しいよね。ホームページ持ってるの?」
      AGStar「持っていると云えば持ってるかな」
      女子社員「へ〜、ねぇねぇ私も家でインターネット始めようと思うんだぁ」
      AGStar「そうか」
      女子社員「今度ホームページの作り方おしえてよ〜」
      AGStar「俺でよければな」

      不器用な喋り方だった。端から見ていればAGStarが怒って話しているようにも
      取る事ができるほどだ。でも、彼女はそんなAGStarの事もわかっていた。
      自分も不器用で、他者と接する事が不得意で、今も一生懸命にAGStarに向かって
      話しかけている。酔いなんてとっくに覚めていた。こんなに一生懸命になってい
      る彼女をAGStarも快く思っていた。今日の俺、少し変だな、、そう思って心を
      落ち着けるAGStar。

      雪解けの日はもう、すぐそこまで迫っている。。


 投稿者:真性AGStar信者  投稿日:2000/01/23(日)03時56分10秒  ■  ★ 

      彼女の家の前までタクシーで送り、そこから少し遠回りをして自宅の前で
      車を降りる。いつもは駅から徒歩で帰ってくる家に今日はタクシーで帰っ
      てきたことに少しの違和感。

      左胸ポケット取り出した鍵をドアノブに挿しこみ、回す。
      ドアを開ける瞬間動きが止まる。このドアを開けると「おかえりー」の声
      とともにさっきまで一緒だった女性が待っていたら、どれだけ心が休まること
      だろう。また自分らしくないことを考えてしまった・・・・

      今度は躊躇なくドアノブを回し、いつもの玄関に辿り着く。
      両親を起こさないように静かに階段を上がると、部屋の電気を付け、
      コートを脱ぎ、パソコンの電源を入れ、ようやく一息つく。

      パソコンが立ち上がる合間を利用して寝る準備は完了させておく。
      部屋に戻り、ネットに繋いでブラウザを開くといつもの#004040が目に入る。
      ログを読みながら、ふとさっきまでの喧騒が脳裏をよぎる。
      金円盤には何十枚分もの女性の裸体が収められているが、自分にはいまだに
      女性経験が無い。しかしそれよりも、他者と接する事は苦痛である、それを
      当たり前だと思っていたのに今日は彼女と話しをして、とても心地が良かった。

      自分以外の何か別のモノが彼女と話をしていたのだろうか。
      そしてそれを自分の心がさも自分自身の行動であるかのように認識しているの
      だろうか。それとも、ただ単に制御できなかった自分自身が他者と話をしてい
      たのだろうか。

      あんなのは自分じゃない。俺はAGStarだ。
      俺は日本アングラ界のトップを常に守っているあやしいわーるどの管理人なんだ。

      今日は少し飲み過ぎたみたいだな・・・
      やっぱり飲み会はやめておこう・・精神が不安定になる・・


            >   投稿者:AGStar  投稿日:2000/01/23(日)02時58分15秒 ■  ★  ◆ 

            > 木之本企画の与えた影響って大きかったんだな・・・。

            木之本先生こんばんは。
            今夜の自作自演も冴えてますね(≧∇≦) ブァッハッハッ!!!

            参考:2000/01/23(日)02時51分22秒


      そして週末の夜は更けていく・・・・



>AGStar  投稿者:宇多田レイパー  投稿日:2000/11/12(日)03時01分55秒 

      > > AGに合コンの首尾を聞きたかったんだが、どうよ?
      > > つーかもう寝たのか・・・
      > だから断ったって。

       AGStarが先輩の誘いをどうしても断わりきれなくて渋渋合コン出席、苦痛を
      味わって二次会だか三次会のカラオケ行くぞゲハゲハ状態になってようやく
      「じゃ、あの、私見たいテレビがあるからもう帰りますね」と抜け出たんだが
      すぐ後ろにほろ酔いのさくらちゃん似の女が立っていて「わっ」と驚いたろ。
      その子は合コンなどに出るドキュンや淫売どもとどことなく違ってはいるが
      どうせ実際は淫売だと思っていたがどうも天然ぽくて「あのー、星さんですよ
      ねー、私もカラオケ苦手なんでこっそり逃げてきましたー」なんてにゃす風に
      言ってきてこれまたどう対応していいかわからない初体験の状況で、「あ、
      あの、私見たいアニメ、いや、テレビが」なんて言っているうちにAGStarとし
      てよりも人として会社員としてこれは社交辞令的にお茶でもどうですかくらい
      のことは言わなくちゃいけないと思ってそう言ったら「はいー」なんて返されて
      30分くらいドトールかマクドでコーヒー飲んで終電前に帰ったんだけど
      その夜はふしぎに生身のあの女性のことばかり頭に浮かんで眠れなかったって
      いう筋書きでこれがまた実に長い連載として続くであろう予定の馬鹿な腐れ
      文章を例のその合コンネタのときに書いたんだがどこに保存したか忘れたよ。

                         編集者注:この(↓)書き込みのことのようです

       現実はバカな女を敬遠して行かなかったが当日の夜残業中合コンに参加していた
      自分というもうひとつの世界を妄想して自慰した可能性が高い。バカな男とバカな
      女の白痴会話にうんざりしながらウーロン茶をすすっていると、目の前にいた女が
      「星さん、ウーロン茶お代わり要りますか?」と礼儀正しく訊いてきて、ああはい
      などと曖昧に呟きながらたまにはこういう普通のおとなしい女もいるんだなあと
      思っているところに「星、一気一気」と後ろからバカな先輩がビールを勧めてきて
      氏ね氏ねと誤変換の死を念じながらもエリート会社員としての愛想笑いで一気一気。
      ほろ酔いを自覚して「次カラオケー」「カラオケー」とバカが喚いているのを無視
      してそそくさと逃げ帰ろうと50メートルほど歩いたところなぜか先ほどの女が
      すぐ後ろにいて微笑んでいる。(^−^)わたしちょっと酔っちゃってえよかった
      らこーひーでもごいっしょしていただけませんかぁと誘われたらもう童貞やぁぃぁ
      ぃ管理人という自負以前に人として断われず、コーヒーを飲もうと喫茶店を探すが
      どこも混んでいたりドキュンがいたりで結局居酒屋に入ることになり、彼女は酒が
      好きなのか照れくさそうにビールを頼みAGStarはウーロン茶を頼んでところであな
      たは誰でしたっけという彼の問いがおかしかったのか大笑いされて少し赤面する。
      ひさしぶりにプライベートでぁぃぁぃ以外の人と喋ったなと思っているといつのま
      にか0時を回っていることに気づきしまった終電がない会社に泊まろうかカプセル
      行きかと大慌てする自分はまさに逝ってよしだとくだらない冗談をかましていると
      ビールをさらに1杯と冷酒を1本飲んだ女がもたれかかってきて酔っ払いましたあ
      なんて呟いていて俺はレイプ野郎みたいなドキュンじゃないんだドキュンならお持
      ち帰りするのだろうが俺はそういうのは嫌なんだと必死に理性が脳内弁論しつつも
      女の肉体というより人のぬくもりに直に触れたことで心臓が動悸動悸しているのを
      自覚する。しょうがなくラブホテルに入り泥酔状態のまるで死体のような女をベッ
      ドに降ろしてからフリスクを一度に5個も噛んで少しむせる。あらためて女の顔を
      観察すると重苦しくないさらっとした黒髪が額に垂れていて折れるように手足が細
      くCCさくらちゃんが中学生になったくらいの胸のふくらみ、合コンに出るような
      淫売ドキュン女とは思えない上品な顔立ちで服装もいやらしくなくオタ臭くもない
      なかなかきれいな女だということに気づいてAGStarらしくもなくうろたえてしまう。
      しかし酔って男にホテルに連れこまれるような女だぞエイジと自分を叱咤して狭い
      ソファーに横になりながらi-modeでぁぃぁぃを閲覧しようとしたらうーんと寝返り
      を打った女のバッグが床に落ちてなんで私が女のバッグなど拾わなきゃいけないん
      だそもそも私はこういう汚いところにいるような人間ではないのだとぶつぶつ心の
      中で書きこみながらふと目に入った手帳のページにstrangeworld.orgという文字列
      を発見して度肝を抜く。私のスタイルとして人の手帳を盗み見ることはしたくない
      のだがと思いながらもぱらぱらと手帳をめくろうとしたところで再びうーんと女の
      寝言がしてあわてて手帳を閉じる。とりあえず落ちつこうと考えたエイジはトイレ
      に入って幼女の素股で射精する妄想で一発抜き、酔いが残っているせいもあって
      眠気が襲い、この女と偽装結婚してさくらちゃんみたいな女の子を産ませたらそれ
      はそれでなかなかいい人生が送れるかもしれないなあとバカなことを考えて寝た。
      朝起きて女の姿がないことに気づき鏡を見たら「神風AGStar参上!!!1+1=2」
      と口紅で大きく書かれていてあうあうあーと声に出して硬直しその日は遅刻した。



おまけ

 投稿者:   投稿日:2000/08/27(日)12時58分45秒 

      AGStarの日常 池袋編

      「ギャハッ!なにぃあのダサい奴(プ」
       「君達、私を笑うとは無礼な奴等だ。親に言いつけてやるぞ」
      「っはっはぁ〜?勝手にやればぁ?悪臭剤(ヲプ」
       「貴様ら・・・俺の正体を知ったらビビってプルプルしだすぜ(w」
      「ヲプププッ、肥溜めプールの監視員だろ?プ」
       「フフフ、そんなこと言って後で吠え面かくなよ!お前ら全員弾いてやるからな!」



第一話  投稿者:   投稿日:2000/11/11(土)13時15分03秒  ■  ★ 

      「ウィーン」
      CD-Rが焼き上がり、ドライブが颯爽と開く。
      出来上がったCDは少し暖かく、そして今日の太陽もまた冬にも関わらず
      柔らかな日射しでこの部屋を暖めてくれる。
      「んー・・・気持ち良い・・・。」
      女の名前は星英子。インターネットで怪しいワールド2という何千何万
      もの人が毎日アクセスする大規模な掲示板の管理人である。勿論、取り
      扱われる内容は決して他では見ることの出来ないアンダーグラウンドな
      内容で、これまでにも数々のタブーを覆してきたのだ。彼女はその掲示
      板をとても愛し、そしてまた試練を乗り越えるかのように幾多の問題に
      真っ向からぶつかっていった。その彼女の弛まない努力によって、この
      アングラ板は公安にマークされつつも存続しているのであった。

      彼女はまた、インターネットというものがとても好きだった。何か嫌な
      事があった時にすぐにインターネットに接続する。そして彼女はそのイ
      ンターネットの匿名性を利用して数々の人格に成り代わり現実の自分と
      は違う自分を演じる。これが彼女のストレス解消法なのだ。

      例えば怪しいワールド2では彼女はアニメお宅で童貞というとても冴え
      ない男性を演じている。彼女はとてもそういうキャラが好きなのだ。
      マゾヒスティックな部分があるのであろう、自分が惨めで哀れだと感じ
      る程、彼女は股間を淫液で浸す。そういう女なのである。

      かと言って実際の彼女も、そう満たされている環境ではない。
      会社を辞め、結婚に焦る三十路前なのである。出会いの場もあまり無く
      大学時代の友達の結婚の知らせを聞くたびに彼女はひどく焦りとそれと
      同時に寂しさを感じる。不思議な事に、自分が本当に惨めで哀れだと感
      じても彼女は前述のような感覚にはならない。我が侭(わがまま)な女な
      のである。

      「トゥルルルルルル・・・」
      電話が誰も居ないリビングに鳴り響いた。彼女は慌てて取りに行く。
      「はい、星です。」
      「あ、英子か?安藤だけど・・・。」
      「健二さん・・・もういい加減にしてください・・・!」


第二話  投稿者:   投稿日:2000/11/13(月)12時37分37秒 

      「英子?あんねー、用件だけ言うわ、お前AVに出ろ。」
      「は!?」
      「明日、秋葉原デパートの前で待ってるわ。」
      「ちょ、ちょっと・・・」
      「・・・ツー・・・ツー・・・」
      安藤健二という男は常に冗談を言わない男である事は英子も良く知っていた。
      この男には何度泣かされてきた事か、英子はこの男の名前を聞くだけで身震い
      と吐き気をもよおす程になっていた。

      しかしそんな横暴な安藤健二に対し、英子には逆らえない事情があったのだ・・・。
      英子がその昔、交通事故にあった際、大量の出血に対し早急な処置が必要となっ
      ていた。しかし彼女の血液型はRH-AB型という極めて特殊な血液型であり、親族
      の血液ですら輸血は不可という最悪の事態に陥ってしまったのだ。
      そんな時この安藤健二という男が現れた。幸か不幸か、彼は英子と同じく特殊な
      血液の持ち主だったのである。

      一時は命の恩人として感謝していた英子だが退院と同時にすぐに安藤は英子の体
      を求めんが為に執拗に迫っていった。また英子も、そういった事情があるので邪
      険にする事は出来なかったので、つい体を許してしまったのだ。

      そうして英子は、内容が内容だけに誰にも相談する事が出来ずに今に至るのである。
      しかしある人を除いて、なのだ。そのある人とは森田雅美である。

      まだ出会ってから日はそう経って居ないものの、英子は不思議と雅美にだけは何で
      も相談する事が出来た。何故かというと、雅美は安藤と昔からの知り合いで、安藤
      の事を良く知る英子唯一の友達なのである。

      英子は安藤からの電話が切れた時、すぐに雅美に電話をかけた。
      「もしもし・・・星ですが・・・。」
      「やほやほ、英子ー?元気ー?」
      「また健二さんから電話があって・・・。」
      「・・・そう。なんだって?」
      「・・・AVに出る為に明日秋葉原デパートの前に来いって。」
      「ふーん・・・。」
      「・・・。」
      「・・・。」
      微かにスゥっと息を飲む音がした。その時
      「もういい加減にして欲しい!あの人をどうにかして!お願い!」
      英子は泣き崩れた。今までの辛い思いが自分の脳裏に焼き付いて離れない。
      「英子・・・。」
      「雅美さん・・・。」
      「英子・・・貴方が悪いのよ・・・。」
      「!?」
      英子は受話器越しの悪意に身震いした。



 投稿者:   投稿日:2000/10/03(火)02時54分24秒 

      ( 'ー')「星さんってインターネットで動物園持ってるって聴いたんですけど
              どういうことなんです?」
      (゜ー゚)「動物園? ...」
      ( 'ー')「私インターネット始めたばっかりだから全然わかんないんですけど
              真名さんが言ってました」
      (゜ー゚)「いや..それはない」
      ( 'ー')「星さん動物好きなんですね。 私、猫飼ってるんです」
      (゜ー゚)「ぁぁ..そうなんだ..」

              そして彼女の猫談義が続く
              早く帰って何時もの生活に戻りたい星だった

      沈黙

      ( 'ー')「...星さんって、付き合っている人いるんですか?」
      (゜ー゚)「いや..それはない」

              2Dの世界にいる人だとは言えなかった星。
              酔いのせいなのか、この雌に合わせている自分が
              堪らなく辛いと同時に緩やかな気持ちになっていることを
              否定しながらも感じていた

      ( 'ー')「星さんって、全然私の話聴いてくれませんよね?」
      (゜ー゚)「いや..それはない」
      ( 'ー')「私の事は嫌いですよね?」
      (゜ー゚)「いや..それはない」
      ( 'ー')「入社してずっと星さんの事見てたんです
              星さんは私どう思います??????」
      (゜ー゚)「................ぁ..」


 投稿者:   投稿日:2000/10/03(火)03時27分13秒 

          ....沈黙が支配した
          星英二の生体電脳は答えを出しえなかった
          電脳世界と違う現実
          経験で解法を導き出せる問題では無かった。
          星は時間を稼ごうとした。

      (゜ー゚)「可愛いよ」

              これ程巧い台詞を紡ぎ出せた自分を誉め称えた
              伊達にエロゲーをプレイしていない。
              最近のエロゲは女性がシナリオを書いているのも多い。
              雌に対して、当たり障りのない台詞を学習していた
              自分を誉めてやりたい気分だった

      ( 'ー') 「........うれし..」

              自分が星に「可愛い」と言われた。
              会社では皆に冷たいとか言われている星さんが
              私のことを可愛いって言ってくれた
              星さんが私のこと可愛いって言ってくれた。
              
              星さんも私の事好きなんだ!!!!!!!!!
              こんなに嬉しい事は生まれて初めてだよ!!!!!!1

      (゜ー゚) 「はは...」

           星は社内に波風を立てたくなかった
           それなりに疲れないしごとだったから
           この娘も悪い娘じゃないから普通に接したつもりだった
           しかし中途半端な優しさで辛くなることを星は予測出来なかった


 投稿者:   投稿日:2000/10/04(水)02時56分54秒 

      (゜ー゚)  そろそろ終電だな
              帰さないとまずいな。

                      星は思い悩んでいた
                      今までエロゲで経験したことを出せば
                      この雌は今から俺の物になる!と
                      しかし機嫌を損ねても正規のエンディングを見ることはできないなと。
                      確かに好き勝手した後だから逮捕されたりするエンディングも
                      あるかもしれない。 それは困る。 困る。

      ( 'ー') 「私、今厚木に住んでるんですけど、星さんはどこに住んでいるんですか?」

                     厚木という単語を聴いて時計をみる星。
                     時間は02:03分だった
                     終電どころの話ではない。

      (゜ー゚)  「....いや....都内だけど........」

              困った、泊めてとか言う気じゃないだろうな?
              それは困る。 本当に困る。
              
                     星の困り具合を察したのか謀略なのか
                     可愛らしい細身の腕時計に焦点を合わせ彼女は言った

      ( 'ー')  「あっ..と、私帰ります。 星さんすみません
                 私....今..酔ってますよね。 酔ってますけど
                 嘘は言ってないですよ。 本当ですよ。
                 星さんごめんなさい、ごめんなさい」

      (゜ー゚) タクシーが来た。
             このまま彼女をタクシーに押し込んで20000円位を運ちゃんに
             渡しておけば今日の事は無かったことにできるだろう。
             酔っているしな。
             
      ( 'ー') 「あれぇ? 星さん? 私さっき言ったでしょー。
                星さんと泊まるって!!
                言ったけど.....言って無かった?........恥ずかしいよ」



>   投稿者:   投稿日:2001/04/22(日)16時19分51秒 

      > > >角田 公子(かくた きみこ)
      > > >主人公との初めての出会いは、教師から追いかけられていて、
      > > >逃げるためにいきなり学園の2階から飛び降りたという衝撃的なものである。
      > > そろそろこういういい加減な設定は止めるべきじゃないのか
      > 貴殿の編み出した新キャラの設定を聞こうじゃないか…

      星 エイジー (ほし えいじー)
      主人公の義妹(●学1年生)、アメリカ人とのハーフ。
      引っ込み思案なお兄ちゃん子で魔術に興味がある
      夜中に部屋から「こいつは弾くか、わらい」などの呪文が聞こえる


  投稿者:    投稿日:2001/05/12(土)13時58分20秒   ■   ★ 

      香港の空手映画が流行したころ、毎日、部屋の壁に向かって
      「アチョー、アチョー」とヌンチャクを振り回す少年がいた。
      その何年か前に柔道ドラマがはやった時は、鉄ゲタで家中をあるき回った。
      「自分を強い者や英雄に重ねたがる」という評判が、職員室にあった。

      小学生の時は、人形劇をまねた「サンダーバードごっこ」に熱中した。
      自分が隊長になった。紙で作ったタスキと帽子を人形につけさせ
      「1号」「2号」……と呼んで従えた。気に入った「隊員」には
      キャラメルに付いているおまけを与えた。中身は自分が食べた。

      のちに「AGStar」と名乗る星英二は、埼玉県熊谷市で
      中流家庭の一人っ子に生まれた。いじめを受け登校拒否になり
      学齢になると大検資格を得、明治大学に入学した。活発な学生が多い中で
      勉強も運動も目立たなかった。体格も貧弱だった。

      あやしいわーるど@デジタルエデンと出会ってから数年後
      星英二はあやしいわーるどIIに君臨する。



 投稿者:宇多田レイパー  投稿日:2001/04/05(木)07時24分19秒 

      「星君、ご飯行こうよ」
      「あっ。それが私、銀行へ行かないと無一文で大変でして。財布の中には
      5円玉が一枚。縁起はいいけどやりきれない。今日のご縁は無かったことに」

       おどけながら逃げる星英二。牛丼を食べながら彼は世界征服の野望の
      シナリオを練るのであった……俺も寝るよ(;゚Д゚)ノ~~



>  投稿者:宇多田レイパー  投稿日:2000/03/29(水)02時13分48秒 

      > > えー、やだー、口説かれたりしないよねー?
      > それはそれで面白い。

      「もしもしー?」
      「……」
      「もしもしー、えじーすーたーさんですかぁ?」
      「……はい、私がAGStarですが」
      「うそー、本物のえじーすーたーさんの番号なんですかぁ?」
      「そうですよ。エイジイスタア、です」
      「えじーすーたーさん、けっこう声かっこいいですねー」
      「そうですか?」
      「えー、実はアニオタとかじゃなくてけっこうもてるー」
      「いえ、掲示板で書いてあるとおりですが」
      「ふーんそうなんだ。アジスタさんって面白いですねわりと」
      「あの……ところで、何か? というか、あなたは」
      「ギコギコしてたら電話してみろって掲示板で言われたからかけたの」
      「……」
      「また電話してもいい?」
      「あ、これ普段電源入れてないんで……」
      「じゃあたしの番号教えるから、かけてきて」
      「いや、その」
      「メール送っとくね、またねアジスタさん。管理人がんばって(ツツーツツー」

       この夜、AGStarは恋をした(つづく)。


>  投稿者:宇多田レイパー  投稿日:2000/03/29(水)02時30分06秒 

      > AGが書き込んでないが
      > 電話の応対で大忙しだからか?

      「もしもしー」
      「……ああ、はい」
      「メール見てくれたー」
      「いえ、もう寝ますので……」
      「うっそーひどいーケイタイの番号送ったんだよーかかってくるの待ってたん
      だよーかかってこないんだもん今夜みんな本店とか行っちゃってどこも人いな
      くてつまんないのにうそー信じらんない」
      「(喉咽を詰まらせながら)あの、あなたは」
      「アングラスターさんと電話で話したってキューの友達に話したらすっごくす
      っごく羨ましそうにしてたのにー」
      「キュ、キュー?」
      「アイ・シー・キューのことだようそ知らないのアングラスターさんのくせに」
      「エイジイスタアです」
      「きゃははアジスタさんってけっこう言い方とかこだわるよねーやっぱりオタ
      って感じなのかなこまかいタイプでA型ってよく言われない?」
      「あの、用事とかそういうのは」
      「ってゆーかあたしも眠いからやっぱり寝るわじゃーまたーねーおやすみなさ
      ーい(ツツーツツー」
      「……」

       初めて、壁紙のCCさくらちゃんが色褪せて見えた夜だった。



番外編

 投稿者:さくら  投稿日:2001/05/13(日)04時38分58秒 

       小学一年生の時、初めて私は俗に言う「アンダーグラウンド」の合評会に
      出席した。あやしいわーるでは酒鬼薔薇所聖斗の本名が書き込まれ、掲示板
      荒しが盛況だった時代である。
       その日は雨で、暗い部屋に十人ぐらいの男女(女は私だけだった)が円に
      なって座っていた。新参の私は隅で小さくなっていた。
       アニメのキャラクターのプリントがはいったよれよれティーシャツを着た
      蒼白な男がそばにいた。あとでわかったのだが、彼がなむる氏だったらしい。
       そのなむる氏を獲って喰うかの如く、辛辣なアニメ批評をあびせている人
      がいた。その人は他に人とは違い惨めな服装をし、右手には一体のドールを
      とても大切そうに握っていた。そして自分の発言が終わると口をへの字にま
      げた。
       岩射氏と初めて会ったのこの日で、辛辣な言葉を吐き、口をへの字にまげ
      た男が彼だったのだ。
       終わって一息ついていると、人なつっこそうな笑顔を浮かべた人がやさし
      く声をかけてくれた。

      「ども。俺はうんこ漏らした。笑い」
       
       これが切っ掛けで私は岩射さんの家もたびたび遊びにいくようになった。
      
       カルト駅をおりて何もない一本道をしばらく歩くと彼が妹さんと二人で
      住んでいる住宅街があった。当時、妹さんは御病気で療養所におられたので
      ある。彼はパソコンに向かって何やら面倒臭そうにキーを打ち込んでいた。
      
       あやしいわーるどIIの管理人になっていない頃の彼だから生活のため
      「何でも引き受ける」ことにしていたらしい。おびただしい掲示板荒しなど
      もその仕事のひとつだったと思う。
       ドールにたえず手をふれ、口をへの字にまげ、あやしげなスクリプトを走
      らせ、ひとつ荒しおわると、最後にギコハハハとポストし、そして次の掲示
      板にとりかかる。私は横で、岩射さんのこの世のすべてが面白くなさそうな
      顔を飽きずに眺めていた。
       その翌年、私はBLACKOUTに留学してしまったため、二年近く、岩射さんと
      は御無沙汰した。
       帰国して久しぶりにおたずねすると、御病気だった妹さんも退院され、家
      も新築され庭には池までもあった。岩射さんはあやしいわーるどIIの管理
      人になっていたのである。
      「ずいぶん、われ厨を飼ってますね」
      と彼の掲示板を見ながら言うと、
      「世の中が面白くねぇからわれ厨を飼うんだ」
      と岩射さんは答えた。
      「面白くない」「つまらん」というのは当時の岩射さんの口癖で、一緒に歩
      いていても時々、右手に持ったドールを見ては、
      「俺と一緒に死んでくれるか・・・」と
      ひとりごとの様につぶやき、もう人生は長くないような表情をするのだった。
      びっくりして妹さんにうかがうと、「いつものことですよ」と少しばつの悪
      そうな笑顔を浮かべられた。
       いつも不機嫌で世の中すべてがつまらなそうな顔をしていたのは、まだ
      一部のあやしい古参が彼の才能を本当に認めていないせいかもしれない。
      その為にも彼にはもうちょっとだけ寛大になってくれることを私は心の底から
      願った。



  投稿者:ハッカ飴  投稿日:2000/12/09(土)00時42分45秒  ■  ★  

      AGStarこと弘隆の母でございます。
      掲示板への突然の書き込み、失礼致します。

      このたびは、息子の弘隆がインターネットで皆様に大変ご迷惑を
      おかけしているそうで、深くお詫び申し上げます。

      息子は生まれたときから体が弱く、そのため小学校などでは友達の輪にも
      溶け込めないことが続き、変な人形やアニメで時間をつぶしている日々が
      長かったためか、大人になった今でもあまり人とうまく関われず、自室に
      篭もってしまう時間が長いようです。

      そんな生活の中、息子が「AGStar」という名前でぁゃιぃわーるどIIの
      管理をするようになってからは、一人の人間としての自覚が少し生まれて
      きたようです。
      夕食時では、今までは会話が弾むことも無かったのですが、
      最近は「今日ぁぃぁぃで、ドキュンがさあ」とか「自意識過剰のなむるは
      人間性に問題があるよ」と、とても楽しく話をしてくれるようになり、
      息子の話を聞きながら食事をするというささやかな幸せを主人ともども
      かみしめております。

      先日、息子の部屋に入ると、パソコンの画面いっぱいにユイというアニメ
      キャラクターの画がありまして、また楽しいことがあったのか、
      かすかながらも今までにそう見せたことのない笑顔の息子は、
      たくさんのみなさんから頂いたメールを私に見せながら、
      「ぁぃぁぃを死守するにはこいつらみんな生首おんぷたんなんだぁ」などと
      説明してくれたのです。
      その様子は、息子が掲示板に書いた言葉を借りますと、
      「あたかも国民が少なくてお年寄りばかりの国の王子さまが先進国に来て、
      たくさんの若い女の子に囲まれてウキウキしているかのような幸せな様子」で、
      親としてもうれしく思ったものです。

      ご迷惑をおかけした方には弁解の言葉もありませんが、
      私の人生のすべてをかけてお詫びしていく所存でございますので、
      今回のことはなにとぞお許しいただきますよう心からお願い申し上げます。

      また息子をあたたかく迎えてくださったみなさまには
      これからも息子をあたたかく受け入れていただけるよう、切に願っております。
      よろしくお願い申し上げます。

      AGStarこと弘隆の母
      登美子



>AGStar  投稿者:   投稿日:1999/11/23(火)07時52分33秒 

      > また腐れドキュソがウネウネしてますね(ワラ
      > ここまで高卒をはびこらせたのは管理の失敗でした(ワラ
      > 出会い系サイト行ってネカマ相手にこつこつナンパ滅入るでも書いてればぁ?

      腐れドキュソ?(プ
      女には興味がないとか言ってエロゲキャラ並み純粋な性格の女を追求して、
      自分はふとしたキッカケでその女と出会えると思い込んでいる
      あのアニオタにドキュソ呼ばわりされるとは夢にも見なかった。笑い
      自分が大学入れたもんだから高卒を罵倒したくて仕方がないのか?
      大丈夫だ、安心しろ。お前は充分高卒レベルだからよ(プ
      まあ、さすがチャットでネカマを指摘されて怒り狂う幻想オタクだ。
      図星を指摘した気分に浸る低脳アニオタは、
      自分の望む女を永久に待ち続けて、ふとある日に自分の愚かさに気付いて死ねばぁ?(プ


>暴露君  投稿者:ありす  投稿日:2000/08/19(土)03時54分28秒 

      > AGStarの正体まだぁ?

      ハンドル :S・V・O・C
      主な生息地:センターネット
      生息地ID:GUEST
      嫌いな理由:
      隠れ共産党員で北朝鮮を崇拝する危険人物。極端な社会・共産思想の持ち主で、
      日本は共産主義になるべきたとまで言い放った。
      みずからは社会情勢も把握できない山奥からアクセスし、首都圏人をまるで歪んだ
      人種であるかのように決めつける。(自分が歪んでいるとは気づかずに)
      さらには結婚までは絶対SEXをしないという童貞主義者。
      にも関わらず彼女が居ると言い張っているが、SEXもしていないのに彼女呼ばわり
      されている女は気の毒である。ここからも相当な自意識過剰な人物像が想像される。
      相当偏った思考の持ち主で、噂ではある新興宗教に身を染めているらしい。
      センターネット連続マクロアップ事件の犯人では無いかという疑いもある。
      アクティブメンバーに対しては媚へつらい、他の人間の書き込みに対しては偉そうに
      反発する。しかしポッと出の小沢という男の攻撃にムキになったまま我を忘れ、
      事ある毎に「自作自演だ」とオウムの如く叫びまくり、スマイル始めアクティブ
      メンバーにも愛想をつかされる。
      得意技は「小沢の自作自演だろ?(嘲笑)」「俺の勝ちだ(笑)」
      つい最近復活したが、またしても意味不明な言動に、無名の人間達からことごとく
      叩かれ消えうせる。自分の無様な様子を消す為に、今回のマクロアップの犯行に
      及んだと考えられている。



 投稿者:   投稿日:2000/02/26(土)00時40分44秒  ■  ★  

      それは不毛だった毎日。大学にも行かずそれを叱る人も存在せず昼夜逆転する毎日。
      気が付けばそこに居た。自分が存在出来る場所を見つけた秋の日の事だった。

      大学入学祝いで買い与えてもらったパソコンでは基本的操作を身に付けてはみたものの、
      使い道と云えば毎晩テレホに馴合いチャットをしているような生活だった。相手に気を
      使い場の雰囲気を読まなければならない。最初はそれでも楽しかった。即座に自分の言
      葉に反応する顔も知らない何も知らない電話回線の向こうの人間。今までの自分独りで
      黙々とプレイするテレビゲームでは味わえない生の反応。しかしそう思える事も無くな
      っていく。ネットでも引き篭もる。ワレズを落とすだけの毎日。それが今年の夏の日。

      9月の末くらいだろうか。どういう経緯で着たかは定かではないけど、そこに俺は常駐す
      るようになった。次々と現れる空白の書き込み、ここでは自分も空白となり空白という
      存在に同化できる。それは例え古参であろうと自分のような新参であろうと全ては空白
      であり何の意味も持たない。まるで人類が補完された姿のような錯覚を俺は何度も受けた。
      ここに居ればいい。そう思う18歳引き篭もりの秋の日の事だった。

      この世界にはいろいろなルールがある。もちろん全てが知りたくて過去ログも読み漁った。
      一行チャットから始まり今のような世界へと変遷していく様を読んでいく度に心臓はドキ
      ドキだった。あの頃、中学3年生のときにエヴァンゲリオンを見ていた自分を重ね、あの頃
      の自分がここの存在を知っていれば、世間的に見れば今より悪い方向と言えど人生は変わっ
      ていただろう。

      高校中退し大検取得し3流私大に合格し引き篭もり、テレホに加え昼まで常駐気味になる
      自分が居た。
      自分の名前があるいわゆる表サイトと呼ばれるようなものも有りはしたが、特に活動はし
      ていなかった。数少ない仲間内、それは2〜3人の付き合いだった。書き込みもカウンタも
      増えないメールもこない、一応存在するだけの場所となり結局自分の居場所はIIだけだっ
      た。何も得れない毎日だったのかもしれない。しかし自分にとってそれは最高の日々なの
      かもしれない。でも決めていた。今はこの生活を続けても、2年生になる4月からは真面目
      に学校へ行こうと。しかしそれを前に、自分にとってもそしてIIにとっても絶対的な管理
      人であるAGStarが消えていく。

      あやしいわーるどにはIIの他にも書き込みが多い掲示板はあった。しかしそこの空白達と
      補完し合えるようには確実になり得ない。他にも2chという大きな掲示板の集合体もあった。
      やはりそこに自分の入る隙間は無かった。俺は駄目なんだ。仲間が空白が居て、そしてAGStar
      という存在が無ければ駄目なんだ。ときには新参扱いされても、逆に新参扱いしても、嫌な
      奴を罵倒しても罵倒されても、マジレスしてもマジレスを要求しても、その全てがAGStarと
      いう存在があり自分も空白として入り込めたのだ。今思うことは、ただ、ただもう一度頑張
      ってもらいたいという事なんです。しばさんの管理する板が立ち上がるまで続けるんじゃな
      かったんですか!

      昼間にする事も無くて、なんとなく回線を繋ぎ、行く場所はひとつだけ。

      「AGStarいる?」

      「いるよ」

      この光景が永遠のものになりますように・・・



     AGStarの野望 その1 その2 屋根裏部屋 あおいFucker


Remix & II & @ミレニアム & @クリ島 からの転載をまとめたものです。


特別リンク:AGStar語録 First Stage AGStar語録 Second Stage ぁぃぁぃ日記


コンテンツ:びでメール エロゲ 森の妖精 ルーザー 湖畔論 スワティ 替え歌 (゚Д゚)ハァ?

   gsの野望 空白の妄想 クエスト まったり 文学系 ぴかちう 油日記 ぶり読み ミーシャ


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